好きなことを仕事に
今まで何度も書いていることですが、好きなことを仕事にしている人はやはり魅力的です。
先日衛生機器関連のショールームに行く機会がありました。この業界は大手のT社とI社がほぼ寡占しているのですが、新宿にある2つのショールームの担当者には大きな差がありました。
最初に行ったショールームで対応してくださった方は丁寧な応対で親切な方なのですが、自社の製品を心から好きでやっているという感じは伝わってきませんでした。どちらかというと仕事としてきっちり説明するという雰囲気です。カタログに書いてあることは調べて、それなりに質問にも回答してくれるのですが、何かが足りません。そしてカタログに書いていないことになってしまうとどうにもお手上げです。
もう一社の担当の方は対照的でした。自社の製品がライバル社とどこが違うのか、そのセールスポイントをあたかも自分が消費者であるような視点から説明をしてくれます。その根底には自社製品に対する誇りと愛着が感じられるのです。
2人には商品知識の差があったのかもしれません。しかし後者の担当者の方もこちらのマニアックな質問には回答できないこともありました。そんな時はごまかして適当にその場で回答するのではなく、後で調べて回答しますので、と正直に言って、すぐに専門の方に問い合わせてくれました。
顧客に対して商品を説明するのは、簡単なことではありません。話の巧拙、お互いの相性もあるでしょうし、専門的な知識やアドバイスできるセンスなども求められます。
しかし、最も根底にあるのは説明している方自身が説明している商品を好きかどうか、ではないかと思います。消費者がネットや専門誌を使って情報収集していることが増えてくると、単なるマニュアルレベルの知識ではそのような顧客は満足しなくなってきます。そうなると知識では顧客の心をつかむことは難しくなります。そんな顧客が求めているのは、自分が買おうか迷っている商品を愛着を持って説明してくれる人ではないでしょうか。
好きなことを仕事にしている人には勝てない。どの業界でもその道を極めている人には共通点があるように思います。
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だ、ダメだよ大先生、ちょっとした接客だけで好きなことしてるかどうかまで決め付けてさ。狭いよ。あれこれ好き勝手に比較してるけど、結局売り子さんの応対が気に入ったかどうかっていう個人レベルの話じゃないw 気に入らなかったほうの売り子さんは1・17被害者で、個人的に早く帰れって思われてたかもねw だいたいね、表面的な応対にこだわって商品価値を見てないこと恥ずかしくない? え、表面的に煽ってカモ釣りが大好きな仕事でオレは匠だガオーって? そうじゃなくて巧みに釣ってんだろ、もういい加減に白w
シノビー社長、お体の具合はいかが?昨夜はぐっすり寝ましたか?
しかし、さすが宣伝部長だけあってセールスマンを見る目は厳しいですね。シノビー社長が自社商品に愛情を持って宣伝してるのはよ〜く伝わりました。でも今日の話は自社商品が好きか嫌いかとゆう問題よりも(準備も含めた)宣伝の巧拙でしょう。宣伝下手でも自社製品に深い愛情を持ってる人は特に技術畑なんかでは多いんじゃないですかね。例えばノーベル賞を受賞した島津製作所の田中さんなんかもプレゼンは苦手っぽいです。まぁ確かに自社製品の好き嫌いも宣伝の巧拙に多少影響するカモですが、宣伝そのものに対する好き嫌いの方がずっと影響が大きいでしょう。
それに宣伝マンの力量が高いからと言って、必ずしもその商品が優れてるとは限らないわけで。昔、ゴルフ会員権詐欺に引っ掛かった私の父によると、セールスマンが真夏の炎天下の中、スーツ着て汗だくになりながら何度も家まで足を運んで熱心に丁寧に説明しに来たから、すっかり信用してしまったなんて言ってましたよ。だから宣伝マンの力量や熱意が高い場合には、逆にお客は口車に乗せられたり気迫に飲み込まれたりして本質を見損なわないよう警戒した方が良いんです。
例えば親切で誠実そうに見えるセールスマンから「この投信は信託報酬が高いですが、投資哲学が優れていますから、きっと将来のパフォーマンスが良いですよ」なんて言われても、ちょっと冷静に考えれば何の説明にもなっていないことが分かるはずです。「投信の将来のパフォーマンス」とゆうよく分からないものを「投資哲学」とゆう、やはりよく分からない概念で語るのは説明ではありません。よく分からないものを、よく分かっていることで語ってこそ初めて説明と言えるんですね。関数y=f(x)は独立変数xがあやふやだと従属変数yは全く見当もつかんのです。
この手のセールストークはしばしば使われる手口ですが、中には悪意はなく自社商品への盲目的な愛情のために結果的にそうなってるセールスマンの方もおられるようです。みなさん気をつけましょう。
衛生機器関連のショールームですか。
通常、このようなところへ行く人は、家を新築、リフォームをこれからする人が訪れるものと思ってます。内藤さんは確か賃貸のマンションだったかと記憶しているのですが、ひょっとして家でも建てられるのでしょうか? だとしたら再婚も近いということですね。おめでとうございます。
(もっとも、今の賃貸マンション(?)のトイレに、温水便座を取り付けたいだけなのかもしれませんが。 でも、マニアックな質問って何?)
一部のマニア向けの商品ならいざしらず、シャワー付きトイレのように子供からお年寄り、障害者等の幅広い人たちが使うような物に対して、自分が好きかどうかだけで勧めてはいけないと思うな。常にお客様の立場に立って物事を考えないと。これは販売だけではなくて、製品の開発にも重要なことだよね。
その辺のことが分かってない人に開発をやらせると、自分本位な自己満足型商品しかできなくて顧客の不評を買うことになってしまうんだな。そして花形の商品開発部門をクビになり、不本意ながら販売促進(カモ勧誘)部門に左遷される。きっと証券業界にもそんな人がいるんだろうな。