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2006年11月30日
個人投資家のエンパワーメント
<業務連絡>
セゾンカード会員女性限定セミナー「今から始めるマネーセンスを磨くコツ」 東京丸の内で13日の夜開催。くわしくはこちらをご覧ください。
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昨日は渋澤さんがコーディネートする文京学院大学院・経営学研究科のこちらのセミナーに講師として出席させていただいた。
集まっている受講生は社会人の方ばかり。中には岐阜から新幹線で通っている熱心な方までいらっしゃる。1時間半の講義は休憩なくあっという間に終わってしまった。
この講座の面白いところは懇親会である。数十名の出席者が大学構内の1階にある学食へ移動し、立食で講義に限らず様々なことを語り合う。
受講生同士は毎回の懇親会ですっかり打ち解けたムードになっていて、アットホームに楽しく時間を過ごすことができた。懇親会も気がつけばもう1時間以上。食堂のスタッフが帰れなくなってしまうのでお開きとなったが、まだまだ話は尽きないようであった。
それにしてもこの講座、1回5,000円ちょっとで講義と懇親会(食べきれないほどのボリュームがあった)とかなり良心的(私の講義が価格に見合うものであったかは別にして)。講師陣は渋澤さんの志に共鳴して手弁当で参加しているすばらしい方ばかりである。
今年で2回目というこの企画であるが、来年も開講されるのであれば時間のある方にはお奨めしたい。ただし講師の顔ぶれは少し変わるのかもしれない。
投稿者 shinoby : 07:18 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月29日
文房具

建築家の安藤忠雄さんのオフィスでは文房具は会社が支給するのではなく、自分が必要なものを自分で買ってくる仕組みになっていると聞いたことがある。仕事の道具は自分が好きなものを大切に使うのが当たり前という考え方に基づいているらしい。
この本でも紹介しているが、私が使っている筆記用具は4色ボールペンと小型のボールペンである。4色ボールペンを使ってファイロファックスのバークレー(スリムライン)に書き込んでいくのが一番手になじんでいる。
4色ボールペンと言っても実はメーカーによって使い勝手はかなり違う。今まで使った中ではオフィスデポのオリジナル製品が一番使いやすい。
ボールペンはインクが命である。固まってしまってなかなか最初書き出せなかったり、インクがダマになってしまってにじんでしまったりしては使いにくい。このオフィスデポの製品はグリーンのインクの色も濃い目のシックな色合いでしかもなめらかである。
4色のうち赤は毎日原稿の修正などに使っているので1ヶ月もたたないうちになくなってしまう。しかしこの製品はそんなことも気にしない経済的な価格で変え芯もある。だから書きたいだけ心置きなく書くことができる手放せないものなのである。
投稿者 shinoby : 06:16 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月28日
ニュー・リッチの世界

光文社ペーパーバックスは不思議な書籍である。ひらがな、カタカナ、漢字に加え英語が併記して横書きで書かれている。この英語の併記によって何ともシニカルなムードが書籍全体に漂ってくる。かつて田中康夫氏が多用していた、漢字の振り仮名を英語(ただしカタカナ)で行う手法に似たものを感じる。
そんなペーパーバックスの最新刊のこの本を新聞広告で見つけて買ってみた。
年収5千万円から1億円の人たちのライフスタイルということで5大ニーズが「資産防衛」「教育」「エンターテインメント」「アンチエイジング」「セキュリティ」と紹介されている。また海外での子供の教育やらハイライフカレンダーやら読んでいても何だかピンと来ない話も紹介されている。
読んでいるうちに、本当にこんな世界はあるのだろうか?どこまでがリアルでどこまでがセンセーショナルに書かれているのだろうか?と段々妙な気分になってきた。話のスケールが大きすぎるのである。しかし、そう思う理由は自分が経験したことの無い世界だからだ、と納得した。自分が肌感覚で経験したことでないと、書籍で知った内容であっても実感できないのである。
富裕層ビジネスが盛んになってきているが、このようなニュー・リッチをターゲットにビジネスをしている人はニュー・リッチの生活を肌で感じていないとかゆいところまで手が届くサービスをできないのではないかと思った。
そう言えば日本の自動車会社が高級車を作っても性能面では凌駕できても、味わいではなかなか欧州車に並ぶことができないという話を聞いたことがある。車作りにも設計者や生産者の生活が反映している。高級車を買う人たちのライフスタイルを肌で感じられる人たちが作るものでないと消費者の真のニーズまでは捉えることができないということだろう。
300ページ以上の情報満載の1冊であるが、タイトルの「ニュー・リッチ」という言葉にはどうしても違和感を感じてしまった。これもペーパバックスお得意のシニカルな表現なのだろうか。
投稿者 shinoby : 06:12 | コメント (7) | トラックバック
2006年11月27日
クラブNYX
<業務連絡>
今年最後のセミナーは東京丸の内で13日の夜開催のセゾンカード女性限定セミナー「今から始めるマネーセンスを磨くコツ」になりました。くわしくはこちらをご覧ください。
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銀座で買い物をしている時、小腹が空いたらどうするか?このお店でクレープやガレットを注文するのが良いかもしれない。
このお店、お昼はランチセットよりこのクレープを味わってほしい。他のお店にはなかなかないものだからである。クレープと言っても原宿の屋台で売っているようなものとはまったく異なる、大人の味である。ブルターニュ産塩バターとキャラメルのクレープ(写真)はキャラメルの甘さとバターのコクと香り、そして塩の味がバランスよくクレープの上でバランスした軽いおやつに最適な一品である。
こんな軽いものからほうれん草と卵とサワークリームといった本格的なトッピングまでたくさんのメニュがあって選ぶのに迷ってしまう。
夜はコースもお奨めできる。本格的な料理をフランスの片田舎に行ったような錯覚に陥る内装のお店で味わえる。銀座の大通りにこんな素敵なでも気軽に入れるお店があることは意外である。
クラブNYX (ニュクス)
中央区銀座2-6-16
03-5524-3939
投稿者 shinoby : 06:15 | コメント (3) | トラックバック
2006年11月26日
おいしい仕事

「おいしい仕事」と言っても楽な割りに儲かる仕事のことではない。食に関する仕事の裏側を取材したセオリーシリーズの5作目である。既にシリーズとして発売されている「マネーの王道」や「東京土地のグランプリ」に比べると対象を絞り込んだというより、食に関する多くの話題をバランス良く取り上げた内容になっている。マニアック度は下がっているがその分対象範囲が広く、それぞれにページに発見があって雑誌のように楽しめる。
銀座のお寿司屋さんの収益構造、居酒屋店長の地獄のような生活といった経営サイドの裏話あり、牛乳は体に良いのかの議論あり、危ない食品添加物の話あり、と編集の好奇心の広さが窺える。
神楽坂のフレンチレストランオーナーが冷蔵庫を1日に2回自分で掃除するという話は印象的だった。食中毒のようなトラブルを起こしたら店が潰れてしまうという危機感と、食材のストックをいつも頭に入れてコストを考えた料理を考えるという2つの目的からそうしているのだという。1万円のコースでも利益を出すには並大抵ではない苦労があることが伝わってくる。仕事は好きではないと抜きん出た存在になることはできないことを実感する。
食べることに興味がある人、食べることが好きな人には充分楽しめる。新書3冊分の情報量が1冊に詰まった、というキャッチコピーは大げさではない。800円は割安と言える。買って損したとは思わない1冊である。
投稿者 shinoby : 08:49 | コメント (2) | トラックバック
2006年11月25日
おでんと煮込み
三軒茶屋駅周辺というのは意外にお店の選択に悩む場所である。赤鬼で日本酒というのが定番だろうが、週末は込んでいて予約しないと入れない。和食が食べたいと思って帰り道に何となく入ったのがこのお店だった。
不動産屋さんの2階に上がると店内は何とも不思議な雰囲気。オーナーが一人でやっているらしくお客さんも2人しかいなかった。初めて入ったお店で何となく居心地が悪かったが、気を取り直して何品か頼んでみることにする。
おでんと煮込みがウリのようなので、日本酒とおでん3点盛り、それにもつ煮込みを頼んでみる。出てきた料理は素朴な男の料理という雰囲気だが、味は自分で納得したものを選んでいる心意気が感じられた。ふらりと入ったお店で工夫された料理の数々にうれしくなってきた。
その後も色々注文してしまったが、おでんのだいこん、玉子、昆布、牛タン、自家製つみれ(さんま)、それに煮込み、合鴨つくねタレは美味しかった。これだけでもお腹は結構いい感じになる。お酒も結構マニアックな品揃え。一ノ蔵 「無鑑査本醸造」を飲んだが切れ味よく、これもセンスを感じる。
深夜までの営業なので帰りが遅くなってちょっと小腹が空いた時にも立ち寄りたいお店である。日本酒とおでんと煮込み。これからの季節には魅力的だ。
和楽志 WAGAKUSHI
東京都世田谷区太子堂4-30-29
03-3411-5757
投稿者 shinoby : 08:04 | コメント (2) | トラックバック
2006年11月24日
修善寺のオーベルジュ
<業務連絡>
お金に関する無料のメールマガジン。先月から隔週発行で配信開始。登録はこちら。
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友人のKさんに紹介されてここに行ってきた。沼津インターから車で30分ほど。東京から3時間もかからない。なのに山の上にあるこのオーベルジュは静かで清々しい雰囲気に囲まれている。
オープンからまだ2ヶ月。スタッフの応対はまだ戸惑いもあり、設備やオペレーションにも改善の余地はあるが、全体に感じられる一生懸命サービスしている感じがとても暖かい。スタッフが宿泊客に喜んでもらおうとする気持ちが自然に伝わってくる。
部屋は3タイプあるが、余裕があるならデラックスルームをお奨めする。ここには部屋に眺めの良い温泉が付いており(バスタブは洋風)、24時間好きなときに部屋風呂の温泉につかることができる。眺めの良い窓から外を見ながら入る温泉は最高の贅沢である。
食事は2階のダイニングで食べるのであるが、夕食は夜景が朝食は緑の山々が眺められる。大きなガラス一面の窓になっている。この日は晴れていたので富士山の頂上まで見ることができた。
オーベルジュの楽しみは食事である。ここは恵比寿にあったスペイン料理のシェフが移ってきて運営をしているのでスペイン風のメニュである。ワインもスペインのものが中心。
夕食は何と全13品。ピンチョスにはじまって、地元の材料を巧みに使ったスペイン料理が次々に出てくる。魚は4種類、お肉も鶏、豚、牛、とバリエーション豊かで、最後のオジャまで行くと男性でも充分お腹は満足する。それに食前酒のCAVAのグラスまで付いている。最後は食後酒かコーヒーまで。ディナーはスペインワインを飲みながら、夜景を楽しみ、バリエーション豊かな料理で気がつけば2時間くらいすぐに経ってしまう。
翌日の朝食もまた美味しい。自家製のパン(写真)にサラダや小松菜のベーコン巻き、マグロのソテー、生シラスのスクランブルエッグ、など朝もたくさんの料理を少しずつ味わえる。
チェックアウトは何と午後1時。最大22時間の贅沢な時間をすごすことができる。お酒と食べることが好きで、何もしないでのんびりとした休日を過ごしたい人にお奨めの場所だった。
オーベルジュ フェリス
〒410-2416 静岡県伊豆市修善寺4280-47
0558-73-2377
投稿者 shinoby : 11:50 | コメント (4) | トラックバック
2006年11月23日
ピアノ
何回もはじめようと思いながら、忙しさを理由に時間が経っていったが、ようやく今月電子ピアノを購入し、ピアノを習いはじめた。小学生の頃ヤマハオルガン教室に通って以来、ずっと憧れの存在が現実に一歩近づいた。
ピアノを買うと同時にプライベートレッスンの先生もお願いした。先生は友人に紹介してもらったW先生。短い時間で効率良く教えてもらえる。時間があっという間に過ぎていく。片手で鍵盤をたたくだけでもなかなか思うように動かない。いつになったら自分の弾きたい曲にたどり着けるのかわからないが、まずは毎日真面目に練習、である。
さすがにキース・エマーソンやジョン・ロードまでいけるとは思っていないが、せめてビル・シャープくらい弾きたい。それでも10年後に実現できるかどうかだろう。まずは来年までに1曲。これが紙に書いた目標である。
というわけで、朝起きると腕立て、腹筋にピアノの練習を10分から15分。忙しい朝がもっと忙しくなってしまった。
投稿者 shinoby : 08:30 | コメント (4) | トラックバック
2006年11月22日
カッコいい投資
雑誌の取材が続いている。マネー誌だけではなく今度は月刊の総合情報誌、さらにはマガジンハウスの抱かれたい男ランキングで有名な雑誌まで取材依頼があった。
お金のことをもっと知りたいというニーズが特定の株式投資家だけでなく、預貯金だけしか保有していない層にも広がってきたという手ごたえを感じる。日本でももうすぐお金のことを知らない、お金に無頓着なのは格好悪いという意識が当たり前になるのは近いのではないかと感じる。そうなれば資産運用を教える投資教育に対するニーズは大きく広がるであろう。
こんな予想をしながら思い出すのはパソコンが普及しはじめた頃のことである。1990年代後半にPCが個人に広がりだした頃、ニフティでパソコン通信しているしているような人は「オタク」と呼ばれ、何だか世間から浮いた存在になっていた。
ところがトレンディドラマで仕事ができる格好いい主人公の部屋にパソコンが置いてあった頃から流れが変わった。パソコンイコールカッコいい、ということになって今ではネットが使えるのが当たり前というところまで世の中変わってしまった。
少なくとも日本の個人の間では未だにお金の話はタブーとか格好悪いというイメージがあるようだ。資産運用の話をしたり、株式相場の話を職場で、あるいは友人と話題にするのは抵抗があるという人が多い。それは投資をしているというと、本業真面目にやれ、とかお金のことばっかり考えてセコイ、とかネガティブな反応が返ってくるからだろう。
働いてお金を稼ぐのと同じように資産を運用してお金を殖やすことがカッコいいことになれば、投資に対する偏見も変わってくるのではないだろうか。そんな変化の兆しを最近感じるようになってきた。
極端な成功例や失敗例をセンセーショナルに取り上げるのではなく、日常生活に根付いた当たり前のお金との付き合い方を学ぶ人がもっと増えてくれればと思う。
投稿者 shinoby : 06:07 | コメント (7) | トラックバック
2006年11月21日
ミイラ取り
最近また雑誌などの取材が増えている。不思議なもので株式市場が好調なときは見向きもされない「資産設計」であるが、一定の周期で10万円からはじめる方法、といった内容の取材依頼をいただく。
昨日いらした某マネー誌の編集者の方はかなりのベテランであった。様々な投資手法を雑誌上で紹介し、多くの経済評論家や個人投資家を取材してきたというが、自分の資産は「資産設計塾」を読んで分散投資で行っているという。前回取材を終えてから、分散投資に興味を持ち、資金は数十万円ではじめたというがすでに25%程度のリターンを実現したらしい。
彼女曰く「色々取材した方法を自分のお金でもやってみましたが、結局今まで実践して儲かったのは内藤さんの方法だけです」。社交辞令だとしても、実際に資産を殖やすのに貢献できたのであればこれほどうれしいことはない。
自分で銘柄を選んで利益を上げられるような人は自分の方法を極めれば良い。この「資産設計」が絶対正しい唯一の方法というつもりはまったくない。投資には絶対確実な方法はなく、リスクをどこで取るかの選択の問題だからである。
でも、もしこのBlogを読んでいて分散投資を実践したいが何から始めて良いかわからない、という方がいたらこの本をこの音声で聞きながら勉強するのはどうだろうか。
8月14日放送分の 「分散投資でリスクを抑えながらお金をふやそう」 から毎回番組でこの図解本を1回2ページずつ解説している。今までの放送もバックナンバーですべて音声を聞くことができる(もちろん無料です)。耳と目からで理解度が格段に高まるのではないかと思う。
セミナーや勉強会で番組をポッドキャスティングで聴いているという方にお会いする。自分のペースで着々と学んでいる方々である。
また資産運用の情報提供を行うこんなメルマガも先週から創刊した(アドレス登録するだけ)。「お金の相談室」で質問に回答するコーナーもある。
雑誌の取材に来た方が話を聞いているうちに自分の資産で分散投資を始めるというケースは多い。このBlogを読んでいる方にもそんな編集者の方たちと同じ経験をしてもらえたら、と思っている。
投資はこの方もおっしゃるように自己責任(儲かれば、私の貢献とは言いませんが・・・)。失敗しても責任転嫁はできない。自分が納得した方法で慎重にはじめるべきである。
投稿者 shinoby : 06:22 | コメント (9) | トラックバック
2006年11月20日
岡山
岡山のイベントも盛況。会場特価で販売していた関連書籍も品切れ商品続出であった。会場に信託銀行時代に一緒に仕事をしていたKさんもご夫婦で来場されて、昔話に花が咲いた。Kさんは結婚してからご主人(信託銀行で職場結婚)の仕事の関係で岡山に住んでいるとのこと。そのご主人は今は財務コンサルタントとして支店の資産運用アドバイスをする仕事をされている(帰り道前日宿泊したホテルの1階に大きなパネルを発見した)。
岡山の名物を聞いてみると、やはりまずは吉備団子、そしてままかり、さわら料理、ばらちらし寿司といったところらしい。瀬戸内海の魚が美味しい街という印象。
その吉備団子と言えば安政3年創業、元祖吉備団子の老舗のこの会社は信託銀行時代の後輩が社長を勤めているらしい。岡山の駅前に広大な土地を持っている林原との共同開発で新しい製品を作ったり積極的な活動をしている。
セミナーが終わり駅までゆっくりと歩いてみるが、のんびりしていて余裕を感じる豊かな街であった。Kさんが「ここに住んでしまうともう東京に行きたいと思わないのですよ」という言葉に説得力があった。
投稿者 shinoby : 06:16 | コメント (6) | トラックバック
2006年11月19日
忘れ物
今回の出張では、大切なものを忘れてしまった。家を出て、品川駅で新幹線に乗る前にお弁当を買おうと思ったとき財布を家に忘れたことに気がついたのである。
品川まではバスのカードと切符で乗り継いだので気がつかなかったのだ。幸い財布は忘れたが、クレジットカード付きのスイカは定期入れに入っていた。もう戻る時間が無いので、これで何とかしのがなければならない。
まずお弁当をスイカで買う。お昼ご飯はこれで何とか調達。ところが飲み物を買おうと新幹線構内に入ると売店はすべて現金しか使えないという。車内でも現金しか当然使えない。ということで飲み物なして弁当を食べることになってしまった。
名古屋駅について、国際会議場まではクレジットカードを使ってタクシーに乗る。カードが使えるタクシーを見つけ、何とか会場に到着できた。講演も無事終わり、名古屋駅まではタクシーに同乗させてもらい、新幹線の中では何も飲み食いしないで何とか岡山に到着。
岡山のホテルのフロントには現金を用意してもらうよう東京から交渉してもらった。フロントでスムースに手続きをすることができ本当に助かった(感謝)。これでようやく一息つけた。チェックインしてから小雨で肌寒い中イル・ブルスケッタ(岡山市錦町8-11、086-235-0300)でイタリアンを楽しんだ。ここではもう現金が使える。
それにしても現金が無いと不便ではあるが、かなりのことができることにも気がついた。だからこそ気がつくのが遅れてしまったのでもあるが。
忘れ物は誰でも完全には防げない。忘れ物をしてしまったときにどう対応するかを考えておく必要があることを痛感した。ちょっとヒヤリとする経験であった。
投稿者 shinoby : 10:05 | コメント (5) | トラックバック
2006年11月18日
仕事のスタイル
今日はこれから名古屋でお客様感謝DAYに出席です。名古屋に向かう道中でこれを書いています。
昨晩はあるコンサルタントの方のオフィスでワインパーティーがあった。十数名ほどの顔見知りの方同士が集まるということでお声掛けいただき、美味しいお酒と面白い話を聞きながらあっという間に時間が過ぎてしまった。
それにしても集まった方がユニークだった。自分で作っているメールマガジンの登録者が20万人もいてメール広告でビジネスモデルを構築している方、東大をテーマにした人気漫画の作者の方、今回の手帳の本でご一緒させていただいた女性会社経営者の方、不動産投資のプロの方・・・などなど。
お話していて思ったのは仕事のスタイルには千差万別な方々が集まっていたが、皆さん自分はこれなら負けない、という強烈な強みを持っている。人より時間をかけて量では負けない仕事をする方、時間を効率化してお金に仕事をさせている方、自分のキャラクターを前面の出して差別化している方、人が考え付かないようなアイディアで成功している方・・・。何かを持っている方たちであった。
そしてもう1つ共通していたのは仕事が楽しくて仕方無いということ。会話の中には愚痴や文句は全く無い。それよりもこれから何をしたい、こんなに今の仕事は面白いといったポジティブは雰囲気で一杯で、その中にいるだけで良い気をもらったような気分になってくる。
仕事のスタイルは違えど、根本には共通するものを感じることができた。帰り道はとても心地よい気分で心が洗われたようなすっきりした気持ちになっていて自分でも驚いた。またお会いしたい素晴らしい方々ばかりであった。
投稿者 shinoby : 11:39 | コメント (5) | トラックバック
2006年11月17日
ボージョレー・ヌーヴォーとブルーノート
<業務連絡>
年末年始に放送される日経CNBC『洋一・里子のケーザイ塾〜Cafeコイズミナマズ〜』の出演者を募集しています(女性限定)。
ご興味ある方はこちらをご覧下さい。取材とスタジオ撮りの組み合わせになると思います。スタジオには私もゲストで出演します。
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一日遅れになってしまったが、11月16日にボージョレーヌーヴォーが解禁になったらしい。毎年第3木曜日になると解禁されるこのお酒は日付変更線の関係でフランスよりも日本が早く飲める。日本の酒屋でカウントダウンしてワインを楽しむ姿がニュースで報道されていたが、実は世界で一番大騒ぎしているのは日本のようだ。
ボージョレーヌーヴォーのうち半分近くは輸出されていて、その4割は日本だと聞いたことがある。正確なデータを調べていないので直近の数字は知らないが、輸出されているのも日本、ドイツ、アメリカで70%程度だったと記憶している。つまり、世界のほとんどの国では解禁日にイベントなどやっていないのである。
そんなことを思いながら思い出したのはブルーノートである。NYにある老舗のジャズクラブ。NYの本店はライブハウスのようなカジュアルなステージ。お客さんと演奏者の距離も近く、演奏が終わると談笑することもある庶民的な雰囲気だった。
そのブルーノートはアメリカには店舗は1つしか無かった。ところが日本には東京、大阪、名古屋、そして福岡と4つもあった(福岡はその後閉店)。それ以外はミラノに1つあるらしい。つまり、ブルーノートはほとんどが日本にある。NYのブルーノートも日本人観光客だらけであるから、恐らくブルーノートの来場者の7−8割は日本人ということになる。
どちらも一見インターナショナルなものが実はローカルだった、という共通点がある。別にローカルだから悪いといっているのではない。ただ舶来思考の雰囲気だけで盛り上がっているだけのものはいずれ淘汰されるのではないかと思ったのである。
ボージョレー・ヌーヴォーも日本のブルーノートも真の価値が問われるのはこれからである。
投稿者 shinoby : 08:46 | コメント (5) | トラックバック
2006年11月16日
自分仕様の手帳

<業務連絡>
日経CNBC『洋一・里子のケーザイ塾〜Cafeコイズミナマズ〜』の出演者を募集しています(女性限定)。
ご興味ある方はこちらをご覧下さい。私もゲストで出演します。
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初夏になるとターザンが腹筋特集をするように、夏になるとDancyuがカレー特集をするように、年末に向けての手帳関係の特集は季節の風物詩になりつつある。
先月取材された手帳の本が早くもムックになって発売された。詳しい内容はこのページにまとめてある。見本誌をじっくり読んでみて、自分が取材されたので言うのではないが、わずか980円でこれだけの内容は手帳を使っている人にとっては正直お買い得だと思った。
最初に出てくる6人の「達人」も個人的興味のある方には面白いだろうが、本書の価値はむしろその後の実践的な内容にあると思う。インタビューもしていただいた編集担当の淵沢進さんという方もかなりの手帳通だった。恐らく、そのような手帳好きな人たちが集めたワザがぎっしりと詰まっているのだろう。取りあえず作ったやっつけ仕事のムックではなく、マニアがまとめた手帳本なのだ。行間に思い入れが感じられる。
ちなみに冒頭の6名のうち、私と中井亜希さん以外の熊谷正寿氏(GMOインターネット社長)、渡邉美樹氏(ワタミ社長)、和田裕美氏(ペリエ社長)、川又三智彦氏(ツカサ・グループ社長)の4名の方は自分専用の手帳をプロデュースしている。自分が使いやすい手帳を自分でデザインして使える贅沢。とってもうらやましい。
「資産を着実に殖やし、人生の夢・目標をかなえる − 資産設計手帳」をプロデュースすること・・・自分のビジョンとして早速手帳に書いておこう。
投稿者 shinoby : 06:11 | コメント (5) | トラックバック
2006年11月15日
タマちゃん騒動と自民党の大勝の共通点
新潮社から意外な贈り物が届いた。と言ってもこの本を送るつもりが間違えてこの本を送ってきてしまった編集者の方の手違いのおかげである。ひょんなことから知った本であるが、これが読ませる内容で面白い。
自民党の昨年9月の総選挙での大勝の影にPR会社の存在があったこと。そのPR会社はあざらしのタマちゃんブームが起きたときにクライアントで多摩川を管理している国土交通省の事務所のWebにタマちゃんコーナーを作った。その結果、地味な河川管理の認知度アップに成功したこと。そしてそのPR会社というのがプラップジャパンという上場企業でその社長さんが本書の著者である。
自民党やタマちゃん以外にも玉川高島屋S.C.や六本木ヒルズオープン、キシリトール日本上陸、宮崎シーガイア再生、などにも関わったということでその事例が紹介されている。
それにしても読んでいて不思議だったのは、読み始めると面白く今まで知っていたことの知らなかった裏側が見えたりするのだが、なぜ「好かれる方法」というタイトルにしたかである。タイトルと戦略的PRという内容がうまくリンクしていないようで勿体無い。
素人の思いつきで恐縮だが、例えば「タマちゃんはナゼ人気者になったのか」とか「キシリトールが1年で認知度91%になった理由」と言ったタイトルの方が本をしっかりPRできるように感じた。
良心的な内容をPRできていないPR会社社長の本というのが皮肉であるが、それが意図的な戦略という訳ではないだろう。クライアントにできることが自著のセルフプロデュースではできなかった理由はどこにあるのだろうか。
投稿者 shinoby : 06:25 | コメント (7) | トラックバック
2006年11月14日
判断材料
編集者の方からメールが届いた。数ヶ月ご無沙汰だったので突然何かと思ったらこの本が(予想外に)コンスタントに売れておりロングセラーになる気配がある。そこで追加の販促プロモーションをやりたい、というお話だった。
この作品はコンビニと書店で販売し、今までまったく資産運用をやったことの無い人をターゲットに図表を入れて作ったものだ。言葉はできるだけやさしく、字も大きく、しかし内容は分散投資についてのベースをしっかり押さえた内容を目指したつもりである。
アマゾンのランキングでは資産設計塾のように2年近く経っても販売順位が4桁になっているのに比べ、この本は5桁が定位置と売れているようには見えない。
ところが、書店での反応は異なるようだ。ムックという形態であることから書店でも早いと1ヶ月、通常でも2-3ヶ月もすれば平積みから撤去されてしまう。しかし大型書店に行ってみると半年近く経っているのに平積みされたりしている。アマゾンのデータだけではわからないこともあるのである。
書籍に限らず、ネットの世界はデジタルに数字でデータを把握することができ、リアルの世界も含めた全体の縮図のように考えてしまうことが多い。しかしネット=リアルという発想で物事を判断すると間違えを犯してしまうことがわかる。政治の世界でも「加藤の乱」などはネット情報への過剰な信頼からはじまっていると聞いたことがある。
このように物事に対する世間の評価を数値化するのはとても難しいが、そのもう1つの理由は多くの人は自分の意見を公に述べたりしないことにもある。いわゆるサイレント・マジョリティーの存在だ。アンケートやコメントを熱心に書いてくださる方の意見は大切であるが、それがすべてだ、と思い込んで判断すると大きな落とし穴が待っている。セミナーアンケートでも「素晴らしい内容でした」とか「とてもわかりやすかったです」といったコメントだけを真に受けてはいけない。逆にネガティブな意見ばかり気にしてもいけないといつも思っている。
声無き声をどうやって知るのか、そこに自分が知るべき真実が眠っているように思う。
投稿者 shinoby : 06:09 | コメント (5) | トラックバック
2006年11月13日
教えることは教えられること
どこかで前にも同じことがあったな、と良く良く考えてみたら半年前の同じ資産設計塾の4回目の講義と同じ展開だった。
60名のやる気に溢れた人たちが集まっているセミナー。こちらも気合を入れて説明をする。今まで投資をやっていないかった人ももう全員が始めるところまで到達した。過去3回で分散投資の基本、10万円ではじめる方法、投資信託、個人向け国債、外貨MMF、ETF、REIT・・・と来てやはり今回の為替保証金取引(FX)で多くの人は難しいと感じるらしい。
まずレバレッジという概念がわかりにくい。保証金、維持率、ポジション、プライス、2Way、スワップ、ストップ注文、マージンコール・・・と難しい専門用語も頻発でまずは用語の解説からはじめる必要があるのだろう。
書籍を使い、実際の画面を使い、さらに口頭で説明しながらホワイトボードも使ってみるが、反応を見ているとまだ腑に落ちたと感じていない人が多いように見える。教える立場にある者としてわかるように説明し切れない責任を感じてしまう。
自分が理解していることをどうすれば相手にも同じように理解してもらえるのか。それも限られた時間で。残された時間は後1回しかない。講義終了後に全員の人に自分でやってみよう、と思ってもらうのが目標だ。
教えることで見えてくるものがたくさんある。受講生の正直なフィードバックを聞いていると逆に自分が教えられていることに気がつくのである。
投稿者 shinoby : 06:01 | コメント (4) | トラックバック
2006年11月12日
日曜日の朝日新聞
朝日新聞の日曜日の全面広告でお金のゼミナールの連載が始まってもうすぐ2ヶ月になろうとしている。
夏ごろからディスカッションを重ね、原稿を何度も書いては修正し、ようやく連載にこぎつけた。マネックス・ユニバーシティから私も制作に関わっているが、とにかく新聞購読をしている方に興味を持ってもらうタイトル、そして内容をどう作っていくか試行錯誤の連続である。
幸い、回を重ねる毎にリピーターになる方が増えているようで、今後の広告調査の結果が楽しみである。
資産運用は今まで「お金持ち」だけがやるものというイメージだった。だから自分には関係ない、と勝手に判断している人が多い。しかしこれからは誰でもが当たり前のように取り組まなければならないものになっていく可能性が高いと思う。それは世の中の変化をみていると納得できるのではないだろうか。自分も働きながらお金にも働いてもらう収入の複線化の時代である。
毎週日曜日の連載は1年続く。毎週読めば1年後には資産運用の全体像が理解できるように工夫されている。Webでもバックナンバーを見ることができるが、資産運用に興味のある方は是非朝日新聞本誌の広告をご覧頂きたい。今までの広告の概念を変える内容とレイアウトを目指しているプロジェクトメンバー全員の知恵と努力の結晶である。
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投稿者 shinoby : 09:26 | コメント (6) | トラックバック
2006年11月11日
スピードの価値
何かを成し遂げる人は常に相手にとっての価値が何かを考えていることに気がついた。
ある方とこちらのお店でディナーをご一緒させていただいた。お店の選択も素晴らしく、ワインが好きだとご存知だったようでご一緒にいらした方がセレクトして持ち込んだブルゴーニュワインを一緒に飲ませていただいた。素晴らしいサービスのお店で、お酒、料理、雰囲気と最高のクオリティで楽しく有意義な時間を過ごすことができ満足して帰宅した。
その日のうちにお礼のメールを、と思いメールを書いて送信しようと思ったら、ご一緒したご本人から先にお礼のメールをいただいてしまった。さすが、相手に与える価値が何かを良く知っている方だからこそ、ここまでの成功をおさめているのだと納得した。
メールを早く送ればよいというものではないが、相手が家に着くか着かないかの時間に先に届いたメールは少なくとも意外性があって印象に残る。内容以前の問題として価値が生まれるのである。
彼の会社で一緒に働いているTさんもその仕事ぶりに驚かされたことがある。夜中に仕事のトラブルがあってメールをしたら30分もかからないうちに対応のメールが届いたのである。トラブルが直接解決する内容ではなかったが、その反応の速さに安心感を覚え、翌日のしっかりとした対応を余裕を持って待つことができた。彼も仕事での成果を次々に積み重ねている。
完全なサービスをすることは大切だが、その前に初動として何をするかによって結果が異なってくることがある。スピードの中に相手への誠意が見えることがあるのだ。これは仕事でもプライベートでも共通しているように思う。
投稿者 shinoby : 11:37 | コメント (4) | トラックバック
2006年11月10日
「忙しい」は禁句
大前研一さんとはお会いしたことは無いが、大前研一さんと一緒に仕事をしている方にお会いしたことがある。
その方によれば、大前さんは毎日本当に尋常ではない忙しさらしい。大学院大学の経営をしているが単に経営者というだけではなく教える立場の人間として学生のメールでのディスカッションに自分でも毎日参加しているという。そんなメールのディスカッショングループが10以上あって、すべてに毎日朝夕と参加しているのだという。それだけでも気が遠くなる。
それ以外にももちろん講演をしたり、執筆をしたり、毎週1回はビデオの収録もあるらしい。時事問題の収録も新聞のコピーを数十秒見るだけでアドリブで解説をいきなりシナリオなしにはじめるのだという。しかも話すエリアは国際政治やら経済、資産運用、経営戦略、と極めて広い。そのすべてに独自の視点と意見を持っている。
オフの時間も大切にされているようで仕事はテキパキと片付け、プライベートも家族を大切にして色々なスポーツにもチャレンジしている。
だからこんな忙しい大前さんの前で「忙しいからプロジェクトが進んでいない」と説明すると「俺より忙しいはずはないだろう」と一喝されるらしい。確かにこれだけのことをこなしている人はいないだろう。
大前さんは現在63歳。タフな方だと驚嘆しながら、ふと思った、
本当に大前さんは一人しかいないのだろうか?
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2006年11月 9日
理想のバランス型ファンド
バランス型ファンドについてまた考えてみた。自分だったらどんなバランス型ファンドであったら購入しようと思うだろうか。
まず手数料が安くないとコスト負けしてしまう。販売手数料のかからないノーロードファンドであることは大前提。信託報酬はファンドオブファンズになった場合、投資先のファンドのコストも合わせて計算して、全部で1%以下が理想だろう。
組入れるのは日本株、日本債券、外国株、外国債券、不動産、コモディティ、オルタナティブ投資、と7つのカテゴリー。日本株はTOPIX、日本債券は野村BPI・・・というように基本はインデックス運用。不動産もコモディティもオルタナティブ投資もそれぞれインデックス運用で構成する(コストがかかりすぎるなら代替案が必要かもしれない)。
問題になるのは組入れ比率である。これにはいつも書いているように結論は無いが、例えば拙書「資産設計塾」で計算した標準的なアセットアロケーションによれば例えば
日本株 30%
日本債券 10%
外国株 20%
外国債券 20%
不動産 10%
コモディティ 5%
オルタナティブ投資 5%
といった配分になる。
この比率で運用をして、年に1回リバランスを行えば、標準的なアセットアロケーションそのものをファンドで実現できることになる。
この配分比率で運用した場合、過去のインデックスデータで計算すると(データの無いアセットクラスは流動性資産で計算)年平均約7%という結果になるが、実際にファンドで運用し、コストや税金、その他の資産の高いリターンも合わせるとどのようなバックテストの結果が出るのだろうか。
こんなファンドなら自分は買いたいと思うが、個人投資家のバランス型ファンド購入層のニーズに果たしてマッチするのだろうか。もしかしたらもっとシンプルな商品の方がわかりやすく人気があるのかもしれないと思ったりする。なぜなら、毎月分配型商品の販売動向などを見るとどうも自分が欲しい商品と世の中で人気がある商品にはズレがあることを感じるからである。
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投稿者 shinoby : 06:30 | コメント (8) | トラックバック
2006年11月 8日
50代男性が作るパンスト
少し前にこのパネルディスカッションで福助の再生を手がけたMKSパートナーズの松木さんのお話を聞く機会があった。
福助の経営がうまくいかず再生のために会社に行って一番驚いたのが、女性用のパンストを作るセクションがアシスタントの女性を除いて全員50代の男性だったということ、と語っていた。これでは製品が女性のハートをつかむことはできないだろう。
その後藤巻さんを経営陣に送り込み、今ではパンストを作っているのは20代の女性が中心になっているという。使う世代が自分に良い物を作るのが一番良いということなのだろう。
最近団塊の世代を狙ったマーケティングが流行っている。お金もあって、時間もある。消費にも積極的な世代ということで様々なアプローチがなされているが、あまりうまくいった例を聞かない。その理由は団塊の世代の人が考えた商品サービスではないからだろう。若い世代が年寄りはこうだ、と勝手に決め付けてそれを押し付けようとしても団塊の世代は動かない。
例えばネーミングにしても「団塊」とか「シルバー」といった名称をこの世代は嫌うのではないだろうか。世代で区分されるのではなく、別のカテゴリーでアプローチして欲しいニーズがあるように思う。
と勝手に思っても、私の考える団塊のニーズはもしかしたら「50代男性が作るパンスト」のようなものかもしれない。
顧客ニーズを探るよりまずは自分が欲しいものを作れ、というのがマーケティングの最初の一歩だろう。
投稿者 shinoby : 06:14 | コメント (6) | トラックバック
2006年11月 7日
温かいおそば
寒い季節になるとお蕎麦も温かいのが食べたくなるが、温かいお蕎麦はカレー南蛮以外はあまり注文したことは無かった。細くそば粉の比率が高い蕎麦だと、温かいつゆのなかで溶けてしまい、間延びした感じになってしまうからである。
それでも温かいのが食べたい時、七つ海堂にはあら挽きの田舎蕎麦がある。これは粉も粗くして太めにした田舎風のそばである。これなら温かいおつゆの中でもしっかり存在感がいつまでもなくならない。
11月になって季節メニューとして登場したのが鶏と海老ととろろの入った特製のおそば(1,200円)である。食べているとほかほか体が温まってくる具沢山の楽しい一品。歯ごたえのある太い蕎麦の香り、プリプリの海老ととろろの泡立ちがベストマッチで気がつくと最後の一滴まで飲み干して完食していた。
夏のみょうが蕎麦が鴨つくね蕎麦に替わり、そして鶏と海老ととろろの蕎麦になる。蕎麦のメニューが替わると季節がどんどん流れていくことを実感する。
七つ海堂
東京都 世田谷区 代沢4−42−8
03-3795-7726
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投稿者 shinoby : 06:04 | コメント (1) | トラックバック
2006年11月 6日
福岡日帰り
日曜日は日帰りで福岡に出張だった。出番はわずか50分。福岡に滞在した時間は空港から会場までの移動時間も含めて4時間だったが、これだけ便利な街だとストレスなく移動ができる。
空港からアクロス福岡のある天神までは地下鉄で15分程度。空港から市内中心部までの移動がこれ以上便利な街はない。福岡の方が飛行機の時間は長くても、大阪で伊丹から市内に入るより時間が正確に読める。しかも、かかる時間も短いかもしれない。
出張のときは自腹でJALのクラスJをできるだけ予約するようにしている。クラスJのメリットはシートが広くて気持ちいいということもあるが一番のメリットは座席が機体の前方の入り口近くにあって乗降に時間がかからないということだ。
3連休の最終日で帰りの便は満席でおみやげを持った人で混雑していたが、最後の方で搭乗し、到着したら最初に降りることができた。頭上の荷物入れを開けたり閉めたり大混乱している座席を避けるために、自分の荷物は足元に置く。到着したらサッと京急に乗って帰宅するとアクロス福岡を出てから自宅に到着するまで4時間かからなかった。
クラスJには価格以上の価値があると再確認した。
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投稿者 shinoby : 06:28 | コメント (3) | トラックバック
2006年11月 5日
圧巻 リブロース
元気が無いときに肉を食べると復活するのはナゼだろうか。渋谷にあるこのお店は場所と言い、店構えといいどこにでもある普通の焼肉店にしか見えない。しかし帰るときにはただものではないことがわかる。
塩カルビも厚切りのタンも絶品であるが、何と言っても写真のリブロースが圧巻であった。お店の人がハサミで切り分けながらテンポ良く焼いてくれる。焼いているのは炭火ではないのだが、肉の焼ける香りがすばらしい。口の中に入れると強烈な肉の存在感と溶けるような舌触り。お腹はほとんど一杯だったのに思わず白いご飯を頼んでしまい、慌てて肉と一緒にかきこんだ。
肉をレアで食べるのは日本の食べ方も捨てがたいが、肉を焼いて豪快に食べる方法についてはやはり韓国の焼肉が一番ではないかと妙な納得をした夜であった。
カルビのタン塩も大振りの肉が3ピースで1000円〜1500円くらいと決して安いお店ではないが、価格のほとんどを肉のクオリティにつぎ込んだと思えるようなクオリティの高さは安定している。肉好きの方にはお奨めしたい。
高麗亭
渋谷区渋谷2-14-13 岡崎ビルB1
03-3406-7310
18:00-22:30
投稿者 shinoby : 07:57 | コメント (4) | トラックバック
2006年11月 4日
ワインセラー
家にあるワインセラーが突然故障した。2年前に購入したもので、電源を入れたままでずっと普通に使ってきたのに原因は不明である。電源が入らなくなりセラーとしての役目を果たさなくなってしまったので製造元に電話をすると迅速に対応してもらった。
調べてみるとサーモスタットが故障したということで交換してもらう。すると今まで通り使うことができるようになった。それにしても今回は故障したのが秋の涼しい季節であったので入っているワインには大きな影響はなさそうだが、これが真夏に発生していたらどうなっていたのだろうか。
そんなに高いワインが入っているわけではないが、いつか飲もうと大切に取ってあるものもある。ワインセラーの故障リスクがどのくらいあるのかわからないが、もし数年に1回このようなことがあるとしたら信頼して使うことはできない。少なくとも1−2年以内に買ったワインは飲んでしまわないとリスクがあることになるからだ。
本来は地下室のような自然に気温と湿度が保たれたスペースに保管すべきものだろうが、賃貸マンションに住んでいては非現実的な話である。
来年の夏にまた故障したらどうしたらよいのだろうか。今から何だかドキドキしてしまうのである。
投稿者 shinoby : 09:42 | コメント (7) | トラックバック
2006年11月 3日
成功モデル
書籍の企画が並行して進んでいる。実際に書き始めたのは一冊だけであるが(これも今回はかなり難航している・・・)、後数冊は企画段階で編集者の方と色々話をしながら構成を考えたりという程度である。
30代のビジネスパーソンに向けて書く企画があって編集者と話しているうちに、30代のビジネスパーソンが憧れる成功モデルはどんな人なのだろうか、という議論になった。彼らが10年後20年後にこんな人になりたい、と思うような人は具体的に誰なのだろうか、と。
例えば、仕事を一生懸命やって大企業で大きな仕事を自信をもってやっている人、自分で独立した会社を成長させ、上場まで育て上げた経営者、自分の好きな仕事を突き詰めて職人として最高レベルを極めた人、仕事も家庭もバランスよく上手に人生を過ごし、幸せな家庭を築いたマイホーム型の人、仕事をさっさとセミリタイアして、東京から別の場所に移住してのんびり自分の人生を過ごしている人。
人の価値観は様々であるから全員の意見が一致するとは思わないが、これだけたくさんのバリエーションがあると、果たして30代のビジネスパーソンとセグメントをしてみてもまだ絞りこみが不十分なように見えてくる。仕事はそこそこ、自分の好きなことをやって暮らしたい、という人には仕事のスキルアップの方法やキャリアアップの準備の話をしても響かない。
投資の成功と言えば数字で客観的にはかることができるが、人生の成功、幸せ、といった価値観になってくるとベクトルが多すぎて、客観的に考えにくいものである。なのに書店にはたくさんの成功本、幸せ本が並んでいる。著者が自分で勝手に定義すればよいだけの話、と割り切ってはいけない何かがそこにあるような気がする。
自分が10年後にこうなりたいと思う人は誰だろう?
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投稿者 shinoby : 11:20 | コメント (7) | トラックバック
2006年11月 2日
理想のバランス型ファンド
投資信託のコストが高いと文句を言う人は多いが、では代わりにどうやって資産運用したら良いか、代替案を出せる人は少ない。代案無き批判をしている間に不完全な商品であっても活用すれば良いではないかというのが私の考えである。投資信託は確かにコストがかかる、インデックスファンドならインデックスに銘柄入れ替えの問題がある、などデメリットもある。しかし運用とはベストではなくベターを見つける作業である。例えば10万円で分散投資をするには選択肢は限られているのである。また自分で銘柄選択できる人は限られている。経験も無いのに株式投資をいきなり始めるのとどちらが良いのか?答えは明らかである。
そんな投資信託の中でも最近は投資信託の中でもバランス型ファンドというのが流行っている。これは1つのファンドに株、債券、不動産といったようにいくつかの種類の資産がバランス良く入っているものである。
リスクを抑えた運用商品ということで人気のようだが、問題はその配分比率で、日本株、外債、不動産と単純に3分の1づつ組み入れているだけだったりする。バランス型ファンドこそアセット・アロケーションが重要でそこにファンドの腕の見せ所があると思うのだが、単純に3等分というのはわかりやすいからという理由だろうか。
拙書「資産設計塾」で10万円で分散投資を自分ではじめる方法を書いたのはバランス型ファンドの資産配分に自分が納得のいくものが無かったからである。であれば1万円で投資できる商品を自分で組み合わせた方が良いと思って「標準的なアセットアロケーション」を提案した。
どのアセットアロケーション比率が正しいのか、については結論は無いと思う。しかし何らかの配分比率を提示するのであれば、単純な割り算をするだけでは価値は生まれない。
手数料が安く、理想の資産配分に近いバランス型ファンド、どこかに無いだろうか。
投稿者 shinoby : 06:28 | コメント (6) | トラックバック
2006年11月 1日
「殖やす」から「殖える」へ
丸の内OAZOの1階にある日経ノティオでこのイベントを開催した。「人生を豊かにするお金のルール〜マネーセンスを磨く」というテーマで1時間半お話したのであるが、マネーセンスがすでにかなり磨かれている人が多く、最後に行った質疑応答時間の質問のレベルの高さに驚いた。
自分の資産を何とかしなければいけないと思っている個人投資家は世の中にたくさんいる。それにも関わらず体系的な学習の機会が残念ながらほとんど提供されていない。単純でわかりやすい商品に踊らされ、流行に流されやすい個人投資家自身にも問題はあるのかもしれないが、投資教育、投資商品、投資手法についてきちんと提供ができていない金融機関、金融関係者の責任も重いのではないだろうか。
資産運用にはアルファを狙う方法とベータを狙う方法がある。アルファとは超過リターン、ベータとは市場平均のことである。超過リターンを狙うのは銘柄探しに時間とコストがかかる上、スキルが無ければ成功しにくい。だから投資はまず市場平均を狙いにいって、それでも余裕があればそれ以上の超過リターンを狙うのが合理的ではないかと考えている。
ベータを狙う方法には手間がかからないというメリットもあるが、精神的に安定するというメリットもある。お金を殖やそうと毎日マーケットに一喜一憂するのではなく、市場全体に分散して資産を「置いておく」という発想になれば、「殖やす」から「殖える」へ考え方を変えることができる。
自分自身の経験をベースにお話したのであるが、果たしてこのベータを狙う投資法、参加者の方々はどう思われたのだろうか?アンケートの結果を早く知りたいと思っている。