健康食品の不思議
食肉偽装問題や中国から輸入された食品の安全性の問題から日本の消費者は食の安全性に神経質になっているようです。異物が混入していたり、毒性のある成分が入っているというのは論外ですが、食に対する消費者の反応を見ていると何だか不思議に思うことがあります。
例えばトクホ(特定保健用食品)と呼ばれる厚生労働省が認定した健康食品です。高濃度の茶カテキンやら、大豆イソフラボンやら様々な健康に効果があると言われる成分が入っているという触れ込みですが、本当の効果はどの程度あるのでしょうか。というより、副作用が無いのか逆に心配になるのです。
サプリメントで栄養をバランスよく摂取しても完全な食事にはなりません。食べ物の中に入っている微少な成分が摂れないからです。食事というのは要素還元主義的な考え方では割り切れない世界があるように思うのです。
そして健康食品を食べていれば安心、トクホを飲んでいるから揚げ物を食べても平気、といった健康というキーワードを聞いただけで無批判に安心しているように見えます。コンビニで売られている「健康」をキーワードにした商品を食べれば本当に健康になれるのでしょうか。
健康食品といわれる食品の成分を見てみると聞いたことのない不思議なものがたくさん入っていて驚きます。健康食品に頼るより、バランスの取れた普通の食事と適度な運動と睡眠、そしてストレスの無い安定した生活、の方がよっぽど健康に良いと考えるのは不健全な考え方なのでしょうか。
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