2006年5月30日
才人

この本の著者、米原万理さんはテレビ番組のコメンテーターとして出演されているのを何回か見て、底知れない才能を感じていた。無駄のない言葉から発する教養、深みのある知識、凄みのある存在感がテレビからも感じられる人であった。
最近テレビで見ないと思っていたら、週刊文春の「読書日記」に米原氏が連載をしているのを発見した。そこで彼女が書いていたのは自分のガンとの闘いの体験記であった。ガンの治療法の何を信じ、何を信じてはいけないかという自分の納得感を得るために手当たり次第に様々な治療法を探し、実践し、自分の結論を出していく。病気と闘う人とは思えないパワーが行間から漂う、迫力ある文章。自分の病気を治すためではなくむしろ真実を知りたい、調べ尽くしたいという彼女の好奇心のようなものが行動の原動力になっているように思えた。
そんな米原さんが昨日亡くなったというニュースを聞いた。一度もお会いしたことも無いし、本当はどんな人かもわからない。こちらが勝手に思い込んで崇拝しているだけなのかもしれないが、彼女の書いた文章を味わって読むと、才能だけではなく人間としての味わいのある魅力的な人だったのではないかと想像してしまう。
心からご冥福をお祈りいたします。
投稿者 shinoby : 2006年5月30日 08:17
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コメント
人として 味わいのある文章は 内藤君や松犬には 書けないのです
人に対する意識の 違いが 大き過ぎる
反省なき集団は いずれ滅びるでしょう
とりあえず1番 ゲット
投稿者 およよ : 2006年5月30日 09:32
私は、気に入った彼女のエッセイ@新聞を
切り抜いて保存していました。
それをこの機会に
私のブログに書いておきました。
故人の冥福をお祈りいたします。
投稿者 morise : 2006年5月30日 10:56
マネクソと外資と機関投資家。
そろそろ空売り手仕舞いして買い上げろ。
投稿者 ノイズ : 2006年5月30日 11:15
いかに損したといっても、お悔やみの文章に対してこの荒れたコメントとはね。色んなひとがいるという、社会勉強になりました。ありがとうございます。
投稿者 コメント : 2006年5月30日 21:37
Shinobyのおっしゃる通り米原万里さんはものすごい存在感のある方でした。
ノーベル平和賞を受賞したゴルバチョフ氏の通訳としていらした米原さんに仕事場でお会いしましたが、通訳というよりも「ゴルビー」の親友のような雰囲気で、圧倒的な存在感でした。頭の回転は早いし、お話は面白いし、取り巻くお偉いおじ様方もゴルビーと万里さんのやり取りに圧倒されっぱなし。隅っこで見ていた私は彼女の魅力にすっかりひかれたものでした。
こんな方にはもっともっと生きていただいて魅力的な生き方を見せていただきたかった。まさしく太く短くお生きになりましたね。天国でももしかして神様を煙に巻くような冗談を言ってらっしゃるのかもね。万里さん安らかに。
投稿者 FT : 2006年5月30日 23:50
米原万里さんがお亡くなりになったんですか、初めて知りました。
以前、「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」という彼女の著作を読んで、いろいろな体験をした日本人がいるのだなと感心すると同時に、活き活きとして温かみのある文章に心惹かれたことを思い出します。
顔も声も振る舞いも存じ上げませんでしたが、ここでのエピソードを読んでますます興味が湧くとともに大変残念に思います。
ご冥福をお祈りします。
投稿者 Soul_Flower : 2006年6月 1日 00:17
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