紅白歌合戦とミシュランガイド
お風呂につかっていてふと思ったのですが、ミシュランガイドとは紅白歌合戦のようなものではないでしょうか。
2つには共通点があるのです。それはどちらも大したことは無い、と否定する人でも結構気になってしまうというところです。
紅白歌合戦は大みそかには何となくテレビでずっと流れています。すべての歌手を目を凝らして見ているというより、気になる歌があったらそのときは画面を見て後はBGMのように流しています。視聴率が下がったとはいえ、出場者の発表や歌う曲の発表の度に民放でもニュースになるのですから国民的イベントと言えるでしょう。
確かに出場歌手の選定基準が何だか曖昧で、実力通りではないということはわかっていても、みんな観ている番組になっています。
ミシュランガイドもこれに似たようなところがあるのではないでしょうか。日本では国民的に盛り上がっているわけではありませんが、東京のレストラン業界へのインパクトはかなりのものだったと思います。
既に私の周りにも「あのお店はミシュラン1つ星」というように、ミシュランの評価が一人歩きしている状況が見られます。評価方法が曖昧、とかちゃんと取材していない、とか味がわかっていない、といった感じであまり良い評価は聞きませんが、すでに書籍自体が紅白歌合戦化しているのです。
東京のレストランのシェフだったら、評価はいい加減、と思っていてもやはり気になるでしょうし、掲載されれば気分が悪くないのは事実だと思います。紅白歌合戦に出場することが決まった歌手と一緒ではないでしょうか。
そう考えると、ミシュランガイドとの付き合い方が見えてきます。お祭りだと思って話題のお店のリスト位に思えば良いのです。ネットを観れば無料でレストランの情報は充分質の高いものを得ることができます。あえて本にお金を払う必要は無いのです。
ちなみに私はまだ実物を見たことはありません。
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