4〜6%

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日曜日の日経新聞に新興国への株式投資の特集ページがありました。先週からの3回特集ということで力の入った取材です。その中で、コメントを掲載していただいたのですが、新興国株式への投資比率を多くのFP(ファイナンシャルプランナー)の方は1割から2割が目安としており、私は4〜6%程度が適当であると述べていると書かれました。数字だけを見ると唐突感がありますので、少し補足説明しておきたいと思います。

資産運用で大切なのは言うまでもなくアセットアロケーション(資産配分)です。これは外国株式だけではなく日本株や債券、不動産、コモディティ、現金・・・様々な金融資産にどう資産を振り向けるか、ということです。新興国の株式は外国株式の中の一部ということになります。

またマネックスメールで先月書いたように、(日本を除く)外国株式のインデックスに占める新興国の比率はせいぜい10%〜15%です。つまり外国株の8割以上は米国、ユーロ圏をはじめとする先進国株式なのです。

資産全体の中で外国株式をどの位にするのか、には様々な意見があると思いますが、私はこの本でも書いたように(3ページの説明をご覧ください)、20%を前提にしています。日本株を30%程度組み入れれば、株式の比率が全体の半分となり、リスクとリターンのバランスから基本的な資産配分としては丁度良いのではないかと思います。

外国株式が全体の20%と決まれば、今度はその中の先進国と新興国の比率を考えていくことになります。先ほどのインデックスで考えると新興国は20%の中の10%〜15%。つまり単純計算すると全体の2〜3%ということになります。しかし今後の新興国の成長率を考えれば、やや比率を高めて4〜6%にする。先進国と新興国の比率を8:2あるいは7:3にしても良いのでは、と考えたわけです。

新興国の株式を全体の2割組み入れる場合、先進国の株式や日本の株式はどの程度の比率になるのでしょうか?新興国に大きな賭けをするのであれば先進国の株式や日本の株式を合わせて2割、3割程度に抑えるという分散もあるでしょうが、インデックスを基本に考えたら、これはかなりのアクティブリスク(リターンを狙ってインデックスに対して偏った配分をすること)です。

正しいか正しくないかは将来の結果次第と言われればそれまでですが、少なくとも新興国の株式への2割といった資産配分は、提案している方のかなり強い相場観の反映であることだけは知っておくべきだと思います。

日経新聞さん、来週はその辺もしっかり説明お願いします。


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このページは、shinobyが2007年9月18日 08:06に書いたブログ記事です。

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