« 2006年9月 | メイン | 2006年11月 »
2006年10月31日
リラックスランチ
<業務連絡>
昨日はじめて開催した新シリーズ「ステップアップ実践編」には定員以上の多数のお申し込みをいただき、盛況のうちに開催できました。ご来場いただいた方、ありがとうございました。
----
東京のホテルはパークハイアットが一番気に入っているのであるが、とある方(男性)と2人でランチに行ったこのレストランは快適な時間がすごせるリラックスできる空間であった。
ワンプレートのランチセットが定番になっているが、スープや生春巻き、スプーンプレート、ビーツのサラダ、キッシュ・・・と小さなお皿ながらたくさんの種類の料理が楽しめてコンパクトなのに満足度は高い。それぞれの品も一ひねりしてあって、食べるときに小さな驚きがある。
そしてプレートを食べ終わると、デザートを三種類から選ぶことができる。さらにフレッシュな香り高いコーヒーも運ばれてくる。
すべてのものが高いクオリティであるが、何といってもここのウリは高層階からの眺めである。天気の良い日だったので日本橋から西側方向が大きなガラス面を通して見渡せる。新宿までは意外に視界をさえぎる高層ビルがほかに見当たらない。
いくつかの進捗している案件について話し込んでいるとあっという間に1時間経ってしまった。慌しい時間であったが、食べ終わるとナゼか少しリラックスした気分になった。
オフィスに戻るとまたミーティングが続き、夕方はラジオ日経、会社に戻り書籍原稿の校正。リラックスできたランチとは対照的にディナーはこれを10分で食べ終わり、セミナー会場に慌しく駆けつけた。。
Kshiki
マンダリン オリエンタル 東京
東京都中央区日本橋室町2-1-1
03-3270-8800 (代表)
投稿者 shinoby : 06:20 | コメント (2) | トラックバック
2006年10月30日
とっておきのマカロン
<業務連絡>
本日発売の週刊東洋経済11月4日号「資産運用の「家元」が儲けのツボを開陳」の取材を受けました。藤巻健史さん、為末大さんも一緒に掲載されています。
----
昨日はポカポカとした天気の中車に乗って出かける途中、自業自得ながらとても腹立たしい出来事に遭遇してしまった。何だか心の中が晴れない中、その後に思いがけず頂いた美しいマカロンに何だかモヤモヤしたものがスッと抜けていくようなさわやかな気分になっていった。
実はマカロンというのはお店で何度も見たことがあるが食べたことは無かった。メレンゲで膨らませオーブンで焼いて作られる焼き菓子なのであるが、間に挟んである具材のバリエーションがあって楽しめる。
これだけ食べても甘くてちょっと苦手なのであるが、熱い紅茶と一緒に口の中に入るとなんとも幸せな時間が訪れる。
ピエール・エルメはそんなマカロンを作るパティシエの中でも最高のセンスを持つ1人だろう。マカロンの入っている袋のデザインからしてただものではない。職人のプロのこだわりが細部にまでいきわたった作品は食べてしまうのが何だか勿体無いようだった。
Sさん、ありがとうございました。
ピエール・エルメ・パリ青山
東京都渋谷区神宮前5-51-8
ラ・ポルト青山1・2F
03-5485-7766
投稿者 shinoby : 06:30 | コメント (7) | トラックバック
2006年10月29日
秋の料理
ワインスクールの帰り道、何となく物足りない感じになって丸の内まで歩いて、あのビストロに行ってみた。ジビエの季節になると美味しい肉料理がたくさんメニューに載ってくる、でも気軽にフレンチを楽しめるお店である。
最近フロアスタッフが入れ替わったようで何だか接客の雰囲気が変わっていた。そしてワインリストも以前のようなお値打ちワインが少なくなり、相変わらずリーズナブルではあるが、選択肢が狭くなったように感じた。個人的な主観であるが、お店の認知度が高くなって段々普通のお店に近づいていっているのだろうと思う。
それでも料理は相変わらず、フランスの飾らないビストロで出てくるような大胆でボリュームたっぷりで4500円のコースを頼んだら充分である。今回はその中からのチョイス、ロカマドールというやぎのチーズのサラダが個性的だった。サラダの上にカリカリの香ばしいパンが乗り、その上に火を通してトロトロに溶けたチーズをたっぷり乗せた秋から冬に食べたい前菜である。写真の2個で1人前である。
チーズの香りとパンの香ばしさが一緒に食べると最高である。そしてやや重めのボルドーワインを一緒に楽しむと心も体も温かくなってくる。
もう少し寒くなったらまたジビエを食べに来たい。でもこのお店は予約して行くより何だかその日の気分でふらりと寄ってみたいタイプである。残念ながら平日の夕方はそんな無謀なことをしても恐らく予約で一杯で入れないだろうが。
Brasserie AUX AMIS 〜丸の内〜
千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル1F
03-6212-1566
投稿者 shinoby : 07:39 | コメント (0) | トラックバック
2006年10月28日
休日のお仕事
朝夕は涼しいというより寒い季節になってきた。もうクリスマスが話題になったり季節は気がつかない間に流れていく。1年前には何をしていたのかな、と思い出してみるとプライベートはともかく仕事は週末には東京以外の地域を回っていたように思う。神戸、京都、千葉、静岡、福岡、名古屋、海老名、横浜・・・と思い出したら切りがない。
今年は昨年ほどではないが、11月には3回東京を離れて「資産設計塾 特別編 〜 投資で成功するための7つの方法」というタイトルで福岡、名古屋、そして岡山でお話させていただくことになった。すでにそれぞれの会場に100名を超えるお申し込みが入っているようであるが、まだ受付は続いているので興味のある方は是非いらして欲しい。
残念ながら資産運用には正解というものが無い。自分にはもっと別の良い方法があるという人もいることだろう。このセミナーは決して万人受けするものではない。長期でじっくりと資産を殖やす可能性を高めたいという真面目な人に参加していただければ幸いである。
テキストもこの3回のために新しく作り直し、1時間という限られた時間で多くの内容を効率よく伝えられるように工夫してお届けしたいと思っている。
12月に入るとセミナーシーズンは終了。セゾンカードのお客様向けセミナーなどいくつかのイベント以外は2月頃まではしばらくお休みになる。休日のお仕事で11月もお休みはほとんど無くなってしまうが、今年最後のイベントラッシュも最後まで気を抜かないで乗り切りたい。
投稿者 shinoby : 10:03 | コメント (0) | トラックバック
2006年10月27日
続く仕事、続かない仕事
日経CNBCの方から連絡があってこの番組が好評だったので続編の制作をすることになったという。ゲストで出演しただけであるが、番組の企画段階から色々手伝っていたこともあって何だかうれしくなった。
雑誌やWeb、セミナーなど様々な仕事をしているが続く仕事と続かない仕事がある。1度っきりで終わった仕事も限りなく多いが、その中でマネックスメールはもう240回になろうとしているし、この番組ももう2年で100回近くになるだろうか(ポッドキャスティングでバックナンバーが聴けます)。先日終了した早稲田オープンカレッジも6年で15回開講し来年春には16回目が開講する予定が決まった。
雑誌の連載も日経マネーはもう1年半たったし、ファイナンシャルジャパンの「資産設計トレーニング」は2年以上の長期連載に入った。
続いている仕事と続かない仕事の違いは時代の流れやたまたまのタイミングといったこともあるだろうが、大きな要素は一緒に仕事をしているスタッフの方々とのチームワークではないかと思う。全員が完全にとはいわないが、何か良いものを作ろうというベクトルが同じ方向を向いているときには良い結果が待っている可能性が高まる。その結果できたものが評価され、次の仕事につながっていく。足並みがそろわないとそんな好循環がはじまらないのである。
そういえばこの本も1冊目、2冊目の続編と編集者の長岡さんの協力で続く仕事になった。少し前から3冊目を書き始めているが、最近書く時間が無く少し停滞している。
年末に向けて大切な「続く仕事」をしっかり仕上げていきたい、と思っている。
投稿者 shinoby : 10:50 | コメント (4) | トラックバック
2006年10月26日
人前で話すコツ
早稲田オープンカレッジの資産設計塾の5回講義が昨日終了した。全5回で合計10時間かなり突っ込んだ内容で一生懸命説明をしたが果たして受講生の方にどこまで伝わっただろうか。
この講義もう6年目で15回開催されているが、回数を経る毎にさすがに落ち着いて話せるようになってきた。最初の頃は始まる前から緊張して、何を話すか入念にメモを作成していたが、最近は話をするのをむしろ楽しめるようになった。
最近思うことであるが、講義の内容を直前まであまりきちんと決めておこうとすると逆に話が堅くなってしまってうまくいかないケースが多い。きちんと整理しすぎて話の流れを事前に作りこみすぎてしまうとアドリブが効かなくなり、ライブ感が失われてしまうのである。
最低限の話すべきネタは押さえなければならないが、原稿を準備するような入念な方法ではなく大まかな流れを決めてその中で自分の言葉でできるだけ素直に話す。この方が反応が良いように思う。
毎回講義の最終回に受講生の方にアンケートをお願いしているが、今回は「リラックスした雰囲気だった」とか「毎回楽しく受講できた」といった内容だけではなく雰囲気についてのコメントが多かった。
リラックスして自分の言葉で話せるようにするにはその前提となるベースの知識や内容がしっかりしていないといけない。そうでないとただの漫談になってしまうからである。
真面目にリラックスする、この微妙なバランスは経験でつかんでいくしかない。
投稿者 shinoby : 07:32 | コメント (4) | トラックバック
2006年10月25日
マグロのスペアリブランチ
オールアバウトでガイドをしているこの方が東京にいらっしゃるということで、ランチに築地のマグロを食べに行った。マグロと言っても刺身ではなく、網で焼いた豪快な料理である。
実はこのお店、数年前に夜に行って印象的だったのだが、その後場所が離れていて、しかも人気で予約が取りにくいからご無沙汰になっていた。最近、時々ランチをご一緒する京橋界隈のお店のBlogを書いている方のサイトで紹介されていて、気になっていた。この日は少し時間があったので思い切ってお昼に行ってみた。
1000円のスペアリブランチを注文したが、これが味、ボリュームとも高水準だった。出てきたのはマグロを炭火で丁寧に焼いてしょうゆ味にしたシンプルなもの。これにご飯とお味噌汁と小鉢だけのシンプルな組み合わせであるが、マグロの存在感が圧倒的だった。量は多く、脂もしっかりのっているが、後味はしつこくない。だからいくら食べても飽きない味で結局全部食べてしまった。一緒にご飯も完食である。
会社からは決して便利な場所ではないが、ここなら4人でタクシーを飛ばして行っても、元は取れる。ただし12時前に入らないと結構込んでいる。
JIGE
東京都中央区築地2-14-3N I T 築地ビル
03-3248-6332(1F)
03-3248-6333(B1)
投稿者 shinoby : 06:16 | コメント (4) | トラックバック
2006年10月24日
リッツ・カールトン神話
大阪の宿泊先はリッツ・カールトン大阪であった。ハービス大阪の一角にあるこじんまりとしたホテルであるが、サービスは最高と言われている。「リッツ・カールトンで学んだ仕事でいちばん大事なこと 」といった本が出ているくらいサービスは別格らしい。
確かにロビーの応対、部屋の清掃の行き届いたところ、など大阪では最高レベルであることは間違えない。プールも美しく屋外のジャグジーも気に入っている。しかし何だか伝説的なサービスといわれている割に不思議なこともあった。
例えば、今回は初めての宿泊ではなくリピーターだったので支配人からの「またご宿泊いただきありがとうございます」というカードとウェルカムドリンクがサービスされた。それなのに朝届けられた新聞はいつもの日経ではなく毎日新聞だった。前にも日経を頼んだ覚えがあるが私の記憶違いだろうか。
部屋の鍵やエレベーターのボタンの位置も不思議である。クラシカルな雰囲気を出す意図的な演出なのかもしれないが、鍵は真ちゅう製の重量感のあるもの。カード式に比べると偽造されるリスクもあるだろうし持ち歩きは面倒である。エレベーターのボタンが腰より下にあって照明が暗いせいもありわかりにくい。子供や車椅子の方への配慮だとすれば別にボタンがあるのが最近は普通である。
部屋で無料でサービスされているドリップコーヒー。カップはジノリ製のセンスの良いものだが、コーヒーを入れるのには位置が固定できず使いにくい。
私はホテル評論家でもないし、クレームをつけたい訳でもまったくない。「伝説的なサービス」と聞いていたので期待水準が高すぎて粗探しのようになったのかもしれない。
次に大阪に行ったらどこに泊まりたい?と聞かれればもちろんリッツ・カールトンと答えるだろう。それくらい好きなホテルなので、もしかしたら実は何か理由があるのでは?と逆に聞いてみたくなるのである。
投稿者 shinoby : 06:11 | コメント (11) | トラックバック
2006年10月23日
六覺燈
大阪の梅田芸術劇場で開催された感謝祭は「さおだけ屋は・・・」の山田真哉さんともお会いでき(とても気さくな方でした)、第2部では2階席までほぼ満員の中、ステージ真ん中に1時間以上立ちっぱなしでトークライブに初挑戦と新鮮な一日だった。
大阪の美味しいお店についてメールで親切に教えていただいた皆様、ありがとうございました。結局、銀行時代の友人のNさんが大阪勤務時代に愛用していたという六覺燈に行ってみた。
お店があるのは日本橋の黒門市場。梅田界隈とは雰囲気が違う。お店も少し古びたビルの2階にある。入るまでは何だか不安になる立地である。店内は洗練された雰囲気でサービスも良い。串揚げとワインを合わせるという大阪ならではのマリアージュである。
面白いのは串揚げはお任せ、ワインも自分の好みを言うと勝手に選んでデキャンタージュして持ってきてしまうところ。普通はボトルを確認してテーブルで抜栓するものだと思うが。この辺は賛否分かれるところだろう。
ブルーゴーニュのやや重めというオーダーでミシェル・グロの2000年のプルミエクリュが運ばれてきた。香りも良くブルゴーニュらしい素晴らしい選択だと思うが、そうなると気になるのは価格である。しかしもう飲み始めたので考えても仕方ないので食事に集中した。
串揚げは軽い揚げ方で具材も一工夫されていて意外に飽きがこない。しかもワインとも相性が良いのが不思議である。さすがに1コース20本までは到達できなかったが、驚きのある楽しい料理であった。
途中で出てきたパンも美味しかった。同じエレベータに乗った常連にはおみやげに渡してもらえるようだが、初めて行ったのでもらえなかった。
会計はリーズナブルだった。美味しいワインを適正な価格で楽しみたい、洗練された串揚げを味わいたいという人にはお奨めできるお店。ただしご飯ものが一切ない(パンだけ)、串揚げなので工夫はあっても大量には食べられない。
たくさん食べたのに食後は軽快であった。女将さんがテーブルを回り、心をこめた接客をしているのが印象に残った。
六覺燈 (ろっかくてい)
大阪市中央区日本橋1−21−16 たこそうビル 2F
06-6633-1302
投稿者 shinoby : 06:07 | コメント (2) | トラックバック
2006年10月22日
三千盛
土曜日は岐阜県の多治見でセミナーを開催した。以前にセミナーを受講したMさん(ご結婚おめでとうございます!)が地元の人たちを集めて企画したものでお昼をはさんでテキストとパソコンの画面を使いながら資産設計についての基本をお話した。
多治見は岐阜県ではあるが、名古屋のベッドタウンとしての機能も持つ街である。名古屋から特急に乗ると30分もかからない。トンネルをくぐって行くのだが、駅に降りるとのどかな雰囲気のある落ち着いた街であった。
初めて知ったことだが、多治見のお酒で有名なのは三千盛だった。このお酒は辛口で愛飲していてお店でもよく注文する。町村合併で多治見市になったらしいが、なんとも不思議なご縁であった。
その三千盛の限定品の小仕込純米をおみやげにいただいた。ワインの箱のようなパッケージを開けると見るからに美味しそうな日本酒のビンが現れる。どんな味なのか楽しみである。
セミナーは手作り感たっぷりでいつもとは違った雰囲気になったが、主催者の思い入れが伝わってきてとても楽しく、気持ちの良い時間をすごすことができた。
三千盛を飲むときにはきっと多治見の街のことを思い出すのだろう。
Mさん、お世話になりました。
投稿者 shinoby : 08:43 | コメント (4) | トラックバック
2006年10月21日
お金持ちFP
金曜日の夕方から名古屋にやってきた。少年時代に4年間過ごしたこの街は何となく馴染みがあって少しほっとする。それにしても気のせいか名古屋は活気がある。マリオットのレストランも人でごった返している。
夜はファイナンシャルプランナー(FP)の方を中心に40名ほどお集まりいただき、セミナーを開催した。このセミナーはFP協会の単位に認定されているらしく、2時間で2単位ということらしい。私はFPではないので正確なことは知らないが、FPは資格を取っても会員費が毎年かかる上に継続研修といって毎年決められた単位を取らなければならない。セミナーや勉強会のような単位認定されているものに出席したり、FPの雑誌の通信講座のような課題を提出したりする。とにかく何だか忙しそうである。
しかしそんなFPの資格を持っていて、ファイナンシャルプランニングの相談業務だけで仕事をしている人はほとんどいない。多くは保険の代理店をやっていたり、別の仕事がメインであったり、というケースである。FPという資格は努力とコストの割に合わない資格に思えてならない。
日本ではまだお金を払ってお金の相談をすることは一般化していない。文化的な背景もあるのかもしれないが、自らが人生の成功モデルとなっているFPが少ないことも理由ではないかと思っている。なぜなら相手が憧れの対象であれば相談しようという気にもなってくると思うからである。
にわとりと卵のような関係であるが、自分の豊かな人生を語れる「カリスマFP」が誕生すればそこに相談に行く個人投資家も増える。それによって商品を紹介してコミッションに頼る営業ではなく、資産残高に対して相談の対価としてのフィーを受け取る本来あるべきファイナンシャルプランナーが生まれるのではないかと思う。
美容師にも、料理人にも、予備校教師にも、プロの世界にはその業界のシンボルとなる人が登場し業界を発展させる。FP業界にもそんな人が求められているのである。そんな流れの一助になれば、と昨晩のセミナーは突っ込んだ内容でやや辛口なものになった。果たして参加されたFPの方々はどのように感じられたのだろうか。
投稿者 shinoby : 08:37 | コメント (11) | トラックバック
2006年10月20日
30日でお金持ちになる方法
もうすぐ発売になる日経マネー12月号が一足早く手元に届いた。
マネー誌というのは相場連動型売上の雑誌である。日経平均が上がってくると売れ行きが上がり、相場が低迷すると売り上げが落ち込むというのである。そんなわけで今年は昨年より販売に苦戦しているようだ。しかし主要マネー3誌の中では日経マネーは善戦しているという。その理由は株式一辺倒の個別銘柄の話だけではなく、編集部のアイディアが豊富で面白いヒット企画が毎月出ているからだと思う。
自分も取材を受けたから書くわけではないが、12月号で面白いのは「お金持ちになる30日間プログラム」という特集である。伝説の株式投資クラブSYNC(シンク)出身の編集者関口昌弘さんが取材を担当。彼のセンスが光る誌面に仕上がっている。
それにしても今回は人選がユニークである。「社長失格」の著者板倉雄一郎さん、「ネット株の心理学」の小幡績さん、「インベストメントハードラー」の為末大さん、と私の愛読書の著者が勢ぞろい。さらに長塚智広さん、仕事でお世話になりっぱなしの束田さんも登場している。
「Investment & Life Planning」を標榜する日経マネーならではの企画である。週末には店頭に並ぶと思うので読んでみてください。
投稿者 shinoby : 06:06 | コメント (6) | トラックバック
2006年10月19日
コミットメントとリスペクト
仕事について考えることが多い。社内でも社外でもうまくいく仕事とうまくいかない仕事がある。その違いを考えてみるとコミットメントとリスペクトが関係しているようだ。
コミットメントとは仕事に対する入れ込みのことである。自分の仕事だと思って、いや仕事以上のものだと思って取り組んでいる。嫌々やらされているのではなく主体的にやっているという感覚が伝わってくるような仕事ぶりがあればコミットしているといえる。本気でやっている目の色が変わった人は周囲を巻き込んで成果を出していくものである。
もう一つのリスペクトとは周囲から認められることである。自分にはできない、とかこれはかなわないと思わせる力があれば周囲の尊敬を集め人を動かすことができるようになる。リスペクトはスキルが無ければ得られないわけではない。人より一生懸命やっている、とか相手の心を動かすものがあれば良いのである。
仕事については最近日経BPネットにこんなコラムを書いたが、ここで紹介した斉藤泉さんなんかはコミットメントによってリスペクトを受けている典型例だと言える。
プロ意識の高い人が集まる会社であればあるほどこの2つの要素が重要になるのである。
投稿者 shinoby : 06:22 | コメント (6) | トラックバック
2006年10月18日
手帳の取材
11月上旬に発売される手帳特集のムックに掲載されるということで取材を受けた。これから2週間で原稿を上げて、印刷に入るという。ムックの制作はいつもこんな感じになっているケースが多い。
手帳の使い方、今の手帳を使うまでの経緯、手帳の中身、手帳の記入方法・・・ととにかくマニアックな取材であった。人物の撮影もあったが、手帳の表紙、中身(情報は隠してもらうが・・・)、付属のペン、メモ帳、4色ボールペンなど小物もすべて写真撮影していた。このような本の購入者は掲載されているものとまったく同じ文房具を探そうとするケースが多いらしく、市販の4色ボールペンの型番までメモっていたのには苦笑した。
手帳はこれから12月にかけての旬なテーマである。しかしどの雑誌を見ても大体出てくる顔は同じ。元祖はGMOの熊谷社長であるが、イーウーマンの佐々木かをり氏、ワタミの社長、超整理手帳の野口教授、和田裕美さん、「1000億円失って」のツカサグループ川又三智彦氏、そして糸井重里氏など。ほぼ常連は決まっている。
この手帳ブーム。丁度バブルの絶頂期にもシステム手帳が流行った時期があった。あの頃に比べると随分バリエーションも増えているが果たして手帳本来の機能は進化しているのだろうか。
情報整理術を学ぶのは決して無駄なことではないが、整理のための整理をして手帳に翻弄されている人を見ると手帳に懲りすぎるのも良くないと思うことがある。かつての上司でシステム手帳を使いまわしている人がいたが、To do listに20も30もやることを書いてその日にやるべき肝心なことを忘れていた。
手帳はシンプルに、見やすく、が鉄則である。大げさなシステム化を進めても多くの人には使いこなせず、手帳に使われてしまっては意味がない。
投稿者 shinoby : 06:10 | コメント (8) | トラックバック
2006年10月17日
名古屋、岐阜、そして大阪
今週末は金曜日から週末一杯セミナー、イベントで東京にいない。
金曜日は名古屋のファイナンシャルプランナーの集まりに行くことになっている。そして翌日は名古屋から岐阜の多治見へ。昔、名古屋に住んでいたころを思い出す懐かしい地名である。こちらはセミナーの元受講生の方が「資産設計」を自分の周りに広げたいという思いから実現した企画。お昼をはさんで個人投資家の方にセミナーを開催する予定である。
そして大阪に移動して翌日はこのイベントに参加。第2部のトークセッション「豊かな投資家になるために〜マネックスが教えます!成功するための投資哲学〜」 というタイトル。2人でやるのは実は初めての試みである。大阪のお客様に果たして受け入れてもらえるだろうか。
ちなみにマネックス証券のお客様感謝Dayは11月には福岡、名古屋、岡山でも開催され、3回とも呼んでいただいた。ここでは大阪とは少し内容を変えて、ピンで資産設計についてのお話をしたいと思う。
という訳で名古屋ではあまり滞在時間が無いのだが、大阪は夕方に入って翌日のお昼までの時間があるので、また美味しいお店を探してみようと思っている。地元の方が良く行かれるような観光地化していないお店が良いのであるが、そんなお店はガイドブックを見てもなかなか見つからない。
金沢でも、新潟でも、福岡でも、徳島でも、名古屋でもそして札幌でもいつもこのBlogを読んでいる方に助けていただいている。今回も皆様の教えに甘えてみたいと思う。
投稿者 shinoby : 05:55 | コメント (8) | トラックバック
2006年10月16日
痛み
プライベートな話であるが、週末から筋肉痛に悩まされている。
昨日の朝から歩いているとどうも足が痛いな、と思っていた。そのうち治るだろうとたかをくくっていたら、夜になってもまったく変わらない。学生時代にクラブ活動でうさぎ跳びをやって次の日に足が筋肉痛になるような状態なのである。階段を降りたりするのが一番辛い。
足の筋肉を押してみると膝の上、太腿の内側の筋肉が両足とも滅茶苦茶痛い。一体原因は何だろう?バーベキューで久しぶりに張り切って肉を焼いたりはしゃいでいたからなのか。何だか不安だった。
色々考えてみて、もしかして?と思うのは毎朝やっている腹筋と腕立て伏せに問題があるのでは、と思い始めた。そういえば週末から腹筋の方法を今までと少し変えたのだ。
毎日足上げ腹筋を120回続けている。仰向けに寝て足を垂直近くまで上げて床面ギリギリまでゆっくり下ろす。この単純運動でも120回やると結構きつい。
それを週末から同じやり方で、さらにつま先を足と直角にしながらやるように変えてみたのである。すると足全体が常に緊張するようになって今まで以上に続けるのがきつい。その成果が足にも効いているのかもしれない。
しかしそれが事実なら、今までやっていた腹筋は正しい方法でやっていなかったことにもなる。新しい方法で腹筋だけではなく足の筋力も維持できることが証明されたからである。何だかこれまでの毎日の苦労が無駄になってしまったようで少し悔しいのであるが、いずれにしてもこの筋肉痛の中で今までとおり毎日続けるのは結構辛い。
早くこの「うち腿痛」が無くなり、普通につま先直角腹筋ができるようにしなくては。ということで今朝もこれからいつもの日課をはじめることにする。
107
投稿者 shinoby : 06:10 | コメント (8) | トラックバック
2006年10月15日
外で食べる贅沢
大井埠頭の公園でバーベキュー大会があった。天気はさわやかな晴天。気温も丁度良く、外でのイベントには最高のコンディションであった。
バーベキューといってもただ買ってきた肉を焼くだけではない。この会社の久保田さんが参加してくれたので一味違う本格的な料理になった。生でも食べられる新鮮な鶏。1羽をまるごとつぶしたということでネック、手羽先、手羽元、ハツ、レバー・・・とバリエーションは焼鳥店並みだった。どれもシンプルな味付けでも絶品である。
鮭も大きな身を大胆に網に乗せて軽く火を通す。中はまだレアであっても炭の香ばしさと表面のパリッとした食感と一体化してこれまたワイルドで飽きない味である。
サイトで市販されている商品を持ち込んで料理してもらったわけであるが、このうまいもんドットコムの食材はこだわりが違う。特に肉とシーフードの品揃えは他の食サイトとは一味ちがった品質の高さと商品のセンスがあると思う。それは久保田さんをはじめとするスタッフが本当に食いしん坊で全国の美味しいものを自分たちの手で探して紹介しているからだと思う。
たくさん持ってきていただいた食材があっという間に無くなっていく。お腹がいっぱいなのはわかっていてもつい新しい肉が完成すると一口食べずにはいられない。
青空の下で食べる食事は食卓とは違った開放感があって美味しい空気が料理を引き立てる。最高品質の料理がこの環境でさらに味わいを増し、最高の食事を楽しむことができた。
久保田さん、ありがとうございました!
投稿者 shinoby : 09:33 | コメント (6) | トラックバック
2006年10月14日
ノーベル平和賞
日経新聞の朝刊によればグラミン銀行総裁のムハマド・ユヌス氏がノーベル平和賞を受賞した。グラミン銀行はユヌス氏が設立し貧困層を対象とした世界初の少額無担保融資(マイクロ・クレジット)事業を編み出したバングラデシュの銀行である。
もともと経済学者であったユヌス氏は計量経済学が目の前にある貧困を救うことができないと自ら行動を起こしたのである。ポケットマネーで「材料費27ドル(約3000円)」を貸したことが出発点となり貧困層に無担保で資金を貸し付ける活動を2年をかけ100村以上で試したが、貸し倒れはなかった。ここからグラミン銀行ははじまった。
女性や貧困層への融資を行うこの新しい方法は男性中心社会の感情的な反発もあったらしい。借り手に臓器移植による早期返済を勧めている、といった中傷や革命を志す貧困層を骨抜きにするのが目的、などの批判もあったと書いてある。どこの国でも新しいことを始めるときには抵抗勢力からの様々な圧力がかかるものである。しかしユヌス氏のスタンスは議論で勝つことに意味はない、と一切反論をしない立場を取った。それだけ強い意志があったからであろう。それにそんな不毛な議論をしている時間があったらもっと多くの時間を本業に割くことができると思ったのだろう。
彼の活動はこの自叙伝にくわしく書かれているはずである。現時点でもアマゾンランキング148位に急上昇している。今回の受賞で品切れになるかもしれない。
マイクロファイナンスと言われるこのような手法は世界的に広がりつつある。米国でも導入事例があるようだし、日本においてもこんな組織が活動をしており新生銀行が資金などのサポートをはじめている。
メガバンクのような既存の大銀行の金融事業を見ているとこのような新しく柔軟なファイナンスの世界には組織として対応できないように見える。その結果日本においても担保主義の壁に阻まれて金融面で成長を制約されてしまっている人や組織は多い。
簡単に解決するほど甘いものではないとわかっていてもグラミン銀行の活動が世界に広がれば、今までの世の中をもう一回り大きくできるように思えてしまうのである。
投稿者 shinoby : 08:53 | コメント (6) | トラックバック
2006年10月13日
受講生との再会
この本でも資産設計を実践している投資家として登場してもらった、Iさんにまた別の仕事で取材をさせてもらった。
数年前のセミナーに参加してはじめて証券会社に口座を開き、日経平均連動の投資信託と外貨MMFを1万円ずつ買って資産設計をはじめた。そして10万円に投資金額を増やし、1年後にはほとんどすべての金融資産を分散投資で運用しはじめた。
そんな彼女は投資で培ったチャレンジ精神が高じて、大手企業からベンチャー企業へ転職。忙しい日々を送っているようだ。資産設計については今では積立で自動的に5種類の投資信託を毎月購入し、半年に1回自分の資産を時価評価している程度だという。
話を聞いていて印象的だったのは、個別株投資は止めたということと、資産設計を始めて将来への不安が消えたという2点であった。
個別株は自動車会社やIT系企業、出版社などいくつかの銘柄を保有していたらしいが、価格の変動が激しく見ていると疲れるので売却してしまったという。そして投資信託や為替保証金取引などでの分散投資に切り替えた。
また資産を運用するようになって漠然とした不安が具体的な不安に変わり、その不安に対して自分が取るべき行動が見えるようになったと語っていたのも納得できた。自らコントロールできる範囲で市場のリスクを取っていくことでリスクについて実感することができ、資産運用に限らず人生のリスクについての感覚も磨くことができたのだと思った。
本業に忙しい人ほど資産運用に時間はかけられない。だからやらない、のではなくやり方を続けられる方法にしなければならない。彼女の資産は数年前に比べ飛躍的に殖えている。しかし彼女が得たものはお金だけではないのである。
投稿者 shinoby : 07:05 | コメント (13) | トラックバック
2006年10月12日
お寿司の原点
早稲田大学エクステンションセンターの5回シリーズ講座も昨日で3回目となった。毎週水曜日に夕方6時半から2時間の講義。受講生の中には仕事が終わってから慌ただしく駆けつける方もいらっしゃるだろう。そうなると夕食を食べる時間など無い方も多いのではないだろうか。
私も会社を5時半前に出て、早稲田に向かう。時間ギリギリなので食事をゆっくりする暇はない。しかし2時間話をするのにはエネルギーが必要である。夕方何もお腹に入れないで話したことが以前あったが、後半になるといわゆるガス欠状態になってテンションが上がらなくなってしまったことがあった。何か食べないと良い結果が出せないのである。
しかし食事といっても短時間に食べられないと時間が無い。しかもあまり胃にもたれたり、香りの強いエスニック料理や韓国料理などは避けたい。そんなわけで最近、早稲田の前に愛用しているのがこのお店である。
京橋の駅の入り口の横にあってすぐ入れる。夕方のこの時間ならまだお客さんはほとんどいない。カウンターに立つと、2種類ずつネタを注文する。びんちょうにほたて、サーモンに牡蠣、生ゲソにさんま、最後に巻物を1本。こんな感じでお勘定は1200円。時間は10分ほどで満足できる。
お寿司の原点は屋台の立ち食いであるという。立ってさっと注文してさっと食べる。好きなものが瞬間に出てくるというのはお寿司ならではの魅力である。ゆっくりお酒を飲みながらつまみからはじめるお寿司とは違った楽しさ。10分間のオアシスと言っては大げさか。
魚がし日本一京橋店
中央区京橋2-2-12
千石ビル1F
03-5202-6318
投稿者 shinoby : 06:30 | コメント (2) | トラックバック
2006年10月11日
泉さんからの8つのアドバイス
泉正人さんがついに本を出版した。アマゾンでも1位になったというこの本はわかりやすく読みやすい文章の中に、泉さんの不動産投資で大成功をおさめるまでのサクセスストーリーが素直に描かれている。
読んでいると、そんなにうまい話があるのか?これは本当の話なのか?と思う人がいるかもしれない。しかし実際にお会いしてみると彼の毎日の生活が本に書いてある通りであることを実感する。湘南のマンションを一棟買い取りそのペントハウスに住んで、サーフィンを楽しみそこから仕事に通っている泉さんは日に焼けていつも健康的だ。
不動産投資は現時点ではじめても同じような成功が待っているとは限らない。また泉さん自身も書いているように最初の3年間のリスクは確かに大きい。地震や火災といった不動産特有のリスクもある。誰でも猿のように真似をすれば同じ結果が待っているわけではないのは株式投資と同じである。
泉さんが書きたかったことは自分に投資し、ポジティブに考え、チャンスを待ち、努力して、リスクをコントロールし、お金と感情のコントロールをすれば同じようなチャンスが世の中には存在するということだ。自分の能力や努力が世の中のニーズにジャストミートするために何が必要なのかをこの本は教えてくれる。
4章までは読み物として、5章は保存版として何度も読み返してみるのが良いと思う。泉さんの投資に必要な8つのアドバイスはこれだけでも読む価値がある。
投稿者 shinoby : 06:10 | コメント (6) | トラックバック
2006年10月10日
変わらないお店
今年の2月に深夜に行って、とても印象に残ったこのお店に今度はお昼に行ってみた。
こじんまりとした店内で休日のお昼時ということもあり、店内は満席。電話で予約しておいたので席を用意してくれていた。
ランチセット2000円というのもあったが、チョイスできる料理がピンと来なかったのでアラカルトで注文。イカとセロリのサラダ、トマトソースのトリッパ(写真)、生うにのパスタ、イカとカラスミのパスタと食べた。残念ながらメインまで辿りつけなかったが、車で行ってワインも飲めなかったので丁度良かったかもしれない。
このお店には不思議な雰囲気がある。働いている人たちが仕事を楽しんでやっているからだろうか。キビキビとした接客、厨房の様子が心地いい。
すべての料理がピントをしっかり合わせた味に仕上がっている。イカとセロリにレモンを絞るだけのシンプルなサラダがどうしてここまでの味に仕上がるのか。トリッパの煮込み具合がどうしてここまで柔らかいのか、パスタの茹で具合、味付けがどうして絶妙なのか。ブレが無い味で安心できる。美味しいものは食べるのが早い。1時間足らずで完食してしまった。
パスタを食べながら横の釜で次々と出来上がっていくピザを見ているうちに段々食べたくなってきたが、今回はもうお腹に入らない。パスタ2品よりはパスタとピッツアの1品づつにした方が良かったかもしれない。デザートも残念ながらパスしてしまった。
そして会計が終わるとお店の方がお見送り。家の近所に欲しいと思う、暖かく美味しいお店であった。近いうちにまた来たい。今度はディナーで。
イル ルポーネ
東京都目黒区中目黒2-10-19 1階
03-5722-6789
月曜定休
105
投稿者 shinoby : 06:08 | コメント (5) | トラックバック
2006年10月 9日
投資教育の広がり
朝日新聞で毎週日曜日に掲載しているお金のゼミナールは今取り組んでいる仕事の中でも最もプライオリティの高いものの1つである。毎週読んで何か1つでも役に立つ知識を得て欲しい。といっても限られた紙面でてんこ盛りでは読んでもらえない。ポイントを決めて、切れのあるコピーで読む気になってもらうにはどうしたら良いか。代理店のコピーライターさんも交えたミーティングが続いている。
そんな連載に聴覚障害者の方からお手紙をいただいた。その方は講演やセミナーに行くときは要約筆記者や手話通訳者を同行しなければならない。ところが、健康に関する話や文化的な講演には派遣してもらえるのにお金に関するセミナーでは派遣してもらえないらしい。だからマネックスのセミナーにも参加できなかったが、今回のお金のゼミナールは毎週読むことができるのでうれしく、これからを期待しているという内容であった。
調べてみると日本で聴覚障害者として身体障害者手帳を交付されている人は約36万人いるらしい。さらに高齢者の方なども含め聞こえにくいという人を含めると約600万人に達するという(Wikipediaより)。
残念ながら今まで開催した勉強会やセミナーは要約筆記者や手話通訳者が付いたことは一度もなかった。恥ずかしいことであるが、そのようなニーズがあるということすら今回のお話を聞くまで想像することもできなかった。
資産運用は生活する人すべてに必要な知識であると思っている。勉強会やセミナーも東京でばかり開催しているという不満の声があり、Eラーニングの提供をはじめたり、書籍での情報提供も行っている。
それでもまだ投資教育の広がりには限界がある。どうしたら出来るだけ多くの人に出来るだけわかりやすく、そしてできるだけ低コストで提供することができるのだろうか。答えはまだ見えないが、ビジネスとしてどうやったら成り立つのかを突き詰めることが長期で継続できる安定したサービスの前提条件ではないかと思っている。
投稿者 shinoby : 09:04 | コメント (8) | トラックバック
2006年10月 8日
ワインの勉強
9月2日のBlogにも書いたようにこれからの人生のプライベートなビジョンの中にはピアノで好きな曲が弾けるようになる、とワインを勉強してブルゴーニュのドメーヌめぐりをする、が入っている。どちらも短期ではなく長期で実現しようという気の長い話であるが、はじめないといつまでたっても何も変わらない。
前からワインに関してはこの教室で教えるWSETという資格が面白そうだと思っていた。知り合いのワイン専門家の方に相談してみたら何とそこで講師をしているというではないか。早速秋学期の申し込みをして12回の初心者コースに通い始めた。
ワインが好きだということと理解しているということは違うらしい。好き嫌いだけで主観的に味わっていたものを、外観、香り、味といった要素に分解して、自分の言葉で理解しようとしてみる。このような主観から客観への努力をしていると同じワインでももう一段深みのある楽しみ方ができるのだ。
初回に隣に座った方は何と「資産設計塾」の読者の方であった。いきなり「内藤さんですね」と話しかけられてちょっと動揺したが、授業が進みテイスティングが始まる頃にはすっかり打ち解けた雰囲気になった。
それにしても初回の授業に参加してみて、自分のワインに対する表現力の貧困さを感じた。飲んだことのあるワインの今まで自分が思っていた特徴がいかに主観的であったかに気付かされた。確かに味覚という主観は究極的には客観化できないものなのだと思う。しかし客観視するトレーニングを経た上の主観と単なる主観には大きな差が存在する。
果たして12回の授業で現状からどこまで進歩できるのか。
投稿者 shinoby : 11:01 | コメント (5) | トラックバック
2006年10月 7日
手帳の季節
来年の予定が入り始めたなと思ったら、もう手帳の季節になってきた。この時期来年の手帳が無いのに3月や4月の予定が決まるとその管理が大変である。5月にも大きなイベントがありさすがに忘れることはないだろうが、ダブルブッキングしないように注意が必要だからだ。
手帳はファイロファックスを使っている。後ろにメモを書くシート。前には2週間見開きのスケジュール帳を入れている。最初は1週間見開きが書きやすいと思ったが、慣れると逆に詰め込んだ方が一覧性があってコンパクトにまとまるので便利である。
手帳には大切なゴールドのボールペンがさしてあるが、実際に使うのはほとんどが4色ボールペンである。黒は仕事、赤はプライベート、青は原稿、取材関係、緑はその他の特記事項と色分けして書いているが、これも書くのに慣れるとわかりやすい。自分のスケジュールが色でわかるからである。
そんな手帳の使い方に関しての雑誌の取材も入り始めた。今月取材して来月号に掲載という段取りなのだろう。その頃になると文具店に手帳コーナーが出来、気の早いクリスマス商戦のジングルベルが鳴り響いていることだろう。気が付くと一年は短い。
投稿者 shinoby : 10:52 | コメント (3) | トラックバック
2006年10月 6日
ソーシャル・ベンチャー
<業務連絡>
13日の金曜日に東京証券取引所で17回目のこのセミナー(女性限定、参加費用500円)を開催します。投資の超初心者の方におすすめします。お飲み物と簡単なお菓子付きです。
---
ODA関係の仕事をしている弟からこんなWebを教えてもらった。
40名の会員(パートナー)が、自らのお金と時間を出し合い、ソーシャルベンチャー向けの投資を行う組織だ。ソーシャルベンチャーの定義は色々であるが、要するに社会目的の事業やNPOなどが対象になる。
資金を提供する会員は20〜30代の若手のビジネスパーソンが中心。彼らはお金を出すだけではなく口も出すようだ。つまりお金を出すだけの投資ではなく投資先とのコミュニケーションも積極的に行い、投資家と事業家という枠を超えた関係を築こうというのであろう。
最近思うことはボランティアや寄付もその存在価値を否定はしないが、ソーシャル・ベンチャーであっても最終的に資金の出し手にも経済的なリターンを含めた効用が無ければプロジェクトとして継続性を持てないのではないかということだ。
このプロジェクトは果たしてそのような効用を40名の参加者にもたらす結果になるのかはわからない。事業は人の能力も必要だが、運もあるからである。だが何とか最初の一歩に成功して次へのステップにつなげていって欲しい。
最近周囲の人を見ていると、伝統的な大企業での仕事に満足できず、新しい行動を起こす人が多い。安定した仕事をあっさりと捨てて、自分のやりたい会社を作ったり、仕事以外のソーシャルベンチャーのようなエリアで仕事以上のコミットと実績を上げたり。
好きなことをやっていればそれで幸せ、という人もいるだろう。しかしそんな新しいムーブメントを一部のマニアのものだけではなく広く一般化していくためには多くの人を惹きつける魅力も必要なのである。
投稿者 shinoby : 06:29 | コメント (6) | トラックバック
2006年10月 5日
顧客対応と鵜呑み
仕事をしていると様々な意見が対立することがある。
朝日新聞で毎週連載を始めたこの企画のコンテンツはマネックス・ユニバーシティが担当しているが、前回の内容についても「わかりやすい」「参考になった」といった好意的な意見が多い反面「何だかえらそう」「もっとやさしく」といった意見もある。
インターネット上で投資の体系的な学習ができるEラーニングも先月から開講し、個人投資家の方が多数申し込んでいる。このサービスも4月に実施したモニター版の体験者の80%以上からはポジティブな評価をいただいたが、やさしすぎるといった不満を持つ方もいらしたようだ。
勉強会やセミナーも終了後のアンケートを実施するとほとんどの方は満足されるが数%の方は「あまり良くない」といった評価をされる。
残念ながら一定の人数以上を対象にしたサービスは個別に提供するサービスに比べ全員の満足度を高めようとするためどうしても一部の参加者の方の満足度を最高値まで上げることができない。もちろん全員の満足を目標にするべきであるが、すべての意見を鵜呑みにしていると結局全体の満足度まで下がってしまうことがある。
例えば勉強会で一人のお客様のかなり専門的で個別性の強い質問に対応しているとその間他の参加者の方の満足度は落ちてしまう。お客様の意見を聴くということと何でも言うことを鵜呑みにするということは別である。
様々な意見をすべて聞いて対応しようと無理をして結局、消化不良になっている人がいる。すべての意見に対応しているように見えて、すべての意見に対応できない結果をもたらしてしまっている。人の言うことを疑いも無く何でも取り入れようとする人はいずれ矛盾に耐え切れなくなる。真の顧客対応とはお客様の言うことを鵜呑みにすることではなく、最終的な目的を明確に認識し、顧客満足度を高めるためにどうすべきかを自分の頭で判断することだと思う。
投稿者 shinoby : 07:24 | コメント (10) | トラックバック
2006年10月 4日
もう一つの煉瓦亭
煉瓦亭といえば創業は明治38年という銀座の洋食の老舗。大学時代に何度か食べに行ったことがあった。その煉瓦亭が実は銀座にもう一軒あると聞いてびっくり。食いしん坊のあの方と一緒にランチに出かけた。
12時半だというのに店内には順番待ちの列が。2階にも席があるので上に上がって待つこと10分。ようやく座ることができた。このお店は注文に悩む。ミックスフライも良いし、牡蠣フライも丁度はじまったところ、オムライスやハヤシライスも捨てがたい。さんざん悩んだ末、カレーライスにメンチカツをトッピングしてもらうという変則オーダーにしてみた。
出てきたのはこってりとした日本の洋食カレーにカラッと揚がったメンチカツ。カレーはとにかくコクがある。日本のカレーよりどちらかというとインドカレーが好きなのであるがこのカレーはフライとの相性が良い。メンチカツと一緒になるとソースのように馴染むのである。
少し量が多くて脂っこいかな、と思っていたが気がつけば完食していた。
もう1つの煉瓦亭は銀座の奥にひっそりと営業しているが侮れない味であった。次は牡蠣フライ、いやオムライスか。リピーターになりそうだ。
煉瓦亭
東京都中央区銀座1丁目14-1
03-3561-3838
投稿者 shinoby : 06:53 | コメント (4) | トラックバック
2006年10月 3日
連載

リクルートの雑誌就職ジャーナルの11月号 (2006年9月30日発売)から「四賢人が見る 報道のウラ側」 という取材が10回の連載で掲載されることになった。
これは就職活動をしている学生さんを中心に興味のある時事テーマを毎月2つピックアップし、それについての話題をまとめるという企画で、もう数年続いている同誌の長寿コーナーらしい。取材をしていただくのは上阪徹さん。出来上がった記事を見ると無駄のない切れのよい内容。さすがである。
私を含め4人が登場するのであるが、他の3名はこんな方々。恐縮してしまうメンバーである。
池上彰(ジャーナリスト)
田中里沙(『宣伝会議』編集長)
テリー伊藤(演出家)
中でもテリー伊藤さんはこのコーナーのほぼ常連らしく通常は10回で交代になるのに連続して担当されているようだ。
連載と言えば、こちらの連載も9月末からはじまった。これは朝日新聞紙上で毎週日曜日の朝刊全面を使ってお金の勉強をしようという壮大な企画である。
投機ではなく投資、長期で資産をじっくり殖やすための方法を超初心者の方にもわかるように50回の連載で学ぼうというものだ。マネックス・ユニバーシティがコンテンツの制作で全面協力している。
連載は毎回のクオリティが要求されると同時に全体を通じての安定感も求められる。読んでいただいた方に損した!と言われないようどちらもしっかり作っていきたいと思っている。
投稿者 shinoby : 06:13 | コメント (5) | トラックバック
2006年10月 2日
不思議なホテル

最近目黒通り方面に出かけることが多い。昨日も小雨の中ランチをしようと出かけてみたが、偶然見つけたこのホテルのロビーでタイ風イエローカレーを食べてみた。
不思議な内装である。1970年代のようなノスタルジックな雰囲気。音楽もホテルというよりはクラブのノリ。ホテルの従業員も何だかフレンドリー。全体にゆるい雰囲気なのである。その理由は客室にある。
9室しかなくてすべてが別々の間取り。テラス付きやビューバスもあるらしい。また、ウィークリーホテルや6ヶ月以上滞在するレジデンシャルホテルが23室もある。ホテルというよりは高級アパートメントという発想なのだろう。
さらにギャラリースペースやドッグトリミングサロン、洋書ショップなどややニッチで尖がったものを取り揃えている。
恐らくこのホテルは万人受けするものではなく人によって好き嫌いがはっきりするだろう。ホテル側も敢えてわかってくれる人だけを相手にするというスタンスで営業している。ランチを食べるだけではなく、長期の滞在をしてみるとじんわりと愛着が湧いてくるような不思議な魅力のあるホテルである。
CLASKA
東京都目黒区中央町1-3-18
03-3719-8121
(写真はCERA TRADING CO.,LTD.のWebより)
投稿者 shinoby : 06:08 | コメント (4) | トラックバック
2006年10月 1日
資産設計塾 外貨編
今年の年末出版を目標に「資産設計塾 外貨編」(仮称)の執筆を続けている。分散投資の手法の中で外国株式や外国債券といった外貨の運用に特化した内容の書籍である。
日本の個人の金融資産の運用は大きく2つに分かれる。預貯金を中心に運用というよりは貯蓄型の資産構成の人、そしてもう1つのパターンは日本株式の比率が極端に高い「リスクを取りすぎている人」の2パターンである。
前者に対しては「リスクを取らないのがリスク」という説明をしているが、いきなりリスクを取り過ぎてしまう人に典型的なのが、株式投資をいきなり自分で銘柄選びからはじめてしまうケースである。
個別の銘柄を選ぶスキルを持っていないという問題以上に、日本株の全資産に占める比率が極端に高くなってしまい、調整局面で自分の資産を大きく減らしてしまうという失敗に陥りがちである。
そのような失敗を避けるには日本株の比率を下げ、その分外貨資産を保有するのが良い。日本の個人投資家は日本株のリスクは取りすぎるが、外貨資産から発生する為替リスクは取らなすぎ、なのである。
その理由の1つとして外貨資産運用にはどの商品をどのように組み合わせれば良いのかよくわからないということがあると思う。為替保証金取引や中国株、インド株といった個別の高リスク商品の解説書はあっても、外貨資産全体をどのように運用していくのかを体系的に説明した書籍は残念ながら存在しない。
外貨預金、外貨MMF、インデックスファンド、外債、為替保証金取引、外国株・・・それぞれの商品の長所短所、使い方を丁寧に解説して、自分の資産運用に実際に活用できるような知識をまとめたものに対するニーズは強いと思っている。
現状こんな構成を考えている。
プロローグ 外貨投資の魅力と将来性
1章 外国為替の基礎知識
2章 外貨投資の基本戦略
3章 投資対象国のファンダメンタルズと投資環境
4章 外国株式に投資する
5章 外国債券に投資する
6章 外国為替保証金取引に投資する
7章 その他の外貨資産に投資する
Q&A、用語集、その他
外貨資産の運用範囲は広い。BRICsがブームになったと思ったら今やNext11の時代である。セミナーでもベトナム株の投資方法は?とか香港で外貨口座を開設するには?といった質問が珍しくない。
しっかりと充実した内容にしようと思うとなかなか筆が進まない。250ページ程度の完成予定であるが、現在まだようやく90ページ弱まで。道のりはまだ長い。
「資産設計塾」シリーズも累計で6万部を突破した。アマゾンには1冊目の書籍に先月もコメントが追加されるなど、今もコンスタントに販売が伸びている。多くの方にご支持いただいたシリーズの3作目として前2冊に劣らない内容のものを作っていきたい。
Blogをお読みの方で新刊本へのご要望やご意見などいただける方は、右下の<メールを送る>をクリックして送っていただきたい。
「資産設計塾」は勉強会、セミナーなどを通じて出会った多くの個人投資家の方にたくさんのことを教えていただき完成することができた作品だと思っている。今回もそんなフィードバックを活かし、できる限り多くの方にご満足いただける内容にしていきたいと思っている。
ちなみに今回も編集を担当していただくのは自由国民社の長岡さんである。