2007年9月15日
一人でも多くの人に・・・

久しぶりに心から感動できる本に出会いました。彼女がわずか二十数年の人生で体験してきた現実にただ圧倒されてしまったのです。だまされたと思って買ってみてください。そこまで言い切っても良い読む価値のある本です。一人でも多くの人に読んで欲しいと思います(ブログを書いている15日午前中ではアマゾンで178065位です)。
高校時代全日本女子柔道ジュニアオリンピックカップで7位、慶応大学で開発経済を学び、ワシントンの国際機関でインターンをする中、途上国援助の方法に疑問を持ち、バングラデシュで大学院に通い、そこで起業・・・。こう書くとただの華麗な経歴の女性経営者か、と思うかもしれません。しかし彼女のやり方には共通点があります。それは自分がおかしいと思ったものを徹底的に考え、正しいと思ったことを徹底的にやり遂げる。決してスマートではない真正面からの現実に対峙していくやり方に思わず「ガンバレ!」と応援したくなるのです。
そんな山口さんに昨日お会いすることができました。事前に本のゲラを読ませていただいて想像していた通りの、透明感のあるピュアでナチュラルな明るい人でした。この小さな体にどこからパワーが?と不思議に思ってしまったのですが、きっとスイッチが入った時の集中力には人並み外れたものがあるのでしょう。
彼女は今はこの会社でバングラデシュの工場で作ったカバンや靴を売っています。入谷に直営店を作り、イクスピアリや三越松山店など、様々な店舗で販売をしています。とにかく睡眠時間が足りないくらい取材、商品開発、店舗販売、講演と駆け回っているようです。
彼女の途上国との付き合い方は対等です。本当は欲しくないものを「かわいそうだから」という理由で高い値段で買う、そんなフェアトレードという発想ではなく、先進国の消費者がブランド品のバッグと比べて本当に「欲しい!」と思うもの作るという発想です。だからNPOではなく株式会社を作り、きちんと利益を上げ、社員に給料を払い、税金を納め、会社を大きくしていきたいと語ります。
立ち上げる苦しさを味わい、ようやく動き出した会社ですが、きっとこの先にももっとたくさんの困難が待っていると思います。これからの成長を遠くから見守り、自分にできるサポートはしていきたいな、と思わせる魅力のある方でした。話しているうちに何だか温かい気持ちになり、いただいた本にサインまでしていただきました。
16日に舞浜のイクスピアリでお客様感謝イベントに参加するそうです。時間のある方は行ってみてください。実際に話を聞いてみるときっと私と同じ気持ちになれると思います。
投稿者 shinoby : 2007年9月15日 10:41
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