MSCIコクサイ

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今朝の日経新聞に小さく掲載されていたこの記事。ファンド関係では国内REITの海外不動産投資の方が大きな扱いになっていましたが、こちらの方が個人投資家へのインパクトは大きいと思います。流動性が高まる商品に育つという前提ですが、今回の上場のニュースは吉報ということができるでしょう。

きっとこちらの皆様のブログでも話題になることと思います。

今回のニュースのポイントは3つあると思います。

1つはドル建てでMSCIコクサイインデックスに連動した値動きを目指す商品であること。MSCIコクサイとは日本を除く22カ国の株式(1488銘柄)で構成される指数です。日本を除くグローバルな先進国株式のインデックスとしては最も標準的なものです。海外ETFにMSCIコクサイが入れば、既に存在するMSCIエマージングマーケットインデックスに連動するETFと組み合わせることで、最強のインデックス運用が可能になります(コストは確認する必要がありますが)。

2つ目は1株(50ドル相当)から売買できることです。売買手数料を考える必要はありますが、運用金額に関してもフレキシビリティが高いということです。ドルコスト平均法は使えませんが、使い勝手の良い商品になりそうです。

そして3つ目は売買が活発になれば、将来の東京市場での上場も検討しているということ。現在東京証券取引所には海外ETFが1銘柄しか上場していませんが、このような商品が上場されれば東証の海外ETFに対する注目度も上がり、投資家の広がりが流動性につながる期待があります。

それにしてもファンドの世界の進歩は早いものです。海外ETFを海外市場で取引するというのが一般化したのが2007年でしたが、もしかしたら来年は東京でグローバルな投資商品が簡単に手に入るのが当たり前になっているかもしれません。

それでも、当面はやはり外国株式運用には海外市場に上場しているETFは欠かせなくなってくると思います。海外株式への投資は投資信託を中心に運用していますが、来年は、海外ETFをまだ取り扱いしていないネット証券からの吉報を待ちたいと思います。


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コメント(4)

Jay :

> 来年は、海外ETFをまだ取り扱いしていないネット証券からの吉報を待ちたいと思います。

信じて待っている者の一人です。本当に期待しています。

しかし、米国人にとってのMSCIコクサイの意義って何なのでしょう?

shinoby :

MSCIコクサイは日本の機関投資家のためのインデックスです。米国人にとっては使う意味の無いインデックスではないでしょうか。彼らにとってのコクサイインデックスに相当するものは、EAFEになるのだと考えればわかりやすいと思います。

bcshu :

内藤さんは日本の金融業界に関わられてこられていると理解していますが、

> 来年は、海外ETFをまだ取り扱いしていないネット証券からの吉報を待ちたいと思います。

とおっしゃるのは、失礼ながら、あんまりではないでしょうか。このような日本の投資家に非常に有用な商品が、日本の金融機関で企画できないことに関して、失望を感じます。

ワタナベ :

松本社長が、来春くらいを目途に外国ETFを取り扱う予定だ、とおっしゃっていましたよ。

きちんとMSCIコクサイを日興米ドルMMFから買えるようにしてほしいですね。もちろん一番の低価格で。そうでなきゃ、他社に乗り換えずに待っていた甲斐がありませんので。

正式発表を待ちたいと思います。

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このページは、shinobyが2007年12月11日 08:02に書いたブログ記事です。

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