好きなことを深堀する

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昨日書いた「コモディティ化」を防止するにはどうしたら良いのか。

その1つのヒントをこの記事に見たような気がする。

山形新幹線「つばさ」の車内販売員である日本レストランエンタプライズの斎藤泉さんは、他の販売員の4倍近い一日平均30万円を売り上げている。その日の気候や乗客の特性に合わせて細かな販売戦略を立てて、効率的な販売方法を編み出していくという努力と工夫によって驚異的な売上を実現してる。

斉藤さんは記事の中では好きな仕事ではない、と謙遜しているが、優れた実績を出すために、ビジネスを突き詰めて考え、実現するための努力と工夫を継続するのは好きだからではないだろうか。なぜなら突き詰めるためにはある程度時間をかけて量をこなす必要があるからだ。苦にならないやりがいのある仕事でなければ、このような努力を続けられないだろう。

このような好きな人と競争すると仕事を収入を得るために漫然とやっている人は絶対に勝てない。仕事に対する情熱と費やす時間に決定的な差があるからだ。斉藤さんは2ヶ月更新のアルバイトで働いているらしいが、「コモディティ化」していない。

好きなことを見つけて深堀する。自分はこの分野では絶対に負けないという限定エリアNo.1のスキルを持てばその他大勢にはならない。後はそれをどうやってマーケティングしていくかを考えればよいのである。


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内藤釣具店カモ式会社 :

(今日は特に長い独り言なので興味の無い人は飛ばしてね。ってか、いつも読んでないか)
この方はお客のちょっとした仕草や表情の変化から巧みに心を読んで、それに応じた行動を即座にとれる人なんですね。実に素晴らしい。

女性の脳は男性の脳と比較してマインド・リーディング能力や共感する能力が優れている傾向があると言われます。もちろん個人差はありますが。男性脳と女性脳の差は性染色体で決まるのではなく、胎内でのテストステロン(男性ホルモン)の暴露量で決まるそうです。だから少数ですが男性でも女性脳だったり、女性でも男性脳だったりする場合があります。このことはベストセラー本「話を聞かない男、地図が読めない女」にも書いてあったと思います。あれはちょっと極端に面白可笑しく書きすぎだけど。

我が子は重度知的障害を伴う自閉症なんですが、自閉症という障害はマインド・ブラインドネスだという専門家がいます。人の心を読むのが超苦手。例えば高機能自閉症やアスペルガー症候群など知的能力が正常(以上)の人でも、場の空気を読んだり、相手の表情、声のトーン、ちょっとした仕草などから相手の心の動きを読み取るのは非常に苦手です。そして自閉症は圧倒的に男性の方が多いです。こんなことなどから、この専門家は「自閉症=極端な男性脳」との仮説を唱えています。

で、こんな変わり者は、人とうまく付き合うことが難しい。特に知能が正常だと周囲が気付かず診断が遅くなったり発見されないことも多く、この場合、親子関係がうまくいかないことで虐待を受けるリスクが高くなったり、学校ではいじめの対象になり易い。このために、うつ病などの二次障害を併発してしまう子どもが多いそうです。

でも社会に出るともっと厳しい。現代社会はたとえ研究者や技術系の職種であっても高度なコミュニケーション能力が求められるようになり、自閉症の人にとってはますます生き辛くなっているのではとも言われます。厚労省のテストでは何とニートの2割以上が発達障害の疑いありとの結果が出たと。正直「やっぱりな」という感じがしましたが。
http://job.yomiuri.co.jp/news/jo_ne_06082409.cfm
こういう人たちでも周囲の理解やその人の特性に応じた環境調整で大きな能力を発揮する可能性を持っているんです(その前提としてまず診断を受けて自分自身が自分を理解することは必要ですが)。

過去には天才的な能力で社会的に成功した人もいます。アインシュタインやニュートンも自閉症の特徴をいくつも持っていたらしいし、数年前は米タイム誌だったかな?「ビル・ゲイツ=アスペルガー症候群」みたいな特集を掲載しました。エリック・サティもアスペっぽかったとそうです。エジソンは自閉症ではないですが相当な問題児でADHD(注意欠陥・多動性障害)という発達障害の特徴を持っていたと言われます。ADHDは大人になって殆ど目立たなくなる人もいるそうです。因みに松本君も「つぶやき」によると子ども時代は大変なワルガギで、しかも妙なものに強い興味を持ったりする変わった子だったそうですね。天才らしいし。もちろんこの人たちは自立生活のために特別な支援ニーズを持っている訳ではないですから、「障害者」には該当しません。

ま、重度知的障害の私の息子には殆ど関係ない話になってしまいました。でも知的障害のある自閉症の人でも、稀に超人的な能力を持った人がいます(サヴァン症候群と言います)。ただ殆どの人がその能力をうまく自立生活に生かすことができません。映画レインマンはまさにそれです。因みにレインマンで弟役を務めたトム・クルーズは「ディスレクシア」という発達障害を持っています。彼の最近の「奇行」が発達障害によるものかどうかは知りませんが。

ちょっと不謹慎カモしれませんが、自閉症は実にユニークで、なお且つ謎が多い障害なので私の好奇心を強く刺激します。シブチンにもかかわらず息子が診断されてから自閉症関連の本は何十冊読んだか分かりません。もちろん育児に生かす目的もありますが、半分は純粋な好奇心です。仕事より好きですね。

yamato :

> 自分はこの分野では絶対に負けないという限定エリアNo.1のスキルを持てばその他大勢にはならない。

内藤さんは、『投資教育』(実際には特定の証券会社の販売促進活動の一環ですが)という限定エリアで、No.1になろう、または既にNo.1になっているというお気持ちなんでしょう。(前に、「『投資教育』においては、マネックスユニバーシティのライバルと言えるような組織を他に見ない」と言われてましたので)

楽天証券に山崎元さんという方がおられます。内藤釣具店カモ式会社さんが前にコメント欄で"○崎元さん"と書かれていたのでネットで調べてみました。氏の発言を読んだ感想として、楽天証券では、マネックス証券の内藤さんと同じような立場におられるようです。ただ、いろいろ読んでいくと、結構、内藤さんと異なった見方をされているようです。
・「株式投資はギャンブルである!」とか、
・「筆者は、たとえば日本株の普通のファンドで、信託報酬だけで年率1.5%(現在、長期金利にほぼ匹敵します!)といった手数料を取るのであれば、こうしたファンドの中には、自分が買いたいファンドはもちろん、他人に勧めたいファンドなど一本もないと断言したいと思います。」
などの発言が目立ちました。楽天証券で当然、株もファンドも扱っているのにも関わらずにです。
この辺がマネックス証券べったりの内藤さんと違うなあ、という印象でした。投資は自己責任ですから、山崎さんを全面的に信用するわけにはいきませんが、『投資教育』というスタンス(「俺の専売特許の言葉『スタンス』を勝手に使うな!」と内藤さんに怒られるかな?)において、「何か山崎さんの方が信用できそうじゃん!」という印象でした。

「ドルコスト平均法」も、内藤さんの発言では「ドルコスト平均法には誤解や批判も多い。しかし実際にドルコスト平均法を実践した人の意見を聞けばその評価を知ることができるだろう。ネガティブな評論家ではなく投資家の意見を聞かなければいけない。」とあるのに、山崎さんは「ドルコスト平均法は有利でも不利でもない」と書かれています。
(この辺りの発言は、結構、互いに当てこすってるでしょうかね?)
僕個人の考えでは、株式運用を「ドルコスト平均法」に頼って行った場合の利益なんか、株式売買手数料に比べると本当に微々たるもので、赤字が出すぎて、これ以上鼻血も出ないくらいの赤字になるだろうと予想しています。一度、閑な時に、トヨタなどの安定株を材料にして、エクセルでシミュレーションしてみようと思います。

ところで、エルプスさんをここ2、3日見てませんが、学会の準備で忙しいのかな?

マネクソ嫌いネ :

今日の話は、とても良かった。
刺激に、勉強になりました。
感謝。

縮小貧乏人 :

学生時代脳科学を専門にしていましたが、脳というのは実に神秘的で不思議で偉大です。
自分の研究対象だったからそう思ってるだけかもしれませんが。

脳に何らかの異常があり、ある障害を持つ人間は、実は驚異的な能力を持つ可能性があると。
内藤釣具店カモ式会社さんが上述していますが、脳というのは決まった領域で決まったタスクを行っているんですね。不思議なことに。
ところがあるタスクを遂行しなくなることがあったりする。
そうなると、本来すべきことをしていないので、何らかの障害が出てしまうわけですが、一方でその何もしなくなった空き領域を他の機能が侵食しちゃうことがあるんですね。
つまり、AというタスクとBというタスクを行う脳領域aとbが存在するとしたとき、bにおいてBを行わなくなってしまったが、代わりにbにおいてもAを行うようになってしまうと。
この場合、Aを行う領域は2倍に拡張されるわけで、Aにおいては突出した能力を発揮できるようになると。

なんとも不思議ですね。

レインマンはまさにこのタイプだと思うのですが、何らかの障害を持っているが、その脳領域を記憶機能領域(海馬とかそのあたりですかね)が侵食し、記憶力がダントツに良くなるとかその手の話でしょうか。

今日のマネックスメールで松本社長が「能力は有限」みたいなことを言ってましたが、その有限さをどのような配分するかによってもパフォーマンスが変わるわけですね。
脳みその担当領域は勝手に変えることはできませんが、まぁ心理的な側面と言いますか、そういう部分は意識的に変えることができるのではないかと。

何をするにも、気持ちというのは大事ですね。

エルプスファン :

ふらすとれいてっどいんてり

若葉マーク :

No.1 よりOnly oneって基本です(笑)少なくとも私の辞書では。

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このブログ記事について

このページは、shinobyが2006年9月14日 05:41に書いたブログ記事です。

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