ホームバイアス

| | コメント(3) | トラックバック(0)

新年おめでとうございます。

本年も本Blogによろしくお付き合いをお願いいたします。昨年同様、資産設計からB級グルメ、本、音楽、仕事・・・と気の向くまま自分勝手なことを書かせていただきます。

マネックス・ユニバーシティのサイトにも新年のご挨拶を掲載させていただいた。顔が少しむくんでいるのはご愛嬌ということで、今年も個人投資家の資産設計について真面目に考えて、様々な提案をしていきたいというのが仕事上の目標である。プライベートに関してはまた追々書いていきたいと思っている。

昨年はグローバルな株高が資産運用の最大のトピックスであったが、日本の株式の時価総額は世界の株式市場の1割強である。もし世界の株式市場に日本を含めてインデックス運用するとしたら、外国株式を85%、日本株を15%というような資産配分になってしまうのである。これはあまり心地よい配分とはいえない。やはり日本の株式は日本の投資家にとっては特別なアセットクラスなのである。

それはアセットアロケーションを考える上でホームバイアスという言葉で表現される。例えば日本の投資家であれば、外国株式よりも日本の株式に多めに資産配分をすることを指す。日本で生活することを前提に考えれば、このホームバイアスというのはリスク許容度という心理的なものからみても意味のあることなのである。

資産設計塾では日本株を30%、外国株式を20%というのを標準的なアセットアロケーションとして提示している。これはホームバイアスも考慮した心理的に抵抗の無い比率として計算したものであるが、今後BRICsやそれ以外の発展途上国の成長を考えると外国株、日本株という配分方法が果たして適切なものか常に考える必要があると思うようになった。

例えば、アセットクラスを日本株、外国先進国株、外国新興国株といったようにさらに細かく分類するようなことも出てくるのかもしれない。確かにリスクの高い新興国株式であるが、米欧日のG7のような国を中心とした経済が終わりと告げ、資本主義化する中国、アウトソースとITのインド、資源のロシアなどを含めた経済がこれからも世界の中心になるように思えるからである。

新興国ブームに乗りすぎるとまたかつての80年代バブルやITバブルと同じ轍を踏んでしまう危険があるが、循環的な変化と構造的な変化の見極めはしっかりしておく必要がある。

日本はかつてのイギリスの歴史から学び、未来に備える行動を一日も早くすべきであると思うのである。


トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: ホームバイアス

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.shinoby.net/mt/mt-tb.cgi/1648

コメント(3)

内藤釣具店カモ式会社 :

イチバーン!!!
MUのシノビー社長のポーズを見て思い浮かんだのはハルクホーガン。知ってる?必殺技はアックスボンバー。

>循環的な変化と構造的な変化の見極め
これはなかなか難しいですね。バブルってのは後になって分かるもんで、その真っ最中はもっともらしい理屈付けがされるもんですからね。ITバブルの時はニューエコノミー論なんてのがあったでしょ。

そもそも日本の監査法人がどうのこうの言ってる人は新興国への投資なんてやめといた方がいいんじゃないかと。だぶん相当メチャクチャですよ。コツコツと先進国でインデックス投資やバリュー投資してた方がいいカモよ。

とゆうことで明けましておめでとうございます。

エルプス :

日が変わる前に、明けましておめっとさん!

♪キラキラ愛の星 キラキラ光る星
♪トィンクル トィンクル おめっとさん
(たしか大場久美子氏って自己破産したけど、今も元気にしてるかな?)

なんで日本がイギリスの歴史から学ばなければならないのか俺にはさっぱり分からないけど、まあ正月早々から突っ込むのはやめておこうか(笑)。

shindy :

>本年も本Blogによろしくお付き合いをお願いいたします。昨年同様、資産設計からB級グルメ、本、音楽、仕事・・・と気の向くまま自分勝手なことを書かせていただきます。

だ、だめだよ大先生、自分勝手は分かるけど1・17など勝手な振る舞いを画策してはw

コメントする


画像の中に見える文字を入力してください。

Disclaimer

このウェブサイトはShinobyの個人的な考えを掲載したものであり、Shinobyが所属ないし関係する機関、組織、グループ等の意見を反映したものでありません。本サイトは投資の勧誘ないし銘柄の推奨を目的とするものではなく、本サイトに掲載された情報をもとにして投資その他の活動を行い、その結果損失をこうむったとしても、Shinobyは責任を負いません。

また、Shinobyの判断で書き込まれたコメントを削除することがあります。記名者の特定されたコメントの場合は記名者に連絡の上削除しますが、無記名のコメントの場合は通知無しに削除を行います。

このブログ記事について

このページは、shinobyが2007年1月 1日 14:51に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「1945732」です。

次のブログ記事は「碑文谷ダイエー」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

過去ログ

amazonから購入

Powered by Movable Type 4.01