格差社会

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格差社会と言う言葉が新語・流行語にも選ばれたがこれが曲者だ。例えば芦屋の六麓荘などの住宅地で建築物の敷地面積を四百平方メートル以上に規制する計画があると報じられると格差社会の象徴だ、株式の譲渡益・配当等に対する軽減税率(10%)の継続は金持ち優遇の格差社会の拡大につながる、といった単純な結論が出てくる。

そもそも完全に平等な社会など存在するわけなく、格差とは大きいか小さいかの程度問題である。そしてその格差が日本では小泉政権下拡大した、というのが一般的な認識であるが、高齢化が原因ではないかという分析もあって実はまだ良くわかっていない。

さらに世界に目を向けると人口の2%が富の半分以上を保有しているという格差社会であり、日本は富の配分格差を示すジニ係数で比較すると0.55でアメリカの0.80や世界全体の0.89に比べると格差は小さい(国連大学世界開発経済研究所)。世界の中で格差が小さいから問題ない、と言いたいのではない。最近の格差社会の論調にはいじめ問題にも似た、異質なものへの嫌悪感のようなものを感じるのである。つまり日本の社会が抱える問題の縮図だということだ。

日本で行われてきた「ゆとり教育」は結果の平等を目指し、大きな失敗に終わった。運動会で順位をつけるのは差別、というような環境では頑張る子供はいない。そんな公立教育に危機感を抱いた一部の豊かな家庭は、私学に子供を通わせるようになり結果として格差が拡大してしまった。

過剰な競争や不公平な競争は良い結果をもたらさないかもしれないが、健全な競争の無いところに繁栄はない。競争を否定した環境で教育を受けて、社会出た瞬間からグローバルな競争に巻き込まれるのは教育に問題がある。しかしそんな現状を格差社会だ、とヒステリックに結論つけることによって気持ちの整理を無理やりしてしまう。

機会の平等と結果の平等のバランスをどのように取るのかは国の政策、税制、社会環境、など様々な要因で変わってくる。競争にも歪みがあるが、格差社会を批判するマスコミの論調を見ていると、世界における日本の凋落が見えて恐ろしくなる。

自分の国を出て、自分が一番気持ちよく生活できる国に行くという選択がこれから増えることが予想される。老後を海外で過ごす人、プロ野球ではじまっているような仕事の能力を試しに外国で働く人、税金のメリットを考えて海外に移住する人。格差社会を是正しようとするとそこから逃げ出す人がいるのである。

格差社会という言葉に踊らされるのではなく、どうしたら自分自身の生活の質を維持向上できるのかの戦略を考えることの方がよっぽど重要である。

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コメント(7)

エルプス :

格差がどうのこうのって一部の反自民、反小泉勢力が言ってただけの戯言じゃないの? 今はマスコミにしても教育機関にしても反日に汚染されてるわけじゃんか。「
格差社会」って言葉にしても、そういった勢力が無理やり流行語にねじ込んだんじゃないのかな。真に受ける必要もないよ。実際、息子が通ってる学校も含めて俺の周りの公立小学校全校が、運動会の駈けっこで順位をつけるしね(笑)。内藤くんこそ、反日マスコミに踊らされるなって。その代表格の新聞紙上に連載を書いてる立場をしては、直接の批判もできないだろうがね。

yamato :

何か、今日は大きく出ましたねえ。
でも、内藤さんはそんなことを論じる前に、「ぶれないスタンス」でみんなから意見を求めておいてそれにまだ答えてないんだから、そういった身近な問題をまず答えてから、大きなことを論じてもらいたい。今日の意見を聞いていると、犯罪者(実際には、親会社が法の穴をついたということで内藤さんが犯罪者ではないんだろうけど)が、自分のやったことを置いといて、政府の方針がどうこう、世間がどうこう、と評論家の立場で言ってるような気がする。

いつもの繰り返しになるけど、もう一度、自分がやってきたこと、言ってきたことを見直してから、発言されてはいかが?

shindy :

だ、だめだよ大先生、凋落だとか恐怖を煽りながら小さな事にこだわって。マスゴミが真実を報道していないなどと今更ナイーブなことを。1・17周年事業の準備で忙しいとは思うが、質の低い煽動はやめようねw

ジニはようやく.5を超えたが、1.0まで上ぶれスタンスマージンがあるよw 世界には所得絶対額が低いのに党員関係が人民搾取して、.4程度でも暴動だらけのDQN国もあるよねw 他にも高速料金や道路建築諸税、遺産相続税など人民搾取が横行しても、保有財産No.1でジニに関係なくお花畑な国もあるとかw

でもね、所得が増えてもある点を越えると幸福度が下降することもあるみたいだね。世間には、退職金を手に安泰な余生を過ごす人に「死惨設計云々」と甘言をささやいて、増えても減らしても人の幸せを奪おうとする香具師もいるようだね。後でカモられたと恨まれても知らないよw

平等教育の失敗は確かのようだね。円周率を3といったり、国への忠誠心が2割程度とか。その弊害で国家反逆A級な事件が起きたようだね。1・17事件では日本国民の投資財を外貨送金する段取りをつけた香具師がいて、今でも堂々と平等な基本的人権が保障されてるらしいよ。そんなの甘過ぎるよねw

マネクソ嫌いネ :

なんだか今日は気合だけ入ってますね。
薄っぺらいなんて言われたから、たまには重厚なところ
を見せたいと思ったのかな。でも空回り感は否めないねw

結局自分のことは棚に上げて、あっちこっちに矛先を
向けて噛み付いているけど、論点がブレていて、説得力
が無いんだよね。
なんだか公衆の真ん中で、おもちゃのマシンガンを乱射
している様な図式だよ。

>格差社会という言葉に踊らされるのではなく、どうしたら自分自身の生活の質を維持向上できるのかの戦略を考えることの方がよっぽど重要である。

踊っているのは内藤くんだけという感じですね。
生活のレベル維持という言葉が一昨日もあったけど、
何か内藤くんの生活レベル維持が脅かされているような
ことになっているのかな? 犬方針でMU消滅とか?
一生懸命、戦略を考えてくださいな。内藤くんにとって
は、そりゃ重要な問題だよねw

マネクソ嫌いネ :

しかし、何度読んでも何が言いたいのかよく分からない
ので、時間の無駄とは思うけど、よく読んでみた。

・格差社会というものがあるが曲者で、よく原因が分か
 っていない。
・完全に平等な社会は無く、程度問題である。
・最近の格差社会の論調には嫌悪感を感じる(マスコミ
 への批判)
・「ゆとり教育」は失敗で格差を広げた。
・ある程度の格差は許容した、健全な競争が必要。
・格差社会を批判するマスコミの論調には、日本の凋落
 が見える。(再度、マスコミ批判)
・格差社会を是正しようとすると、そこ(日本)から
 逃げ出す人がいる。
・自分自身の生活の質の維持向上の方が重要。


ここまでまとめても、何が言いたかったのか分かりにく
いが、「マスコミの格差社会の取り上げ方は良くない。
自分の資産は自分で守ろう」ということかな。
教育問題まで引き合いに出したけど、結局は、お金第一
だという話なのね。


でも、

>プロ野球ではじまっているような仕事の能力を試しに外国で働く人

を含めて「逃げ出す人」と括るのはどうだろうか?
イチロー選手、松井選手、松坂選手に対して「逃げ出す
人」と言っているようにも取れるよ。
もちろん日本という枠組みから「逃げる」という考え方
もできないことはないけど、日本で格差社会是正策が
あるから「逃げている」とは到底思えないし、それより
彼らは「挑戦」をしていると考える人の方が圧倒的に
多く、それが自然な考え方だと思うけどな。

言葉尻をとらえてしまったようで悪いけど、文章はよく
確認しようね。


内藤釣具店カモ式会社 :

ま〜シノビー社長としては格差問題うんぬんよりも、証券業界の人間の立場として株の軽減税率が廃止されると都合が悪いんでしょ。民主党の菅さんなんか、株の譲渡益課税の税率は30%に上げたらいいみたいな発言したらしいですね。でも今日の日経によると軽減税率が延長されそうじゃん。取りあえず良かったですね。もちろん私も嬉しいですよ。

yamato :

> 格差社会と言う言葉が「新語・流行語」にも選ばれたがこれが曲者だ。
「新語・流行語」については、僕が12月1日のコメントの中で「品格」についてで取り上げていますが、内藤さんは読まれましたかね?
http://www.shinoby.net/2006/12/post_343.html#comments

「新語・流行語」大賞には以下の言葉が選ばれています。
(1)イナバウアー
(2)品格
(3)エロカッコイイ(エロカワイイ)
(4)格差社会
(5)シンジラレナ〜イ
(6)たらこ・たらこ・たらこ
(7)脳トレ
(8)ハンカチ王子
(9)ミクシィ
(10)メタボリックシンドローム(メタボ)
これらの言葉って、全部じゃないけど、マネックス証券とか内藤さんに当てはまる部分て多くありません?

(2)品格 → 「はっきり言ってマネックス証券は証券会社としての『品格』も資格もないと思います。」
(3)エロカッコイイ → 内藤さんのことでしょうか?
(4)格差社会 → 今日の内藤さんの発言で取り上げられてます。
(5)シンジラレナ〜イ → 1月17日に大事件を起こしておきながら、謝るどころか逆切れするなんて、シンジラレナ〜イ。
(7)脳トレ → 内藤さんも毎朝、筋肉トレーニングするだけでなく、人の気持ちを理解するために、たまには「脳トレ」をされてはどう?
(8)ハンカチ王子 → 甲子園には「ハンカチ王子」がいた。証券業界には「トレード界の王子、プリンス」がいる。
(10)メタボ → マネックス証券は「もうダメポ」

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このブログ記事について

このページは、shinobyが2006年12月 9日 11:40に書いたブログ記事です。

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