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2008年1月22日
せんたく
<業務連絡>
株式市場の下落が続いています。気になる方は、先週のマネックスメールに書いたこちらのコラムや先週のブログのこちらを読んでみてください。
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自民党と民主党の「ガソリン国会」に滑稽さすら感じ、醒めた目で見ているのは私だけでしょうか。
そもそも政治にはあまり興味が無いのですが、その理由の1つは2大政党と言いながら、ほとんど考え方に違いの無い選択肢を2つ提供されても、どちらも選べないからです。ガソリン税に関しても暫定税率の見直しとガソリン価格の25円の値下がりだけが焦点となり、本質的な税制の議論にはなっていません。「ガソリン値下隊」なる活動を見ても、残念ながら民主党のポピュリズムにしか見えないのです。
日本の政治が最優先に対応しなければいけないのは、国内で都市と地方、年配者と若年層にどのように資源を配分するかという議論よりも、日本全体の地盤沈下をどうするか、だと思います。沈んでいく船の中で、席の譲り合い(奪い合い)をしても最終的に船が沈没してしまっては意味が無いからです。
そんな閉塞感の中で新しい動きが出てきたのが国民連合「せんたく」という「新しい運動体」です。3つ目の選択肢ということで期待したのですが、これも残念ながら自分が求めている選択肢にはなりえないようです。結局は国内の配分方法の違いに過ぎないからです。
日本には有効求人倍率の低い地域(地方)と高い地域(都市)が存在しているわけですが、地方を切り捨てるな、と様々な政策が打たれ、生産性の高い地域から生産性の低い地域へのサポートが行われています。会社で言えば、高収益部門に人材を配置せず、不採算部門を温存しているのと同じです。国民生活と企業経営を同列で考えるのは乱暴な議論と言われるかもしれませんが、グローバル化の現実は、甘いものではないと思うのです。
そんな視点で政策を考えている政治家は個人レベルではいるのかもしれませんが、大きな力を持っていません。
すべてのことに言えることだと思いますが、過剰な競争は歪みを産み出し社会全体の効用を低下させますが、一方で過剰な平等はモティベーションの低下をもたらし、全体の生産性を下げてしまうと思います。そのさじ加減をどこにするかが政治の選択だと思うのです。過剰な平等は口当たりの良い政策ですが、最終的に国全体の効用を最大化できなければ意味が無いのではないでしょうか。
日本に必要なのは結果の平等を今以上に進めることではなく、機会の平等へ軸足を移すことです。サポートが必要な人ももちろん存在しますし、その人たちを守っていくのは国の義務ですが、本当に守るべき人と本当は守らなくても良い人が混在し、マスメディアがセンチメンタルな報道を越えられないことが、事態をややこしくしています。
国内で地域間、世代間のパイの取り合いをしている暇はもう無いと思うのですが、沈んでいく船に新しい選択肢はもう提示されないのでしょうか。
投稿者 shinoby : 2008年1月22日 08:18
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コメント
年始からの大幅下落で焦りますが・・・
「もし今まで投資していなかったら」とポジションが無い状態を想像してみると・・・
「今がチャンス」と思い購入します。
現在、41歳。投資は80歳まで継続予定
長期で考えれば反発後に購入開始
理想のポートフォリオと築きます
投稿者 サラパパ : 2008年1月22日 21:58
こんにちは、shinobyさんの著作はいつも読ませていただいています。
どうもこの国は極端から極端に走る傾向が強いようで本来なら国全体の立ち位置をより有利な方向に持って行く中で成長の果実の分配を工夫するべきなのでしょうが前者が重視されると内需の冷え込みをもたらして国全体のファンダメンタルを悪化させ、後者に傾くと数十年前の社会状況の美化と懐古主義に流れる(そもそもそのような状況がなぜ可能だったかという条件の分析はいい加減なまま)という具合にずるずる時間だけ浪費されていくようか感じがしています。
自分は長期的(数十年スパンで見ると)には我が国はポルトガルのように斜陽化を進めていくのではないかと考えています。その考えはかなり投資行動にも表れてしまっているのですが…。
投稿者 一読者 : 2008年1月23日 00:27
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