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2007年9月30日
名古屋の麺

名古屋証券取引所のサマーセミナーで日帰りで名古屋へ。小雨の中、中電ホールで午前と午後の2回の講演をさせていただきました。テーマは「個人投資家が株式投資で利益をあげられない3つの理由とその対策」。45分で話すには大きすぎるテーマでしたが、何とか時間内に説明をすることができました。会場は200人以上の個人投資家の方であふれています。終了後にも熱心な方が控え室まで訪ねてきたり、すごい熱気でした。
午前と午後の間に3時間も待ち時間が出来てしまい、前から気になっていた「あんかけスパゲッティのヨコイ」に行ってみました。名古屋にはきしめんや味噌煮込みうどんなど独自の麺類が多いのですが、このあんかけスパというのも地元では有名なようです。
カウンターに座り、メニューを見ましたが、どれがあんかけスパなのか良くわかりません。取りあえず一番上にあった定番らしき、ミラカンの普通盛り900円を頼みました。そもそもミラカンとは何なのかわかりませんが、後から調べてみるとミラネーゼ・カントリーの略らしいです。
出てきたスパゲッティ(写真)はお皿に敷いたソースの上に茹ででから油で炒めた極太のやわらかい麺がのせられ、その上からハム、ウィンナー、ピーマン、たまねぎをスパイシーに炒めた野菜炒めのようなものがかけられた、一品でした。
ソースも具も全体に味は濃い目、ブラックペッパー系の刺激が強い味です。麺はかなりもちっとしており、最初に食べた瞬間は粉っぽい気がしたのですが、慣れると不思議な魅力のある独特の食感です。
ソース、麺、具の3つをバランスよく混ぜて一緒に食べると、何と言うか子供の頃家で作ってもらったピザのような味がするのです。タバスコなどもかけるとさらにその雰囲気に近づきます。普通盛りでもかなりのボリュームで食べきれないくらいですが、常連らしき人たちは大盛りを当然のように完食していきます。何と言うか、お店の中が昭和にタイムスリップしたような雰囲気です。
あんかけ、という割りには片栗粉でとろみがついている訳でもなく、想像したよりも普通のスパゲッティでした。東京で言えば、銀座のジャポネと同じ系統と言えますが、このソースだけは名古屋に来ないと味わえません。
子供の頃の味を連想させるせいか、たまに思い出したように食べたくなる味。名古屋の麺は深いです。
スパゲッティハウス ヨコイ 錦店
名古屋市中区錦3−14−25 アサヒビル1F
052-962-5855
投稿者 shinoby : 13:24 | コメント (0) | トラックバック
2007年9月29日
保護と過保護
戦後の日本の産業の中で、電機と自動車が世界的な競争力をつけたのは、政府の過剰な規制に守られることなく、グローバルな競争の中で鍛えられたからだと言われています。逆に手厚い保護を受けた産業は、規制に安住してしまい競争力を失っていったのです。
最近の金融商品の広告を見ると、ディスクレーマーと言われる、注意事項の説明の文章が異常に長く、大きなスペースを取っていることに気がつきます。これは、9月末から金融商品取引法が施行されるからです。
販売、勧誘、広告に関する規制が細かく決められ、パンフレットのリスクの説明は字の大きさのフォント指定まで決まっています。パンフレットを縮小コピーして配ったら法令違反になるという笑い話があるくらいです。
金融商品を横断的に法律で管理し、詐欺まがいの金融商品による個人投資家被害を防止するのは良いことです。しかし、規制が行きすぎ個人投資家がその中に安住して自己責任を忘れてしまっては最後に損をするのは個人投資家自身になりかねません。
10年前に橋本内閣ではじまった「日本版ビッグバン」によって日本の個人投資家の投資対象が広がりはじめ、この10年で投資環境は大幅に改善しました。規制の緩和によって、投資家の責任を問うと共に、競争の促進によって利便性は高まったのです。
金融の世界はグローバルにつながっています。新しい法律の施行が真に個人投資家を保護するものになり、日本の個人金融資産を有効に活用できる個人投資家の視点に立ったものになって欲しいと思います。個人投資家を子供扱いし、投資家保護ではなく投資家過保護になってしまっては、規制産業と同じ道を歩みかねません。個人投資家を保護する一方で、自己責任を求めることで投資家意識を持たせるような法律であって欲しいものです。
投稿者 shinoby : 07:41 | コメント (0) | トラックバック
2007年9月28日
人事はマーケティング
<業務連絡>
明日は名古屋に日帰りで行く予定です。こちらのセミナーでお昼と午後の2回お話させていただきます(お申込みは締切になってしまいました)。ご来場予定の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
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こんな刺激的なタイトルの本の広告を見ました。光文社ペーパーバックスらしい企画です。過激なタイトルのトンデモ本、と思いきや、内容については真っ当で新鮮な視点を提供してくれる書籍のようです。週末読んでみるつもりです。
人間は機械ではありませんから、タイトルのように取り替えれば良いという単純な話にはなりません。しかし、人材育成と人材の最適配置、この2つをどのようにバランスさせるかは会社の経営にとって最重要課題です。ミスマッチがあった場合、放置しておくと会社全体の根本的な問題になりかねず、最終的には修理か交換するしかありません(ただし部下ではなく上司の修理、交換が必要な場合もありえます)。
人事を考える場合のポイントは会社側、社員側で異なりますが、共通の視点もあるのではないかと思います。
会社から見ると、非金銭的なインセンティブで人材を集められる会社(例えば現在のグーグルのような所属することに価値を認められている会社)は別として、通常は社員という資産に正しいプライシングをし、最適配置することが成果につながります。しかし例えば、優秀な人材の評価が低く、優秀とはいえない人材の評価を高くしてしまうミスプライスが続くと、優秀な人材は別の会社に移ってしまい、社員全体の質は低下します。このような人事の評価基準や人材配置がずれている会社とは、商品の陳列や値付けを間違えている小売店の店長と同じ状態と言えます。
逆に社員の立場から見た場合、「取り替えられない」ためにはどうしたら良いのでしょうか。ここでもマーケティングの発想が役に立つと思います。つまり、自分というものをどうやったら上司に、あるいは会社に売れるのか、を考えるのです。その方法は価格競争か製品差別の2つだと思います。つまり給与水準を落とすことで割安な人材として競争力を高めるのが価格競争ということになりますが、これは受け入れられるものではありません。とすると、製品差別しかオプションはありません。つまり人材として代替のきかない存在になることです。自分にしか提供できない価値を高めていき、必要不可欠な人材になることが価格(給与)を維持しながら、売れるための対策と言えます。
会社が目指すべきものは、企業価値の最大化です。そのミッションの中で、人材をいかに選び、いかに配置するかは、このように会社と社員のマーケティングと考えるとわかりやすいのではないかと思います。会社から見ると社員は気持ちよく働いていただくクライアント、社員から見ると会社(上司)は価値を提供するクライアントなのです。
投稿者 shinoby : 09:17 | コメント (0) | トラックバック
2007年9月27日
早稲田オープンカレッジ
<業務連絡>
春に開催してご好評いただいたこの検定が10月21日に第2回開催となりました。当日はパネルディスカッションに参加します。
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こちらのコースが昨日からはじまりました(次回の講義までは募集を続けているようです)。今回の受講者は40名。気がつけば、もう17回目の開講になりますが、毎回の受講者数は日本株のマーケットに連動するのが面白いところです。今回は、8月の株式市場の調整や円高に振れた為替マーケットの影響があるのではないかと思いました。
昨日は第1回目から飽きずに始められるようにハイテンションで授業を進めてみました。とにかく受講料以上の価値を感じて欲しい、というのがセミナーを開催する時のいつもの心構えです。最終回のアンケート結果に向けて毎回真剣勝負です。
事前に受講生に聞いてみると、受講のきっかけが、このブログで知った、という方が複数名いらっしゃいました。また同じ講座を前回に続けてもう一度というリピーターの方も。
5回の講義は終わってみればあっという間の出来事ですが、ここで得られた知識は数十年使うことができます。一人でも多くの受講生の方が、自分のお金で実際に運用を開始できるところまでサポートできればと思います。
投稿者 shinoby : 06:29 | コメント (0) | トラックバック
2007年9月26日
1億円への道
<業務連絡>
丸の内セミナーはいよいよ明後日になりました。定員を120人まで増やしました。
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来月20日に発売されるマネー誌の取材を受けました。60歳までに1億円を作るにはどうしたら良いのか、という明快な、でも結論は複雑なテーマです。
60歳で1億円という目標がそもそも妥当なものか、は別にしておいて、実際にどうすれば実現できるのでしょうか。まず考えなければいけないのは、その人が置かれている現状です。つまり1億円を目指す人が60歳までにあとどの位の時間があるのか、そして現在の資産は目標の何合目まで到達しているのか、その状況によって方法と可能性は大きく変わります。
例えば40歳の方であれば、20年のプランを考えていかなければなりません。今ある資産とこれから追加していく元本を何%で運用するかを仮定してみれば、その可能性は簡単に計算することができます。
金額が目標に到達しないのであれば、方法は3つ。到達時期を先延ばしにする、積立金額を増やす、仮定している運用レートを上げてみる、のどれかしかありません。
到達時期を先延ばしでは意味がありませんし、積立金額もそう簡単には増やせません。とすると、後は運用レートを高くしていくしかないのです。
運用レートを高くするということはリスクも高くなるということです。その分失敗する可能性が高まることになります。
資産運用とは結局このリスクをどこまで取れるかを冷静に判断し、そのリスクに見合ったリターンで資産をどこまで殖やせる可能性があるかを考えていく作業を言えます。ここまでできたら、後はそのリスク・リターンに合った商品をどう組み合わせるのか考えていくことになります。
日本株が冴えない動きをしている中、海外資産、特に好調な中国株などに資産をシフトさせて高いリターンを狙おうとしている個人投資家が増えているようです。高い期待リターンには高いリスクがセットになっているということを好調な運用成績のときこそ頭の片隅にしっかり認識しておくことが、長期投資家になるための必要条件だと思います。
投稿者 shinoby : 05:59 | コメント (0) | トラックバック
2007年9月25日
手帳の季節
<業務連絡>
朝の時間帯のブログのアップがサーバー負荷が重く、遅れています。引越しの準備が整い次第、速やかに新しい環境に移動します。毎朝読んでいただいている皆様、ご不便かけてすいません。
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まだ30度を越える日もあって季節感を感じることができない9月がもうすぐ終わろうとしています。そんな中、早くも石田さんから投資手帳の2008年版が送られてきました。残念ながら、私はシステム手帳派なのでいただいた手帳は使うことは無さそうですが、手帳のレイアウトなど参考になるアイディアを得ることができました。季節は年末に着々と動いているのを感じます。
恐らく来月になると年末の手帳商戦がさらに本格化していきます。アマゾンの和書の中で「手帳」で検索してみたら4830件もヒットし、意外に多いので驚きました。昨年この本で手帳術の取材をしていただきましたが、今年もそろそろそんな取材が入る時期になってきました。
システム手帳を使っていて気になるのは、他の人のリフィルはどんなものを使っているのか、ということです。スケジュール管理の方法だけではなく、アイディアのまとめかた、記録の方法、使う人ならではのアイディアがあると思うのですが、そんな知恵を集積できたら、手帳を進化させられます。
恐らく今年もたくさんの手帳ムックが出版されるでしょう。自分の手帳に活かせるヒントを学び取るチャンスにしたいと思います。
投稿者 shinoby : 08:49 | コメント (0) | トラックバック
2007年9月24日
3連休
結局、今回の3連休はほとんど家で原稿書きということになりそうです。今月末が初稿の締め切りということでそこまで終われば一段落しそうなのですが、また次の仕事が待っている状態です。
仕事がいただけることは本当にありがたいことですが、無理を重ねていると体調だけではなく、日常生活の様々なところに歪みが生じるように思ったりもします。長い期間にわたって安定した結果を出すためには、モーターをずっとフル回転させておくのではなく、たまには休ませる必要があるのです。
と言っても、10月はセミナーシーズンに入り、早稲田オープンカレッジやマチュアライフ研究所のセミナーもはじまります。大学での学生向けの講義もやらせていただくことになっていたり、名古屋にも2回予定が入ったりと、予定が色々入っています。あと1ヶ月は毎日バタバタした生活が続きそうです。
11月には少し時間が取れそうなので、久しぶりに海外に出かけてみたいと思っています。
気がつけば来年の予定も少しずつ入るようになってきました。来年用の新しい手帳も気の早いお店では販売開始したようで、年々時間のスピードが加速しているのを感じます。
投稿者 shinoby : 08:44 | コメント (0) | トラックバック
2007年9月23日
自責と他責
最近よく考えるテーマがこの自責と他責です。
例えば仕事でもプライベートでも、話をしていると何でも人のせいにしている人がいます。「●●さんが言ったから・・・」「メールしたのですが、相手から返信が無くて・・・」と説明する人には「●●さんが言ったことをそのまま受け入れた自分」「相手にメールを送りつけただけの自分」という視点はありません。周囲の行動がすべての原因という他責の視点なのです。
逆に自責の人とはすべての責任を自分のせいと受け入れてしまう人です。「私が悪かったのです・・・」「私のせいで・・・」と自分を責めてしまうのです。
物事は自分と相手のコミュニケーションの中から生まれていくものです。何かトラブルや失敗があったとき、どちらに非があるのか冷静に考えていく必要があります。その前提が、すべて周囲が悪い、というところからはじまるのか、すべて自分に責任があるというところからはじまるのか、個人差が大きいように思うのです。
何でも自分の責任にして自分を追い込んでいく自責の人になる必要はありませんが、すべての原因を最初から周囲に求める他責の人は最終的には周囲からの信頼を失います。なぜなら周囲の人の原因を作っているのは他ならぬ自分でもあるからです。物事の責任は軽重の違いはあってもそれに関わったすべての人にあるのです。それを理解していないということは周囲とのコミュニケーションが取れていないことを意味するからです。
自分自身も振り返れば、十分なコミュニケーションが取れず、他責の人になっている、と反省することがあります。物事を独りよがりの視点ではなく、多面的に見られるようにいつも自分を戒めなければ、知らず知らずに他責の人になってしまう。そんな恐怖感にいつもかられます。
投稿者 shinoby : 09:42 | コメント (0) | トラックバック
2007年9月22日
一冊まるごとインデックス運用

別冊宝島から9月21日にこんなムックが発売になりました。初速はかなり好調のようでアマゾンでも(まだ写真がアップされていないのに)141位(9月22日朝9時時点)となっています。
この本は投資信託の選び方というタイトルですが、中身はインデックス運用がいかに優れているかを書いたインデックス運用入門本といえます。特に、2章、3章のインデックスファンドとETFのデータはコンパクトにまとめられており、これだけでも手元においておく価値があるのではないかと思います。
100ページちょっとのムックの中に、投信の問題点の指摘あり、インデックス運用の利点あり、海外ETFの活用法あり、パネルディスカッションの実録あり、そして最後には私も拝見しているインデックス派の個人投資家3名の方(水瀬ケンイチさん、NightWalkerさん、rennyさん)の鼎談まで入っており、雑然とした構成ですが、要所はきちんと押さえてあります。企画担当の方がかなりのインデックスマニアではないかと推察しました。
そして、なぜか4章は資産設計の話になっていて、「資産設計塾」シリーズの内容をベースに取材内容がまとめられています。
一見、初心者向けの本のように見えますが、実はすでに投資を実践している方がインデックス運用に関する勉強をするための意外に奥が深い一冊。長期資産運用をされる方には価格以上の価値があると思います。
投稿者 shinoby : 09:40 | コメント (0) | トラックバック
2007年9月21日
レジ
スーパーやコンビニのレジの行列を見ているともう少し何とかならないのかな、と思うときがあります。
例えば目黒通りの環七近くにある大型スーパーの2階はアルコール類の売り場になっています。時々ワインなどを買いに行くのですが、ワイン1本の会計をしようと思っても前に缶ビールやペットボトルの飲み物を大量に積み上げている人がいたりします。時間が無いときは、並ぶのを諦めてしまうこともあるのです。
レジが複数あるのですから、1台はお買い上げ点数5点以下というように小口のお客さんをスピーディにさばくようにしたら良いと思うのは素人発想でしょうか。
東京駅の構内のコンビニでも似たような光景がありました。通勤時間帯の構内のコンビニは通勤客と観光客で凄まじい行列になっています。ここでもすべてのレジが均一に対応しています。
例えばSUICA専用のカウンターを作ってみたらどうでしょうか。現金は取り扱わず、センサーだけで処理ができますから、急いでいる人はこのカウンターを使うはずです。そしてSUICAの普及にも役立ちますからJRグループとしてのメリットもあると思うのですが。
アメリカのスーパーマーケットはお買い上げ点数が少ない人専用のレジ、チェック(小切手)は使えない現金オンリーのレジ、というように種類が分かれていて、現金でちょっとした飲み物をストレス無く買うことができました。
日本では高齢化がさらに進むと、65歳以上専用のレジといったものが出現するのでしょうか。行列に並ぶ時間はなるべく短くしたいものです。
投稿者 shinoby : 08:56 | コメント (0) | トラックバック
2007年9月20日
現実逃避
<業務連絡>
まだ画像も内容も出ていませんがだまされない!投資信託の選び方はかなり本格的な投信ムック本になりそうで期待しています(私も取材を受けました)。
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昔から何かに追い詰められると現実逃避をする性格のようです。高校時代、期末テストが迫ってくると小手先のテスト勉強ではなく、本質的な勉強がしたい、などと都合の良い言い訳を考えてテストの勉強とは別の本を読んだりしたものですが、人間の本質は変わらないようです。
今回は書籍の締切からの逃避ですが、テーマは「旅」のようです。
ひょんなことからこんなツアーを見つけました。このバス旅行です。ロンドンからオーストラリアのシドニーまで、陸路でほとんどを走破するという破天荒なプランです。
このツアーになぜそそられたかと言うと、沢木耕太郎氏の深夜特急を思い出したからです。デリーから乗り合いバスだけでロンドンへ向かうという主人公のストーリーでしたが(実際は香港から旅行をはじめていますが)、ボロボロになるまで何回も読み返した数少ない小説(紀行文)です。
そういえば、このSNSにいらっしゃるシェイクアレキサンドリア殿下のページには劇的紀行 深夜特急が紹介されていました。学生時代に夢中になった小説を映像化したものです。出演が大沢たかおに松嶋菜々子?この手の映像化したものを見ると元々の小説のイメージまで壊れてしまうのではないかと心配するのですが、レビューを見ていると評判が良いようなので、見てみたくなってきました。
そんな訳で、追い詰められるほど妄想はどんどん広がるのですが、3連休はせめてここで紹介されていた北軽井沢の自然農園くらいは行ってみたいと思っています。そんな時間さえあるのか怪しいのですが。。。
投稿者 shinoby : 08:01 | コメント (0) | トラックバック
2007年9月19日
読書法
<業務連絡>
週刊朝日9月28 日号「必読 株でもヤケドしない「損切り」の法則」(32ページから)に取材コメントが掲載されています。表紙のインパクトのせいか売切れの書店が多いようですのでお早めにご覧ください。
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最近は時間が無いせいもあって、ゆっくり味わいながら読書をするということが無くなってしまいました。本を読めるのはほとんどが電車やバスの中の10分15分といった細切れの時間です。そうなってくると読み方にも工夫が必要になってきます。
読書と言っても読む本は様々です。自分が好きな趣味の本があります。仕事の上で読んでおかなければならない本もあります。そして雑誌もR25、L25、は毎週、週刊新潮や週刊文春などもたまに買って読みます。さらには読書とは言えませんが自分の書いている書籍のゲラも読まなければなりません。また献本ということで出版社から送られてくる新刊書籍も一通り目を通します。
そんな訳でカバンの中には週刊誌、単行本、ゲラ、などが常に3冊から多いときは7冊くらい入っています。これらを並行して読んでいくのがいつものパターンです。
小説のようなストーリーものは基本的に読まないので、すべての読むべきものがコラムの集大成のように感じられます。つまり1つの本でも章ごとに、あるいは節ごとにバラバラなものとして読んでいくのです。そうすれば途中で別の本に移っても違和感を感じません。とにかく細切れの時間で1つのかたまりを読んでいくという風にしているのです。
だから1冊の本を最初から最後までじっくり読むことは少なくとも最初の1回ではありません。良い本だと思ったら最初にざっくり読んでからもう一度読み返すのです。そのようなときは自宅で少しまとまった時間がある時に行うようにしています。
本は買ったら全部読む必要はありません。本を書いている立場から言うと、全部のページに内容をぎっしり詰め込んだ本というのは何だか息苦しく、読みにくいものになってしまいます。全体の中で濃淡があるから、読み手に余裕を持ってもらえるのです。逆に言えば読み手は自分の都合に合った部分だけを読めばいいのです。せっかく買ったから、と無理をして全部読んでも内容を吸収できないばかりか、時間が無駄になってしまいます。
本は全部読まない、価値が無いと思ったら途中で読むのを止めることです。
そして細切れにした本の1ピースを細切れになった自分の時間で読んでいく。完璧な方法とは思いませんが、この方法で幅広い本を読み80%の理解をする方が、1冊の本を100%理解するより自分には向いていると思っています。
投稿者 shinoby : 08:11 | コメント (0) | トラックバック
2007年9月18日
4〜6%
日曜日の日経新聞に新興国への株式投資の特集ページがありました。先週からの3回特集ということで力の入った取材です。その中で、コメントを掲載していただいたのですが、新興国株式への投資比率を多くのFP(ファイナンシャルプランナー)の方は1割から2割が目安としており、私は4〜6%程度が適当であると述べていると書かれました。数字だけを見ると唐突感がありますので、少し補足説明しておきたいと思います。
資産運用で大切なのは言うまでもなくアセットアロケーション(資産配分)です。これは外国株式だけではなく日本株や債券、不動産、コモディティ、現金・・・様々な金融資産にどう資産を振り向けるか、ということです。新興国の株式は外国株式の中の一部ということになります。
またマネックスメールで先月書いたように、(日本を除く)外国株式のインデックスに占める新興国の比率はせいぜい10%〜15%です。つまり外国株の8割以上は米国、ユーロ圏をはじめとする先進国株式なのです。
資産全体の中で外国株式をどの位にするのか、には様々な意見があると思いますが、私はこの本でも書いたように(3ページの説明をご覧ください)、20%を前提にしています。日本株を30%程度組み入れれば、株式の比率が全体の半分となり、リスクとリターンのバランスから基本的な資産配分としては丁度良いのではないかと思います。
外国株式が全体の20%と決まれば、今度はその中の先進国と新興国の比率を考えていくことになります。先ほどのインデックスで考えると新興国は20%の中の10%〜15%。つまり単純計算すると全体の2〜3%ということになります。しかし今後の新興国の成長率を考えれば、やや比率を高めて4〜6%にする。先進国と新興国の比率を8:2あるいは7:3にしても良いのでは、と考えたわけです。
新興国の株式を全体の2割組み入れる場合、先進国の株式や日本の株式はどの程度の比率になるのでしょうか?新興国に大きな賭けをするのであれば先進国の株式や日本の株式を合わせて2割、3割程度に抑えるという分散もあるでしょうが、インデックスを基本に考えたら、これはかなりのアクティブリスク(リターンを狙ってインデックスに対して偏った配分をすること)です。
正しいか正しくないかは将来の結果次第と言われればそれまでですが、少なくとも新興国の株式への2割といった資産配分は、提案している方のかなり強い相場観の反映であることだけは知っておくべきだと思います。
日経新聞さん、来週はその辺もしっかり説明お願いします。
投稿者 shinoby : 08:06 | コメント (0) | トラックバック
2007年9月17日
食は人生そのもの

昨日紹介したこの本ですが、最後までしっかり読みました。食に対する警告書かと思っていたのですが、エッセイのように気軽に読んでいく中で多くの気付きに出会える本という印象を持ちました。
著者の体験がリアルに展開される1章2章5章、それにあとがきにかえて、が読ませました。理屈を振り回すのではなく、私はこうやってきました、という淡々とした内容を独特の文体で披露していくのです。
そしてフラットな視点から見えてくるものが新鮮なのです。
●大型冷蔵庫の奥が「永久凍土」化している家庭が多い
●沖縄の長寿の理由が豚肉と昆布を工夫して食べる食生活にあるというが、本当だろうか
●入院している人の食生活に大切なのは一緒に食べること弱者のスピードにあわせること
●震災の時、避難所のゴミ箱に弁当の残りが日に日に増えていった。炊き出しよりも食材と調理器具で自分の食のスタイルを維持したいニーズがあったのではないか
●ボランティアの方から手作り弁当を配ってもらうお年寄りは、お弁当だけではなく一緒に食べる人を欲しがっている
●ホームレスの人たちの食生活が変わってきた。以前は自炊が多かったが、2000年頃から稼いだ数百円のお金から300円のコンビニ弁当を買っている。
彼が実践しているライフスタイルを真似しようとは思いません。ある意味1つの方向を極めてしまった人であり、簡単に真似できるものでも無いのです。しかし食にこだわっているのに、食とのかかわりが薄くなってしまった現代人が抱える問題点をクリアに見せつけられてしまいます。毎日誰とどんなものを食べているか、を見ればそこにその人の生き様が投影されているのです。
持論を押し付けるのではなく、こんな生き方もあるよ、といういい意味での力の抜け具合が心地よい、読後感さわやかな一冊でした。
投稿者 shinoby : 09:08 | コメント (0) | トラックバック
2007年9月16日
読書の秋
<業務連絡>
本日の日経新聞朝刊に新興国株式投資の特集記事があり、コメントを掲載していただきました。紙面の都合で新聞には掲載されなかった株式配分比率の根拠の詳しい説明を読まれたい方は、取材時のタネ本になった資産設計塾 外貨投資編をお読みください。
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昨日ご紹介したこの本はアマゾンで見ると3701位まで上昇していました。発売は来週ですからきっともっと順位は上がると思います。ベストセラーになるのではなく、自分の人生に悩んでいる人、何かに挫折しそうな人、失敗に落ち込んでいる人・・・に読んでもらえるようなロングセラーになれば良いな、と勝手に思っています。
その山口さんの本は単行本になったものをもう一度読ませていただきながら、書店に行って買ってきた何冊かの書籍も平行して読みはじめました。
この本は週刊誌の書評を見て買ってみたものですが、日本人の食生活に対する警告の書に見えます。とは言っても語り口は意外にカジュアル。エッセイにような口語調の文章の中に著者の今までの経験が凝縮されています。これから楽しませていただきます。
この本は書店でも等身大のパネルで大々的に宣伝しています。アマゾンでもランキング1桁ですから、読んだ人も多いかもしれません。何が良いかというとまずタイトルのキャッチーなところです。岡田さんには「世界征服は可能か」という著書もありますが、時代を切り取るネーミングはすばらしいマーケティングセンスです。
本書で紹介されている1年で50キロ体重を落としたという体験には大きな価値があります。その方法(レコーディング・ダイエット)を知りたい人も多いでしょうが、私はナゼ体重を落とそうと思ったのか、体重が減って何が変わったのか、に興味を持ちました。自分がある意味別の世界に移動し、今までいた世界を眺めるとどういう気持ちになるのでしょうか。
読書ばかりしているわけにはいきませんが、連休中に2冊くらいはサクッと読んでしまおうと計画しています。他にもやることいっぱいなので、あまり時間は無いのですが。
投稿者 shinoby : 09:30 | コメント (0) | トラックバック
2007年9月15日
一人でも多くの人に・・・

久しぶりに心から感動できる本に出会いました。彼女がわずか二十数年の人生で体験してきた現実にただ圧倒されてしまったのです。だまされたと思って買ってみてください。そこまで言い切っても良い読む価値のある本です。一人でも多くの人に読んで欲しいと思います(ブログを書いている15日午前中ではアマゾンで178065位です)。
高校時代全日本女子柔道ジュニアオリンピックカップで7位、慶応大学で開発経済を学び、ワシントンの国際機関でインターンをする中、途上国援助の方法に疑問を持ち、バングラデシュで大学院に通い、そこで起業・・・。こう書くとただの華麗な経歴の女性経営者か、と思うかもしれません。しかし彼女のやり方には共通点があります。それは自分がおかしいと思ったものを徹底的に考え、正しいと思ったことを徹底的にやり遂げる。決してスマートではない真正面からの現実に対峙していくやり方に思わず「ガンバレ!」と応援したくなるのです。
そんな山口さんに昨日お会いすることができました。事前に本のゲラを読ませていただいて想像していた通りの、透明感のあるピュアでナチュラルな明るい人でした。この小さな体にどこからパワーが?と不思議に思ってしまったのですが、きっとスイッチが入った時の集中力には人並み外れたものがあるのでしょう。
彼女は今はこの会社でバングラデシュの工場で作ったカバンや靴を売っています。入谷に直営店を作り、イクスピアリや三越松山店など、様々な店舗で販売をしています。とにかく睡眠時間が足りないくらい取材、商品開発、店舗販売、講演と駆け回っているようです。
彼女の途上国との付き合い方は対等です。本当は欲しくないものを「かわいそうだから」という理由で高い値段で買う、そんなフェアトレードという発想ではなく、先進国の消費者がブランド品のバッグと比べて本当に「欲しい!」と思うもの作るという発想です。だからNPOではなく株式会社を作り、きちんと利益を上げ、社員に給料を払い、税金を納め、会社を大きくしていきたいと語ります。
立ち上げる苦しさを味わい、ようやく動き出した会社ですが、きっとこの先にももっとたくさんの困難が待っていると思います。これからの成長を遠くから見守り、自分にできるサポートはしていきたいな、と思わせる魅力のある方でした。話しているうちに何だか温かい気持ちになり、いただいた本にサインまでしていただきました。
16日に舞浜のイクスピアリでお客様感謝イベントに参加するそうです。時間のある方は行ってみてください。実際に話を聞いてみるときっと私と同じ気持ちになれると思います。
投稿者 shinoby : 10:41 | コメント (0) | トラックバック
2007年9月14日
いよいよ引越し
<業務連絡>
こちらの講座はウェブでは締切になりましたが、まだ申込みできるようです。超初心者で真面目に勉強されたい方は是非!
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前にも書いたように、毎朝ブログの更新をするのが日課になっていたのですが、数ヶ月前から画面にログインするのに時間がかかるようになりました。
今月に入りさらに状況は悪化。朝起きてから8時半くらいまでは更新作業に異常な時間がかかり作業ができなくなってしまう状態になりました。原因は特定できていないのですが、ブログのコメントとトラックバックも受付しない設定に変更する小手先対応では、もうどうにもならない状況のようです。抜本的な解決はブログの置き場所を移動させる引越しです。
といっても、10年以上の膨大なテキストに写真をどうやって安全に手際よく引越しできるのか、専門家の方にお願いしないとこれは無理です。しかも信頼できるサーバー業者を選ぶのも正直言ってどこが良いのか良くわかりません。という訳で、引越ししようにも身動きが取れない状態のまま数ヶ月が過ぎていきましたが、そろそろ限界です。
今月になってようやく、安心してお任せできる方と具体的な相談をすることができ、引越し作業の準備をお願いすることになりました。せっかくなのでトップページのデザインなども少し変更して、リニューアルをしたいと思っています。という訳で、この3連休は新しいブログについても相談したり考えたりする時間になりそうです。
投稿者 shinoby : 08:39 | コメント (0) | トラックバック
2007年9月13日
リーダー
リーダーとは人の上に立つ人のことです。周囲の人間をまとめて1つの方向に進んでいける資質が必要になります。そんなリーダーになる人には2つにタイプがあると思っています。
1つはカリスマ型です。圧倒的な能力や経験、知識などを持って、他のメンバーを引っ張っていくタイプ。
やっていること、言っていることに見識があり、好き嫌いではなく圧倒的なパワーで機関車のように突き進むタイプです。脆さもありますが、このようなリーダーは一点突破する場合には大きな力を発揮します。
もう1つのタイプはおみこし型です。本人にはそれほどの力が無くても、周囲の人間とのコミュニケーションを巧みに行い、全体の強みを上手く活用してチームとしての結果に結びつけるタイプです。人間味があって、「この人ならしょうがないなあ」という気分にさせてしまう人です。こちらは機関車というより、周囲の力を集める電車のような分散型とも言えます。人を惹きつける人間性が鍵です。
もし、リーダーとなった人がそのどちらのタイプでも無かったら、いずれそのリーダーはリーダーの座から降りることになるでしょう。地位は人を作る、という言葉もありますが、限界があります。少し高い目標を設定すると思わぬ実績をあげられますが、あまりに高いハードルは最初から越えられないものです。
昨日、突然発表された辞任劇はリーダーに必要な資質とそれを持たない者の必然を考えさせられました。過大評価され越え切れないハードルの前に立つことになってしまった時、自らの資質を冷静に判断し、タイミングを逃さずに決断することができるのか。人の批判をすることは簡単ですが、他山の石とすることができる貴重なケーススタディでもあるのです。
投稿者 shinoby : 08:26 | コメント (0) | トラックバック
2007年9月12日
「お客様」とは?
お客様の意見をダイレクトに反映させるのがクライアントの心をつかむマーケティング、とよく言われます。様々な企業が様々な試みをしていますが、現実には的が外れているケースも多かったりします。
ナゼ難しいのか、と言えば、一体お客様とは誰のことなのかをきちんとフォーカスできないまま、「お客様」という言葉だけが一人歩きしているからではないでしょうか。
例えば、会社の商品やサービスを愛用していて熱烈なファンから頂く意見というのは、耳ざわりが良く、ありがたいものですが、かなりバイアスがかかったものとも言えます。冷静な評価と言うよりは、過剰な肯定意見が多く、問題の発見には残念ながらあまり役立たないことが多いのです。
逆にクレームのような不満や問題点の指摘には様々なヒントが隠されており有益な情報であることが多いものです。しかしこれもすべてに過剰に反応してしまうと、本来もっと先に解決すべき問題が先送りになってしまうことにもなりかねません。企業が問題解決すべき点というのは永遠に無くなることは無い訳で、優先順位をどのように付けていくかが経営の判断だと思うのです。
また意見も文句も言わないで、気に入ったら使う気に入らなければ使わないというサイレントな方々の意見というのは中々聞くことができないものです。しかし多くのお客様というのはこのように、自分の感情をはっきり出さないものです。
このようにお客様の全体像をバランス良く把握してその中でどのように対応するのかを判断することができなければ、最終的にはビジネスが成り立たない状況まで追い込まれていくのです。
マネックス・ユニバーシティでもこんな企画でお客様の声をもっと詳細にお聞きしようとしていますが、上記に書いたようなマーケティングのワナに入らないよう注意しなければいけません。出来るだけ広い視点で、お客様とのコミュニケーションを深め、商品・サービスに反映させたいと考えています。
投稿者 shinoby : 08:38 | コメント (0) | トラックバック
2007年9月11日
こんなときどうしますか?
もし、通勤途中で道端に人が倒れているのを発見したら、どうしますか?
早朝、自宅を出て、最寄のバス停までに向かう道で、そんな事態に遭遇してしまいました。恐らく私と同年代の男性が、歩道に仰向けに倒れていたのです。恐らく、お酒の飲みすぎで帰り道に道路上で寝てしまったのだと思いましたが、果たしてこんな時どう対応したら良いのでしょうか。
そのままやり過ごしてバスに乗ろうか、とも考えました。横たわっている男性を避けるようにして歩道を歩いていきましたが、どうにも気になります。目は閉じていますが、血色は良く、きっと飲みすぎで寝ているだけだろうと推測しました。でも、もし対応が遅れて後で後悔することがあったら、とも思ったりしました。かと言って、自分には人命救助のノウハウがあるわけでもありません。それに正直言って、道端に倒れている知らない人に1対1で対応するのは勇気が要ります。
頭の中がグルグル回り、結局携帯電話から119に通報することにしました。電話にすぐ出てきた方に救急車が必要なこと、住所、詳しい行き方、通報者の名前、などを伝えて電話を切りました。
その後、バス停で3分ほどバスを待っていると救急車の音が聞こえてきました。そして現場を遠くから見ると、救急車がその男性を車に乗せているように見えました。
救急車が迅速に対応してくれ、恐らく病院で手当を受けていると思いますが、このような事態に遭遇したのは初めてです。自分の取った方法が良かったのかどうか、何だか確信の持てない朝でした。
投稿者 shinoby : 08:53 | コメント (0) | トラックバック
2007年9月10日
新作
年末の出版に向けて、新しい本の制作がいよいよ本格化してきました。本の世界というのは出版社と編集者でこうも違うものか、と驚いていますが、今回は本当にスケジュールがタイトです。最初のドラフト原稿の締め切りが今月末。そして10月末には終了させて11月中旬には発売ということで進んでいます。9月末までに200ページの原稿と図表を果たして仕上げることができるのでしょうか。若干心配です。
今回の書籍は今までと取り扱う分野が少し違います。最初から書いてしまうと面白くないので、内容についてはタイトルや装丁が決まってからこのブログでいち早くお知らせしたいと思っています。果たして読者の方にこの新しい試みがどのように受け入れられるのか楽しみでもあり不安でもあります。
会社でもコラムやらWeb原稿やら日々書いている仕事が増えてきました。会社でも書き、電車内でも書き、自宅でも書く。今回の作品以外にもいくつかの企画が進行していますので、年末まではこんな生活が続きそうです。
投稿者 shinoby : 07:23 | コメント (0) | トラックバック
2007年9月 9日
自宅で本場の味

味噌煮込みうどんを自宅で食べることができました。台風のせいで名古屋に足止めになってしまったお陰です。味噌煮込みうどんの山本屋というのは2つあって愛用しているのは名古屋駅の地下エスカにもおみせがあるこちらの方です。
通信販売でも買うことができるのですが、生ものなので賞味期限が2日しかありません。早く食べたほうが麺の味が落ちないので早速食べました。セットの中には煮込うどん(生)、あじ味噌だけではなく、かつおだしのパックも入っています。持ち帰り用と言っても、だしで味を出してから作っていく本格的なものです。
油揚げ、ネギ、鶏肉、卵を入れるとさらに豊かな気分で楽しめるのです。食べるときの七味も必須です。
出来上がった味はお店で食べる味に極めて近いように感じました。鍋の熱さはお店より少し低いかもしれませんが、食べるときの温度としては充分です。
鋼のように固い麺とコクのあるスープ、名古屋オリジナルの味はやはり最高。ご馳走様でした。
山本屋本店 エスカ店
名古屋市中村区椿町6-9
新幹線地下街エスカ
052-452-1889
営業時間10時〜22時
投稿者 shinoby : 09:07 | コメント (0) | トラックバック
2007年9月 8日
カレーそば

<業務連絡>
9月28日に丸の内でこちらのセミナー開催します。
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好きな食べ物といわれると、うなぎ、カレーが思い浮かぶのですが、実は麺類もかなり好きだったりします。そば、うどん、そうめん、ラーメン、パスタ・・・細長いでんぷん質のものは何でも目が無いのです。
うなぎと麺類を合わせるのは無理がありますが、カレーと麺類は相性の良いものです。カレー南蛮は好物の1つですし、インデアンカレーに行くと注文するのはいつもカレースパゲッティ目玉のせ、です。
しかしカレーに一番合う麺類はラーメンではないかと思うのです。ラーメンの縮れた麺にカレーが絡み、麺の歯ごたえとカレーの風味が同時に味わえるのは最高だと思うのですが、カレーラーメンをそろえているお店は少ないのです。
このコラムにカレーラーメンの話を見つけてからどうにも食べたくなって、見つけて行ったのが銀座にあるここでした。
タイ北部、チェンマイに行ったときに食べたようなカレーのスープに麺が入った一品。「カウソイ」という名前です。麺は普通のラーメンと揚げた麺がのせられています。タイでは揚げ麺だけだったような気もしますが、やや日本風にアレンジされているのかもしれません。
残念ながら麺が茹ですぎで伸びてしまったのですが、スープと麺の相性は抜群。スープはスパイスとアジアの香辛料が混ざり合い、お蕎麦やさんで食べるカレー南蛮にエスニックな味付けが追加されたような複雑な味わいで完食しました。このお店は是非「麺固め」で注文してください。
ティーヌン
中央区銀座5丁目1番先 GINZA 5 B1
03-3569-0365
営業時間 ランチタイム11:00〜17:00 ディナータイム17:00〜23:00 日・祝 22:00
投稿者 shinoby : 08:50 | コメント (0) | トラックバック
2007年9月 7日
基準価額の壁
毎週連載してもう6年目に入ったメールマガジンのこのコラム。前回は資産運用と社会貢献について書きました。投資信託という仕組みを活用して社会貢献できないか、という試みです。読者の方からもアイディアや情報いただきました。
他にもこの組織の方々にご意見いただいたり、こちらの証券会社の皆様に相談したりしてきましたが、ハードルは高いようです。
投資信託という器を使うのが難しい一番の理由は「基準価額」です。これは毎日ファンドの時価を計算して1口あたりの値段を計算したものです。株で言えば株価のようなもの。毎日時価を計算するためには、価値の算定がリアルタイムで可能であることが前提になります。
例えば上場株式や債券に投資をする場合、時価は実際の取引価格でわかります。しかし上場していない会社の株式の評価を毎日行うことは困難です。さらに事業組合が行う投資への出資などになると、さらに事業組合に投資できるのか、という別の問題も出てきます。投資信託の投資対象は基本的にマーケットで日々売買されている有価証券なのです。
そんな閉塞感の中、とある出版社の編集者の方から、バングラデシュで活動をする女性企業家のお話を聞きました。彼女が書いた本(9月20日ごろには書店に並ぶらしいです)のゲラを読ませていただいたのですが、わずか20数年の間の凄まじい人生の格闘を見せつけられ、この会社にも何かできないかと考えるようになりました(この本のことは近いうちにまた書く予定です)。
基準価額の壁を越え、何とかその向こうに資産運用と社会貢献の接点を見つけたいと思います。
投稿者 shinoby : 08:24 | コメント (0) | トラックバック
2007年9月 6日
ホスピタリティ

<業務連絡>
先日六本木ヒルズで開催された蟹瀬誠一さん、深野康彦さんたちとのパネルディスカッションが動画で見られます。資産運用のヒントにしてください。
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私は実物不動産の投資はまったくやっていません。REIT(不動産投信)を数銘柄保有しているくらいです。そんな不動産実物投資をしない私でもこの本から様々なヒントをもらうことができました。
実はこの本、不動産投資の本ではない、と私は思いました。ホスピタリティについて不動産を切り口に書いた本なのです。前半の126ページまでを読むとその感をさらに強く持ちます(後半は物件取得の具体的ノウハウが書いてあります)。
表紙の写真を見ると、どこかのホテルの宣伝(帽子をかぶっている女性)を思い出し、少し引いてしまうのですが、内容は読ませます。家賃収入1億円ですが、今までの失敗談、成功の秘訣を自分の言葉で素直に表現しているのにとても共感できるのです。不動産賃貸業もホテルや飲食店と同じでおもてなしによって成功できることがわかります。
管理を丸投げすると物件が荒れる、物件の管理は自分でやる
賃借人と顔見知りになって物件周辺の情報収集をする
自分の物件のリフォームは自分でやるとコストが下がるだけではなく物件の本質が見える
自分の物件に空室に実際に泊まってみると見えてくるものがある
北風のあたる冬寒い部屋には夏の間に買っておいたホットカーペットを無料でサービスする
不動産の紹介をしてくれた営業の人に感謝の気持ちを渡す
融資先の銀行や公庫の人にはマメに挨拶して顔を覚えてもらう
つまり彼女のやっていることは物件を紹介してくれる不動産屋さん、融資をしてくれる金融機関、
入居してくれる賃借人、に対するサービス業になっているのです。不動産投資は株式や債券に投資するのとは異なります。人にモノを直接借りていただくビジネスです。投資というこちらから対象を選ぶビジネスではなく、相手からこちらを選んでいただく商売なのです。
こんな人が大家さんだったら安心して住むことができるな、そんな気持ちにさせる読後感もさわやかなヒット作でした。表紙にひるまず買うことをおススメします(ちなみに中身を読み終わって再度表紙の写真を見ると、いい人に見えてくるのが不思議です)。
投稿者 shinoby : 08:04 | コメント (0) | トラックバック
2007年9月 5日
営業時間
<業務連絡>
「Traders Shop」のおススメの一冊でシーゲル博士の書籍を紹介しました。コメントはともかく、まったく似ていないイラストの似顔絵は必見です。
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些細なことかもしれませんが、朝型の生活になって変わったことの1つは、1時間ほど生活のリズムが早まった結果、毎朝日課のように買っていたタリーズのコーヒーを買わなくなったことです。
八重洲のオフィスの地下にあるタリーズは開店が朝8時です。8時前にオフィスに到着するようになると、エレベーターに乗ってわざわざまた買いにいかなければならないので、足が遠のいてしまいました。代わりに並びのコンビニの無香料・無糖の缶コーヒーを買うようになりました。
この地下のタリーズ、朝の営業開始時間を早める予定は無いようです。7時台にも出社している人は意外に多いように見えるのですが、採算が取れないと判断しているのか、それとも人の確保ができないのか、理由はわかりません。
営業時間と言えば最近気になっているのが、祐天寺にある忠弥というもつのお店です。ブログなどでは非常に評価が高いお店なので、一度行って見たいと思っているのですが、問題は営業時間です。調べてみると営業開始が午後2時(3時半という説もある)。夕方になると人気メニューは売り切れてしまうらしいのです。
しかも日曜日と祝日はお休み。とすると、土曜日に行くか(でも込んでいそうです)、平日に会社を休んでいく(そこまでやるのか)か、という選択になってしまいます。このお店の営業時間はどうやって決まったのでしょうか?変則的な営業時間であるが故に、余計に気になってしまうお店なのです。行かれた方いらしたらお知らせください。
忠弥 (ちゅうや)
目黒区五本木1−32−28
03-3713-7205
日曜・祝日
投稿者 shinoby : 08:33 | コメント (0) | トラックバック
2007年9月 4日
無理がない
<業務連絡>
早稲田大学オープンカレッジの秋の資産運用講座の募集が始まっています。今回で18回目になりました。
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最近、よく行くお店の1つに目黒のとんかつ「とんき」があります。特別にとんかつが好き、という訳ではないのですが、お店の雰囲気にひかれてしまうのです。
目黒通りを少し入ったところに「とんき」はあります。引き戸を開けると明るい店内に大きなカウンターが広がります。とんかつのお店なのに油っぽさはなく白木のカウンターはおすし屋さんのように清潔です。カウンター越しに働いている人たちの動きに無駄がないせいかテキパキとしていて、すべてが流れるように進んでいるのが気持ち良いのです。
このお店が多くの人に愛されて、ずっと続いている理由は仕事に「無理がない」からではないか、と思いました。すべてが自然に流れていてお店全体が一体化しているのです。誰かが忙しく、誰かがさぼっているということもなく、すべての品書きがお客さんに心地よいタイミングで出てくるようにお店全体で完成した型が出来ているように見えるのです。
仕事の成果を継続させるためにはこの「無理がない」という状態を作ることが重要だと思います。いくら成果が出ていても、特定の組織や人だけに負荷がかかっている、本当は好きではない仕事を仕方なくやっている、個人技で何とか解決しようとしてしまう、といった無理がかかっていると、継続することが出来ない可能性が高まるからです。
長期にわたって生き残る企業とは特定の社員が無理を効かせて成果をあげていくような会社ではなく、それぞれの社員が自分のやるべきことを理解し、流れるような仕事のリズムを共有できる会社ではないかと思います。そのリズムを社員の個人の力量によってではなく、人事システムの結果として実現しているのであれば理想です。
「とんき」がどんな方法でお店をマネジメントしているのか。何か参考になる秘密があるのではないかと思っています。
投稿者 shinoby : 08:03 | コメント (0) | トラックバック
2007年9月 3日
相対的と絶対的
<業務連絡>
MAI(マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ)のWebがオープンしました。メールマガジンに連載しているコラムのバックナンバーも一覧できます。
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ある出来事から、幸せとは何だろうと週末に何となく考えていました。
何一つ不自由ない生活をしていても不幸な人もいれば、決して恵まれた環境ではなくても幸せに生きている人もいます。その違いはどこから来るのでしょうか。幸せには相対的なものと絶対的なものがあるように思うのです。比較することで感じる幸せと絶対的に感じる幸せの2種類です。
例えば、他の国の人はどうなのか知りませんが、人と比べて自分を評価するのが日本人の悪い癖のように思います。隣の芝生を見て自分の相対的な幸福度を測っているうちは終わりの無い世界に入ってしまい本当の満足は得られません。競争で上を目指すというのは仕事では必要なことかもしれませんが、幸せの尺度としては適していないのです。
自分だけの絶対的な価値があれば、人と比較することはなくなります。ペットのワンちゃんと戯れているのが最高の幸せという人にとっては、会社で出世した人も、ビジネスで成功して大金持ちになった人もうらやましいとは思いません。人と同じ価値観で差異を比較する競争から抜け出すだけで新しい価値観の世界に入ることができるのです。
一方で想定していた自分と実際の自分との相対的な比較は幸福感に影響します。常に理想ばかり追い求めているプライドの高い人は、実際の自分と理想の自分のギャップに常に不満を持っています。一方で周囲の人に感謝の心を忘れず、ありのままの自分を素直に受け入れる価値観を持っている人は同じ状況にあっても、相対的に満足感が高く幸せを感じるようになります。自分の心の持ち方次第で相対的な幸福感を感じることができるのです。
つまり人との比較は絶対的に、自分の理想との比較は相対的に考えれば幸福感は高まるのではないでしょうか。逆に不幸な人とは、人との相対的な比較と自分の中での絶対的な比較をしている人です。
幸福になりたいという人はたくさんいますが、そんな相対的と絶対的をコントロールするだけで意外に簡単に手に入るものだと思うのです。
投稿者 shinoby : 08:17 | コメント (0) | トラックバック
2007年9月 2日
歯医者
新宿にある歯医者さんに定期診断に行ってきました。3ヶ月に1度、虫歯が無いかをチェックしてもらい同時に歯石を機械で除去してもらうようにしています。気がつけばもう10年以上お世話になっていることになります。
この病院の不思議なところは定期診断に一切費用がかからないことです。年に4回、4時間近く手入れをしてもらって1円も取られない。こんな状態が数年続いています。3千円くらいは払っても良いくらいの価値があると思っているのですが、ありがたいことです。
どうやって経営を成り立たせているのでしょうか?私のように儲からない患者がいる一方で、しょっちゅう治療をする儲かる患者さんがいるのかもしれません。あるいはいずれ私も歯の調子が悪くなったり、入れ歯になったりするときに向けての先行投資なのでしょうか。それにしては気の長い話だと思いますが。
いずれにしても快適な診察室と丁寧な先生の治療で気持ち良く通うことができます。ちなみにこの先生もまた人の歯と歯ぐきを観察するのが本当に好きなようです。やはり好きなことをやっている人にお願いするのが一番です。
投稿者 shinoby : 10:21 | コメント (0) | トラックバック
2007年9月 1日
働き者か貧乏性か
急に涼しくなってきて、今朝はもう窓を開けると涼しい風が入っています。お昼には相変わらずセミの声が森の中に響いていますが、夜になると秋の虫の声がするようになりました。ようやく辛い夏が終わったのは何だかホッとしてうれしいものです。
とにかく暑さにはからきし弱く、今の仕事はスーツを着なくて良いのでまだ助かっていますが、それでも暑さで仕事の能率はかなり落ちます。いわゆる夏ばてになってしまうのです。食欲はそれほど落ちませんが、体力が極端に落ちてしまい、眠りが浅くなるせいもあって睡眠時間が長くなっても疲れが取れなくなってしまうのです。
そんな状態から開放されるのはうれしいことですが、夏の宿題が溜まってきてしまい、小学生の新学期のような状態になってします。宿題とは会社の仕事とは別にやっている書籍の執筆です。年内に3冊の書籍を作る予定になっているのですが、果たして実現できるのか不安になってきました。
さらに会社関係の書籍の企画も先週決定し、こちらは既に原稿がかなりそろっていますが、年内刊行が目標なので色々作業が発生しそうです。
夏の宿題が終わらないうちに新しい宿題が次々と出されだんだん身動きが取れなくなってきましたが、まずは8月中の宿題2つを今週中に何とかこなし、次の宿題に向かっていきたいと思っています。
そういえば10月から月刊誌の連載が1つ増えることになりそうです。まだ企画構想中ですが、正式決定しましたらお知らせします。とまた社外の仕事が増えてしまいさらに首が回らなります。
とまあ結局は自分で自分の仕事をどんどん忙しくしているだけのことで、つくづく自分はよく言えば働き者、悪く言えば貧乏性なのだと思ってしまいます。
今週末も2日間自宅に篭ることになりそうです。