2006年6月30日
一口坂 阿づ満や
30度を超える炎天下、すでに少し夏バテ気味である。午後から九段下会場でセミナー講師をする機会があり、久しぶりにおいしいうなぎが食べたくなった。
阿づ満やは一口坂にある老舗のうなぎ店である。2階の禁煙部屋に上がると静かな時が流れるのんびりとした空間に浸ることができる。うなぎは出来上がるまでに時間がかかる。この待っている間の感覚はうなぎならではの楽しみである。
出てきたうなぎは相変わらずの味である。香り良し、身のやわらかさ良し、ご飯との相性良し、と言うことが無い。
食べ終わると何だかすっきりとした気分でエネルギーが湧いてくる。午後からの仕事の前の1時間足らずの時間であったが、気持ちも体もリフレッシュされ、元気になることができた。
阿づ満や
千代田区九段南4-5-12
03-3261-0601
定休日 日祝・第2第4土曜日
平日 11:00 〜 14:00 / 17:00 〜 20:30
土曜 11:00 〜 14:00 / 17:00 〜 20:30
投稿者 shinoby : 05:44 | コメント (2) | トラックバック
2006年6月29日
「話せぬ若手と聞けない上司」
高校時代の友人山本直人氏から「話せぬ若手と聞けない上司」が送られてきた。通勤の電車の中で一気に引き込まれるように読み終えた。
この本は上司と部下のコミュニケーションを考えるのがテーマのように見えるが、実はそんなテクニックを扱った本ではない。もっと人間の根本的な思考、行動を見つめなおすことによって人間としての魅力を高めることからコミュニケーションを改善していこうというヒントが散りばめられたエッセイである。
例えば82ページにお金に関する出来事が紹介されているが、お金は使い方を考え抜くことから何かが見えるのではないか、と説く。
また120ページでは「無駄は美徳」という大学時代の経験を紹介する。役に立たないことこそが人生を豊かにするという「遠回りのススメ」である。
読んでいるうちに、上司でも部下でも、本気でやらないと何も伝わらないという当たり前のことが腹に落ちていく。建前にとらわれ、その場しのぎでごまかさないことが解決への一番の方法である。著者の経験にはそんな共通の思いがあるように見える。
ノウハウ本ではない。読んだ後にすがすがしさが残る。コピーライターとしてのセンスも光る「作品」である。
投稿者 shinoby : 06:21 | コメント (4) | トラックバック
2006年6月28日
「資産」3分法より「子孫」3分法
<業務連絡>
7月3日開催、東証との共催で15回目になる「ワーキング・ウーマンにおくる資産運用のすすめ」はまもなく締切になります。お申込はお早めにどうぞ(定員は180名です)。
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ウェスティンホテルでのセカンドライフ プレミアムセミナーにパネラーとして参加した。
JPモルガン・アセット・マネジメントの三木桂一社長とマネープラス編集長の荒木さんの3人でこれからの資産運用について本音トークを1時間半。会場は600人近い応募者の中から抽選で選ばれた150人。会場で熱心にメモを取る参加者の皆様の姿が印象的だった。
三木さんの話はグローバルな資産運用会社のトップならではの興味深い内容だったが、中でもプライベートバンクの話が面白かった。
優秀で評価の高いプライベートバンカーは顧客の資産運用のニーズを汲み取る能力が高い人なのだという。運用の巧拙も重要だがそれ以上に何をしたいかのニーズに対応する方が評価されるということだ。
考えてみればプライベートバンクと言っても錬金術のような特別な運用方法があるわけではない。プライベートバンクを利用しなくても個人投資家はコストが下がりバリエーションが広がった商品を活用してプロと比べても遜色の無い資産運用をすることは可能になった。
運用の巧拙の分かれ目は「コストの高い商品に手を出さないこと」。端的に言うと「ハイリスク・ローリターン」で運用しないことである。これができない個人投資家が多いのである。だからコンサルティングの価値があるのだ。
また欧米のプライベートバンカーは運用だけではなく相続や税金などお金のすべてを取り扱う。相続についてもどうやって自分の資産を子孫に残すかを合理的に考えるらしい。子供を何人か育て、いくつかの別々の国に留学させて子供たちの居住地を分散させるのだという。「資産」3分法ではなく「子孫」3分法とも言える究極の分散方法である。
いずれにしても運用の前にお金を殖やす目的をしっかり聞いてそれに対する処方箋を作るという手法は個人が「いつまでにいくら」から考える「資産設計」の手法に通じるものがある。やみくもに資産を殖やす前に考えることがあるのだ。
投稿者 shinoby : 06:17 | コメント (5) | トラックバック
2006年6月27日
肉の甘み
留学時代のクラスメイトでスーパーグルメな友人とこのお店で焼肉を堪能した。焼肉といっても韓国風ではなくステーキに近いような和風の味である。
お店は日赤病院の正面と決して便利な場所ではないが、逆にその立地がマニアックな感じで期待させる。入口には精肉店のようなショーウィンドーがあって店内は個室にで広々している。
友人おすすめの盛り合わせを頼んでみた。個人的には肉の中ではロース、カルビよりもモツやタン、レバーといった内臓系が好みなのであるが、ここのカルビ、ハラミ、ロースは絶品であった。何と言っても肉に甘味がある。柔らかく脂が乗りすぎず意外に淡白なのに味わいが深い。ステーキはわさびで食べる。
結局レバ刺しも上タンも頼んでしまったがこのお店なら内臓系が無くても満足できるクオリティである。
そして最後のテールスープも絶品だった。白濁したスープは濃厚でとろりとした味わいが最高だった。思わずご飯を入れて一緒に食べてしまう味。気がつくと食べ過ぎでお腹が張り裂けそうになっていた。
お店の人のホスピタリティが感じられ満足度の高いお店であった。
牛の蔵
東京都港区南青山7-13-13
JIN&ITビル1F
03-5766-7566
投稿者 shinoby : 06:20 | コメント (3) | トラックバック
2006年6月26日
札幌 日帰り
<業務連絡>
福岡、名古屋のセミナー募集も開始しました。
早稲田オープンカレッジも先着順受付中です(定員60名)。
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日帰りで札幌の勉強会に参加した。1時の飛行機に乗って千歳空港には2時40分に到着。JRで新札幌まで行き、地下鉄で東札幌へ。そこから徒歩で会場であった。到着したのは開始の15分前。飛行機が遅れていたら遅刻になりそうなギリギリのスケジュールであった。
2時間「資産設計塾」をベースにしたセミナーを行い終了すると6時過ぎ。帰り道はまた新札幌経由である。このまま帰るのも何だか癪なので、偶然見つけた新札幌のラーメン店「北の大地」に寄ってみた。新札幌の駅のビルにある目立たないラーメン店であったが清潔な店内に期待が高まった。
無愛想なご主人が前金500円で味噌ラーメンを淡々と作ってくれる。出来上がったラーメンはまさに地元の味。湯気が出ていないのにとにかく熱い。そして濃厚な味と塩分の強いガツンと来るラーメンである。具材はシンプルであるが最後まで食べ飽きない地元ならではの味であった。
食べ終わるとそのまま千歳空港に戻り、8時20分の飛行機で羽田へ。帰宅は11時になってしまった。家に帰ってからもナゼか余韻の残るラーメン。価値ある500円だった。
北の大地
札幌市厚別区厚別中央2条5丁目
(JR新札幌駅改札口前)
電話番号は不明
投稿者 shinoby : 07:27 | コメント (1) | トラックバック
2006年6月25日
攻めの人、守りの人
社内外を問わずたくさんの方と仕事をご一緒させていただくと、能力のある人残念ながら何か足りない人、色々な人がいる。しかしその能力というのは環境によって評価が大きく変わるものだと思う。つまり能力とは絶対的なものではなく、その人が能力を発揮できる環境にいるかどうかだけの問題ではないかということである。
例えば言われたことを完璧に期間内に仕上げる几帳面な人がいるとする。大企業のような減点主義の仕事であれば高い評価なのであろうが、ベンチャー企業であればそれだけでは使えない人材になってしまう。指示を待って言われたことをこなす、自分の範囲だけしっかりやる、だけではなく周囲の状況を察知した柔軟な仕事の進め方が要求されるからである。新しい会社では仕事を取ってこないとはじまらない。つまり言われたことをやる守りの人より攻めの人が重視されるわけである。
100の仕事をやって9割をしっかりこなす優等生よりも120の仕事に無理やりしがみついて8割の達成率の人の方が仕事の達成率は低いかもしれないが、成し遂げた仕事量は多くなる。優等生タイプの人は仕事はできるのに失敗を恐れて最初から自分のできる範囲でしか仕事をしない傾向がある。仕事は完成度も重要であるが、会社経営の立場から見ると仕事量の方が重要なのである。
しかし逆に攻めの人ばかりの会社ではブレーキが効かず、暴走してしまって思わぬ失敗に陥る可能性もある。企業が成長するにつれて守りの人の比率が高くなり、バランスの取れた会社になっていくのだろう。
企業経営では攻めの人と守りの人のバランスが重要であるが、その比率のさじ加減は経営者の大きな責任だ。それは会社にステージによって変わってくる微妙なものなのである。
投稿者 shinoby : 07:56 | コメント (6) | トラックバック
2006年6月24日
セミナー三昧
<業務連絡>
早稲田オープンカレッジの秋学期で開講する「内藤忍の資産設計塾」(カテゴリーはビジネスで検索してください)は順調に受講者が増えています。超初心者対象で定員60名。先着順ですのでお早めに。
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またセミナー集中の季節がやってきた。
今日からほぼ毎日のセミナーがしばらく続く。今日は午後から日経新聞主催のセミナー。FPの横田さんとは初めてお仕事ご一緒させていただくことになった。
そして明日は札幌で勉強会。日帰りで戻りは深夜になりそうである。
月曜日はラジオ日経のレギュラーがあるだけだが、次の火曜日は3人でパネルディスカッション。JPMアセットの三木社長とマネープラス編集長の荒木さんとどんな話の展開になるか楽しみである。
木曜日と金曜日には小さな講演会が1つずつ。
さらに7月3日には15回目となるこのセミナー。
7月にはあと6つ講演会、セミナーなどが入っている。それも東京だけではなく名古屋にいったり福岡に泊まったり・・・・。夏ばてしないように体調を整えて参加してくださる方に価値を提供できるように全力で取り組みたい。
投稿者 shinoby : 07:19 | コメント (1) | トラックバック
2006年6月23日
リクルート

リクルートは出版社ではない。元々は就職情報を提供する会社であった。そんな会社から「住宅情報」「じゃらん」「ゼクシー」などヒット雑誌が次々に生まれていった。彼らの手法は提供できる人と提供される人の橋渡しである。ゼクシーでは結婚情報をまとめて知りたいカップルと彼らに商品・サービスを提供したいブライダル業界の橋渡し、じゃらんでは国内の旅行を楽しみたい人と旅行の情報を提供したい宿泊施設との橋渡し・・・といった具合である。
この雑誌もそんなリクルート社の強みが発揮された雑誌に仕上がっている。作りとしては「住宅情報 都心に住む」に似ている。この雑誌は港区・渋谷区・新宿区・千代田区・中央区・文京区・品川区の都心7区の厳選した住まい情報とライフスタイルを提案する月刊誌であるが、頑張れば自分でも到達できそうな等身大の憧れの登場人物がライフスタイルを提示するというスタイルである。
いずれにしても特集の「刺激的な!週末50計画」はあきれた企画もあるが、興味をそそられるものも多い。20代、30代にだけ読ませておくのは勿体無い。
投稿者 shinoby : 07:22 | コメント (4) | トラックバック
2006年6月22日
アラン・ホールズワース
<業務連絡>
早稲田オープンカレッジの秋学期で開講する「内藤忍の資産設計塾」(カテゴリーはビジネスで検索してください)の申込みが始まりました。超初心者対象で定員60名。先着順です。
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このBlogで最もレスポンスが悪い話題が音楽である。恐らくマニアックな音楽の嗜好が多くの人には理解されていないからだろうと思う。
ジャンルは一言で言えばプログレということになるのだが、その中でも好きなミュージシャンが偏っている。元々は中学1年の時に友人の家に行ってEL&Pを聴いて衝撃を受けたことから遍歴がはじまった。EL&Pからクリムゾンにそしてジョン・ウェットン、ビル・ブラッフォードから前回の来日の時にもライブを観に行ったアラン・ホールズワースにつながった。
アラン・ホールズワースはUKのデビュー作「U.K.」(邦題「憂国の四士」、1978年のジョン・ウェットン、エディ・ジョブソン、ビル・ブラッフォード、アラン・ホールズワースの4人で結成)に参加してすぐに脱退。このアルバムにはかなりしびれた。その後、ブラッフォードでの活躍。これも続かず、ソロになって独自の世界を極めていった。「I.O.U.」「ベルベット・ダークネス」「ロード・ゲームス」なども激しく聴きまくった。そこから今度は過去に遡り、ソフトマシーンの「バンドルズ」なんかもお気に入りである。
というわけで今回7月5日6日にここでやるライブに行くことになった。
先月のパット・メセニーに続き音楽の趣味がナゼか似ているこの方と2人で束の間のプログレワールドに浸りたい。
投稿者 shinoby : 08:05 | コメント (5) | トラックバック
2006年6月21日
マスコミ
<業務連絡>
「日経マネー8月号」巻頭特集「頼りになるぞ バリュー株」など雑誌記事掲載はここにまとめて掲載しました。
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マスコミの存在価値はどこにあるのだろうか。一つには事実を伝え、世の中で何が起きているのかを知らせること、そしてもう一つはその事実に対する洞察を行い論じることだろうか。とするとテレビ、新聞といったメディアはその役割を果たしているのだろうか。
例えば社会保険庁の問題。庁内の体質に問題があることは報道によって良くわかった。しかし国民年金保険料の不正免除問題の原因を長官が出した保険料納付率アップの目標設定にあるとして、長官の進退問題に焦点を絞ってしまう。本質へのアプローチにはなっていない。
日銀福井総裁の件も同じである。マスコミの興味は総裁がファンドでいくら儲けたのか、に集中している。しかし問題はファンドでいくら儲けたかでもなく、1999年の富士通総研理事長時代にファンドにお金出したことでもない。ファンドの解約を日銀総裁の在任中に行ったことが問題なのではないか。
いずれの問題もトップの責任追及という話になって、進退はどうするのかという議論に終始する。しかし、村瀬長官や福井総裁がもし辞任したらその後の社会保険庁改革、日銀の政策運営は誰がどのようにするのだろうか?このようなピントのずれた責任論ではなく、これからの日本を考え成熟した報道を行うメディアはどこかに存在しないのだろうか。
競争しているようで横並び。かつての日本の銀行業界と同じこのような箱庭競争の中からは変化は生まれない。
投稿者 shinoby : 07:20 | コメント (10) | トラックバック
2006年6月20日
出版業界の格
書籍を何冊か出している知人によると出版社には「格」というのがあるらしい。例えばビジネス書で言えば、日経新聞社、ダイヤモンド社、東洋経済新報社といった会社が格のある出版社ということになるらしい(もしかしたら違っているかもしれない)。
出版をする際に出版社を選んで本を書くというスタンスでいけるほど強気になれる立場ではないが、出版をする際に重要なのは出版社の格よりも「編集者」であろうと思う。
上記の「格のある出版社」でも出版物を見ていると玉石混交というのが正直な感想である。もちろん素晴らしい作品が多く出版されていることからステイタスを得ているのであろうが、著者としての立場で言えば、読者にどれだけの付加価値を与えることができたか、が重要であり、出版社の格はその判断にはほとんど影響しないと思う。
書籍の制作は著者と編集者の二人三脚である。今までたくさんの編集者の方をお仕事をさせてもらったが、編集者の方の作品に対する思い入れによって本の出来がかなり左右されるのではないかと思っている。もちろん著者の書いている内容自体に価値がなければはじまらないのであるが、その原石をどこまで光輝くものにできるかは編集者の能力と思い入れにかかっている。
そしてもう一つ編集者の重要な役割は出版社の営業部門との仕切りである。営業担当者はとにかく書籍を売ることしか考えない(仕事だから当たり前であるが)。派手な装丁にしてと書店で目立つことを考える。ベストセラーのパクリのようなキャッチを帯に入れたりしたがるものである。リスク回避志向があるので2匹目のどじょうを狙ったマーケティングをしがちである。
編集者は著者と営業担当者の間に入ってバランス調整を行う役割もある。調整能力が無い編集者であると営業に押されて不思議な本に仕上がってしまったりするのである。結果著者も不満、営業も不満という妥協の産物が産まれてしまう。
出版業界の格は出版社ではなく読者にどれだけの支持を受けたかという結果によって決まる。ビジネスマンの価値が出身大学ではなく仕事自体の評価や年収(つまりマーケットバリュー)によって判断されるのと同じである。
投稿者 shinoby : 08:06 | コメント (4) | トラックバック
2006年6月19日
露出の威力
「資産設計塾 実践編」のアマゾンの順位が先週から急上昇している。今朝見てもまだ799位と3桁に留まっている。新刊の発売で影響されたと思っていたら、実はこのページで特集されているのが一番大きな理由のようだ。
またアマゾンの投資に興味を持っている顧客に対してもメールで「資産設計塾 実践編」をお勧め本として推薦してくれている。
こんなメールである。
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URL
===
Webもメールもどちらも広告を出している訳ではなくアマゾン側の販売促進ということでやっていることらしい。
アマゾンの露出の威力に改めて驚いた次第である。
投稿者 shinoby : 06:43 | コメント (1) | トラックバック
2006年6月18日
山本直人氏
この会社の設立1周年パーティということで表参道に出かけた。会場は100人以上の出席者で大賑わいであった。ほとんどは20代の社会人になりたての若者たち。自分が明らかに最年長かな?と思った瞬間、ガラスの向こうで手を振る同世代の男性を見つけた。
おそらく20年ぶり、いやそれ以上経っているだろうか。高校時代の友人の山本直人氏であった。Blog(ロジカルで面白い)は少し前に発見して懐かしく読んでいたのだが会うのは本当に久しぶり。最初は思い出すのに時間がかかったが、話をするとすぐに高校時代の彼の顔が浮かんできた。
大手広告代理店でマーケティングの仕事をし、現在は独立してマーケティング、ブランドコンサルティング、人材開発など多面的な仕事をこなしているようである。書籍も良心的な作品を何点もてがけている。彼もこの会社にマーケティング上の観点から様々なアドバイスをしているようだ。若者のよき相談相手という感じであろう。
話し込んでいると、高校時代の同じクラスから彼と私を含め4人が書籍を出版しているという。4人会を近いうちに開くことを約束してパーティ会場を後にした。
高校時代の友人で今も付き合いがあるのは出版記念パーティの企画をしてくれた広告代理店に勤務するY君くらいである。20年いや25年ぶりに会う高校の同級生、どんな記憶がよみがえるのだろうか。
投稿者 shinoby : 10:19 | コメント (2) | トラックバック
2006年6月17日
究極のもつ鍋
福岡で食べたもつ鍋に勝るとも劣らない最高の内臓料理を満喫した。
このお店は地元でも有名なお店らしいが、恵比寿駅から少し離れた小奇麗な内装でいわゆるもつ鍋のお店というよりカフェに似た雰囲気である。奥に入ると座敷になっていてパーティションで間仕切りされている。
料理は前菜から充実している。もつ焼き、レバー刺し、センマイ刺し、などは焼酎との相性も抜群。久しぶりに日本酒ではなく焼酎を楽しんだ。焼き餃子も美味しかった。
そしてメインのもつ鍋である。5人で行ったので5人分をまずは注文。ニラとキャベツ、もつが鶏がらスープで煮込まれるだけのシンプルな一品。餃子の皮が入っているのが他とは少し違うところか。出来上がって食べ始めるともう止まらない。5人前はあっという間に無くなった。前菜もかなり食べているのであるが、まだまだ食べ足りない気分でさらに5人前を追加。これも難なく食べ終わり、そこにゴマ入りの麺を作って食べる。さすがにここまで来ると全員満足。
新鮮な肉を使った料理はどれも完成度が高く、内臓にも臭みがまったく感じられない。食後は腹ごなしのために恵比寿から池尻まで歩いて帰ったが、心地よい夜風と食事の満足感から気持ちよく家にたどり着くことができた。
4人以上のグループで色々注文するのがきっと楽しいお店だろう。
「もつ義」恵比寿店
東京都渋谷区恵比寿3-7-3 大倉ビル1階
03-5789-8881
営業時間
月〜土 18:00〜04:00(L.O.03:00)
日・祝 17:00〜23:00(L.O.22:00)
(休前日除く)
投稿者 shinoby : 11:53 | コメント (4) | トラックバック
2006年6月16日
バリュー投資のその後
1年以上前に自己資金ではじめた日本株のバリュー投資がその後どうなっているのですか?とマネー誌関係者の方や取材で聞かれることが多くなった。2005年3月1日にポートフォリオを組んで投資を実際にはじめた11銘柄のうち8銘柄は既に売却してしまい、3銘柄のみを保有している。
「資産設計塾 実践編」150ページに当初の保有銘柄と購入株価が記載されているが、どの銘柄も「有名な会社」ではなく「好きな会社」でもなく「身近な会社」でもない。PER、PBR、配当利回りといった指標を使ってスクリーニングを行っただけである。
昨日までの約1年3ヶ月で日経平均は23.3%の上昇となっている。もしこの11銘柄を当初保有したまま売らなかったら加重平均で40.6%のリターンになる。日経平均より17%のアウトパフォームである。実際には8銘柄を割高であると判断されたところで売却している(2005年5月、7月、10月、2006年1月、4月)。売却価格で計算すると58.9%とさらにリターンは向上する。リターンだけで比較すれば日経平均に比べ35%以上のプラスとなった。
昨年に比べ今年に入ってからはバリュー投資の成果が下がってきているように見えた。これは割安といわれていた銘柄が値上りしていったからである。しかし、ここ最近の調整局面で再びバリュー投資に妙味が出てきたのではないかと思う。PER、PBRなどから相対的に見て「これは安い」と思うような銘柄が増えているからである。
という訳で個人的にはインデックス運用としてETFに置いてある日本株投資資金を個別銘柄にスイッチしてバリュー投資の比率を増やすタイミングではないかと判断している。2005年3月にはじめたのと同じような10銘柄程度で業種を分散させたポートフォリオでの投資である。
投稿者 shinoby : 06:24 | コメント (4) | トラックバック
2006年6月15日
相乗効果
<業務連絡>
こちらのページで新刊本のサイン本プレゼント(10名様)をやっています。お早めにお申込ください。
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おととい発売したこの本はおかげさまで評判もよく、書店でも売れ行き好調のようで一安心である。「資産設計塾 実践編」をベースに見開きの図解にしてできるだけ読みやすくエッセンスをギュッと凝縮させることを目標に制作した。分厚い「資産設計塾」にはいきなり入ることができない投資初心者の方にはじめるきっかけにしてもらえれば、との思いでわかりやすい内容を心がけた。
出版はされたもののアマゾンではまだ順位が表示されていなかったり、在庫切れになってしまったり、落ち着かない動きになっているが、今回の新刊発売によって今まで出版した他の書籍の売れ行きにも変化が出ているのを発見した。中でもこの本などはアマゾンで200位まで上昇した。最近はせいぜい1000番台までの上昇であったから、3桁前半というのは発売直後以来の高い順位である。理由としては新刊の発売によって関連書籍として購入する人が増えたとしか思えない。
「実践編」以外の3冊もそろって1万位以内に順位を上げている。
書籍には相乗効果があるという当たり前のことであるが、書籍を複数出版することによる読者の安心感というのは予想以上に大きいことがわかった。特にネットでの購入の場合は実物を見ることができない分、レビューなどを参考にしながら複数著作を比較して購入するケースも多いと予想できる。比較の対象が多くなればそれだけ買いやすくなるということだろう。
逆に言えば、1冊でも内容に信用を失ってしまうと他の著作にもマイナスの影響があるということでもある。出版も他の業界同様激しい競争が毎日続いている。今まで以上にさらに研鑚しなければならないと思った次第である。
投稿者 shinoby : 07:30 | コメント (11) | トラックバック
2006年6月14日
原因探しではなく結果を出そう
このBlogを毎日読んでくださる方の中には自分で株式投資をしている人もきっと多いだろう。そしてそのほとんどの人(私を含め)は最近の株価の大幅な下落によって資産が減少しているのが現実だろうと思う。
連日株価が下がる度にマスコミはその理由を探そうと後講釈を報道する。しかし私を含め自分のお金で実際に投資をしている人にとってはそんな理由よりこれからどうしたら良いかを具体的な投資行動として考えることの方が重要である。どうして下がったのかの解説は評論家に任せておけば良いのである。
これからの株式市場を考える上で2つの視点が必要になると思う。それは株式市場全体がどうなるのか、そして自分の保有している株式はその中で相対的にどのように動くか、である。
短期的な株式市場全体の方向性については判断をするのは正直言って難しい。今日は日経平均上昇しますか?と聞かれても答はわからないと言うしかない。しかしもし1年後2年後、あるいはもう少し先に向けて上昇が期待できると思うのであれば、今日本株の比率を下げる必要は無い。資産の30%を目安に保有を続ければ良いのである。
一方の個別の銘柄については自分の保有している銘柄の現在のPERやPBRといった指標を再確認してみることが重要である。最近の相場の乱高下によって株価にはかなりの歪みが生じていると考えられる。つまり市場平均に比べ、業績に割に売られすぎの銘柄が見つけられる可能性が高いのである。より魅力的な割安銘柄があれば、保有している銘柄から資金をスイッチして投資のリターン向上を狙うことができる。
スクリーニングしてみると例えば某商社などはPERが3.60(業種平均13.40)、PBRは0.41(同1.52)、3ヶ月で株価は-37.36%(同-18.86)と指標からは売られすぎが示されている。
株価が下がったら相場を見ないのではなく、こんな時だからこそどうやったら少しでも改善できるかを考えて行動してみる。
投資は相場下落の原因を探すことが目的ではない。人生の夢をかなえる資産をつくるための手段である。
(当然のことですが投資の最終判断は自己責任でお願いします)
2768436
投稿者 shinoby : 08:11 | コメント (6) | トラックバック
2006年6月13日
図解 内藤忍の10万円から始める日本一やさしいお金のふやし方講座

本日発売になった4冊目の書籍。「資産設計塾 実践編」をベースに見開き2ページで1項目をまとめてムック形式にまとめた内容である。
前作を読んだ方にには読む必要の無い書籍であるが、前作を読んでいない人、資産設計をこれからはじめようという人、そして前作を買ったが結局読み終わっていないという人に是非読んでもらいたいと思う。
今回の作品はコンビニルート(セブン・イレブンを除く大手)でも販売される。そのため初版が2万部近い強気の販売になっている。出版を手がけたのは図解本に定評のあるイーストプレス社。過去のノウハウが詰まっている。
良かったら店頭で手にとってごらんください。
投稿者 shinoby : 00:01 | コメント (9) | トラックバック
2006年6月12日
オーベルジュ
箱根にあるオーベルジュ オー・ミラドーに出かけた。ただし原稿も持参で、である。最後の追い込みを気分を変えた場所で一気に進めようという魂胆であった。
曇り空の中、現地に到着。1986年建設という建物はやや時代に取り残された雰囲気もあるが、味わいのある空間になっている。現在はパヴィヨン、コロニアルと3つの建物が並列して建設されていて、コロニアルはまだ3年目の新しい建物である。3つの建物は石畳でつながっているが雨の時は少し移動は面倒である。
ここの売りはなんと言っても食事である。勝又シェフの料理は骨太のフレンチ。とは言え時代遅れになっていないところがすごい。トリュフ、フォワグラ、などの濃厚な味付けでボリュームもたっぷり。料理の出てくるタイミングも完璧である。伝統が育んだ完成度の高いディナーであった。
裏庭には温水プールや露天風呂(小さいお風呂、水着着用)もあるので(借りることもできるが)持参した方が良い。またコロニアルには温泉風呂がある。写真の朝食もオーベルジュの名にふさわしい素敵なものだった。
という訳でオー・ミラドーを堪能した訳であるが、この後大変な出来事が起こってしまった。その顛末についてはまた機会があったら書くことにしたい。
投稿者 shinoby : 10:43 | コメント (7) | トラックバック
2006年6月11日
美術館付きレストラン
土曜日のお昼に車でこの美術館に出かけた。といっても特に美術品に興味があったわけではなく併設されているレストランでランチを食べるためである。
レストランLYSは丁寧に手入れされ芝生を見ながらオープンエアで食事ができる気持ちの良いレストランであった。
ランチのセットは1800円であるがサラダに盛り合わせのプレートとバターライスもついてボリューム満点だった。何よりもこの景色を見ながらの食事が最高の贅沢である。デザートに食べたいちじくの入った一品もさわやかですっきりとした気持ちになれる質の高い一品。料理に力を入れていることが伝わってくる。
食事が終わると美術館を一回りしたが、ゆったりとして緑の多い敷地は歩いているだけで気持ちが良い。
美術館というと人がたくさんいて何だか落ち着かない場所というのが相場であるが、こんなさりげない美術鑑賞を美味しい食事と共に味わえるのは貴重な存在だと思った。
美術館にレストランが併設されているのではなく、レストランに美術館がついていると勝手に理解した。
投稿者 shinoby : 14:06 | コメント (5) | トラックバック
2006年6月10日
グルメ設計塾 リターンズ その後
第2回のグルメ設計塾をやろうということで企画をしているが、前回Blogでご意見をお願いしたところ、前回の参加者の方、抽選にもれてしまった方、お知り合いの方、そして初めてメールを送ってきた方、すでに10名弱のレスポンスをいただいた(いただいたメールはすべて読ませていただきました、ありがとうございます。)。
===
いつも楽しく拝見しています。
前回抽選にもれて参加出来なかったので、機会があれば参加したいです。
10.000円位までだったらいいなと思います。
===
===
第一回グルメ設計塾には参加できませんでしたが
今回は日程さえあえば、参加させていただきたく存じます。
日本酒、特に冷酒(濁り酒も含めて)は好きですが一人では
飲めないので、今回は興味深いお話もうかがえそうですし、
お仲間に入れていただきたく存じます。滅多にないことなので
一万円の会費でも結構です。
願わくは、日程が上手く調整できることと、抽選になったら
あたりますように。
===
===
初めまして、時々ブログ拝見させて頂いております。
とてもおいしそうな企画なのでまたやらないのかなぁ、
と思ってはいたのですが、2万円以上だとちょっと
私にはキツイです。
もし開催されるのであれば、週末の昼間なんか参加しやすいです。
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いただいた意見を参考に日程の調整などもしながら企画に仕上げていきたいと思います。詳細が決まるのには少し時間がかかりますが、決定次第Blogでご案内しますので楽しみにお待ちください。
という訳で週末は7月に出る「人生を豊かにするお金のルール」(仮)の原稿の最終チェックに没頭いたします。
投稿者 shinoby : 08:42 | コメント (8) | トラックバック
2006年6月 9日
勿体無い

1300円(税別)という価格も内容も極めて良心的な投資本を読んだ。
個人投資家の長期運用のための考え方をコンパクトにまとめた本である。1章、2章はこれからの資産運用をしないとどうなるかがリアルな数字でロジカルにシミュレーションされている。現実を知るための豊富なデータが説得力を持つ内容である。
しかし本書の中心でもあり読むべきなのは、100ページを割いた4章である。負けない運用をするための7つの方法ということで、218ページにまとめて書いてある。トレーディングからインベストメントへ、アルファ戦略からベータ戦略へ、時間を味方につけるために早くはじめて複利効果を享受する、ボラティリティを抑える、国際分散投資をする、住宅ローンについては「持ち家プレミアム」を考えて、といったポイントである。
残念なのは装丁とタイトル。良心的な中身とミスマッチだからである。装丁はスイスの牧歌調のイラスト。人目は引くのかもしれないが、一時期流行ったシニカルな過激投資本を連想させてしまう。
そしてタイトルが「貧乏人のデイトレ 金持ちのインベストメント―ノーベル賞学者とスイス人富豪に学ぶ智恵」。明らかに「金持ち父さん貧乏父さん」(ロバート・キヨサキ)と「スイス人銀行家の教え」(本田健)を足したようなもの。これも中身と違和感がある。
マーケティングの結果導き出しされたエージェントの戦略なのかもしれないが、せっかくの良書が勿体無いというのが読後感だった。
しかしそれを上回る著者の良心が込められた内容は価格以上の価値ありだと思う。北村さんにはいつかお会いして、装丁とタイトルがどのようなプロセスで決まったのかを聞いてみたい。
投稿者 shinoby : 06:14 | コメント (9) | トラックバック
2006年6月 8日
仕組みつくり
<業務連絡>
グルメ設計塾のご要望引き続き募集中です。右下の「メールを送る」からお送りください。
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朝7時半から開催していた会議の遅刻者が多く困っていることがあった。せっかく早起きしても全員が揃うのが遅れてしまって早朝にやる意味がない。そこで罰金制度を導入してみた。遅刻は1分100円。2回目からは1分500円。3回目になると1分1000円。このシステムを導入してから遅刻する人は激減した。わずか100円のことでも人間行動基準が変わるようである。
最近会社に出退勤の管理システムを導入した。会社に来ると出勤ボタン、退社する時には退社ボタンをクリックする。残業代や有給休暇なども画面で申請する。人事管理をすべてネット上で完結し、効率化するための便利なシステムである。
ところがこのシステムを導入すると不思議なことが起こった。朝の出勤時間が早くなる人が多くなったのである。このシステムでは8時30分の始業時間を過ぎると画面上に「遅刻」の記録が残ってしまう。これが格好悪いと思うためなのだろうが、8時半前に余裕を持って出社するようになったのである。管理を効率化しようとしたら思わぬ副産物があった。
かつて共著で本を制作していたとき、原稿の最終チェックが進まず困ったことがあった。そこで各章を担当した執筆者の名前を章末に記載することにした。すると自分の担当部分の原稿チェックをする人が増えて、作業が一気に進んだことがあった。責任が明確化され、名前が公表されることになるとスタンスが変わる人が多いようである。
人が集まって仕事をする時には仕組みつくりが重要である。社員が働かない、とか思うような成果が出ない、という場合、人間というリソースを効率よく動かす仕組みに改善の余地があるのではないだろうか。真面目に働いた人、成果を出した人が正当に評価されるような仕組みを工夫すれば、命令しなくても人は勝手に働き始めるものである。
投稿者 shinoby : 08:06 | コメント (11) | トラックバック
2006年6月 7日
古巣 住友信託銀行
<業務連絡>
日経ウーマン 7月号「お金と幸せの黄金ルール、見つけた!」にインタビュー記事が掲載されています。
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社会人になってから11年お世話になった住友信託銀行は不思議な銀行であった。大手銀行の中で未だに社名が変わっていない唯一の銀行。合併も経営統合もせず、独立路線でメガバンクと同じ土俵で戦っている。
一味違った経営は企業カルチャーに根ざしていると思う。銀行的な堅く官僚的なところはもちろんあるが、その一方で個人技を重んじ、朝令暮改で経営方針をクルクル変えることに何の恥じらいもない、良く言えば機動力のある経営をしている(だから合併する相手がいつも最後に決まらなかった)。要するに銀行業では一般的な重厚な経営の中では異端であったのだ。
そんな自由な風土があったからこそ、私がかつて所属していたマーケット部門からこんな本が生まれロングセラーとなっている。グローバルな金融の情報をコンパクトにまとめた書籍として定評があるが、これは私の元上司のKさんの非凡な才能が投影された作品だと理解している。
そして最近友人のN君が所属する調査部からこんな本も出た。裏面の著者一覧を見ると懐かしい面々が並んでいる。新人研修でレクチャーをしていただいた金木さんは調査部長になっているのを見て感慨深い。本書も気になるキーワードが70項目でざっと理解できる新書版で読みやすい本。
この本もまた個人技を活かしてまとめあげた住友信託銀行らしい作品である。銀行の風土は金融業界が大変化した後でも意外に変わらない。少なくとも書籍を見る限りそう思える。
投稿者 shinoby : 06:19 | コメント (6) | トラックバック
2006年6月 6日
グルメ設計塾 リターンズ
五反田で働く社長とのご縁から開催したグルメ設計塾(11月19日)の1回目はワインと鴨のマリアージュということで大いに盛り上がった。この方のプロデュースによって日本各地から集まった23人の方たちと楽しく美味しい時間を共有することができた。
あれから半年、今度は日本酒で「グルメ設計塾」をまたやろうという話が盛り上がっている。酒と軍鶏料理のマリアージュというアイディアである。そしてさらに、まだ名前は出せないが京都の日本酒の蔵元の企画部長と西麻布の有名イタリアンのオーナーも招いて、ゴージャスなゲストのお酒の話を聞きながら料理を楽しむという趣向を企画中である。
前回はたくさんの方に応募していただき抽選になってしまったが、今回は果たして人が集まるのだろうか。ワインは人気であるが、日本酒はどうも苦手という人が多いからである。またワインなら1万円でも安いと思うが、日本酒なら1万円以上になると高いという意識もあるのではないだろうか。
というわけで皆様のご意見を聞いた上で、開催するのか、いつやるのか、参加費用は?といったことを決め手いかないとはじまらない。興味のある方は右下のメール(メールを送る)からご意見ご希望などをお願いします(いただいたメールには返信できないことがあります。また匿名でメールを紹介させていただくことがありますのでご了承ください)。
投稿者 shinoby : 07:57 | コメント (0) | トラックバック
2006年6月 5日
教えることは学ぶこと
日曜日にマチュアライフ研究所主催「資産設計塾」の4回目の講義があった。通常は2時間半の講義なのであるが、質問時間が盛り上がり気がつけば3時間近い時間が過ぎていた。
講義の中で、為替の保証金取引についてどうして保証金だけで為替の売買ができるのかという素朴な質問があった。為替の決済の仕組みから先物レートの決定方法まで実例を使って説明しているうちに、多くの個人投資家の人が理解しにくいポイントというのがうっすらとわかるようになった。
仕事で長年やっていることは気がつくと当たり前なことになってしまい、知っていて当然と思ってしまう。特に金融業界というのは専門用語が多く、業界人同士で仕事をしているうちに普通の人にもわかりやすく説明するということができなくなってしまうものである。
人に教えるということを逆に言えば自分が試されることでもある。いい加減な知識で説明しようとするとわかりやすいことがわかりにくくなってしまう。わかりにくいことをやさしく教えるのには深い知識と理解が必須なのである。
やさしく教えようと努力している中から、今回教え方のヒントを学ぶことができた。教えることによって受講生から逆に教えられ、学ぶことができたわけである。
教えることは学ぶことでもある。どうしたら誰でも楽しく理解してもらえるのか。常に教え方にも改善が必要であり、そのヒントは現場での経験から生まれるというのを実感した一日であった。
投稿者 shinoby : 06:01 | コメント (5) | トラックバック
2006年6月 4日
1st Anniversary
個人的に応援しているこの会社が設立1周年になった。
経験を人に贈るというコンセプトで今まで日本には無かったビジネスを立ち上げたのは、社長といちぞうの2人。
会社の立ち上げと言うのは想像以上に様々なことが起こる。彼らのビジネスも個人を相手にしたモノのデリバリーを伴う仕事ということできっと苦労があったことであろう。インフラが整備されてきても今度は売り上げと利益をどのように伸ばしていくのか。次から次へと難題が降りかかってくる。
彼らのBlogを読んでいるとそんな苦労が楽しさになっているように見えるところが面白い。苦労を苦痛と思うのではなく苦労を楽しもうというスタンスだ。
努力しないと成功しない、額に汗して稼いではじめて本物だ、下積みをやらないと大成しない、といった従来の既成概念を打ち壊し、新しい成功モデルを確立して欲しいとこれからの展開に引き続き期待している。
5千円からはじめる経験を贈る体験型ギフト。モノがあふれた日本で定着する日がくるのではないだろうか。
投稿者 shinoby : 09:49 | コメント (6) | トラックバック
2006年6月 3日
ロングテール
たまにチェックしているこのBlogのアクセス数はここ数ヶ月本当に安定している。平日は5000-6000PV、週末になると少し減って4500-5000PV程度で推移している。昨年末の3冊目の書籍の出版前に比べると2割から3割増えたが、最近は増えも減りもしない。
どんな人がどのくらいの頻度で訪れているのかまではわからないが、毎日見ている人も数千人単位でいるのであろう。ありがたいことである。
ネット上の数字でもう一つ注目しているのがアマゾンでの書籍ランキングである。自分の書いた本がどの位売れているのか確認しているのであるが、ランキングはわかっても冊数は想像するしかない。例えば「資産設計塾 実践編」の場合、出版してから半年近くにたって、最近の順位は3000番〜2万番くらいを行ったり来たりしているが、3000番と2万番では冊数にいったいどの位の違いがあるのだろうか。
あるいはもっと前に出た「投資成功ノート」になると5万番くらいまで順位が下がることがあるが、5万番で何冊なのか知ることはできない。もし5万番が1週間に10冊くらいだとしたら、もう一冊売れると順位はどこまで上がるのだろうか。
アマゾンの成功はロングテール現象をネット上ですくいあげることによると言われるが、Blogのアクセスにも同じようなロングテール現象が起こっていると推定できる。アクセスが6000PV/日として、訪問者数は延べ何人いるのだろうか。一回訪問しただけで二度と来ない人も多いだろうが、月に一度あるいは半年に一度といった頻度で思い立ってアクセスするような人もいるのであれば、いったい何人の人が読んでいるのか?ネットの威力はすさまじい。
投稿者 shinoby : 10:57 | コメント (5) | トラックバック
2006年6月 2日
最高の夜
仕事が終わったのが8時過ぎ。そこから慌ててここに向かい、五反田の社長と合流。料理を30分ほどで平らげて、9時半開演のこのスーパーカルテットへ。
入場は最後から2番目だったのに座った席はステージ正面と超ラッキー。最高の音響でいきなりゲイリー・バートン、パット・メセニー、スティーヴ・スワロー、アントニオ・サンチェスが登場。最初の曲チックコリアの「Sea Journey」(だったと思う)がはじまった。2曲目はPメセニーの「B&G」。その後「FORTUNE SMILES」・・・と続いた。
Pメセニーを生で観たのは初めてであったが、ギターを弾く姿は決してカッコいい訳ではない。はにかみながらおとなしそうに演奏しているシャイな人という印象である。しかしギターシンセサイザーに楽器を取り替えて音が出ると彼の世界にいきなり引き込まれる。圧倒的な存在感できてよかったとしみじみ感動する。
しかし一番すごいと思ったのはやはりGバートンの演奏であった。Pメセニーというスターを巧みに引き立てながらさりげなく完璧な演奏を続ける。演奏しながら4人をまとめるプロデューサーとしての役割をしっかり果たしている。頼れるリーダーという感じである。
お約束のアンコールを入れて1時間少しの価値ある時間。8曲で物足りない感じがするが、腹八分目で終わるところまで彼らの計算ではないかと思われるくらい素晴らしいライブだった。
投稿者 shinoby : 06:17 | コメント (10) | トラックバック
2006年6月 1日
本も愛情

決算書の読み方をやさしく解説した10万部のベストセラーの新版が発売になった。前作より新版の方がページ数が多く、読みやすい。300ページ近い大作なのに価格は1400円(税別)というお得感。この本もベストセラーは確実であろう。
いつも思うことだが、渋井さんの著書には愛情がある。それは読み手に対する愛情である。クライアントに何を提供すれば評価されるのかをクライアントに対する愛情を持って考えている人なのだ。本の場合は読者、そしてセミナー講師としては受講生がクライアントである。マチュアライフ研究所が圧倒的な支持を受けているのも受講生に対する愛情を持っているからである。どちらも一貫した同じスタンスである。
この本はまったく決算書を読んだこともない人がアレルギー反応を起こさずすんなりと入っていけるような工夫が随所に散りばめられている。カラーで重要なところには波線を引いて吹き出しで要点を見せる。自分の言葉で本当に理解してもらえるように工夫する・・・。従来の経済本とは一線を画している。
本も愛情、である。