人事評価
会社の成否を決める大きな要因は人です。その意味で人事評価はとても重要な仕事です。会社にとってプラスになる人材を確保し、ビジネスに貢献してもらうことがその会社の将来を決めるのです。逆に会社にとってマイナスになる人材は極力排除しなければなりません。
では、その評価の境目はどこにあるのでしょうか。それは給与とビジネスに対する貢献との比較になるのだと思います。つまり1000万円の給与の社員が800万円のアウトプットしか出していないならそれは会社が確保しなくて良い人材、逆に1200万円のアウトプットを出しているなら確保すべき人材ということになると思います。
しかしある会社では800万円のアウトプットしか出していない人でも他社に移れば1000万円のアウトプットを出せるかもしれません。これはマネジメントが能力を引き出せていない場合です。このような場合、従業員の立場からすれば今の会社よりも別の会社の方が自分の価値を高められると考えることができます。
ビジネスマンとしての評価は(1)現状の給与、(2)今の会社でのアウトプットから判断される価値、(3)別の会社でのアウトプットから判断される価値、の関係によって、経営者側、従業員側がどうすべきかが変わってきます。
(1)>(2)>(3) 従業員は現状維持で問題なし、経営者としては高コスト
(1)>(3)>(2) 従業員は現状維持で問題なし、経営者としては高コスト
(2)>(1)>(3) 従業員は今の会社で給与交渉すべき、経営者としては現状維持が望ましい
(2)>(3)>(1) 従業員は今の会社で給与交渉し駄目なら他社と交渉、経営者は転職されないよう対応
(3)>(1)>(2) 転職した方が双方にハッピー
(3)>(2)>(1) 従業員は転職するのがベスト、経営者は転職されないよう対応
人間というのは機械ではありませんから、単純に考えることは現実にはできません。しかし経営にとっては自社にとって割安な人材((2)>(3))をいかに確保するかが重要であり、従業員にとっては自分の市場価格通りの待遇を受けているか((1)>(2)、(1)>(3))をしっておくことが重要であることがわかります。
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 人事評価
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.shinoby.net/mt/mt-tb.cgi/1792
コメント(8)
コメントする
Disclaimer
このウェブサイトはShinobyの個人的な考えを掲載したものであり、Shinobyが所属ないし関係する機関、組織、グループ等の意見を反映したものでありません。本サイトは投資の勧誘ないし銘柄の推奨を目的とするものではなく、本サイトに掲載された情報をもとにして投資その他の活動を行い、その結果損失をこうむったとしても、Shinobyは責任を負いません。
また、Shinobyの判断で書き込まれたコメントを削除することがあります。記名者の特定されたコメントの場合は記名者に連絡の上削除しますが、無記名のコメントの場合は通知無しに削除を行います。











(1)から(3)の数字の並びの組み合わせだから、高校時代に習った"順列"の式を当てはまると、3x2x1の6通りとなって、全ての並びが内藤さんの記事の中でも言い表されてるんですど、内容から見ると今の会社も従業員も両者現状で満足するというのが書かれていないですね。内藤さんはそういう場合はありえないと判断されてるのかな? 内藤さんは不等記号>しか使ってないけど、≦≧≒=、こんな記号もあるんですよ。
と、ここまで書いたところで気づいたんですが、さらに重大なことに(4)の条件として他社でいただけるであろう給与が書かれていないじゃないですか。
まあそれは置いといたとして、今回、内藤さんがこの記事を書かれた「スタンス」が少し気になりました。内藤さんは前に、「マネックスからの独立?」という話題を書かれてましたがその時、「自分は名目上社長であって実はマネックスの社員のようなものである。」と読み取れるような発言をされていたんですが、今日の記事は(雇われ)社長の立場からの発言? それとも(実質)従業員の立場からの発言のいずれなんでしょうか? ここのコメンテータの発言で何度か、「内藤さんは松本大社長に実は不満があるのでは?」というのがありましたが、やはりそれが事実であり、従業員として会社に不満があるため、今回、今の会社も従業員も両者満足するという場合を想定し忘れることになったんでしょうか?
=====
ケーススタディ:S.Nさんの場合
銀行員時代、同僚が必死の努力で大事なお客様から頂戴した、大事な株主のお金でMBA留学を果たした結果(3)>(2)>(1)となった。このためバブル崩壊の後遺症に苦しむ会社と同僚に見切りを付け、花の外資系ファンドマネージャへ転身。しかし資質に欠けていたため長くは続かず(3)>(1)>(2)で間もなく退社。汚名返上のためベンチャー企業の立ち上げに尽力するも、あっさり用済みにされ現在はその子会社で集客と宣伝業務を担当。現状の不遇に不満を抱きつつも(1)>(2)>(3)なので転職の意思はなく上司にゴマを擦っており、副業の執筆業や趣味のブログ運営においても会社の宣伝に余念がない。因果応報とはこのことか?
=====
(1)って必ずしも「現状」の給与じゃないですよね。給与は株価と違って必ずしも将来予測が織り込み済みってわけじゃないから。つまりある会社に勤めるサラリーマンのバリューは、将来の給与の期待値や退職金制度・年金制度なんかも全部加味した金額の割引現在価値で捉えるべきかと。この時設定する割引率は、会社によって信用リスクも異なるし、給与等のブレ度合いも異なる(例えば成果主義の年俸制の会社と年功序列の会社とは全然違うボラティリティが違う)から、それらも考慮したリスクプレミアムを見積らないとね。難しいですね。
(2)の「今の会社でのアウトプット」ってのも、外資みたいに即戦力をハンティングしてくるなら別ですが、通常人材は会社が育成するもんだからね。新入社員は初めの2〜3年こそ給料以下の働きしかできなくても、後でその分会社に貢献すれば良いわけだし、遊学費用を会社に負担してもらっても、後でそれ以上に会社に貢献すれば良いわけです。マネージャーであり教育家?なんだから従業員の育成にも関心を持ちましょう。でも自分のしてきたことを考えると、人材育成に会社の金を掛けるのはバカバカしいか。
ところで、今日は雇用関係の話題とゆうことで質問。
「マネは障害者の法定雇用率はクリアしてますか?」
納付金払えばOKと思ってる人がいるカモだけど、罰金払ってもコンプラ違反とゆう事実に変わりないんです。「会社にとってマイナスになる人材は極力排除しなければなりません」とゆうのはある意味もっともだけど、企業市民としての責任もしっかり果たさなければゴーイングコンサーンとしてやっていけないと考えるのがトレンド。
先日、新聞に障害者雇用上位ランキングが掲載されました。対象は従業員5000人以上の民間企業。
ユニクロが7.42%でダントツのトップ。同社は障害者雇用がCS向上に繋がると考え、1店舗1人を目標にしてます。障害者雇用は、特別なことではない(PDF)
皆さん服はユニクロで買いましょう。
2位〜10位は以下のとおり。
2) 日本マクドナルド(2.94%)
3) しまむら(2.83%)
4) すかいらーく(2.82%)
5) パナソニックエレクトロニックデバイス(2.79%)
6) ダイキン工業(2.63%)
7) 日本たばこ産業(2.56%)
8) 松下電工(2.44%)
9) 東京急行電鉄(2.43%)
10)オムロン(2.40%)
長くてすみません。
こんなコメントしかけませんので。
>先日、新聞に障害者雇用上位ランキングが掲載されました。対象は従業員5000人以上の民間企業。
ユニクロが7.42%でダントツのトップ。同社は障害者雇用がCS向上に繋がると考え、1店舗1人を目標にしてます。障害者雇用は、特別なことではない(PDF)
皆さん服はユニクロで買いましょう。
株主なんでお願いします。
社会貢献とか雇用促進とか人材発掘とか自立支援とか将来を見据えた研究とか・・・。雇用にも色んな側面があるからな。一口に人事と言っても、別にお金の損得だけじゃないんだよね。逆に雇用される側もそうだね。内藤くんの仲間にも給料が激減するにも関わらず、転職して古本屋や図書館書士になった人もいるし、年俸数千万の解説者やコーチの誘いを断って、数百万のマイナー契約で野球を続ける桑田投手とかもいるじゃんか。
不等記号を習ったばかりの小学生が好んで使いそうな、ワケの分からない低レベルの不等式じゃ、そんな人たちのことは説明できないと思うがね。なんてことを、お金の損得でしか物事を考えられない金融業界の奴らに言ってもしょうがないか。良心が残ってる人はすでに転職してるだろうからね。古本屋とかに(笑)。
だ、ダメだよ大先生、妙に被雇用者を煽るようなこといっては。経営者にとって高コストの場合はどうするのよ? 社長だったらそんな経験や、少なくとも考えはあるんじゃない?ないの? それとも何か言えないようなやましいことでもあるのかな? あとケースを見て思ったけど、タンジブルには3>1>2をうまく3>2>1のように見せて花道を作ったけど、実は割引現在価値の比較に失敗して早まったと後悔てるのかなって。それにインタンジブルでも笑学金食い逃げ、1・17で役人の逆に触れて藁藁。ケースに登場する香具師、本当は思い悩んでるのかな。え、DQNなことこそがモチベーションだって? いい加減に白w
シノビー社長、マネメール拝見しました。期待に応えてくれて嬉しいですぅ〜。でもやっぱり信託報酬の部分は説得力がイマイチ。
1.過去の好成績は将来の成績を保証しない。
2.ファンドのリターンは不確実だが、コストは確実なロスになる。
3.アクティブ運用のパフォーマンスの平均=インデックスのパフォーマンス、若しくは全市場参加者のαの総和=0。
この3つはOKですよね。で、私としては4つ目として「どのファンドがインデックスに勝てるかは事前には判定出来ない」→結論「従ってコストの安いインデックスファンドを買うのが理にかなっている」と考えるわけですが、
シノビー社長の4つ目は、「投資哲学が優れてる会社はインデックスよりも期待リターンが高く、それは信託報酬の差も大きい」と仰る。投資哲学って抽象的で分かりません。データで検証して下さいね。一方で先進国市場は効率的とか言ってるから尚更ワケ分からんです。この論理じゃ楽天証券への流出防止効果はあんまり高くないんじゃないですかね。
さて、それはそれとして、今日は久々にファンの方から禿げ増しのお言葉を頂きました。でも今のところファーストリテイリングのホルダーじゃないから、(投資的には)ポジショントークじゃありません。「応援したい会社というだけで投資していけない」とゆうシノビー社長の言いつけを守ってます。応援したくない会社の株も絶対買いませんが。ってそもそも、ものぐさで今は個別株投資はやってなくてインデックスファンドが主体。…ってことはマネ(=応援したくない会社)の株も間接的に持ってるってことかorz
うーん。最近は世間の目もコメントも厳しいためか、
料理の写真が出なくなりましたね。
さて、今日の話ですが、子供っぽいけど意外と面白い
着眼点だと思いました。
でも結局は、今の自分(社長のようでいて実はマネク
ソの単なる1社員)は、
(2)>(3)>(1) 従業員は今の会社で給与交渉し駄目なら他社と交渉、経営者は転職されないよう対応
と言いたいのかな?
それはそうとして、インサイダー疑惑の説明と、結果論
の説明を期待していますよ。
カモ式さんの言われていたマネックスメールの件、昨日から気になってますが、当方、マネックスメールの購読者ではないので、残念ですが、月曜日に
http://www2.monex.co.jp/monex_blog/archives/cat_11.html
が更新するのを待ちましょう。
その時にでもコメントしよーっと。