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2007年9月 6日

ホスピタリティ

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<業務連絡>
先日六本木ヒルズで開催された蟹瀬誠一さん、深野康彦さんたちとのパネルディスカッションが動画で見られます。資産運用のヒントにしてください。
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私は実物不動産の投資はまったくやっていません。REIT(不動産投信)を数銘柄保有しているくらいです。そんな不動産実物投資をしない私でもこの本から様々なヒントをもらうことができました。

実はこの本、不動産投資の本ではない、と私は思いました。ホスピタリティについて不動産を切り口に書いた本なのです。前半の126ページまでを読むとその感をさらに強く持ちます(後半は物件取得の具体的ノウハウが書いてあります)。

表紙の写真を見ると、どこかのホテルの宣伝(帽子をかぶっている女性)を思い出し、少し引いてしまうのですが、内容は読ませます。家賃収入1億円ですが、今までの失敗談、成功の秘訣を自分の言葉で素直に表現しているのにとても共感できるのです。不動産賃貸業もホテルや飲食店と同じでおもてなしによって成功できることがわかります。

管理を丸投げすると物件が荒れる、物件の管理は自分でやる
賃借人と顔見知りになって物件周辺の情報収集をする
自分の物件のリフォームは自分でやるとコストが下がるだけではなく物件の本質が見える
自分の物件に空室に実際に泊まってみると見えてくるものがある
北風のあたる冬寒い部屋には夏の間に買っておいたホットカーペットを無料でサービスする
不動産の紹介をしてくれた営業の人に感謝の気持ちを渡す
融資先の銀行や公庫の人にはマメに挨拶して顔を覚えてもらう

つまり彼女のやっていることは物件を紹介してくれる不動産屋さん、融資をしてくれる金融機関、
入居してくれる賃借人、に対するサービス業になっているのです。不動産投資は株式や債券に投資するのとは異なります。人にモノを直接借りていただくビジネスです。投資というこちらから対象を選ぶビジネスではなく、相手からこちらを選んでいただく商売なのです。

こんな人が大家さんだったら安心して住むことができるな、そんな気持ちにさせる読後感もさわやかなヒット作でした。表紙にひるまず買うことをおススメします(ちなみに中身を読み終わって再度表紙の写真を見ると、いい人に見えてくるのが不思議です)。


投稿者 shinoby : 2007年9月 6日 08:04

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