人材のコモディティ化

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ビジネスパーソンの給与の2極化が進んでいる1つの理由は人材のコモディティ化である。

終身雇用制度が崩れ転職することが珍しくない世の中になってくると、労働市場は流動化して企業から見ると人材の入れ替えがやりやすくなる。必要な人材があれば中途採用すれば良いし、必要ない人材は待遇を下げれば勝手に転職していくことになる。

つまり労働力にも市場原理が働くことになって需要と供給によって給与水準が決まることになり、個人差が広がるのである。

自分と同じような人が多ければ供給が多い人材ということになり需給関係から価格は下落する。これが人材のコモディティ化である。こうなってくると人材としては代替が簡単にできる、希少性の無い人になってしまうのである。

例えば講演会などでのゲストスピーカーの講演料を見てみると同じ1時間の講演なのにある人は100万円、別の人は3万円だったりする。その違いはどこにあるかと言えば特別なルートでお願いしている場合などを除けば希少性だ。100万円の人はその人にしかない価値があって、代替できない。供給が少ないのに人気があるから価格が上昇するのである。

一方3万円の人はその人でなくても出来る仕事をしている。だから値段を上げることができない。他に3万円で同じ仕事をする人がいくらでも探せるので、価格が上げられないのである。

このような人材のコモディティ化を防止するには、自分と同じ人がたくさんいないように差別化するしかない。供給を少なくできるような自分にしかない価値を高めていかなければならないのである。

しかしこの自分にしかない価値というのがまた難しい。なぜなら需要がある自分だけの価値にならなければただの変わり者で終わってしまうからだ。世の中から必要とされる自分だけの価値はどこにあるのか。その答えを見つけるのは簡単ではないが、努力をしないと見つからないのも事実である。


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コメント(4)

yamato :

おっしゃる通り、最近は昔に比べると、人材はコモディティ化(日本語で言えば商品化ということでよろしいでしょうか)されてきてますね。そう意味で、内藤さんはマネックスグループの中では高い商品価値を持っていて、またそれに似合う高いサラリーを貰ってるみたいですね。前に、内藤さんのブログの前身のエッセイの中で、次長か何かに昇進されたときに、「会社からの評価は肩書きではない、給料だ。そう意味で不満がある。」ようなことを言われていたような記憶があります。今は、マネックスに移られて、給料も上がり満足されているのでしょう。

ただ、思うに、仕事に対する満足感と言うのは、給料だけではないと思うんですよ。個人的な思いを言わせて貰えば、いくら給料がよくったって、反社会的な仕事というのはご免こうむりたいと思っています。例えば、リフォーム詐欺まがいだとか。

で、内藤さん(松本さんもですけど)は、本人からすれば、投資教育ということで社会貢献もしていて、給料も高くて大満足なんでしょうけど、僕ら(って誰だよ!と突っ込みが入る??)からすると、あなた方がマネックスショックを引き起こして、かつ謝るどころか開き直るということを目の当たりにしてしまった以上、内藤さん、松本さんは、少なからず反社会的な人間だと思っているわけです。
こう人たちって結構、多いと思いますよ。(おそらく、与謝野金融大臣、その他の方を含めて)

内藤釣具店カモ式会社 :

2極化の最大の要因は派遣社員の増加なんです。派遣社員は人件費が安いから、企業は正社員の採用を減らして派遣社員を増やしてるわけ。ま、派遣社員の給与もピンキリみたいですけど。

ところでネット証券なんかも過当競争でどんどん手数料が下げてますけど、そんな中でマネはサービスを他社と差別化して高い手数料を維持しようってゆうスタンスですよね。

>しかしこの自分にしかない価値というのがまた難しい。なぜなら需要がある自分だけの価値にならなければただの変わり者で終わってしまうからだ。

つまりシノビー社長としては、マネは「ただの変わり者」って言いたいんですか。やっぱり今日も暗に松本君を批判してるのかなぁ?
ズバリ、松本君に給料を減らされた とかだったりして。
それで、
>待遇を下げれば勝手に転職していくことになる。

遂にマネを辞める決心がついたってことか。
なるほど、そーゆーことなら、私も微力ながら応援しますよ。

ついでに付け足すと、「ただの変わり者」ならまだマシです。でも反社会的な行動を起こしといて開き直ったり、逆ギレしたり、無視したりしてたら、いくら法に触れてなくても周囲(←周囲って誰だよっ!)からそっぽを向かれます。ネット証券の業績の2極化ってのも、そのうち顕著になるカモ知れません。シノビー社長も自分のマーケットバリューが高いうちに手を打っておくのが賢明ですね。

マネクソ嫌いネ :

>供給が少ないのに人気があるから価格が上昇するのである。

今回のえさは、ここですか?
この表現は、株式分割で一気に株価が急上昇した(作為的に急上昇させたとされている)ライブドア株の事を言っているようですね。

確かに、内藤くんの最近の話は、ライブドア・マネックス・ショックに色々なところで繋がっている。

みー :

投資は自己責任のもと・・・が基本です。
人のせいにするのは、どうかと・・・。

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このページは、shinobyが2006年9月13日 06:18に書いたブログ記事です。

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