好きなこと
銀行時代にお世話になった大学の先輩にお会いする機会があった。年金運用の世界でアナリストの仕事を続けていたが、社内の人事異動で本部の管理職になってしまったので、好きなことをやりたいと外資系の証券会社にアナリストとして転職。その後自分が担当する業界の会社に移り、IRを担当している。銀行の人事ローテーションを嫌い、自分がかつてアナリストとして担当した業界での仕事を続ける選択をした訳であるが、仕事に手ごたえを感じているようだった。
先週会ったまた同じ銀行時代の同期もファンドマネージャーの仕事を続けるために銀行を辞めて投資顧問会社に転職した。そこで運用チームのヘッドをやっていたのだが、突然辞めて、国会図書館で仕事をしている。国会議員の調査をサポートする仕事らしいが、自分の価値観を追求したらその仕事に出会ったらしい。本人曰く年収は半減した、らしいがやりたいことをやっている満足感があるようだ。
さらに銀行時代の上司でバードウォッチングが好きで、趣味が高じて軽井沢に家を買った方がいらしたが、その方も会社を退職。何と軽井沢で古本屋を開店し店主としてセカンドライフを開始するらしい。お会いしたことが無いので真実はわからないが、好きなことを極めた結果なのだと思っている。
彼らのライフスタイルを見ていると自分の好きなこと、やりたいことを素直に見つけ、その中に飛び込んでいく思い切りの良さを感じる。その選択の結果がどうだったのかは本人にしかわからないが、少なくとも自分で選択した、という行為には悔いは無いように見える。
好きなことを極める方が短期的な損得で意思決定するよりも長い目で見れば人生の満足度は高いように思える。なぜなら仕事とは収入を得る手段であると同時に自分が楽しいからであり、社会に貢献できるという満足度を求める行為であるからだ。
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バードウォッチングと古本屋が何の関係があるんだよって突っ込みはおいといて・・・と。
まあ好きなことにも色々あるけど、中には趣味にとどめておいた方がよいものもあるよね。いわゆる「飲む・打つ・買う」なんかがそう。俺もエロ(風俗・動画観賞)とギャンブル(競馬・麻雀)が二大好物なんだけど、さすがにチョコボール向井氏や小島武夫プロみたいに仕事にまでしたいとは思わないもんな。技能も未熟だし(笑)。ちなみに今の仕事も好きといえば好きだな。1.エロ、2.博打、3.家族、4.ゴルフ、5.野球・・・と来てランキング20位くらいかな。そういや来月学会講演やるから、興味のある人は聴きに来てくれたまえ。13〜15日、場所は豊洲の芝浦工大だ。
だ、ダメだよ大先生、周りを無視して好き勝手なこと極めては。自分は楽しくてもいいかも知れないけれど、社会に貢献したかどうか否定的な方向で怪しく疑わしいことしちゃったから、1・17が悪意の犠牲を弔うメモリアルデーになったわけじゃない。あ、ここでいう社会ってのは米国のとある金融界の業界でも有名な大手企業のことではなく、日本全体ってことだからね。当たり前なんだけど、もしかして常識の定義に食い違いがあってはいけないから、念のためまでにw
今日のBlogを読んで、先生の本に書かれた文章が浮かんだ。「やらない後悔」。短くて強い表現。
好きなことに向かってのTake Offは、
ほんとエネルギーが要り、時にはつらく。
でも、希望を感じて生き生きになるの最高。
バードウォッチングの人だけは好きな仕事じゃなくて好きなバードウォッチングするために引越したという感じではないかと。
仕事という軸が無い人っていうんでしょうか。
「10年後何していると思いますか?」
と聞かれて何を答えるか?
1.今の仕事をしている
2.転職している
3.リタイアしている
といった類の回答というのは実におかしな話というか、人生仕事しかないのかいな、という気がしてきまいましたが。
なんとも自分の最初の発想が今の仕事を続けているか否かであったあたりが困ったもんですが。
そもそも10年後の自分の環境がどうなっているか?
(結婚は?子供は?など)
その環境の変化に対して自分はどうあるのか?
周囲あっての自分というかなんというか。
10年後何してるのか?という問いに対して自分主体でかつ仕事にのみフォーカスした回答しか思いつかないのは実になんとも言いがたい感じがしたのであります。
そんなわけで、「仕事」という軸を外れて自由人をやっているバードウォッチャーが幸せなのか、仕事の範囲内で好きなことをやっている人が幸せなのか。
よくわかりませんが。
ところで、内藤さんは今の仕事は大好きでたまらんという感じなんでしょうか?
今日の内藤くんの話を読んだら、とある本を思いだし
たよ。日本経済新聞社刊の「働くということ」という
本。この本に出てくるような事例を、内藤くんが身近
なところから集めてみましたっていう感じに見えるな。
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4532351146/ref=s9_asin_image_1/249-5660802-1629138
Amazonのカスタマーレビューでは、この本について、
ネガティブなことを書いている人も多いようだけど、
私は素直に面白くて役に立つ本だと思うな。
取材の方々の心と気持ちが入った文章で、ここの文章
とは比べ物にならないぐらい深みがある。
でもこの手の本は、読み手がいる環境や、その時の
心境によっても受け方は変わるから、全ての人に
お薦めという訳でもないけどね。
今日の文章から見て、内藤くんは既にこの本を読んで
いるんだと思うけど、もしまだ読んでいないのなら、
お薦めだよ。
1.17みたいなことをして、個人投資家からお金を
搾り取るような人生が、いかに非生産的で無意味な
ものだということが分かると思うけど。