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2005年12月30日
責任の明確化
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あるプロジェクトをやっている時の話である。みんなで全体を一緒にやっている時は何だかしまりの無い仕事ぶりだった。そこでメンバーの担当を明確にして、担当者の名前が外部に明示される方式に変更した瞬間、プロジェクト全体が引き締まって仕事がきれいに出来上がる、という経験をした。このことから学んだことは責任を明確化することが担当者に対する大きなプレッシャーになるということであった。
しかしこのようなネガティブな意味だけではなく責任を明確にすると良いことがある。それは自分の仕事であるという意識が、仕事に対する愛着というか所有感のような感情を芽生えさせ、仕事を超えたレベルで完成度を求めるような行動を取ることがあるというケースである。
例えばこの仕事は自分にしかできない、自分だけに任された仕事だ、と思うと誰でも出来て、自分だけがやっているのではない場合と比べ使命感が強くなる。また自分のもの、という意識がプラスに働けば、よりよいものを作ろうという意欲が極限まで高まり、結果として期待以上の成果を産みだしたりする。
誰でも良いからやってくれ、みんなで一緒にやってくれ、という仕事の指示よりあなたにお願いしたい、あなたにしか出来ない仕事をお願いしたい、と言われた方がそのアウトプットは明らかに向上すると思う。
しかしそれが可能になるのはそんな指示ができるような目利き能力が前提となる。それぞれの人にどんな能力があるかを見極めなければならないからである。責任の明確化とは指示する人間の能力を逆にあぶり出すことにもなるのである。
責任の明確化とは目利きをして人とという資源を最適配分することが前提なのである。
投稿者 shinoby : 2005年12月30日 00:50
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