中国とアブダビ
昨日のNYの急落を受けて軟調だった東京株式市場が、後場に入っていきなり反転しています。昼休みにシティグループがアブダビ投資庁から75億ドルの出資を受け入れると発表したことが材料のようです。銀行株など金融関連株を中心に値を戻しています。為替も1ドル=107円台から108円台半ばまで円安になりました。さてこれからどんな展開になるのでしょうか。
そういえば昨日の東京市場の上昇も中国からの資金が材料視されたことが原因でした。
外貨準備を運用する中国投資有限責任公司が日本株への投資を拡大するという報道が材料でした。この会社は中国の会社法によって設立された国有独資会社で、資本金は2000億ドルと言われています。
こちらのニュースを見ると、この会社は今後の外貨運用業務のための人材を広く募集しているようです。中には日本株の運用担当者の募集もあります。North America and Japan Market Equities Portfolio Managerとなっています。
修士以上の学歴で関連業務の経験が7〜10年と条件がついていますが、もちろん中国以外の国からでも応募できるようです。かつて、世界一の外貨準備を誇った国には、残念なことにこのようなダイナミックな動きはありませんでした。
リスクと取った運用を始めるわけですから結果はどうなるかわかりません。しかし企業家マインドを持った国が迅速な意思決定によって大胆にマーケットに参入してくる動きは、見習うべき点が多いと思います。
いわゆるSWFについては、少し古いですがこんな記事(英語)も読んでおきましょう。
それにしても日本の株式市場はニュースに振らされて頼りない状況です。こんな時こそ、上下動に一喜一憂するのではなく、自分の資産全体をどのような資産配分にするのか、もう一度冷静に見つめなおす良い機会です。
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確かに今日の値動きには驚きました。
午前と午後で最大約500円動いたんですね。
長期的に見て、現在の動きがどう影響していくのか
気になりますが、おっしゃるとおり冷静に見守るしか
ないですね。