勿体無い

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1300円(税別)という価格も内容も極めて良心的な投資本を読んだ。

個人投資家の長期運用のための考え方をコンパクトにまとめた本である。1章、2章はこれからの資産運用をしないとどうなるかがリアルな数字でロジカルにシミュレーションされている。現実を知るための豊富なデータが説得力を持つ内容である。

しかし本書の中心でもあり読むべきなのは、100ページを割いた4章である。負けない運用をするための7つの方法ということで、218ページにまとめて書いてある。トレーディングからインベストメントへ、アルファ戦略からベータ戦略へ、時間を味方につけるために早くはじめて複利効果を享受する、ボラティリティを抑える、国際分散投資をする、住宅ローンについては「持ち家プレミアム」を考えて、といったポイントである。

残念なのは装丁とタイトル。良心的な中身とミスマッチだからである。装丁はスイスの牧歌調のイラスト。人目は引くのかもしれないが、一時期流行ったシニカルな過激投資本を連想させてしまう。

そしてタイトルが「貧乏人のデイトレ 金持ちのインベストメント―ノーベル賞学者とスイス人富豪に学ぶ智恵」。明らかに「金持ち父さん貧乏父さん」(ロバート・キヨサキ)と「スイス人銀行家の教え」(本田健)を足したようなもの。これも中身と違和感がある。

マーケティングの結果導き出しされたエージェントの戦略なのかもしれないが、せっかくの良書が勿体無いというのが読後感だった。

しかしそれを上回る著者の良心が込められた内容は価格以上の価値ありだと思う。北村さんにはいつかお会いして、装丁とタイトルがどのようなプロセスで決まったのかを聞いてみたい。


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コメント(9)

およよ :

下流の投資家=貧乏人=およよ
内藤=金持=?
こう書きたいのか。
永山則夫の 無知の涙 探した。
初期の 本は 伏字が 沢山 あるが 内容的に 人としての 感性を 考えさせるものですよ。
他にも 安岡 正篤師 とか
確か 四条畷に 安岡師 関連の 研修所が あります。 
内藤さんは 金儲けより 人としての 感性を 豊かにしたら。
本文が 出る前に 1番 ゲット。

およよ :

内藤さんには 埼玉の 郷学研修所の方が 近いですね。

yamato :

『貧乏人のデイトレ 金持ちのインベストメント―ノーベル賞学者とスイス人富豪に学ぶ智恵』

確かに言われているいることも少し理解できるが、だからと言って、何でもかんでも著者の写真を表紙にする投資本に比べれば、装丁にはずっと品があると思うけど。
マネックス関連の本が出る度、松本さん、内藤さん共々、恥ずかしくないの?と毎度思ってしまう。
それとタイトルにしても、
『マネックス証券でがっちり儲けるネット株 賢い資産運用』
より、まだましだと思うけど。

ノイズ :

貧乏人のデイトレ ですか。
おまいらはこれでも読んどけ ということ?

ところで、また新興が大暴落してるんだが
マネクソ何もやってないよな?

のいず(本物) :

貧乏人のデイトレ ですか。
おまいらはこれでも読んどけ ということ?

ところで、また新興が大暴落してるんだが
マネクソ何もやってないよな?

内藤釣具店カモ式会社 :

この本は現在 「投資バカ」につける薬 と一緒に楽天ブックスへ注文中。「投資バカ」の在庫がなくて発送に時間がかかってます。山崎さん、楽天証券なのに。

私の場合、タイトルに著者名が入っているのってダメなんですね。タイトルに自分の名前を入れてるってことは、自分の名前にブランド価値がある(と考えてる)ってことなんだろうから、それが値段に反映されて中身よりも割高になってるんじゃ?って思うんですよね。
信者は名前だけで中身見ないでコレクションしてくれますからね。教祖は丸儲け。

実際、シノビー社長の3冊はどれも似たような内容で1冊で十分って噂も聞くし・・・
まぁマネのPR本という位置付けも強いそうなので、その分は割安に設定されてるんじゃないかなと思いますけど。

まぁ、お茶の間進出めざして精々売名に励んでください。ひょっとすると3年後くらいにはテレビ東京あたりの温泉グルメ番組に出演してたりして(笑)。でもあんまり派手にやると自己顕示欲の強い松本君から「俺より目立つな!」って怒られちゃうかも(笑)。気をつけてね。

マネクソ嫌いネ :

内藤くんごときに、あーだ、こーだ言われる本/筆者もたまったもんじゃないよね。
そもそもマネクソショックになるまでは、内藤くんなんてちっとも知らなかったよ。
そんなマイナーな内藤くん(しかもこのブログ見る限りは男気まるでナシ)が、偉そうに人の本にいちゃもん付けるなんて百年早いんじゃない?

な :

確かに。装丁とタイトルだけでは引いてしまいます。

しかし、本屋の投資関連本の中では、妙に人の目を引く効果があるかもしれません。「何これ?」と疑問を抱いて手に取り、中身を読んでいいな、と。(まだ読んでいませんが)

理由がわかれば、シノビーブログでぜひご紹介ください。

内藤忍様
『貧乏人のデイトレ 金持ちのインベストメント』の著者の北村慶です。
書評、ありがとうございました。
私のブログ(http://kitamurakei.jugem.jp/)に、引用させていただきました。

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このページは、shinobyが2006年6月 9日 06:14に書いたブログ記事です。

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