今度こそ東証に期待
日経新聞の週末記事で、東京証券取引所は11月中に、国内で初めて海外のETF(上場投資信託)を上場させる計画だと報じていました。日経新聞は数ヶ月前にも同じような記事を掲載していた記憶がありますが、その時は狼少年になってしまいました。今回はどうなるのでしょうか。
実際に海外ETFが東証に上場されるとメリットはかなり大きいと思います。
まず取引時間が日中なので他の金融商品と同じタイミングで売買できます。また、円建での取引になれば為替レート込みで価格が表示されることになります。為替と商品を別々に取引する煩雑さが無くなります。
しかしこれらのメリットはコスト面での競争力と充分な流動性があってはじめて価値を持つものです。海外市場で取引する場合に比べ、コストが割高になってしまったり、出来高が少なく取引しにくい商品になってしまわないか、心配です。せっかく日本に立派な市場があるのですから日本の個人投資家も日中に低コストで世界の様々なマーケットへの投資を自由にできるアクセスを持てるようになりたいものです。
東京証券取引所のホームページを見るとホーチミン証券取引所と包括的な協力協定を締結したり、と海外マーケットとの提携が次々行われています。世界的な証券取引所再編(手元に拙書をお持ちの方は48ページをご覧ください)の流れの中で、国内マーケットに限らない効率的な取引機会の提供を期待したいと思います。
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