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2006年12月31日

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<業務連絡>
Cafe コイズミナマズの放送は本日と明日にへヴィーローテーションがかかります。放送スケジュールをご覧ください。

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今年もこのBlogにはたくさんの方からアクセスいただいた。今朝時点でカウントしてみると194万5732アクセスと200万PV近い数字になっていて驚いた。しかも年間を通じてほぼ一定した数字で、秋以降はまた上昇傾向である。今日も読んでいただいてありがとうございます。

毎日コメントを送ってくださる熱心な方も含め、おそらく5000人から8000人くらいの方が定期的にアクセスされていると思うが、その人数も正確にはわからない。そして恐らくほとんどの方とは面識もないし、お話したことも無いだろう。

自分の好き勝手に資産設計、食べ物、仕事、人間関係、書籍、音楽、旅行・・・と毎朝書くのが日課になってしまった。毎日脈絡のない話題であるが、最近会った人に聞いてみると食べ物関係しか見ない人もいれば、仕事の話を参考にしている人もいる、とどこを読むのかは本当に人それぞれだった。音楽の話を読んでくれる人もいるのである。いや、面白い発見をし、勇気付けられた。

個人的には2006年はプライベートでは大きなイベントがたくさんあった思い出深い1年になった。来年も今年の延長線上になれば、と願っている。このBlogも来年も今年の延長線上で続けていくつもりである。

アクセスしていただいている皆様に感謝して一年の締めくくりとしたい。

本年はお付き合いいただきありがとうございました。
そして来年もよろしくお願いいたします。

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2006年12月30日

PassionではなくPachon

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代官山のヒルサイドテラスにあるこのフレンチに行ってみた。9月にリニューアルされたということだったが、風格ある内装を残しながら清潔で華やかな雰囲気で素晴らしい。しかし何といってもこのお店のウリは店内奥にある暖炉である。フランスの修道院から移築したものらしいが、赤い炎がお店の雰囲気を暖かく、東京を離れたような錯覚に陥る。

料理は伝統的でオーソドックス。全体にこってり系で最近のフレンチとは少し趣が異なる。その中でも一番印象的だったのが写真のカスレである。フランスの南西部の郷土料理らしいが、豚のソーセージなどの肉類と白インゲン豆を煮込んだシチューのようなものである。お店の雰囲気とマッチしたしっかりとした味付けでこの皿だけでかなりのボリュームである。カスレはコースには入っていなかったが、お店の人に相談したら入れ替えをしてくれた。お店の雰囲気同様、給仕の人たちも暖かい。

テーブルに運ばれてきて好きなだけ注文できるワゴンデザートまで3時間以上ゆっくりと食事を楽しむことができた。お店の雰囲気、サービス、料理、とすべてが安心できる安定感のあるお店。年末のこの時期にのんびりした時間を過ごすのには最高だ。

お店の名前は「情熱」を意味するPassionだと思っていたら、オーナーシェフのPachonさんのお名前であると知って納得した。やはりこの店はPassionではなくPachonなのである。

レストラン パッション
渋谷区猿楽町29-18
代官山ヒルサイドテラスB棟
3476-5025

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2006年12月29日

年中行事

大学時代のクラスメイトとの忘年会に参加した。いつからはじまったのだろうか。毎年年末の仕事納めの直前の夜に集まるのが年中行事化した。ほとんどの人たちとは年に1回しか会わないが、考えてみれば大学時代の友人と定期的に年に1回も会うだけでもすごいことである。

50人の語学のクラスだったが、今回も20人が参加。相変わらずの高い出席率は幹事役のFさんの人徳もあってのこと。もう来年は入学から25年にもなる。人生の半分以上のお付き合い。不思議なクラスメイトとのご縁である。

このサイトを毎日読んでいるという大手生命保険会社のTはん、今年セルビアの女性と結婚し、幸せ一杯のK氏、文系から医学部に行って医療の仕事をしているY氏、今年子供が生まれ親ばかになっているH氏、フランス帰りのHさん、大阪で社長をしているK氏、最近視力が急回復したE氏、大学を中退して編集の仕事をしているNさん・・・と常連の顔ぶれと話は弾んだ。

毎年同じ話を繰り返しているような気がするが、やはり最近の話題は健康。メタボリックからうつ病、インフルエンザ、子供の予防接種・・・。

いつものようにこの会が一年の締めくくりになる。思い出深い2006年ももうすぐ終わる。

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2006年12月28日

懐かしい街

しばらく行かないうちに随分伸びてしまった。髪の毛である。実は商売の中で美容室というのは常連比率が一番高いらしい。1回決めるとなかなか別のお店には移らない。正確に言えばお店ではなく担当者にお客さんがついているということである。

引越しをしてから髪をどこで切るのかは結構悩ましい問題である。いっそのことこれからはここにしてしまおうか、と思ったりもしたが、結局今まで行っていた三軒茶屋のお店にいくことにした。

駅からにぎやかな茶沢通りを歩いていくと引越ししてから2週間ほどしか経っていないのにもう何だか懐かしい。自分が昔住んでいたときとは違う感覚にとらわれる。

せっかく来たのだから、とそのあとふらりとこのお店へ。オリジナル十四代を飲みながらカウンターでつまみを食べるが、ここももう自分の住んでいた場所という感覚はない。

環七まで歩いてバスに乗り、自宅近くのバス停で降りると何だかほっとした気分になる。静かな住宅街を歩いていると自分の家に帰ってきたという気分になった。

もう三軒茶屋は懐かしい街になってしまった。人間の感覚とは不思議なものである。

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2006年12月27日

クライアント主義

職場でも家庭でも人間関係がうまくいかなくて悩んでいる人が最近増えている。その1つの原因はコミュニケーション不足ではないだろうか。自分の思っていることと相手に思われていることのギャップが感情の行き違いをもたらし、人間関係をギクシャクしたものにしてしまうのである。

8月に「上司はクライアント、部下もクライアント」と書いたことがあるが、これは職場の人間関係だけではないと思う。私は今は結婚していないが、夫婦関係もある意味お互いにクライアントと考えることもできる。相手を顧客と考え、どうしたら満足してもらえるかを考えて、付き合っていくのである。家族としての人間関係に甘えすぎているのが日本の典型的な夫婦関係のように思えるが、離婚する夫婦にはこのクライアント主義の発想が無いように思う。

ドライになりすぎる人間関係も寂しいものだが、あまりにウェットなもたれあいも負担になってしまう。自分が相手に対して提供できる価値は何かを考え、相手とコミュニケーションして満足してもらう。

職場、家族、友人、程度の違いはあっても根底にあるのは同じことではないか。人間関係に必要なのは相手の感情を想像するイマジネーション能力である。

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2006年12月26日

生卵とソースと白胡椒

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そば、ラーメン、パスタと麺類なら何でも好きであるが、中でも長崎ちゃんぽんは好物の1つである。ただ残念なことに長崎に行ったことは無いので本当の長崎ちゃんぽんがどんな味なのか体験したことはない。

渋谷でふらりと入ったこのお店はスープがかなり濃い目でこってりして、麺はしっかり火が通ってソフトな感触であった。東京のラーメンならちょっと茹で過ぎと思うくらいであるが、長崎ちゃんぽんではこの方が普通なのだろうか。

そして今回初めての体験だったのが、生卵が上に乗って出てきたこと。これをスープと混ぜながら食べるとカルボナーラのようなこってり味になる。さらにそこに白胡椒を入れソースをかけてみると別世界の味に変わった。スープ入りソース焼きそばとでも言うようなソースの香ばしさとスープの汁気が不思議にマッチングしている。

果たしてこれが本場のやり方なのかはわからないが、今まで食べた長崎ちゃんぽんの概念をくつがえす味であったことは間違えない。長崎にちゃんぽん、皿うどんの旅をしたくなってきた。

中央軒道玄坂
東京都渋谷区円山町5−4
03-3463-0628

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2006年12月25日

クリスマス・イブ

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早いもので週末はクリスマス・イブだった。車でラジオを聴いていてもクリスマスソングだらけ。今年はいつになくクリスマスムードを感じてしまうのは自分がその中にいるからだろうか。金曜日のクリスマス・イベントは残念ながら行くことができなかったが、週末は別のパーティがあった。引越しで慌しい日々の中、家族みんなで集まってホームパーティ。手前味噌ながらホームパーティと言えども料理はかなり本格的。彩りも美しい。シャンペンやワインもあったが、やはり料理に人気が集中。

前菜はサラダあり、マリネあり、チーズや生ハム、鴨のリエット、テリーヌなど盛りだくさん。手作りベーコンのスープにジャガイモとほうれん草のチーズ焼き、鴨のロースト。最後は手作りのクリスマスケーキに大きなあま王イチゴとお昼からフルコースだった。

みんなで集まり楽しく会話をしながら飲んで食べているとあっという間に時間が過ぎてしまう。前の日から準備で大変だった(私はそれほどでもなかったが)が、帰る時のみんなの笑顔を見ていると忙しい中頑張ってやってよかったと思った。

思い出に残る2006年のクリスマス・イブはこうして過ぎていった。

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2006年12月24日

外貨編

何人かの方からはメールで問い合わせをいただいているが、「資産設計塾 外貨編」はいつ発売されるのか?実は私にもまだ予想がつかない(笑)。

構成に関しては、下記でほぼ決まっている。後は原稿がどこまで納得のいく内容に仕上がるかである。

プロローグ
外貨資産の投資戦略
外国株式(株、ETF、インデックスファンド、アクティブファンド)
外国債券(外債、外債ファンド、外貨MMF)
外貨FX
その他の外貨投資(外貨預金、グローバルREIT)
外貨取引の仕組み
付録 各国のファンダメンタルズ、Q&A、など

その中で不思議に思っているのがグローバルREITである。海外の不動産に投資を行うREITは投資対象として検討できるエリアであると思っているが直接投資する方法が無い。

例えばBGI(バークレイズ・グローバル・インベスターズ)のiシェアーズダウ・ジョーンズ米国不動産
インデックス・ファンド(IYR、NYSE上場)のような単体のREITではなくインデックスとして投資をできるような商品があれば組入れ対象として検討したい。このファンドは管理報酬が0.48%と低く、日本の国内グローバルREITファンドを買うよりもコスト面で有利だと思われるからだ。

しかし、残念ながら日本のネット証券で購入できる会社は私の知る限りない。海外の証券口座を開設すればできるが、そこまでの手間をかけたくはない。

本を書きながら色々調べてみると、このように日本の個人投資家の外貨投資のインフラはまだまだ不十分であることを痛感する。分散投資を実践する個人投資家の立場として言わせていただくと、米国株や中国株の個別銘柄の取り扱い数を競うよりも、コストの低いETFやREITを幅広く品揃えして欲しいと思うのである。

話がそれてしまったが、「資産設計塾 外貨編」、遅くとも来年の春までには出版にこぎつけたいと思っている。

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2006年12月23日

危機一髪

<業務連絡>
1月のセミナー「10万円から始める日本一やさしいお金のふやし方講座」の募集を開始しました。詳細はこちら
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会社でも流行っていたので随分注意しているつもりだった。会社に着くとハンドソープで手を洗い、鼻の周りにも菌が着かないようにし、うがいも励行していた。

今週に入って仕事も一段落したものが増え、少し心に隙ができたのだろうか。昨日の午後昼食から戻ると急激に体調が悪化した。鼻水やのどの痛みは無いが、体全体が倦怠感に襲われ、何だか嫌な雰囲気になってきた。差し入れにもらったリポビタンDも飲んでみたが、即効性は無い。夜の予定も入っていたのだが、思い切ってキャンセル。夕方会社を出て家に直行した。

帰宅すると体が冷え、かなり危険な状態。風呂に熱いお湯を張って、体を温める。上がると湯冷めしないようにそのまま毛布にくるまって数時間休息した。

夜になって起きてみると具合は随分よくなった。まだ少し体調は戻っていないが、夕方に比べるとはるかに改善している。お昼からずっと何も食べていなかったので体に優しいご飯を食べて、またそのままぐっすりと睡眠を取った。

朝起きてみると、体調はほぼ完全に回復した。昨日の午後から急激に悪化した原因は何だったのか良くわからない。もしかしたら単なる疲労かもしれないし、風邪の初期症状かもしれない。いずれにしても調子が落ちてきたら無理をしないで栄養と睡眠を補給することが一番大切なことが体で理解できた。

無理をしない、早めに行動する。風邪をひいたときに限らない重要な行動指針である。

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2006年12月22日

マネテレ復活

<業務連絡>
日経CNBCのこの番組。年末年始の放送日が決まりました。

1月のセミナーの募集を開始しました。詳細はこちら
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一旦年末で終了することになっていたマネックスTVだったが、社内外のリクエストに応え、来年も継続することになった。スタッフは残念ながら代わってしまったが、出演者はいつものメンバーということで早速1月分から撮影が始まった。

佐藤まり江さんといつもの掛け合いで収録することになったが、今回は本番中シナリオをほとんど見ないでアドリブで話してみた。実はシナリオを読んで入念に準備すると、内容を暗記してやろうとするせいかどうしても内容に気が取られてしまい、表情が硬くなってしまう。

話すポイントだけ3つくらい決めておき、あとはそれを順番にその場の雰囲気で展開していく方が、映像的には良い出来になるようだ。

来年からはコスプレはなし。ただし内容は今まで通り、楽しく数分間観ているだけで投資の知恵がつくように、というのを目標にしている。1年分の過去放映映像もあるので、興味のある方はご覧ください。

投稿者 shinoby : 06:28 | コメント (2) | トラックバック

2006年12月21日

有楽町慶楽

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夕食の時間が遅くなってしまい、有楽町界隈で10年くらい前に一度入ったことのある慶楽に久しぶりに入ってみた。ちょうど閉店間際ということで慌てて適当に注文をしたのだが、写真のかに玉はたまごのフワフワ感とややしっかり目の味付けが楽しめ、気がつけばぺろりと平らげていた。

このお店は池波正太郎とスープチャーハンが有名なお店らしいが、気取らない雰囲気が長い間愛されてきた理由ではないだろうか。有楽町から浜松町にかけては歴史のある中華料理店がたくさんあるが、そんな中でも庶民派のお店である。

残業の合間に夕食をとっている人もいれば、グループで盛りあがっているビジネスマンもいる。すべてのお客さんのタイプを自然に受け入れてしまう懐の広さがある。内装といい、お客さんの雰囲気といい、少し前の日本にタイムスリップしたような懐かしさを感じるのであった。

普通に美味しい、というのはできそうでなかなかできないことである。

慶楽
千代田区有楽町1-2-8  
03-3580-1948

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2006年12月20日

プロ論3

就職ジャーナルのお仕事で取材をしてくださる上阪徹さんが作られたプロ論3を読ませていただいた。シリーズ3作目になる本であるが、初版3万部ですでに増刷が決まったという、すごい人気のある本だ。

50人の著名人がその人の仕事の極意をインタビュー形式で答えるというシンプルな構成である。このような本をオムニバス本というらしいが、この種の本は登場人物のネームバリューに甘んじてしまい往々にしてまとまりがないケースが多い。

しかしこの本は違う。確かに登場人物の好き嫌いはあるだろうが、1つの世界で頂点を極めたプロが50人いれば、その中にはきっと自分の参考になる人が何人かはいるはずだ。個人的にはお笑い系の高田文夫、高田純次、島田洋七、といった人たちの生き様が面白かった。

そして読んでいるうちに彼らの間に何か共通点があることに気がつく。それが何かは敢えて書かないが、自分のこれからの生き方の参考になるアイディアが満載されている。

50人、300ページ以上の濃い本がわずか1600円。良い本は本当にお値打ちである。

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2006年12月19日

年末の微妙な季節感

気がつけばもう今年も10日余りとなった。相変わらず季節感の無い生活が続いているが、それでも年末になるといくつかの変化がある。

まず年末になるとセミナーが開催されなくなる。12月から1月の半ばにかけてはクリスマス、お正月といったイベントもあり、また忘年会やらで忙しい人が多いらしく気分も資産運用の勉強という感じにはならないようだ。参加者が少なくなるので12月は中旬以降はほとんど開催されず、出番が無い。その代わり1月の中旬以降の予定はかなりタイトに入り始めている。

そして連載している「日経マネー」や「FJ」「ネットマネー」といった雑誌の締め切りも年末は前倒しになっている。印刷所の関係で校了が早くなっているので、いつもより1週間から10日前になる。結果、締め切りに追われることになる。さらに年末ということで来年の資産運用に関して、といった取材もいくつか入っている。これも年末に仕上げなければならない。

さらに来年の4月、5月といった予定も入りはじめた。なのでシステム手帳の今年の前半部分を取り外し、来年の前半部分と差し替える。

年末に感じる季節感とそんな微妙なものである。

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2006年12月18日

長州の料理

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首相官邸の隣にあるマンションの一室でのパーティにご招待いただき出かけてきた。休日の永田町は人気もなく、正月のような静けさである。

下関から取り寄せていただいたふくを食べる、というのがお題目であったが、この日最高に美味しかったのは瓦そば(かわらそば)だった。

瓦そばは下関の郷土料理。茶そばを鉄板で焼き、錦糸卵、炒めた牛肉、ねぎなどをトッピングした不思議な料理。日本そばの焼きそばのようなでもトッピングは冷やし中華のようなクロスオーバーな雰囲気が漂う料理である。これを暖かいおつゆにつけて食べるのであるが、全体に甘めの味付けがクセになる。

本来は熱した瓦の上で調理することからこの名前らしいのであるが、ホットプレートでも充分に香ばしい味が楽しめた。

この料理は西南戦争の際、熊本城を囲む薩摩軍の兵士たちが、戦の合間に瓦を使って野草や肉を焼いて食べたという話に参考にこの会社の創設者が開発したものらしい。由緒ある料理なのである。東京では見たことのない料理であるが、どこかで食べることができるのだろうか?

それにしてもA山さんの奥様の料理は天下一品。ごちそうさまでした!

投稿者 shinoby : 06:13 | コメント (8) | トラックバック

2006年12月17日

ピアノとパソコン

ピアノの練習をはじめてから早1ヶ月が経とうとしている。毎日とまではいかないが電子ピアノの前に座って5分、10分と細切れの時間で練習する習慣が身につき始めた。入門テキストの一番はじめの部分を繰り返しやっている状態なので、ピアノをやっている人から見ると本当に初歩の初歩に過ぎないのであるが、やっている本人は意外に楽しい。

ピアノを続けるのに必要な条件を考えてみたら
●楽しく学ぶ
 気に入った先生に習う
 成長を感じられるようにポジティブに考える
●環境と整備する
 ピアノを手元においていつでも弾けるようにしておく
 レッスンを休んだり、ついていけなくなったりしないようにプライベートで定期的に習う
●目標を明確にする
 目標があればそれに向けてやる気になる

といったことだろう。

隔週で教えにきてもらっている若尾先生はコンサートを開くほどの腕前らしいのであるが、教え方も経験が長いらしくツボを押さえて短い時間で効果的な方法を考えてくれた。姿勢や指の使い方といった基本的な部分を変なクセがつかないうちにしっかり叩き込み、飽きないようになるべく楽しく進める工夫をしてくれる。

ピアノは数十年ぶりというブランクがあるが、パソコンが指の動きを助けてくれる。両手を別々に同時に動かすことはあまりないが、10本の指を使うパソコンを毎日使っていることによって指の運動を無意識にしていることになる。問題は小指の力が入らないことで、これはピアノの練習を繰り返すしかない。

左手だけで弾いていたのが、両手で同じ動きをする練習に入り、今度は両手が別の動きをするようになる。さらに和音が入り・・・と段々複雑になってくるが、来年中には自分の好きな曲を人前では弾けないにしても自分で楽しめるくらいにはなれるのでは?と少し夢がふくらんでいる。

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2006年12月16日

麦とろ専門店

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目黒通りをはさんでダイエー碑文谷店の向かいにあるこのお店は前から気になっていたお店だった。外観は和風の民芸調で地元にすっかり根付いた雰囲気が漂う。お店に入ってみると東京とは思えない懐かしい感覚の内装であった。

メニューもそそられる。切干大根、ポテトサラダといった家庭の味が並んでいる。お酒のつまみは少ないようで、イカのワタの入った焼き物は八代亜紀の演歌の世界を想像させる日本酒にぴったりの逸品であった。材料を吟味しているようで素朴な中にもこだわりが感じられる。

最後に〆るのはこのお店の看板麦とろである。いわしの煮付けとセットになった定食を頼んだが、これがボリュームたっぷりでお腹が一杯になる。やわらないいわしに品良く味のついたとろろ。麦とろご飯は大盛りでも無料だった。ちなみにお味噌汁は100円追加して豚汁に替えるとさらに満足度がアップする。

ちょっと高級な定食屋さんとしてもお酒を楽しむ居酒屋としても、幅広く使える便利なお店である。帰りにお店で使っているお味噌を買って帰った。

大黒屋
目黒区碑文谷5-7-2
11:30〜14:30、夜17:30〜22:30
定休日:水曜日・第四木曜日

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2006年12月15日

セゾンカードセミナー

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セゾンカード会員限定のこのセミナーが無事終了した。当日は盛況で、平日の夜の小雨の肌寒い中、会場の椅子が足りなくなるほどの来場者があったようだ。

マネーセンスを磨く、ということで1時間半かなりテンションを上げて話をする。前半は7つのルールでお金との付き合い方を改善する方法を、後半は実際に資産が「殖える」方法について説明していった。話し始めるとすぐに会場のすごい熱気を感じる。真剣にメモを取る人もたくさんいてこちらも段々早口になっていった。たまにジョークをはさんだりしてみたがどうやらすべっていたようだ。真面目で勉強熱心な方ばかりが集まったようで、最後の質問も積極的、しかも内容が鋭く驚いた。

短い時間でやや話し足りない部分もあったがこのセミナーをきっかけに何かをはじめることができる人がいれば良いなと思っている。

今回はクレディセゾンのスタッフの方に企画から当日のオペレーションまで完璧にこなしていただきとても気持ちよく仕事をすることができた。中野部長、担当の南野さんはじめスタッフの皆様、大変お世話になりました!

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2006年12月14日

「Cafeコイズミナマズ」

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「Cafeコイズミナマズ」の2回分の収録があって朝からロケ地で撮影がはじまった。今まで単発で番組を2本制作したが、評判がよく、続編となる2本を追加制作することになったというわけで、少しブランクが空いてしまったが前回同様の構成である。今回は3回、4回の両方ともゲストスピーカーとして参加させていただいた。

スタッフも出演者も随分気心が知れてきたせいか、台本は大幅に無視され、フリートークでアドリブでの会話を後から編集する方法が多用された。恐らくこの方が観ている方からすると面白く感じるのではないだろうか。30分番組2本の収録で朝9時からお昼をはさんで午後4時まで。テレビは時間と手間がかかる。

こんかいの撮影分は放映時間がもう決まっているらしい。大晦日から新年にかけて何回かオンエアされるようだ。

それにしても小泉里子さんはいつになったら口座開設して証券取引をはじめるのだろうか?随分近づいているが、もう少し時間がかかりそうである。

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2006年12月13日

吉野家の牛丼

12月から毎日食べられるようになった吉野家の牛丼。やはり他のお店の牛丼と「吉野家の牛丼」には大きな違いがある。吉野家の牛丼が販売停止の時、他のお店に入ったこともあったが、どうも何かが違う。やはり特別な存在なのである。

引越しの荷物の積み込みが終わり、引越し先へ移動する途中で吉野家に入ってみた。お昼時なので1階は満席。2階にあがるとすんなりと座れた。牛丼並を頼んでみた。

食べ始めたがいつもと様子が違う。ご飯は何だかベタベタで吉野家らしくない。下の方までツユがしみこんでおらず、味が何だか薄いのである。思わず店員さんに「もう少しおつゆかけてください」とお願いしてしまった。しかし最後まで違和感が消えないはじめての体験だった。

きっと2階のスタッフはまだ経験の浅い人だからなのか?それともお客さんの回転が良い1階の方が材料の動きが早いから美味しくなるのか?やはり2階がある店舗の場合は1階に並んででも座った方が良いのだろうか。

吉野家の牛丼にはいつも美味しく、他のお店では食べられない別格の味でいて欲しい。今度食べるときは1階で並んで食べるようにしようっと。

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2006年12月12日

プレジデント

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月曜日に発売になった最新号のプレジデントの80ページに資産運用の1ページコラムの取材文が掲載されている。分散投資の基本的な考え方について今まで知らなかった方がざっくりと学べるような構成になっている。

文章はしっかりまとまってわかりやすいのであるが、残念ながらタイトルがミスリーディングであった。「株価変調でも確実に儲かるポートフォリオの組み立て方」というもの。「確実」という言葉は投資の世界ではNGワードだと思っている。今回はタイトルは編集部で決定したのでこちらでチェックできなかったのであるが、リスクについての認識を読者の方がしっかりしていただけるか少し心配である。

今回のプレジデントはお金、暮らし、職場といったテーマで幅広くコラムをまとめている。来年のことを何となく考えてみるためのヒントが散りばめられている。

投稿者 shinoby : 04:33 | コメント (5) | トラックバック

2006年12月11日

引越し

親が転勤族だったので子供の頃から引越しが多かった。北海道や名古屋に住んだこともあるし、東京の中でも中野、立川、八王子と住所は色々動いていた。

社会人になってからも海外にいた2年以外はずっと東京であるが、その中でも調布、渋谷、世田谷など引越しは多い。数えてみると社会人になってもう9箇所目である。2年に1回は引越しをしている計算になる。

今週また引越しをすることになった。引越しの条件は安全であること、家賃が予算内であること、和室が無いこと、駐車場があること、そして一番大切な条件は頻繁に走っているバスで通勤できること、である。

今住んでいる場所もバスに乗って本を読んだり、原稿を書いたり、と時間を過ごすことができる。しかも通勤時間帯には3分に1本来るので待つことがあまりない。郊外からターミナル駅に向かう私鉄の混雑を考えると時間は少しかかるが、この方が気に入っているのである。車窓からの風景も通勤を快適にしてくれる。今度の場所もバス停まで数分。そこから東急バス(車両が新しい)で山手線のターミナルに出られる。

今まで住んだことのない新しい場所で気分一新。来年からは新しいビジョンとミッションを実現していきたい。

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2006年12月10日

鍋の季節

<業務連絡>
マネックスTV「投資のツボ」で佐藤まり江さんと一緒にサイン本プレゼント企画(締切は12月25日)放映中(動画内でご案内しています)です。
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冬になると鍋が街にあふれてくる。今年はモツ鍋とちゃんこ鍋がどうやらブームのようであるが、季節を問わずに楽しめるのがモンゴルの会社が中国で大ヒットさせた火鍋である。

渋谷に1号店ができたということで早速食べに行ってみた。お店に入ると香辛料の良い香りが漂ってきてお腹が空いてくる。お昼に行ったのであるが、メニュはランチが増えるくらいでほとんど同じ。鍋は一人分最低でも2980円と結構強気である。このメニューだと魚介類の団子などはつかない。肉と野菜ときのこ類を2つの味の鍋に入れて食べる。ルイベ状態の羊肉が筒状に積み上げられて登場する。

白湯(パイタン)スープと麻辣(マーラー)スープの2種類が1つの鍋に仕切られて入っている。マーラーは辛いがコクがあって病みつきになる味。パイタンはとんこつラーメンのような味であるが、香辛料が入っていて味は複雑。ここに肉をしゃぶしゃぶようにくぐらせて食べる。最後にラーメンで〆るのであるが、ボリュームはかなりのもの。そして食べ終わると汗だくになって体はポカポカである。クセのある味なので万人向けではないが、美味しい火鍋を食べたい人にはお奨め。

2人で行くなら火鍋コースの2980円のコースと3980円のコースを1つずつ食べれば十分。必要ならトッピングで単品を追加すれば良い。しかしちょっと油断するとすぐに一人5,000円を超えてしまう。本場に比べると価格は5倍くらいだろうか。

不思議だったのは運営会社の日本側がウェブクルーという保険の比較サイトを運営する会社だったこと。業務の多角化ということなのだろうが、内蒙古小肥羊餐飲連鎖有限公司という現地の会社のメリットはどこにあるのだろうか?

小肥羊
東京都渋谷区宇田川30-4 新岩崎ビル1階
03-3477-1117

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2006年12月 9日

格差社会

格差社会と言う言葉が新語・流行語にも選ばれたがこれが曲者だ。例えば芦屋の六麓荘などの住宅地で建築物の敷地面積を四百平方メートル以上に規制する計画があると報じられると格差社会の象徴だ、株式の譲渡益・配当等に対する軽減税率(10%)の継続は金持ち優遇の格差社会の拡大につながる、といった単純な結論が出てくる。

そもそも完全に平等な社会など存在するわけなく、格差とは大きいか小さいかの程度問題である。そしてその格差が日本では小泉政権下拡大した、というのが一般的な認識であるが、高齢化が原因ではないかという分析もあって実はまだ良くわかっていない。

さらに世界に目を向けると人口の2%が富の半分以上を保有しているという格差社会であり、日本は富の配分格差を示すジニ係数で比較すると0.55でアメリカの0.80や世界全体の0.89に比べると格差は小さい(国連大学世界開発経済研究所)。世界の中で格差が小さいから問題ない、と言いたいのではない。最近の格差社会の論調にはいじめ問題にも似た、異質なものへの嫌悪感のようなものを感じるのである。つまり日本の社会が抱える問題の縮図だということだ。

日本で行われてきた「ゆとり教育」は結果の平等を目指し、大きな失敗に終わった。運動会で順位をつけるのは差別、というような環境では頑張る子供はいない。そんな公立教育に危機感を抱いた一部の豊かな家庭は、私学に子供を通わせるようになり結果として格差が拡大してしまった。

過剰な競争や不公平な競争は良い結果をもたらさないかもしれないが、健全な競争の無いところに繁栄はない。競争を否定した環境で教育を受けて、社会出た瞬間からグローバルな競争に巻き込まれるのは教育に問題がある。しかしそんな現状を格差社会だ、とヒステリックに結論つけることによって気持ちの整理を無理やりしてしまう。

機会の平等と結果の平等のバランスをどのように取るのかは国の政策、税制、社会環境、など様々な要因で変わってくる。競争にも歪みがあるが、格差社会を批判するマスコミの論調を見ていると、世界における日本の凋落が見えて恐ろしくなる。

自分の国を出て、自分が一番気持ちよく生活できる国に行くという選択がこれから増えることが予想される。老後を海外で過ごす人、プロ野球ではじまっているような仕事の能力を試しに外国で働く人、税金のメリットを考えて海外に移住する人。格差社会を是正しようとするとそこから逃げ出す人がいるのである。

格差社会という言葉に踊らされるのではなく、どうしたら自分自身の生活の質を維持向上できるのかの戦略を考えることの方がよっぽど重要である。

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2006年12月 8日

Yen.SPA!

本日発売予定のSPA!の臨時増刊「Yen.SPA!」(Yは円マーク)の133ページに「賢人たちの選択」というコーナーで50万円の運用方法について取材された記事が掲載されている。隣のページが木戸次郎さんのベトナム株という何とも不思議なコンビネーションであるが、自分が話した内容をコンパクトにまとめていただいた。

この雑誌、ナゼか取材を受けることが多く、今回確か3回目の取材だったように思う。グラビアからはじまり(ちなみに表紙はしょこたん)、お金に関する人間の欲望が素直に表現されたギラギラした雰囲気がある。

資産運用に関してはやはり日本株の銘柄選択がまず目に入るが、「増えたな」と思ったのが外貨、特に新興国への投資関連記事である。「50万円をFXで1億円計画」(どうやって?)、「新興国エマージング投資でスパーク」といった具合で、ベトナム株ファンド、外国籍ETF、タイの株式投資、MENA(ミドルイースト・ノースアメリカ)への投資、などが紹介されている。

確かに今年1年は外貨の年だったと言える、円安と外国株高で外国株式は先進国、新興国問わず好調なリターンになった。

だからと言って高くなってしまった元々ハイリスクの新興国株式にここから大きくリスクを取るのはどうなのだろうか。相場だから将来のことは誰にもわからないが、このようなハイリスク投資は相場が下落して市場が悲観的になったときこそチャンスだと言えるからだ。

新興国投資の記事が増えれば増えるほど市場のピークに近づいているように思えてならない。

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2006年12月 7日

定年本

来年からの団塊世代の大量退職を見越してだろうが、いわゆる定年本が大量に書店に出回っている。ムック形式や新書など形式は様々であるが、中身を見ると残念ながらあまり大差がない。

例えば年金はいくらもらえるかの解説(細かな支給基準、制度自体が変わる可能性がある)、定年後のライフスタイルの実例紹介(成功例ばかり)、退職金を運用するための金融商品の紹介(商品の説明はあっても使い方はわからない)、保険・健康などに関すること、といった構成になっているのがほとんどである。しかしこれだけ読んでも老後の生活に対する不安は消えないだろう。自分の場合の現実性のあるシナリオが描けないからだ。

老後の生活の不安の原因は(あくまで想像であるが)、体力が衰え健康上の問題が大きくなってくること、そしてもうひとつは収入が減少していくなかで資産を切り崩していくことに対する恐怖ではないかと思う。

特に後者の現在保有している資産をどうやって運用しながら生活レベルを維持するのかについては資産運用に対する冷静な判断と将来に対する見通しを持たないと極端な節約生活に入ってしまったり、逆に資産が将来足りなくなってしまうこともある。

つまり殖やす資産設計ではなく、使う資産設計が求められているのである。そのときに必要な知識は年金の受取額がいくらなのかよりも、自己資金をどうやって運用するかではないだろうか。

過剰に楽観的になるのは危険だが、悲観的になりすぎる必要もない。そんな感情的な話ではなく定年後のプランを具体的に説いた書籍はどこかに無いのだろうか。

定年後どうするか、は実は団塊世代だけではなく20代、30代にも大きくかかわる問題なのである。早く対策を考えておけばそれだけ将来への選択肢が増えてくる。そんな長期の戦略の立て方を学べるような本格的「定年本」が出てこないのは、やっぱり売れないからなのだろうか。

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2006年12月 6日

レバレッジメモとレバレッジリーディング

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アマゾンのランキング1位を獲得したこの本を早速読んでみた。

200ページ足らずのコンパクトな内容で書き方もわかりやすくとても読みやすい。電車の中で一気に読み終えてしまったが、内容の濃い1冊である。

本の選び方、本の読み方、そして読んだ本の活用法に分かれて書かれている2章から4章が面白い。無意識に自分の本との付き合い方と比較しながら読んでいった。

本の選び方は教養型より経験型、口コミ、メルマガ、書評、日経新聞の広告、アマゾンのカテゴリートップ買い、など自分の方法とよく似ている。

本の読み方は目的を明確にして、本を借りるのではなく買う、そして全体を俯瞰して、合わないと思ったら途中でも読むのを止める、というのは同じ方法だ。しかし私は本を風呂で朝から読んだり、線を引いたり左上を折り曲げたりして読むことはほとんどしない。また著者は常に30冊程度の本をストックしているというが、私は読む本が無ければ無理に探して読むことはない。

そして本の活用法になると著者の方法にはかなわない。本を読んだら要点をパソコンにインプットして「レバレッジ・メモ」としてまとめていき、それをテーマ別に分類して、実践に活用してみる、という方法は残念ながら私には実践できない方法である。

しかし書いているうちに実はこのBlogに書いていること自体がある意味「レバレッジ・メモ」の作成に近いのではないか、とも思いはじめた。著者の作っている精緻なメモに比べればまとまりのない汎用性のないものだが、作成のプロセスで一体この本は何が言いたかったのか、という問いかけをすることができる。

1時間の我流「レバレッジ・リーディング」で読み終えた「レバレッジ・リーディング」という本は自分の本との付き合い方を再認識させてくれた。

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2006年12月 5日

ものの見方

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この本はアメリカという不思議な国を日本人として移り住み20年以上住み続けて生活して見えてきた著者の見方をストレートに書いた貴重な作品と言える。

「アメリカ人は4種類しかない。超金持ちと、仕事のプロと、貧乏人と、社会的落ちこぼれだ」という表現は宣伝のための過激な表現(他にも表現方法に違和感を感じる部分が何箇所かあった)なのか、それとも著者の日本語能力の限界なのかはわからないが、中産階級がなくなりつつある変化の激しい社会になっていることは理解できる。

人間のものの見方は、本当にどれが正しいのかは時間が経たないとわからないことがある。現在のアメリカの価値観というのがアメリカの歴史から形成されたとする著者の説明は果たして本当なのかはわからない。しかしアメリカに行って生活した時に感じる不思議な気分がきれいに説明されるのも事実である。

個人的に興味を持ったのはアメリカの教育である。実利にならないものは価値を認められないという風土が得たものも多いが失ったものも多い。シェークスピアイングリッシュを習い続け10年経っても日常会話ができない英語教育を受けた者としては、教育とは実利にならなければ意味が無い、との思いがあったが、実利のみの教育によって忘れられてしまうものもある。天然調味料と化学調味料の違いとでも言えば良いのだろうか。

そんなことも含め、アメリカに生活したときに感じる暖かさと冷たさ、楽天性と現実、建前と本音・・・かつて感じた様々な違和感が1つの共通点で結ばれていくような納得感を感じることができた本だった。

著者の魂が込められた、何回も読み返してしまう密度の濃い作品である。

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2006年12月 4日

本の執筆

書くことはどちらかというと苦にならない方で、仕事でもこんなプロジェクトをやりながら、雑誌の連載も月に3本、それに毎週のマネックスメール。さらに隔週のマネックス<オルタナティブ>メール、とマネックス・ユニバーティメール。そして仕事とは直接関係なく自分の思ったことを書いているこのBLOG。その上に書籍の執筆がある。

今までの書籍は書くことが明快で構成が決まるとひたすら原稿を書き続けるパターンであったが、今回は正直難航している。外貨投資の総集編的なものを目指してかなり本格的な内容を書いているつもりなのだが、難しいことをやさしく書くのは本当に難しい。自分が本当に理解している必要があるし、読み手の意識を考えながら全体のバランスを調整しなければならないからだ。神経を使うし、試行錯誤の連続である。

また書いているうちに新しいアイディアが浮かびそれをまた原稿にしようとすると調べることが出てきたり、問い合わせをしたり、とどんどん時間が経っていく。

幸いにして編集者の長岡さんは良いものをしっかり作るというポリシーに理解のある方。期日を決めて追い込んで来たりはしない。そうは言ってもあまり迷惑をかけるわけにもいかないし、次の企画も詰まっているので、できるだけ早く終着点が見えるところまで行きたいと思っている。

外貨投資は最近の円安で日本の個人投資家からは注目度が高まっているが一方でリスクも高い。リターンばかりを強調するのではなくリスクも理解したうえでの堅実な外貨投資ができるようになる実践的で本格的な作品を早く作りたい。

そんなわけでまた早朝の原稿執筆の生活が始まる予感がしている。

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2006年12月 3日

ベトナム株投資

セミナーや勉強会で受講生の方とお話していると最近良く聞かれるのが「ベトナム株投資はどうですか?」という質問だ。

BRICsの次に来る投資対象として魅力のある国に見えるようである。実際投資のフロンティアを広げるという点からも検討に値するとは思う。ただし2つのリスクをよく考えてから判断しなければならないと思う。

1つは市場としての投資リスクである。ベトナムは社会主義国であり、株式市場が開設されたのは2000年になってからと遅い。そのとき2社だった取引銘柄数は現在でもホーチミン取引所で60銘柄程度。時価総額も 4000億円程度と小さい。海外からの投資資金が短期間に流れ込めば市場は大きく影響されることになる。今年インド株が春先に乱高下して一部の個人投資家は狼狽売りに走った。ベトナム株ではそれ以上のハイリスク投資であることを認識しなければならない。

そしてもう1つは投資方法のリスクである。ベトナム株に投資をする方法は現地に行って口座開設するといったことをしなければ国内からファンドを通じて投資することになる。現在提供されているのは外国籍の投資信託、国内単位型公募投信、あるいは匿名組合契約といったものになっている。商品によってはスキームに問題が無いか確認しておく必要がある。また中途解約ができないものなどもあり、流動性リスクを入念に調べておくべきである。

またベトナム株ファンドといってもベトナムの株式に100%投資されるとは限らないものもある。個別の銘柄に分散投資するほど投資対象が見つからないのが現状だからだ。また上場銘柄ではなく時価総額は5000億円程度の店頭市場と呼ばれる相対取引もあり、将来上場する可能性のある約3000銘柄が売買されている。

つまりベトナム株に興味があるならまずは投資商品の仕組み、投資対象、解約の条件、手数料、年間管理料などきちんと調べてから投資判断をするようにしたい。そこまで納得したとしても市場基盤はまだ脆弱であり、リスクは極めて高い投資であるということだ。

リスクの無いところにリターンは無いが自分が気がつかないリスクを無意識に取って後で後悔することはあってはならない。

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2006年12月 2日

甘党のお酒好き

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私はお酒は好きであるが、甘いものにはあまりこだわりはない。しかし世の中には甘いものも好きだけど、お酒も好きだと言う欲張りな人がたまにいる。そんな人が大喜びできるのがこのお店である。

煙事という有名な燻製のお店の横に小さな階段があって地下に降りていく。お店に入ると手作り感いっぱいの内装に正直一瞬引いてしまったが、メニューを見るとアイスクリームと世界のお酒が100種類以上のすごいメニューに驚く。

このお店はソフトでこってりしたアイスクリームをスプーンにのせ、その上から自分が選んだお酒を小さなスプーンでたらして食べる、とってもユニークなお店なのだ。お酒はブランデーから甘いリキュール、グラッパまで色々。アイスクリームとお酒を3種類選んで1500円。

アイスクリームのスプーンがグラスに水平にピタッと収まるようにグラスの大きさとスプーンの引っ掛ける溝が同じ大きさになっている。お店の人に聞くと、スプーンの形が合うものを探してきたのだという。

すくっては垂らして食べる、の繰り返しで何だか楽しくなる食べ方。チビチビ食べることになるのでアイスクリームだけで30分くらいは楽しめる。おかわりのアイスクリームあるそうで、食べたくなる気持ちは理解できる。

手作り感と出てくるアイスクリーム、そしてお店の名前と銀座という立地。全てがミスマッチなのだが、何とも魅力がある不思議な体験ができるお店だった。

HOKKAIDO ミルク村 
中央区銀座7−5−19
山中ビル B1F
03-3572-9995 
月曜日休み 
営業時間 12:00〜23:30

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投稿者 shinoby : 10:55 | コメント (2) | トラックバック

2006年12月 1日

グローバルキャリートレード

欧州通貨の上昇が続いている。英ポンドなどもうすぐ1ポンド=230円に届こうかとしている。欧州通貨に対する円安が少しずつ日本での生活に影響してきている。フランスやイタリアのブランド品、ドイツの輸入車などが為替の動きを価格に反映させる動きを見せている。海外旅行しなくても為替は日常生活に影響するものなのである。

円安を助長するものとして円で資金を調達して、ドルやユーロ、ポンドといった外貨で運用する「グローバルキャリートレード」が取り上げられることが多くなっている。キャリーという毎日稼げる金利収入を安い調達コストの円と高い運用利回りの外貨でグローバルに行うことからこのように呼ばれている。本日の日経新聞の経済教室でもこのグローバルキャリートレードがバブルを形成しているという指摘が書かれていた。

最近では円で借りる住宅ローンを組んでいる自国通貨で家を購入するヨーロッパの個人も増えているらしい。これも円を借りて外貨で購入することで為替リスクの対価として支払い金利を抑えるグローバルな資産運用と言える。

このようなポジションが積みあがっていて何らかのきっかけで一気に円高に向かいリスクテイカーにダメージを与えるリスクが高まっているという指摘であるが、問題はそれがいつ発生するのか良くわからないことだ。

内外金利差の急速な縮小、地政学的リスク、国際的な資産価格の下落、といったトリガーが指摘されているが、果たしてそれがいつなのかは正確に予測することは難しい。

いすれにしてもこのようなリスクが高まってきていることを考えれば、万が一の急速な円高に備えて、為替の保証金ならストップ注文を使って、一定以上の円高になったらポジションを一旦縮小するような準備を行っておくべきだろう。また資産設計の観点からは今年の運用で比率が高くなった外貨資産の比率をリバランスしておくことも大切だ。

昨年は日本株のリターンが最高だったが、今年はどうやら外株が最も良い結果になりそうだ。来年はどの資産なのか?それは誰にもわからない。

投稿者 shinoby : 11:29 | コメント (5) | トラックバック