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2007年2月28日

テストで測る投資能力

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<業務連絡>
21日に出版された新刊書籍『幸せになる投資戦略を探せ 〜僕たちの10年後物語〜』をMUから5名様にプレゼント。こちらから応募要領をご覧ください。締め切りは3月1日です。
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昨日発売の週刊SPA!に「株童貞&塩漬け組のための[投資脳]トレーニング」という刺激的なタイトルで登場させていただいた(36ページから)。一緒に出ているのは山口揚平さん、林康史さんといった極めて真っ当な方々。全部で8ページにわたる第一特集ということで内容にも編集者の気合が感じられる。20問の質問に回答しながら資産運用について考えるきっかけにすることができる。

この企画いつものSPA!のスタンスとは少し違って(失礼!)、タイトルはともかく中身はしっかり取材されている。アセットアロケーションや行動心理学、統計学といった資産運用に必要な基本的な考え方が一見ふざけた問題の中にちゃんと組み込まれている。

もしこんなSPA!の記事を読んで、もっと本格的に自分の投資能力の測定をやってみたい、と思ったらこちらのマネー検定を見て欲しい。限定300名でもうすぐ締め切りになりそうだが、テスト、セミナー、問題解説とすべてセットになって1日勉強することができる。記念すべき第1回の開催ということで受験料はセミナー、パネルディスカッションまで込みで3,000円と良心的に設定した。

マネックスメールにも書いたが、投資は勉強の成果が短期的には見えにくい。しかし長期で見るとそんな努力が報われるものだと思っている。資産運用をはじめたものの投資の成果に何となく手ごたえを感じられない、という人は多い。そんな真面目に取り組みたいという人に是非活用してもらいたいと思っている。

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2007年2月27日

春到来

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<業務連絡>
本日発売のこの雑誌の巻頭特集[投資脳]トレーニング。林康史さん、山口揚平さんとご一緒させていただきました。こちらのマネー検定も先着順ですのでお早めにどうぞ。
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結局、今年は雪を見ることなく季節が変わっていくことになりそうである。何だか間の抜けた冬だった。気がつかないうちに春野菜が段々出回るようになって食事はいつの間にか春到来になっている。冬のほっこりとした味わいとは違うさわやかで見た目にも楽しめる料理が増えてくる。

そんな何だか気持ちが浮かれてくる季節であるが、先週からもう一つの春の名物が本格化した。スギ花粉である。しばらく前からずっと薬を予防的に飲んで備えていたのであるが、ついに鼻だけではなく目のかゆみまで襲ってきた。病院に駆け込んだらやはり同じような人が多いようで待ち時間は1時間だった。

花粉症さえなければぽかぽかと暖かく、気持ちの良い外の空気を思いっきり吸い込みたいのであるが、そんなことをしたら後から恐ろしい結末が待っている。しばらくは外での活動は控えるようにしたい。

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2007年2月26日

名古屋の変貌

日曜日も名古屋のこの新しいビルでセミナーがあった。名古屋駅の真ん前に建つ出来たばかりのビルで、上の階にはトヨタが、下には証券会社などのオフィスが集まっている。普通のビルよりも天井が高いので開放感がある快適なオフィス環境であった。遠くを見渡すと北側には名古屋城や城北にある超高層マンションまで見渡せる。

昨日は丁度ルイヴィトンのグランドオープン初日だったらしく1階のショップの入り口には長蛇の列ができていた。驚いたのはこのビルに入っているブランドショップの揃い方である。このショップリストを見ると東京の銀座よりも密集度が高い。好景気がビンビン伝わってくる。

名古屋駅前は新しい高層ビルが次々に建設されている。少し前の駅前の雰囲気がすっかり変わってしまった。デパートとショップが立ち並ぶ買い物スポットに変貌した。名古屋の雰囲気は何だか東京に近くなってしまった。

でもエスカで山本屋の味噌煮込みうどんを食べ、貝新水谷新九郎の貝のつくだ煮を買っていると名古屋駅の逆側の地下街はあまり変わっていないのでほっとする。そう言えばエスカの中に行列ができているコメダ珈琲店というのがあった。朝から行列ができる喫茶店とは何かあるのだろうか?ここも次回来た時に行ってみたい。

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2007年2月25日

週末の名古屋

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前日の京都から今度は名古屋証券取引所で開催されたこのイベントのため週末は名古屋に来ている。名古屋の個人投資家の皆様はとても熱心である。2回のセミナーはどちらも会場が満席の盛況。抽選倍率もかなりのものだったらしい。

そんな名古屋にせっかく来たのであるから食べるものは決まっている。まずは味噌煮込みうどんである。懐かしい中日ビルにあるここに行ってみた。季節限定の牡蠣入り(2205円)と頼んでみた。ぷりぷりの牡蠣が5つ、味噌の味とベストマッチ。ただし早めに食べておかないとどんどん火が通ってしまうので要注意だ。

この味噌煮込みうどん、穴の開いていないふたにうどんを取って食べるのが名古屋流らしい。たしかに周りを見回すとみんなふたに乗せてふーふーしながら食べている。それほど熱いものとは思わないので私は直接土鍋から食べているが、名古屋には猫舌の人が多いのだろうか。

もう一つのひつまぶしは有名な蓬莱軒ではなく名古屋証券取引所から歩いて数分のこちらに行ってみた。錦の歓楽街にぽっかりと時間が止まった空間が存在する。昔ながらの風情のあるお店である。

メニューはシンプルうなぎ以外の料理は刺身くらいしかない。ほとんどのお客さんがひつまぶしを注文する。吸い物付きて2300円。これがすごいボリュームである。ひつまぶしは一杯目はそのまま、二杯目は薬味を混ぜて、そして最後の三杯目はお茶漬けで、と食べてもなくならない。五杯分くらいは簡単に食べられる。完食するとお腹が大変なことになっていた。

蓬莱軒に比べるとシンプルで素朴な味わい。色々調べてみるとひつまぶしを考案したのはいば昇さんらしいが、商標登録したのは蓬莱軒さんということらしい。何だかそんな話を聞くと納得してしまう。日曜日はお休みでラストオーダーも8時で終わり。商売気のあまりない貴重なお店でもある。

いば昇の近くにあんかけスパのよこいを発見した。食べたことが無いのであるが、次回はここも挑戦してみたい。

いば昇
名古屋市中区錦3-13-22 
052-951-1166

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2007年2月24日

のぞみの座席

所用があって京都に行くことになった。のぞみの座席指定を事前にしておいたのだが、パソコンを車内で使うこともあり、電源に近い席をリクエストしてみた。

窓口で列車番号を指定、禁煙、2列席、で車両の一番端とリクエストすると4号車の1番が予約できた。ただし窓口の方から「電源がついていない車両もありますから・・」と説明があった。

乗車してみると車両の前と後に3人がけと2人がけに1つずつコンセントを入れる電源が設置してある。そもそもはお客さん向けではなく、車内清掃などに使っていたのかもしれないが、PCの電源に使っても問題はない。

そこまでは良かったのであるが4号車の1番の席には色々問題があった。そもそもドアの近くなので人の出入りが激しい。自動ドアが開いたり閉まったり何だか慌しい。少し落ち着かない席である。そしてそれよりも困ったのは、ドアの開閉の度に隣の喫煙車両から大量の煙が流れ込んでくる。花粉症の時期でもあり、どうにも調子が悪くなる。

後から調べてみると、のぞみ700系では喫煙車はグリーンの10号車と、普通指定の15,16号車、そして自由席の3号車という配置が決まっているらしい。つまりこの隣の車両は境目になってしまうので分煙が徹底されないのである。

16両の編成の真ん中に近い車両の方が駅の階段に近く、乗り降りに時間がかからない、両側を禁煙車両にはさまれた禁煙車が理想、そして座席は2人がけの一番端、ただしドアが自分の背中側になる20番が良い。とすると普通指定席なら7号車のグリーン車に接している側、つまり20番の2人がけが一番良い席のように思う。

もちろん本当はグリーン車が一番快適なのであるが、普通席でも場所によってかなり快適性が違ってくるのである。次回は7号車を指定してみよう。

投稿者 shinoby : 07:32 | コメント (9) | トラックバック

2007年2月23日

新しい連載

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今月からこの雑誌がリニューアルされた。読者層を30代から40代のビジネスパーソンにして軽めのデザインに変更された。先月の取材もその流れで企画されたもので、こんな感じで第1回がはじまった。

2回目の取材はある対面型の証券会社でロケを実施。かつては4大証券の1つの本社であった八重洲のビルは別の証券会社に変わっている。中に入ったのは初めてであるが、雰囲気は変わっていなかった。

一緒に出演の秋元玲奈ちゃんは少しずつ緊張もほぐれ段々いい味を出すようになってきている。天性の天然ボケぶりがさらに発揮されれば誌面もさらに盛り上がることだろう。

それにしても最近また雑誌の取材が増えてきている。マネー誌も多いがいわゆるビジネス誌からの申し込みも多い。株価が上昇すると資産運用を考える人が増えるという構造はあるのだろうが、今回は投資信託にフォーカスしている企画が多いという特徴がある。こんな株式トレードの雑誌が「本命の投信選び」といった企画を掲載、しかもナビゲーターに山形出身のフリーアナウンサー古瀬絵理さんを起用するという意外性。

何だかカジュアルな企画が増えてきたように思うのは気のせいだろうか。

投稿者 shinoby : 06:25 | コメント (4) | トラックバック

2007年2月22日

セカンドライフ

セカンドライフといっても定年後の第二の人生ではなく、バーチャルなもう一つの人生のことである。アメリカのリンデン・ラボという会社が2003年から提供しもう400万人近い人が「住んでいる」このサイトのことである。3月に日本語版がリリースされるということでそのベータ版を見る機会があった。

1996年5月にはじめてインターネットの画面でホワイトハウスのページで揺らめくアメリカの国旗を見たときと同じような衝撃を感じた。実際にメンバーになって使ってみないとわからないことだらけであるが、不思議なことがたくさんある。

●米ドルをリンデンドルというサイト内で流通する通貨に換えることができるのだが、その換算レートは変動するらしい。今後大量に参加者が増えるとリンデンドルへの需要が高まる可能性があるが、その場合レートはどうなるのだろうか。リンデンドルで為替の投機を始める人も出てくるのではないだろうか。

●仮想空間上に数十万円出すと土地を買うことができる(月々固定資産税もかかるらしい)。企業はそこに自社のマーケティングツールを置いたり、リサーチをかけたりしているのであるが、これから参加する企業が増えると土地の価格は上昇するのだろうか。それともバーチャルに制限の無い土地が増えるとそれぞれの土地に対する価値は下がっていくのだろうか。土地で投機を始める人が出てこないのだろうか。

●サイト上にセンスの良いデザインで建物を作ったり、広告をするには制作ができるデザイナーが必要になる。3Dの世界なのでゲームの制作をしているような人に向いているらしいが、そんな人たちの中から有名デザイナーが生まれるのではないか。

●サイト内には警察はいないらしいが、参加者間のトラブルはあるようだ。サイト管理者が解決しなければならないトラブルは今後増えてくるだろうが、どういう方法、どういうルールで解決するのか。やり方によっては「住民」の不満につながる。

日本版ができたら日本人もはじめるか疑問視する人もいるが、普及する可能性は高いと思う。理屈抜きに画面を見ていると楽しくワクワクしてくるからだ。既に有名な名前の土地は企業が購入を始めており、ネットのドメインのような陣取り合戦もはじまっている。ただし、このバーチャルな世界で企業がビジネスとして何かをするなら、とにかく早くはじめることが重要だろう。時間が経てば経つほど新鮮味が無くなり、優秀なクリエーターの確保にお金と時間がかかるようになると予想されるからだ。

問題は現実社会だけでも忙しい人がセカンドライフで過ごせる時間をどうやってひねり出すかである。現実より楽しい、現実より役に立つ、現実よりビジネスになる、と思う人が増えればそれだけ住人が増え、滞在時間が長くなる。

現実世界とバーチャル世界の時間の奪い合いが起こるのである。

投稿者 shinoby : 06:40 | コメント (5) | トラックバック

2007年2月21日

コモディティ化

<業務連絡>
昨日プレスリリースされたマネー検定は3月31日開催、先着300名限定です。
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週刊ダイヤモンドの2月24日号(最新号)で野口悠紀雄教授が日本経済の問題点とその処方箋の問題点について超整理日記で取り上げている。

格差是正を目的とした低生産性部門の拡充とばらまき行政でも、成長率の底上げによる企業業績と賃金の改善による財政再建路線も問題の解決にはならないと説く。

日本経済の根本的な問題は従来の産業構造で付加価値の低いコモディティ化された業務に産業が偏っているからだと説く。世界経済の構造変化によって従来の産業構造のままでは「中国人、インド人並の賃金になる」という現実が待っている。そこから逃れる唯一の方法は「中国やインドにはない産業に転換することだ。」

この指摘は産業全体だけではなく個人の仕事についても同じことが言える。ここで指摘したような仕事のプライシングの方法の変化が起こっているのである。

企業も個人も自分にしかできないこと、それも簡単には真似できないもの、に特化することによってのみ自分のコモディティ化を防止することができる。

野口氏が指摘するように日立製作所とグーグルには一人当たりの企業価値に500倍の差があるが、それはグーグルの社員が500倍優秀なためでも500倍の時間余計に働いているからでも無いのである。

投稿者 shinoby : 06:39 | コメント (6) | トラックバック

2007年2月20日

好きなこと

銀行時代にお世話になった大学の先輩にお会いする機会があった。年金運用の世界でアナリストの仕事を続けていたが、社内の人事異動で本部の管理職になってしまったので、好きなことをやりたいと外資系の証券会社にアナリストとして転職。その後自分が担当する業界の会社に移り、IRを担当している。銀行の人事ローテーションを嫌い、自分がかつてアナリストとして担当した業界での仕事を続ける選択をした訳であるが、仕事に手ごたえを感じているようだった。

先週会ったまた同じ銀行時代の同期もファンドマネージャーの仕事を続けるために銀行を辞めて投資顧問会社に転職した。そこで運用チームのヘッドをやっていたのだが、突然辞めて、国会図書館で仕事をしている。国会議員の調査をサポートする仕事らしいが、自分の価値観を追求したらその仕事に出会ったらしい。本人曰く年収は半減した、らしいがやりたいことをやっている満足感があるようだ。

さらに銀行時代の上司でバードウォッチングが好きで、趣味が高じて軽井沢に家を買った方がいらしたが、その方も会社を退職。何と軽井沢で古本屋を開店し店主としてセカンドライフを開始するらしい。お会いしたことが無いので真実はわからないが、好きなことを極めた結果なのだと思っている。

彼らのライフスタイルを見ていると自分の好きなこと、やりたいことを素直に見つけ、その中に飛び込んでいく思い切りの良さを感じる。その選択の結果がどうだったのかは本人にしかわからないが、少なくとも自分で選択した、という行為には悔いは無いように見える。

好きなことを極める方が短期的な損得で意思決定するよりも長い目で見れば人生の満足度は高いように思える。なぜなら仕事とは収入を得る手段であると同時に自分が楽しいからであり、社会に貢献できるという満足度を求める行為であるからだ。

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2007年2月19日

定年後の資産設計

<業務連絡>
3月17日(土)に内藤忍のマネー運用を学ぶ@マネックス・ユニバーシティを開催いたします。内容はこちらをご覧ください。
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団塊の世代の大量退職ということもあってか定年後のライフスタイルを取り上げた書籍が増えている。ほとんどの書籍は定年後にもらえる年金額の計算方法やその手続き、それに医療保険などの商品紹介に変額保険や相続の話といった内容である。そして前半部分にセカンドライフをエンジョイしている人たちを紹介する、といった構成になっている。読んでいるとどうも違和感を感じてしまうのである。

その違和感の1つの理由は定年後の生活のデザインについて具体的な提案が無いことである。保険や投資信託、年金といったお金に関わる事項の一般的説明はあってもそれをどう組み合わせてどう使ったら良いのか、は読んでもよくわからない。どちらかというと不安が解消されるというよりより不安が募る内容なのである。

そのような内容とコントラストをなすのが前半部の明るく過ごすシニア世代の人たちのカラー写真の紹介である。定年後好きなそば打ちを始めた人、自宅の横に喫茶店を開業した人、別荘地で悠々自適の人、とうらやましいセカンドライフが紹介されているが、彼らの本当の姿は見えない。

セカンドライフは準備の仕方によって明るくも暗くもなると思う。明るくするための30代40代からでもできる具体的な準備の方法を教えてくれる書籍は私が知る限り、残念ながらまだどこにも無いのである。

投稿者 shinoby : 06:51 | コメント (3) | トラックバック

2007年2月18日

社員向け研修

今週と来週はある大手証券会社の社員向け研修の講師として日曜日半日のセミナーを担当することになった。同じ内容で2週連続、2箇所で4時間ずつ。資産運用の話と将来のセカンドライフについての心構えを話すことになっている。

さらに来月もあるメガバンクからの依頼で行員向けのセミナーの講師を朝から夕方まで6時間やることになっている。こちらも資産運用とセカンドライフがテーマである。

と、最近個人投資家ではなく金融機関の社員向けの研修の依頼が増えている。

かつて銀行にいた時の経験から言えば、社内の研修というのはほとんどがつまらないもので、仕方なく受講しているのがほとんどだった。受講料は会社持ちだし、仕事が止まってしまうからできれば敬遠したくなるのである。しかし研修が自分の仕事だけではなく自分の生活にも影響するとしたらどうだろうか。少しは受講する気分も高まるのではないだろうか。

今回担当させていただくセミナーは金融機関向けで内容は金融商品の仕組みや資産運用の方法、老後の資金計画といった内容である。営業上の知識として役に立つことは第一であるが、それだけではなく受講者自身の資産運用・人生設計の役にも立つように工夫してある。金融機関の人たちは金融商品の売り手であると同時に自分自身は個人投資家でもある。前者の立場だけではなく後者の立場でも有意義な内容にしたいと欲張ってみた。

有料で行うセミナーは受講生が真剣である。せっかく時間とお金を使うのであるからそれなりの成果を求めて来るからである。今回の社員向け研修も幸い希望者が多く、抽選になってしまったと聞いているが、果たしてどんな雰囲気で話ができるのか。楽しく学べて、しっかりと有益な知識を身につけてもらえるような内容にしたいと思う。

投稿者 shinoby : 09:02 | コメント (6) | トラックバック

2007年2月17日

発売前夜

ようやく書籍が完成した。と言っても「資産設計塾 外貨投資編」(仮称)ではない。こちらの書籍は膨大なデータと為替のメカニズムを詳細に説明する図表の作成に時間がかかっており、発売は遅れそうである(お待ちいただいている方には申し訳ございません)。

その一方で来週21日が発売日になっているのが「幸せになる投資戦略を探せ ―僕たちの10年後物語」である。出来立ての見本が手元に届きまた一通り読み返してみる。ゲラで読むのとは違った新鮮な感覚。昨年からのプロジェクトがようやく区切りをつけた感じで感慨深い。

この本は純粋な投資本ではなく、10年後を想定した4つの近未来小説から長期で資産を殖やし人生を幸せに生きるヒントをつかんでもらおうという恐らく日本初の試みになる本だ。小説部分はマネックスの影武者Kさんが書き下ろし。これがぐいぐい引き込まれる文体であっという間に1話読み終わってしまう。気がつけば4つのシナリオすべてが終わっていた。

アマゾンにはまだ装丁の画像も掲載されていないのに、ランキングが1771位まで急上昇している。画像はこちらから見られるが、イラストを大胆に取り入れたさわやかなデザインに仕上がった。表面にいる同級生5人の10年後の顔は書籍の裏側に描かれている。これは書店で手に取ってみて欲しい。リアルな現実を見せられることになる。

今回の書籍には東京大学、慶應義塾大学をはじめとする学生投資クラブの皆さんにもアイディア出しから参加してもらった。彼らのコラムも掲載されている。

様々な人たちの協力で完成した書籍。新しい試みが読者の皆様にどういう評価をされるのか。楽しみな反面少し不安でもある。

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2007年2月16日

バスの車窓

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目黒通りをバスで走っているときいつも気になっていた焼き鳥屋さんがある。元競馬場という一風変わった名前のバス停の近くにあるのだが、実は10年以上前この近くに住んでいた大学時代のクラスメイトに連れて行ってもらったことを思い出し再訪したいと思っていた。

そんなお店に久しぶりに行ってみた。同じく目黒通りを毎日バスで通勤している銀行時代の同期のNさんとカウンターに座った。

焼き鳥のコースを頼んだのであるが、2980円の10本コースと軽く見ていると1本のボリュームがかなりあって、後半はお腹が膨れてくる。その中でも特にだんごと名付けられたつくねが軟骨の歯ごたえが残っていておかわりしてしまった。

コースが終わってお腹が一杯なのに調子に乗ってそぼろご飯(写真)まで注文。たっぷりの鳥そぼろにうずらの卵が乗っている。これまたかなりのボリュームで、私は半分食べたところでお持ち帰りにしてもらった。

お酒の品揃えも良く、良心的で美味しいお店。駅から離れているのにお客さんが次々と入ってくる理由がよくわかった。

鳥繁
目黒区下目黒4−11−16
03-3760-3060 

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2007年2月15日

驚きのチョコレート

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<業務連絡>
久しぶりに週末の東京でセミナーを開催することになりました(3月17日(土))。こちらに詳細が掲載されています。
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昨日はバレンタインデーだった。そもそもあまりチョコレートをもらうタイプではないが、今年は例年よりたくさんいただいた。景気回復がこんなところにも?と勝手に想像しりして(贈っていただいた方、ありがとうございます)。

いつもより早く会社を出てディナーを楽しんだが、この日最大の驚きはこれだった。チョコレートなのに食前のスターターにぴったり。フォワグラをチョコレートでコーティングしてあるのだが、中の濃厚な塩味とチョコレートの甘みが絶妙にバランスして口の中で香りが爆発する。少し重めのシャンパンと一緒に楽しむ。

この日のメニューはレバーパテの入ったグリーンサラダ(これもシャンパンに合う)、えびとアスパラが乗ったムース(これもシャンパンに合うが、もう無くなっていた)、そして煮込みの肉料理(ワインは赤、デュペレ・バレッラのバンドール・インディア)とすっかり堪能して大満足。最後はキャラメルティーにチョコを一粒食べて締めた。

食後に、最初に食べたチョコの値段を聞いてまた驚いた。食べる前には聞かない方が美味しく食べられる。

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2007年2月14日

投資信託業界へのコメント

<業務連絡>
オールアバウトのインタビュー記事第2回。今回は「夫婦喧嘩と投資のリターンの関係」について書いています。

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私が楽天証券経済研究所主席研究員のこの方と仲が悪いと勘違いしている人が私の周囲に意外に多い。大学の先輩でもあり、かつては同じ信託銀行に勤務した同僚でもあり、雑誌の座談会にお誘いいただいたこともある。しかも共通の知り合いがいて、3人で六本木のワインバーで盛り上がったこともあるし、テレビ番組の打ち上げで銀座のカラオケボックスに行きDアッシュ(かなり歌いこんでいるようだ)を聴かせていただいたこともある。手書きのメッセージを書いた年賀状まで頂いている。最近はご無沙汰しており、頻繁にお会いする方ではないが、金融業界の仲間である。

そんな山崎さんはいつも鋭い切り口のコラムを週刊ダイヤモンドに掲載されているが、2月10日号の「手数料格安投信の登場を歓迎する」(61ページ)は投資信託に厳しい山崎さんには珍しく2つの商品を具体名を上げて「評価したい」とコメントしていた。

1つはセゾン投信が直販で米国にあるバンガードのファンドを組み合わせるファンド・オブ・ファンズ、そしてもう1つはこのファンドである。

このコラムから判断するに、山崎氏は信託報酬1%、販売手数料はなし、を投資信託のコストの限界と考えているようだ。なぜならどちらの商品も販売手数料のかからないノーロードファンドで、後者の信託報酬でも年率1%未満であるからだ。

米国にはバンガードというファンドの巨人がいる。彼らはファンドのサイズが大きくなる毎に信託報酬(マネジメントフィー)を引き下げ顧客に還元していった。実はバンガードは上場株式会社ではなくファンドの受益者(投資家)が株主になるという特殊な会社構造だから可能になるという事情もあるが、結果としてファンドの保有者に大きなメリットをもたらした。

毎月分配型の5兆円ファンドを運用している会社は1本のファンドだけで毎年数百億円の信託報酬が運用成果にかかわらず入ってくる。それを大量の営業費と広告費として投入している。日本の投資信託も規模と共に信託報酬の引き下げをする商品は無いのだろうか。「顧客の立場に立った、真面目な取り組み」(山崎氏)が広がることを期待したい。

投稿者 shinoby : 06:41 | コメント (6) | トラックバック

2007年2月13日

取材ラッシュ

2月に入ってから取材が急に増えてきた。PHPの「The 21」のような真面目な実用誌(掲載は恐らく4月号)、「SPA!」のようなカジュアルな週刊誌(2月27日発売予定)、「マネープラス」のような一番やさしいお金の本(3月10日発売予定)、といった定期刊行雑誌だけではなく、ムック本や新しく創刊される教育関係誌、などバリエーション豊かになってきた。2月末から3月にかけて書店に並ぶことになりそうだ。

取材が増えてきた理由の1つは株式市場に個人投資家が戻ってきていることだろう。株価は日本だけではなく海外でも好調で、資産運用関連の取材ニーズが高まっている。

また株式よりも投資信託に人気がシフトしているのも特徴である。株式を銘柄研究もせずリスク集中で購入して損失を出した人は多い。分散投資、長期投資による安全運転商品としての投資信託に注目が集まるのは自然な流れともいえる。

そして、一番の理由は団塊世代の退職金運用をどうするかに注目が集まっているからではないかと思う。預貯金、財形で資産を積み立ててきた人にいきなり千万単位の資産が振り込まれるのである。この低金利の中、定期預金だけで良いのだろうかと考える団塊世代の人は多い。いきなり株式投資に走るのではなく、リスクをコントロールしながらリターンを狙う堅実(確実ではないが)な方法を知りたいというニーズは高い。

そもそも私は個別銘柄の推奨は一切行わない。雑誌などで発表する情報として適切なものではないと思っているからである。何が儲かるか、といった短絡的な視点ではなく、どうやって安心できる資産運用方法を見つけるか、という視点で取材に対応したいと思っている。

投稿者 shinoby : 08:24 | コメント (8) | トラックバック

2007年2月12日

必要な保険

資産運用というと株式や債券で殖やす、殖えるというのがまず頭に浮かぶが、実はそれと並行して保険についても見直しをする必要がある。自分の保険は社会人になったとき、生命保険のセールスの人にすすめられるまま加入し、その後は最低の掛け金で何もしていない。

どうせなら専門家にしっかり聞いてみようと思い、知り合いに紹介でP生命のMさんに相談してみた。Mさんの営業手法は面白い。自社製品の問題点もはっきりと説明することだ。そして自社にはない商品でも他社で良いものは、正直に良いと言い切ってくれる。この歯切れの良さが信頼感を生む。

私を含め多くの日本人は本当は必要の無い保険に入っている、といった無駄をしている。保険の保障額は大きいほうがもちろん安心である。しかしその分掛け金は高くなるわけで、自分にとって何が不安で保障したいのかを考える必要がある。つまり費用対効果の発想が必要なのに、先に毎月1万円といった支払い額を決め、それに合わせて営業の人が作ったプランを受け入れてしまっているのが実情である。

また必要な保障は時間と共に変化する。家族のいる人であれば子供が小さいときは万が一の時の保障が無いと不安であるが、成人に近づけば死亡保障などは金額を減らしていっても良い。

医療保険も要注意である。病気になるのが不安なのは誰でも同じであるが、医療保険に入って果たしてどこまで不安が解消されるか、冷静に調べる必要がある。掛け金と保障額、そして入院する確率から計算すると不安の解消にあまり役立つものではないように思った。

資産運用に比べると保険はさらに個別性が強い。コンサルティングを受けることによって効率的な保険の選択をすることができるようになる。

保険はまだ効率化が遅れている業界である。このBlogを読んでいる人の多くは保険の見直しによって毎月の支払い額を減らしたり、別の保険に入って本当に必要な安心を得ることができる。

自分の保険がどんな保障で毎月いくら払っているか即答できる人は問題ない。もしわからないのなら保険証書を引っ張り出して、確認だけでもしてみてはどうだろうか?

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2007年2月11日

碑文谷 六亭

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大学時代の同級生3人とその家族で出かけたのは住宅地にある一軒家の和食のお店。人通りの少ない道を歩いていくとお店の明かりが見えてくる。住宅を改造した不思議な造りだった。

お寿司屋さんのようなカウンターの奥にはお座敷があって暗闇にライトアップされた幻想的な庭を見ながら食事が楽しめる。コース6000円と8000円の2つがあるが、違いは量と最後に出てくるお寿司のネタの種類らしい。常連の友人の6000円でも食べきれないというアドバイスに従った。

写真のお刺身をはじめ魚介類は新鮮で、価格の割りに確かに品数が多い。もう終わりかと思ったらお寿司の2回目が運ばれてきて、すっかり満腹である。お酒もかなりの種類が揃っているが、こちらは調子に乗って注文すると会計時に驚くことになる。

のんびりとした空間でお店の人たちも家族経営の良い意味の素人っぽさがあって、つい長居をしてしまう。都心のお店とは違いリラックスできるムードが郊外のお店の魅力である。隣の席にはテレビキャスターの人がグループで食事をしていた。彼もテレビでは普段見せない寛いだ雰囲気でお店に溶け込んでいた。

碑文谷 六亭
目黒区碑文谷3-12-5
3712-7217
月曜日定休

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2007年2月10日

究極のバランスファンド(2)

1月26日に販売開始されたマネックス資産設計ファンドは最近の投信ブームもあってか好調な販売状況のようである。1月のマネックス証券投信販売ランキングでは2位になっている。わずか1週間足らずの販売で全体の2番手になっているということはスタート時からの資金流入が大きかったことを示している。

6資産への分散投資で、ノーロード、信託報酬は1%未満という思い切った商品性とイボットソン・アソシエイツのアドバイスに基づくアセットアロケーションという先進性がわかりやすいが、しっかりした商品であるということで人気を集めているのだと思う。DIAMが発表している投資信託一覧を見ると既に30億円を突破している。しかも基準価額は10200円台と10000円を下回ることなく順調に上昇している。

このファンドの資産配分比率はここ(PDFファイル)で知ることができる。ファンドを買った人、これから買おうという人は是非この資料をしっかり読んで欲しい。円グラフも参考になるが、リスクが年率8%程度となっているのに注目したい。つまり標準偏差の2倍の変動可能性があるとすれば、最大で16%位までのマイナスのリスクを取っているということだ。

拙書「資産設計塾」で提案している「標準的なアセットアロケーション」と比較すると日本株と外国株の比率が低く、日本債券の比率が高くなっている(ただし外貨の比率はほぼ同じである。)。つまりリスクを抑えた運用になっているということだ。「標準的なアセットアロケーション」は年間平均で7%程度のリターンを目標にする運用であるが、このファンドの場合は恐らくそれよりは期待リターンは低くなるだろう。その分マイナスになるリスクも小さいということで、よりリスクに敏感な初心者に向いた商品ということができる。

資産を単純に3等分したような単純バランスファンドとはコンセプトがまったく異なる本格的な資産分散型ファンド。もちろん完全な商品とは思わないが、自分の家族や友人にもためらうことなくすすめられる商品である。


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2007年2月 9日

銀座のカレー

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京橋にはダバ・インディアという南インドカレーの専門店がある。かつてHSBCインドオープンがローンチしたときにファンド説明会を開催したこともあるお気に入りのカレー店である。今でもランチの3色カレーは定番で定期的に無性に食べたくなるのである。

ダバ・インディアには姉妹店が2つある。1つはグルガオン、そしてもう1つがこのカイバルである。グルガオンはすっかり有名店になったが、カイバルはまだオープンして3ヶ月ほど。場所も銀座1丁目とは言え、昭和通り沿いの決して一等地ではない。そこでランチが1300円しかも飲み物はついていない訳だからかなり強気である。そんな訳でランチタイムでも空いている。

出てきた料理はダバ・インディアを思い出させるものであったが、骨なしタンドリーチキンの香りにすっかりやられてしまった。チキン4つにカリフラワーが2つ。香辛料の複雑で強烈な魅力にはまってしまった。チキンにはグリーンのミントソースをつけることもできる。これがまた複雑な味わいになって素晴らしい。カレーも充分美味しいのであるがチキンの圧倒的な存在感にかすんでしまうような気がした。

そして真ん中に盛られているご飯がインドで食べたのと同じお米だった。口の中で広がる独特の香りを感じた瞬間、20年以上前に行ったインドの食堂で食べた、ビリヤーニがフラッシュバックした。

この店も定期的に禁断症状が出るお店になりそうだ。

インド料理専門店『カイバル』
東京都中央区銀座1-14-6
銀座一丁目ビル1F
03-5159-7610

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2007年2月 8日

マラソンと投資

投資は車の運転に例えることができる。誰でもそれなりに自己流でやることができるが、初心者がF1レーサーと競争しても最後には負けてしまうし、免許取り立てで首都高速を走ったら事故に遭ってしまう。まずは近所で練習してから徐々に大通りを走るようにした方が良い。

今週オールアバウトの取材では投資とマラソンの関係について話させてもらった。

投資をこのような例え話で説明するのは、お金の運用はその実態が目に見えないので想像しにくいからである。また短期の成果ではなく10年、20年といった長期に関わることなので日々の動きから見えにくいということもある。

株を買うのはお金があれば誰でもできる。しかし値上がり益を得る人は限られているし、長期に続けて資産運用に成功する人も意外に多くない。短期の利益を求めてリスクを取りすぎて、マラソンの最初飛ばしすぎて脱落していくランナーのように完走できなくなってしまうのである。

マラソンとの違いは人によって走行しなければならない距離が違うことである。他人との相対順位を気にする必要もない。それよりも大切なのは自分の走行しなければならない距離を認識し、そこにたどり着く最短距離を考えて、走り始めることである。

投稿者 shinoby : 07:45 | コメント (6) | トラックバック

2007年2月 7日

年収1000万円の意味

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新書は老舗の講談社、岩波、中公といった出版社が従来やってきたいぶし銀のような世界からホットな競争状態に急激に変化している。新規に参入してきた幻冬舎、光文社などはペーパーバック感覚のカジュアルな編集とキャッチーなタイトルを使って成功している。この本もそんな快進撃を続ける幻冬舎の最新作で、「インテリジェンス 武器無き戦争」に続くヒット本になるのではないか、と思わせる。

タイトルは年収1000万円というビジネスマンが気になるキーワードが入っているが、内容はオーソドックスなキャリアデザインの本である。各章の著者の主張はシンプルで明快。8章に7つのキャリアアップのヒントをまとめてある。

●自分のいる環境の中でオンリーワンになると年収に反映してくる
●好きなもの、得意なものを2つ以上組み合わせると自分だけの強みにすることができる
●ゼネラリストよりスペシャリストを目指すべき
●自分をマーケティングする方法を考える
●「納期のある夢」を具体化して自分を追い込む
●人と違う道に可能性がある
●目先の小さなお金より大切なものは自己投資、信頼
●変化を恐れず、その中で自分のチャンスを見つける

こうやって読んでいると年収1000万円を達成するための本ではなく、自分のやりたいことを見つけ、自分のビジネスパーソンとしての商品価値を維持、向上させるための方法をまとめた本であることがわかる。

様々な具体例が書いてあってそれが説得力を持たせるのであるが、中でも印象的なのが気象予報士の河合薫さんの話。彼女の戦略的なキャリアアップの方法は好き嫌いはともかく、参考になる分析である。

また「お金で買えないものは健康と人の心と時間」という話も面白い。健康と人の心はともかく、時間の概念が物事を成し遂げる人にはしっかりと認識されていることが強調されている。

難しいことをシンプルにまとめあげた本書は入り口は広いが奥も深い。キャリアアップしたい人、自分の仕事に不満がある人、これからの自分のビジネスキャリアに不安を持っている特に20代、30代の世代には得るものが多い1冊といえるだろう。

投稿者 shinoby : 06:21 | コメント (4) | トラックバック

2007年2月 6日

日曜日の朝にやるお金の勉強

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朝日新聞紙上で毎週日曜日の朝刊に掲載しているこの連載が随分たまってきた。9月の末に最初の広告を掲載してから、毎週お金に関わる様々な情報をできるだけわかりやすく、しかもしっかりとした内容で伝えることを目的に続けている。マネックス・ユニバーシティはコンテンツの制作で協力しているが、制作チームには告代理店のコピーライターの方にも入っていただき、金融関係者でなくても理解しやすいように用語や構成を工夫している。

1面全面にテキストと図表だけを毎回愚直に掲載し続ける啓蒙的な広告内容には内外から様々な意見がある。もっと商品やサービスの宣伝をした方が・・・との声もある。一方でマネックスのことをまったく知らなかった個人の方が会社にわざわざ電話をかけてきてくださり、内容について感想や励ましの熱いメッセージをいただくこともある。ありがたいことである。

わかりやすいということとしっかりとした内容ということが両立するためには制作している側が書いている内容の本質を理解していなければならない。難しいことを難しく言うのは誰にでもできることで、噛み砕いて同じ内容をやさしく説明するところに価値があると思うからだ。

Webに掲載されているバックナンバーで過去の内容をすべて読んでいただくことは可能であるが、興味を持たれた方は是非、日曜日の朝日新聞の朝刊を買ってみて欲しい。ネット上で見るのとは一味違う迫力ある1面広告を見つけることができるだろう。

それにしても興味深いのは広告代理店の担当のSさんはじめ何人かの方が、このプロジェクトを担当してから、自分の資産運用をはじめたこと。仕事で学んだ知識を早速実践している。まだ20回ほどで半分も終わっていないが、真面目に読めば早速お金の勉強の成果が出ることを担当者自らが証明している。

投稿者 shinoby : 06:24 | コメント (7) | トラックバック

2007年2月 5日

鍋の引き立て役

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週末は鍋パーティ。仕事仲間が集まって、大宴会となった。気温も下がって絶好の鍋日和。メインの鍋は豆乳鍋とキリタンポ鍋の2種類。

豆乳鍋は豆乳の中に白で統一した具材が入っている。白いきのこや豆腐の中につみれや豚ロース、豚バラが入って濃厚な味わい。一方のキリタンポはごぼうや鶏肉からの味が良く出た深い味わい。どちらもつい食べ過ぎてしまう味だった。

普段はあまり飲まないが今回は鍋ということで最初はビール。普通のビールでは芸が無いと思いキリン樽生一番搾り、を買ってみた(写真はキリンのサイトから)。

1.5リットルのタンクと別売りでビアサーバーを購入する必要があるが、家庭で簡単にあのお店で飲むときのクリーミーな泡を楽しむことができる。ビールの味も気のせいか何だかまろやかでいつもより美味しく感じる。何より注ぐ作業が意外に楽しいので普通の缶ビールよりはるかに満足度が高い。

残ってしまったビールが1週間程度保管できるのも良い。少しずつ飲むようにすれば大きすぎるということもないだろう。サイズもコンパクトでデザインもシンプル。鍋パーティの引き立て役としては最高である。

パーティは最後は告白する人、爆睡する人、梅酒に走る人・・・と最後まで盛り上がった。お昼からはじまった宴は気がつくと日が暮れようとしていた。

投稿者 shinoby : 06:32 | コメント (2) | トラックバック

2007年2月 4日

うれしいプレゼント

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週末に到着したこのマシーンはお祝いに贈って頂いたもの。一緒に入っていたベアと共に早速リビングルームに飾ってみた。

ネスプレッソはカートリッジ式で簡単にエスプレッソが作れ便利であるが、それだけではない。その機能的なデザインと鮮やかなカラーがインテリアアイテムにもなるのである。キッチンではなくリビングに置いておきたい気分にさせるものである。

早速1杯入れて飲んでみる。カートリッジを入れてスイッチを入れるだけで下から香り高いエスプレッソが瞬間的に抽出される。家庭で気軽に楽しむには充分なクオリティ。しかもカートリッジ式なので失敗はないし、種類も豊富で色々な味が楽しめる。カラフルなカートリッジもまたインテリアになりそうなナイスなセンスである。カフェラテも作れるし、外で数百円出して毎日飲んでいるなら、このマシンを買った方が実は経済的なように思えてくる。

それにしても眩しいデザインで家の中がまた1つ明るくなったような気がした。プレゼントをアレンジしていただいた皆様、ありがとうございました!大切に使いたいと思います。

投稿者 shinoby : 10:01 | コメント (1) | トラックバック

2007年2月 3日

稼ぐと殖える

自分に必要なお金を作る方法には2つある。1つは自分で稼ぐこと、もう1つはお金に働いてもらって結果資産が殖えること、である。

自分で稼ぐためにはここに書いたような方法で、キャリアを磨いて単位時間当たりの単価を上げなければならない。そのために必要なのは自分にしかできないという差別化を強めることである。例えばキャリアアップのために資格の勉強をしている人がいるが、差別化につながるのか、考えたことがあるのだろうか。せっかく資格を取得してもそれが既に多数の人が持っているものであれば、価値は低い。自分の代替になる人が多ければ多いほど価格競争力が無くなるからである。とすれば資格を取る前に考えるべきことはその資格を取るのにかかる労力とその結果得られる価値の上昇の比較である。資格は無くても高い付加価値を提供している人は多い。共通点はその人にしかできない、ということである。

一方、お金に働いてもらってお金が殖えるのはそんなに労力のかかることではない。自分の資産に明確な指示を与えて、さまざまなリスク資産に分散して長期で結果を出していけば良いのである。お金は言われたことを忠実にこなす有能な部下と同じである。債券を購入すれば、休日も休まずに金利を稼いでくれる。たまに運用状況を確認するだけで、勝手に殖えていってくれるのである。

稼ぐと殖える、お金との付き合い方の両輪であると思っている。仕事の付加価値を高めても人間の時間は24時間で限界はある。仕事の付加価値を考えると同時に、お金という自分の資産に仕事をしてもらえば収入源が2つになる。

この2つをバランスよく実行している人は意外に少ない。

投稿者 shinoby : 11:37 | コメント (7) | トラックバック

2007年2月 2日

変わるもの変わらないもの

大学時代の友人は教養学部時代の語学のクラスメイトと経済学部に進学してからのゼミナールの同僚の2つのグループがある。語学のクラスメイトは毎年年末になるとみんなで集まって同窓会を開いている。50人ほどのクラスなのに毎回30人近くが参加するという結束の固さである。一方のゼミナールの方は11名の少人数であるが、10年以上ご無沙汰であった。

この違いはどこにあるかといえば、幹事を仕切る人材の有無である。クラスメイトの中にはF君という人望を集める名幹事がいて、彼を慕ってみんなが毎年集まってくるのである。

ゼミナールにもK君という名幹事がいてまとまらないゼミ生を引っ張っているのであるが、仕事の関係でロンドンに行ってしまいその間は空白期間ができてしまった。

今回K君が東京に戻り、久しぶりにそのまとまらないゼミ生がほぼ全員集まった。10数年ぶりに集まった面々はやはりお互いに年輪を重ねているのを感じる。体型が変わった、髪型が変わった、髪の色が変わった、それぞれである。しかし話しているうちに何だか20年前の学生時代が蘇ってくる。話し方、性格、口癖・・・時間が経っても変わらない。

どちらの友人たちも時代は変わっても本質は変わらない。きっと相手も自分のことをそう思っているのだろう。

投稿者 shinoby : 09:24 | コメント (3) | トラックバック

2007年2月 1日

世論

飲酒運転に対する日本国内の意識はこの1年で大きく変わった。飲酒運転は元々犯罪であり、許されるものではないにもかかわらず、数年前までは何となく寛大な風潮があったように思う。ところが酒気帯び運転による悲惨な事故の報道などをきっかけに飲酒運転は犯罪行為として本来あるべき形で世の中に認識されるようになってきた。

公共の場における喫煙エリアが狭くなってきている。JR東日本も車内を全面禁煙にすることを決定したようであるし、方向は分煙、禁煙への流れが続く。タバコを吸わない者にとっては良い流れであるが、喫煙者の肩身はどんどん狭くなっていく。

テレビのデータ捏造問題が厳しく糾弾されている。今までも同じような事件がテレビ、雑誌、新聞などで繰り返されてきたが、今回のマスコミ他社からの攻撃はいつにも増して厳しいように思える。そもそもテレビの健康番組の健康法を本気で信じていた人はどの位いたのか見当がつなかいが、今回の件でテレビ局は情報番組という報道とバラエティの良いとこ取りをすることができなくなった。

企業のコンプライアンス(法令順守)にも厳しい目が向けられるようになった。不祥事があると徹底的に断罪されるようになった。

どれも規律ある、ルールを守る社会を作るために必要なことであるが、世論の軸がこの1年で大きく変わっているのを感じる。犯罪は厳しく断罪されなければならないが、世の中の価値観の急激な変化は何が原因なのだろうか。

このような世論の一方で給食費を払えるのに払わない親がいる、といった報道を聞いたり、ゴミ捨て場のルールを守らない出し方をする人を見たりすると、この国のモラルは本当に向上しているのか疑問に思ったりするのである。

投稿者 shinoby : 06:41 | コメント (11) | トラックバック