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2008年2月29日

4色ボールペン

仕事や本を書くときにはほとんどいつも4色ボールペンを使っています。最近は自分の筆記用具としては99%が4色ボールペンになりました。

発色が一番気に入ってメインで使っているのが、LAMYの4色ボールペンなのですが(特に赤やグリーンが渋めの色なのでシックで落ち着いた感じに書けるのです)、最近ネットで割引になっていて1万円以下で手に入るのに気がつきました。こちらのペンも自宅や会社、それにカバンの中など、なくなっても良い場所に置いてあって、何本あるのかよくわからないくらい使っています。

4色ボールぺンだけで並行して使っているのが、恐らく4本か5本はあると思うのですが、その4色(黒、赤、青、緑)の中で一番使うのが実は赤なのです。

手帳のスケジュール管理は「資産設計手帳のすすめ」でご紹介したように、仕事は黒、社外の仕事は青、プライベートは赤、それ以外の重要事項・特記事項は緑、と4色を使い分けています(29ページ)。さらに通常手帳にメモするときは黒を使います。

それでも赤が圧倒的に減っていくのは、通勤電車内で赤を使って書籍の原稿を修正していくからです。

コピーしたゲラを車内に持ち込んで、赤ペンで修正していく作業は最近ではほとんど条件反射のようになってきました。パソコンで修正していて肩から背中をやられてしまってから、この方式に変更したのですが、これもあまり根を詰めると週末のように大変なことになってしまいます。

今週になって複数の4色ボールペンの赤インクが3本一斉に無くなりました。オフィスデポに替え芯を購入しに出かけることになりましたが、他の色はあまり減っていません。

私の場合、赤100に対して青が10、黒が5、緑が1、くらいの使用比率になっているようです。黒より青が減っているのも変わった使い方なのかもしれません。

投稿者 shinoby : 04:33 | コメント (0) | トラックバック

2008年2月28日

ホーンテッドマンション その後

<業務連絡>
すでに発売になっているこちらの雑誌。連載のテーマは「過去データで考える下落相場への対処法」ですこちらの雑誌は「投資は買いよりも売りが難しい。だから・・・」です。
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今、住んでいる賃貸マンションで過去1年以上にわたってトラブルが頻発していることはこの日のブログに書きました。その後、あの水浸しになった洗濯乾燥機はどうなったか?

中に入ったままロックされて取り出せなくなった洗濯物は、翌日に管理会社(の下請け会社)に来てもらい、なんとか取り出すことができました。その水浸しの大量の洗濯物は、洗剤も混じった干しても仕方がない状態だったので、いつも来ているクリーニング店にビニール袋に入れてすべてお願いすることにしたのですが、これがまた恐ろしいことになりました。


戻ってきた洗濯物はすべてドライクリーニングされていました。パンツ(下着)まで1枚づつビニールの袋にタグ付きでラップされ、1回分の請求金額がなんと2万5千円!(下着は1枚600円です)。緊急時で仕方なかったとは言え、安い洗濯機が1台買えるような値段になってしまいました。さすがにもう頼めません。

洗濯乾燥機を撤去、交換してもらうために管理会社に電話すると、壊れた洗濯乾燥機は備品ではなく残器物であり、保証の対象にはならないとのこと。賃貸契約の内容もそのようになっていたということでした。そうは言っても、今までの経緯もあり、家賃の遡っての引き下げを交渉中することにしました。

それにしても当面の洗濯をどうするか、は考えなければいけません。そこで見つけたのがこのお店でやっているこのサービスです。洗濯籠を車に積んでお店に持ち込み、その場で入会。自分で専用の袋に詰めると伝票をもらってまた取りに行くことになります。

2000円で袋一杯の洗濯物を出すと2日後に戻ってきます(入会金は別途1000円)。どんな仕上がりになるのかわかりませんが、とりあえずこれでしのいで次の戦略を考えたいと思います。

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2008年2月27日

個性ある出版社

出版社の編集者の方とお付き合いする機会が増えてきました。今まで書籍を出版させていただいた会社だけでなく、これからお世話になることになりそうな会社の方ともコンタクトさせていただいていますが、会社によって、またそれぞれの担当者の方の性格によって仕事の仕方が異なります。書籍の出版とは会社や個人の個性が仕事に反映されやすいお仕事なのだと思います。

一般的に大手の出版社の方は、組織的に仕事をされ、オーソドックスで安心感があります。また印刷、デザインといったスタッフのインフラが厚いですから、仕事に安定感があります。一方で新しいチャレンジ、常識を度外視した手法、などはどちらかというと苦手なようです。

一方で、極めて個性的な出版社もあります。

例えば、注目しているのはこちらの出版社です。今まで気付かれなかったものを発見する、そんな理念が社名にクリアに示され、新しい価値を次々に創造することで理念を実現しています。お会いしたことはありませんがこの方(ブログかなり面白いです。)の個性が会社の隅々まで行き渡っているのを感じます。そして同じ志を持つ社員の高いモティベーションが維持されている雰囲気がWebを見ているだけで伝わってきます。以前紹介したこちらの本の「最後のページ」がご縁でお付き合いがはじまりましたが、社長ブログに登場している編集の原さん(この本も担当されました)の鋭いアプローチにいつも触発されています。

そして、こちらは大手の老舗出版社ですが、その中で独自のポジションを築いており、注目しています。こちらも副編集長のSさんと編集者のFさんの新しいものを生み出す情熱がお会いするたびに伝わってきます。最新作も独自の切り口でいつもの「ペーパーバックスらしさ」が堪能できそうです。

とどめはゲーテでミシュラン(というより有名料理評論家)を切りまくっている幻冬舎さんでしょう。最新号も社長自ら「宇田川悟×見城徹 対談」に出演するド迫力に脱帽です。

いつまでも「健全なラディカルさ」を失わない出版社には魅力があります。

投稿者 shinoby : 06:19 | コメント (0) | トラックバック

2008年2月26日

人が人を裁く

この映画を観てから、通勤時間の満員電車が怖くなりました。立っているときはなるべく空いている車両に移る。そして女性がいないところを目指す。さらに手は吊革より上にあげる。そんなことをいつも意識してしまいます。下手な恐怖映画よりよっぽど、後から怖くなる作品でした。映画館で観るより自宅のDVDで夜観るのがおススメです。

人が人を裁けば、必ず不完全な部分というのは出てくるものです。今までの裁判の中でも、無罪なのに有罪になった冤罪、逆に有罪なのに無罪になっている本当は犯罪者であった人が、きっといるはずです。裁判とは不完全なことを前提に完全を目指して試行錯誤しているシステムです。

さらに突き詰めていくと、そもそも犯罪とは何か、という疑問にも突き当たります。何が犯罪で何が犯罪ではないのかも時代によって変わってくるものだからです。例えばお酒は日本では成人は合法ですが、マリファナは犯罪です。薬物をすすめるわけでは決してありませんが、法律で定める基準とは絶対ではなく相対的なものだと思うのです。

三浦和義氏がサイパンで逮捕されました。私が中学校の頃、週刊文春で毎週のように大きく取り上げられた事件です。ロスアンゼルスという海外が舞台になり、サングラスと彼の独特のキャラクターもあって社会現象にまでなりました。今回の逮捕の理由やその背景はわかりません。三浦氏が事件とどのように関わっていたかも真相はわかりません。私には彼が犯罪を犯しているかいないのか判断する知識も能力もありません。

しかし、日本では時効なのに、カリフォルニア州には時効はない。日本でも最初は無期懲役だったのに、最高裁では無罪になった。殴打事件は有罪なのに銃撃事件は無罪。真実はどこにあるのでしょうか。

そんな中、日本では2009年から陪審員制度が始まるようです。ふと、思いました。もしこの事件が陪審員によって裁かれていたらどうなっていたのだろうか、と。もし私が、この事件を担当する陪審員だったらどうするのだろうか、と。

今回の三浦氏の突然の逮捕は、アメリカが日本の陪審員制度の導入について何らかの意図を持って行ったのではないか、と穿った見方をしている人がいました。それも考えすぎだとは思いますが、今回の逮捕は少なくとも裁判制度に対する日本国民の関心を高める効果があることは事実です。

投稿者 shinoby : 06:08 | コメント (1) | トラックバック

2008年2月25日

神に救いを求める

パソコンを毎日使う仕事をしている上に、会社の仕事以外にも激しくパソコンを使うようになるといつもの病気がやってきます。そうです、背中から首にかけての痛みです。かつて何回かこんなことがあったりしましたが、結局いつも町屋にある「神の見える手」(←私が勝手に命名しているだけです)にお世話になることで何とか解決しているのです。

今回も、似たような症状で苦しんでいますが、原因は恐らく書籍の原稿の書きすぎではないかと推測しています。いくつかの企画が並行して進んでいるのですが、それらを毎日の通勤電車で原稿に赤字を入れながら修正を行っています。体調には注意をして無理のない範囲でやってきたのですが・・・。

週末の大阪行きの新幹線でも車中ずっと原稿チェックとパソコンで新しい原稿作成を行っていました。そして日曜日の朝、ふと気がつくと、あの肩から首にかけての痛みが広がりはじめたのです。それはアリナミンEXのCMで柳葉敏郎が演じているのと同じような(左下の小さな写真のように・・・)痛みの感覚でした。

日曜日の午後は体を休めるために1時間ほどマッサージを受けに行きましたが、効果はまったくありませんでした。パソコンを使うのをやめて、安静にしていれば快方に向かうのかもしれませんが、それはできない相談です。帰りの新幹線でも恐る恐るPCに向かって仕事を続けましたが、途中で無理をすると大変なことになりそうだと思い、体を休めました。

ということで、また町屋の神に予約を入れることになりそうです。西洋医学では治らないものが、1時間の施術でピタッと治ってしまったのはまさに奇跡でしたが、今回もまた同じ奇跡が起こるのでしょうか。

(以前も何人もの方から「町屋の神」を紹介して欲しいとメールをいただきましたが、現在は新規の方は受付していないようです。)

投稿者 shinoby : 06:12 | コメント (0) | トラックバック

2008年2月24日

大阪の必勝リレー

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門真市にある会社の社員の方向けセミナーで、週末大阪に来ています。土曜日の午後から2時間開催したセミナーは出席率がほぼ100%。いつもの大阪のノリではなく、少し戸惑いましたが、最後の質問時間も時間オーバーしてしまうくらい熱心な方が多く、終了後のアンケートも満足という回答がほとんどで安心しました。

せっかく大阪に来たのですから、やはりこのお店に行かないわけにはいきません。セミナー終了後向かったのは2年前にも行った黒門市場にある名店でした。

いつものように予約で一杯。カウンター席に着くと、前回も偶然ワインを選んでくれた宮内さんが、接客してくれました。2000年のブルゴーニュで前に飲んだのがとても美味しかったから・・・、と曖昧な記憶を話すと、セラーから運んできたのは前回と同じワインでした。値段がどうなっているか心配でしたが、せっかくなのでお願いしました。

串揚げはお任せでストップするまで順番にいろいろな素材が出てきます。海鮮や野菜が特に美味しく、具の火の通り具合が絶妙で揚げ物なのにスイスイ食べられてしまうのです。20本くらいは軽く食べられます。赤ワインとの相性は抜群でした。

今回初めて気がついたのはこのお店では塩、ソース、しょう油、など5種類の調味料がテーブルにセットされているのですが、どれがおススメなのかを串の向きで教えてくれているということでした。ソースがおススメなら手元に置いてもらった串の先がソースの方向を指しているというわけです。黒門市場の2階でワインと串揚げ、というビジネスを成功させているのには、さまざまな面での工夫があるからだ、と改めて感心しました。

お腹がいっぱいになってしまい、デザートをスキップしてお会計。ワインがいくらになっているのはドキドキしましたが、前回とほとんど変わらない価格でした。東京では考えられない良心的な値段はうれしいものです。

外は寒くて雪がパラついていましたが、2軒目は北新地にあるこちらのバーへ。大阪に来ると最近いつも立ち寄るお店です。

シングルモルトもおいしいのですが、カクテルもさすがの切れ味です。そして最高なのが自家製のビーフジャーキー。ハワイでお土産に買ってくるものとはまったく違う、香り高き最高のツマミです。雪のせいかお客様も少なく、楽しいお話をたくさんきかせてもらうことができました。

次回、大阪にくることがあったら、またこの「必勝リレー」でいこうと思いました。

六覺燈
中央区日本橋1-21-16 
たこそうビル2F
06-6633-1302

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2008年2月23日

がっつりフレンチ

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昨年書籍の編集でお世話になった方と、久しぶりにしっかりとしたフレンチを食べました。芝パークホテルとフランスにあるお店が有名なレストランの汐留にあるお店です。新橋の駅から歩いて行くとかなりわかりにくく、かつ遠い。お店の中も狭いので高層ビルの開放感を味わえるというわけでもありません。

しかし料理はさすがに満足できる内容でした。

コースになっていて、品数によって価格が変わってきます。そしてメニューの左側にあるページから好きな料理を選んで自分で組み立てることができるのです。ボリュームが多そうだったので、前菜とメインを1つずつ選ぶミニマムなコースにしましたが、量的には十分です。

アミューズ、前菜、メイン、そしてデザート(写真)とサービスもスムース。どれもがっつりとした正統派フレンチなのですが、ちょっとした工夫があって驚きを感じるところにセンスを感じます。

特にメインに選んだイノシシはソースの味と肉のやわらかさが絶妙のバランスで、これぞ冬のフレンチでした。デザートはラム酒のババというものでしたが、サバランのようにラム酒の効いた大人の味でした。盛り付けもユニークで締めくくりにふさわしい一品でした。

ホテルにあるフレンチというと割高でそれなりの味というのが定番です。こちらのお店はホテルにあるというより、お店の上にホテルがあるように思いました。ホテルに宿泊することはこれからも無さそうですが、このフレンチレストランは、いつかまた来て観たいと思えるクオリティです。

新しい出版の企画の話も盛り上がり、元気が出る夜になりました。

ガストロノミーフランセーズ タテルヨシノ
港区東新橋1-7-1
パークホテル東京 25F
03-6252-1155

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2008年2月22日

長い付き合い

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<業務連絡>
昨日はマネー誌の一斉発売日でした。連載誌はこちらにまとめました。
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ある編集者の方と話していて再認識したのですが、資産運用でも人間関係でも長期で考えるということは大切だと思います。友人付き合いであれば頻繁に会わなくても、どちらかが声をかければ、5年ぶりでも10年ぶりでも会って話ができる、そんな関係はこれから得られることの無い大切な財産だと思っています。

そんな長い付き合いの友人の一人で、最近新しい会社で仕事を始めた友人と渋谷で語りました。

お店は駅から少し離れていますが、リーズナブルに楽しめ、こちらも気がつけば長い付き合いです。宮崎料理はやはり焼酎と炭焼地鶏(写真)が最高です。このお店は魚よりも地鶏。歯ごたえのある鶏は噛めば噛むほど旨味が口の中に広がります。そして最後は冷汁で〆るのがお約束でした。

20年以上の付き合いになりますが、自分のやりたいことを模索している彼の今までの行動を見ていると、自分の周りにいてくれる長い付き合いの人たちには共通点があることに気がつきました。

それは、一見器用そうに見えて実は不器用な人が多いということです。要領よくスマートに人生を生き抜いてきているように傍目には見えるのですが、本人は内面でピュアに悩んで懸命に努力をしている。そんな人との付き合いが続いているような気がしてきました。意見が合わなかったり、環境が変わったりして一時的に疎遠になることがあっても、また何年か経ってみると付き合いが深まっている。そんな調子です。

長い付き合いというのは相手との行き違いを減らすように思います。つまらない一言で人間関係が終わってしまうことは良くある話ですが、長い付き合いであればその発言の真意を汲み取ることができ、相手の人格まで疑うことは無くなります。本当の人間性に対する理解があれば、ずっとつながっていることができるのです。ゴツゴツした人間同士の関係が時間と共にまろやかになっていく。モルトが熟成していくような感覚を感じることができるのです。

残念ながら誰とでもそんな人間関係を結べるわけではありません。今までそんなご縁を作ることができた友人は数えるほどです。そんな友人たちと人間関係をこれからも続けられるようにしていきたいと思ってます。そのためには自分を磨き、親しき仲にも礼儀あり、を忘れないことが大切だといつも自分に言い聞かせています。

神泉駅に近いお店を出ると10時近いのに外はもうあまり寒くありませんでした。何だか春が来たようなうれしい気分になって山手通りを代官山までずっと歩いて帰りましたが、気持ちの良い夜でした。

たもいやんせ
渋谷区神泉町10-10
神泉ビル1F
03-3461-4333

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2008年2月21日

避難する前に予防する

<業務連絡>
昨日ご紹介した「課長の教科書」著者の酒井様から早速ご丁寧にコメントをいただきました。コメントからもお人柄がにじみ出ています。ありがとうございます。本当にオランダに住んでいらっしゃるということでした(笑)。今年は東京でもオフ会開催いたしましょう。
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本日はマネー3誌の発売日。日経新聞にも広告が掲載されています。そんなマネー誌の取材が今週立て続けに入りました(来月発売号の取材です)。同じ雑誌から2回あったり(笑)。分散投資の話というのは株価が上昇しているときには面白くないものです。最近のように不透明な相場になってくると、日本株一辺倒だったのが、やはり債券や他の商品も組み入れないとね、ということになるようです。

どうも私が取材を受ける数は日経平均と逆相関しているようです。

今回の取材は不透明な相場が続いているとき、資金を一旦どこに避難させたら良いか、という内容でした。

私自身、ここ数か月で自分で投資をしたのは1月にETFを買い増ししただけです。後は毎月の積立で購入している投資信託数本が自動で買い付けになります。下落しているから避難させる、という発想はありません。むしろ、下落していたから追加で購入したのです。

下落する前に一旦資産を売却しておくことができれば最高です。下がったところで買い戻せば損失を防止でき、安いところでまたポジションを持つことができます。しかしそんなタイミングをつかむのは簡単ではありません。高くなると買いたくなって安くなると手が出ないというのが大半の投資家の心理なのです。

下がってしまってから避難する方法を考えるのは、火災で言えば、家が全焼してしまってから逃げる方法を考えるのと同じです。燃え始めた直後に避難するのであれば意味があるのでしょうが、終わってしまったのなら、そこから逃げるのではなくそこからどうするかを考えるべきでしょう。

つまり投資も火災と同じで、「避難する前に予防する」ことです。

予防法は分散投資しかありません。いつ災害(相場の下落)が起こるか予想できる人には保険は必要ありません。日常生活でたくさん保険には入っている日本人の多くが、資産運用では自分で保険をかける(分散投資)ことをしないのは矛盾した行動と言えるでしょう。

投稿者 shinoby : 06:19 | コメント (1) | トラックバック

2008年2月20日

オランダから「課長に愛」

<業務連絡>
久しぶりにマネックス証券主催セミナーに登場いたします。定員は100名です(応募多数の場合は抽選になるようです)。なお、このセミナー以降の開催予定は今のところございません。3月12日夜、場所は東京駅八重洲北口です。
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相変わらずこちらの出版社の快進撃は続いているようです。以前にこのブログで紹介させていただいた「ビジネスマンのための「発見力」養成講座」に続いて今度はオランダにいる日本人の方が処女作を発表しました。編集担当は私もお世話になっている原さんです。

こちらの本ですが、とてもシンプルな装丁とタイトルですが、初めて管理職になった人にやさしく何をすべきか語っています。

著者の言うとおり、日本の企業の強みは課長にあるというのは真理です。トップは極めて優秀、社員も一定以上の優秀な人が集まっているのに、そのパワーが結集できない原因は、現場のマネジメントを行う部課長クラスのスキル不足だったりする。成長が止まってしまった新興企業にありがちなことです。会社の将来を決めるのは中間管理職の課長なのです。

マネジメントに関する書籍というのは、あくまで経営者視点での課長の戦力アップという観点で書かれたものがほとんどですが、本書は課長の立場から必要なもの、という切り口が新鮮です。たとえば5章の課長のキャリア戦略では、課長の転職、起業、社内改革する、出世の断念、といったシチュエーションが描かれています。このような課長視点でのキャリアの考え方というのは、現状に悩む課長さんにも役に立つヒントがあるはずです。

それにしても不思議なのは、この酒井さんという著者の方。日本にいる人以上に日本的なところが文章の端々から感じられます。もしかしたら酒井さんという方は実は日本にいるのではないか?そんな妄想すら浮かんでくるような日本の会社で働いている人であれば納得できる指摘の多い一冊でした。

ご本人のお人柄なのかもしれませんが、丁寧な語り口の中に日本の課長、ひいては日本の企業に対する愛情がひしひしと感じられる気持ちの良い作品でした。

管理職に将来なろうという方、管理職として悩んでいる方、におススメしたいと思います。ちなみに酒井さんのブログも書籍同様お人柄あふれる内容ですのでアクセスしてみてください。

投稿者 shinoby : 06:04 | コメント (1) | トラックバック

2008年2月19日

投資で成功できる人になる

というテーマである月刊誌の取材を受けました。

当然のことながら投資の理論を理解している、とか分散投資を実践しているという資産運用のテクニカルな側面も話に出ました。

■ 投資初心者がいきなり株式取引を自分ではじめるのは免許取立てのドライバーがF1レースに参戦するのと同じ
■ 資産運用はマラソンと同じ。途中で脱落しないでまずは完走を目指す。ウサギではなくカメになれ。
■ 「敗者のゲーム」を理解せよ。資産運用で失敗する人のほとんどは自分のミスで自滅していく。

しかし、もっと重要なのは日々の心がけでした。

例えば、お金に対する考え方です。お金をニュートラルなものとして捉えられない人がいます。お金は卑しいもの、お金は汚いもの、と思っているうちはお金とのご縁はありません。

あるいはそうじの重要性です。部屋でもオフィスでも工場でも、きれいな場所では成果が出やすい傾向があります。これはそうじによって物事が見えるようになり、何が大切で何が不必要なものかが切り分けられるからだと思います。生産性の高い工場や建築現場は機能的に美しく片付けられています。

また自分の持っているものを人に与えることでそれ以上のものを得る、という経験を実践することです。最初から人にモノをねだっても、もらえるものではありません。人に自分にしかできない価値を提供することで提供した相手から自分にはできないものをもらうことができます。ギブ&テイクの最初に来るのはギブだということです。

セルフイメージも重要です。「こうなりたい」ではなく「こうなる、そのためには・・・」と将来の自分のイメージを作りそれを実現するために何をすべきかを逆算するのです。夢を夢として持っているだけではいつまでたっても実現しません。

日々の改善も重要です。手帳を使ったりして記録していくこと。気がついたことはメモして改善していくこと。小さな積み重ねが大きな成果につながるのです。

将来をイメージし、日々の行動パターンを工夫して、それを長期で続けることができれば自分の目標に到達できるようにデザインすることです。もしうまくいかなかったら・・・うまくいく方法に修正すれば良いのです。とにかく今日できることからはじめることが大切だと思います。なぜなら、はじめなければ修正することすらできませんから。

投稿者 shinoby : 08:21 | コメント (0) | トラックバック

2008年2月18日

これぞホーンテッドマンション?

そんな名前のアトラクションがディズニーランドにありましたが、最近自分が借りている賃貸マンションでもトラブル続きで、管理会社に対応をお願いすることが多くなりました。

さすがに築年数が15年を超えている建物なので仕方のないことなのでしょうが、入居して1年と少しですが、これだけのトラブルオンパレードは珍しいのではないかと思います。

例えば
・寝室のエアコンから異臭。フィルターの掃除をまったくしていないことが判明
・リビングのエアコン故障。修理で対応してもらいました
・トイレのドアの取っ手がはずれた
・バスルームのドアがしまらなくなった
・バスルームのタイルがはがれてきた(危険!)
・入口のオートロックドアが閉まらなくなった
・真夏に1系統の電気回路が切れてしまいエアコンが止まってしまった(暑い!)
・2月にガスの異常検知でお湯が出なくなった(寒い!)

そして昨晩は備え付けの横置きの洗濯乾燥機で洗濯中に床に水が浸水して水浸しに。洗濯物が内部に入ったまま取り出せなくなってしまいました。

しかし1年ちょっとでよくここまで発生するものです。

建物の寿命の問題でもあるのでしょうが、管理会社の管理にも問題があると思っています。どうも賃貸物件の管理の専門会社ではなく、本業の傍らにやっている会社にようなのです。メンテナンスを怠ってきたツケがここに来て表面化したのが理由ではないかと推測しています。

さすがに、ここまで来ると堪忍袋の緒が切れるというか、賃借人としての対応を考えなければいけません。3月は引越しの季節。次のトラブルの前に何とかしたいと思います。

不幸中の幸いなのはまだ自分にそんな選択の自由があること、そして修理するのは賃借人ではなくオーナーの責任であるということです。賃貸物件であれば気に入らなければ物件を交換することができるのです。

投稿者 shinoby : 06:22 | コメント (0) | トラックバック

2008年2月17日

完全OFF

080217PHT.jpg

前から決めていたことですが、週末は土曜日の午後から完全OFFに入りました。といっても都内のホテルで土日ステイでリフレッシュしただけのことですが・・・。

午後4時にチェックイン。夕方6時から早速、最上階のレストランでディナーを楽しみました。スパークリングのロゼで乾杯し、夜景を見ながら最後のデザートまでゆっくりと食事。シーザーサラダにダックというシンプルな取り合わせでしたが、一皿の量が半端ではなく前菜とメインだけでお腹一杯でした。さすがニューヨークを名前に持つレストランだけのことはあって、ボリュームもNY級でした。

ディナーが終わると部屋に戻り、ゆっくりをお風呂に入って、そのまま朝までぐっすりと眠りました。

朝は7時前に起床。高層階から見える富士山の美しさに感動しながら、朝食はルームサービスで摂り(写真、朝食を部屋で食べるのはのんびりできておススメです)、午前中はフィットネスクラブで水泳を1時間ほどして、プールサイドで雑誌を読んだりしながらのんびりと過ごしました。

レイトチェックアウトにしてもらい、午後ゆっくりとホテルから出て、のんびりとした週末が終わりました。パソコンも持っていかず、日常から短い時間でしたが遮断されることで日々流れていた生活が一旦リセットされたように思います。

たまにはこんな完全OFFの時間も大切です。午後からは買い物をしたり時間がいつものようにまた過ぎていきましたが、新しい生活がスタートするような新鮮な気分になれました。しばらくは公私ともにまた忙しくなりそうですが、リセットして気分を一新、何とか乗り切りたいと思います。

投稿者 shinoby : 19:31 | コメント (0) | トラックバック

2008年2月16日

プロと付き合う

自分が詳しく知らない分野の知識や経験が必要になったとき、一番確実なのはその分野のプロの人を見つけて教えてもらうことです。

自分は個人の資産運用の仕事をしていますが、例えば食生活、家、保険、弁護士、会計士、医者、トレーニング、ピアノ、ブログなどIT系インフラ、書籍編集、ウェブマーケティング、など必要な分野に専門家の知り合いの方がいて、アドバイスをしてもらえる体制を作るようにしています。

例えば昨日お会いした保険をお願いしている外資系生命保険会社の方は保険のプロです。しかし単に商品の比較をして最適な商品選択のコンサルティングを行うだけではなく、税金や資金ニーズ、など保険に付随するニーズに対する相談も自分のネットワークを通じて解決できるサービスが提供できるところが強みになっています。保険に入ってもらい手数料を得る、だけではなくトータルな金融アドバイスを直接間接に行うことによって顧客満足度を高め、顧客とのリレーションシップを強めているのです。既存の顧客との太いパイプが顧客の紹介につながりさらにビジネスを広げるという好循環になっています。

とにかく、保険に関わることは心配になったら彼に相談すれば何とかなるという安心感があるプロの一人です。

自分で何でもやろうとせず、自分の得意分野は自分でやって、苦手なあるいは経験のない分野を信頼できる人にやってもらえるようにするためには、

■ 誰に依頼するのかを目利きできる
■ 依頼してやってもらえるだけのこちらから提供できるものがある

という2条件が必要になります。

最初の目利きは自分なりの選択基準を持たないと難しいと思います。いい加減な税理士を選んだら確定申告が間違えて大変なことになりますし、誤診してしまう医者に当たったら命にかかわります。誰が本当のプロなのかを見極めるのはある程度時間のかかることだと思います。

そしてもう一つは自分が相手に提供できるものは何かということです。多くの場合は手数料を支払ってサービスを受けることになるわけですから、その手数料を自分の得意分野で稼いで交換することになります。あるいはこちらに何か提供できるサービスがあるのならそれを手数料の代わりに支払うという方法も人によっては考えられます。

つまりプロと付き合うためには、自分も自分の得意分野のプロになることを目指さなければならないということです。相手にプロのサービスを要求するのであれば、逆の立場で何が提供できるのかを考えなければなりません。自分が誰と付き合うかは、自分がどんな人で何を提供できるのかによって決まってくるということです。

投稿者 shinoby : 10:09 | コメント (1) | トラックバック

2008年2月15日

読者との長いお付き合い

<業務連絡>
昨日もラジオのこちらの番組(左下の2008.02.14 「グローバルな投資戦略」 をクリックしてください)に出演させていただきました。FPの深野さんと「グローバルな投資戦略」というテーマで話したのですが、キーワードは「ジャック天野」でした。ポッドキャスティングで聴けますのでご興味ある方はどうぞ。
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自分の書いた本がどの位の人に読まれているのかというのには、興味があります。かつては、良い作品を作っていれば売れても売れなくても良い、と思っていた時期もありましたが、やはり何かを伝えたいと思って気持ちを込めて作ったのであれば、たくさんの人に読んでいただき、意見や感想をいただきたいと思うようになりました。

本の売れ行きというのはアマゾンのランキングを見れば誰でも確認できますが、実は「アマゾン=世の中の本の売れ行きの縮図」にはなっていないようです。

自分の経験で申し上げますと、本の販売には大きく3つの流れがあるように感じます。アマゾンをはじめとするネット上、紀伊国屋、三省堂、丸善、有隣堂といった大手の都会型書店、そして郊外や地方にある大規模ではない書店、の3つです。

拙書「資産設計塾」は出版されてから3年が経ちますが、相変わらずコンスタントに売れています。典型的な読者像としては30代男性、丸の内、大手町界隈に勤務する上場企業ビジネスマンではないかと想像しています。地方の小さな書店よりも売場の広い大型店に向いた書籍のようです。

昨年12月に出版したこちらの2冊もお陰様で息の長い作品になりそうです。また、この2冊の特徴として書店での売上のウエイトが高いことがあります。ネットで指名買いをする本というより、店頭で購入される本、になっているのです。こちらの本は来月発売の月刊誌でも取り上げていただけるようです。

マーケットは相変わらず乱高下していますが、相場の状況にかかわらず、資本主義社会に生きている限り、お金との付き合いは一生無くなりません。

資産運用関係の書籍はマーケット連動型と言われ、相場が低迷すると売れない、が定説です。事実、最近は日本株式の書籍はまったく不調ですが、投資関係では分散投資や為替保証金取引(FX)などの書籍は波はあるもののコンスタントに読者が増えているようです。

センセーショナルな内容で短期的に受け入れられる書籍ではなく、長い間読者の方に読んでいただけるような作品をこれからも丁寧に作っていきたいと思っています。新しい書籍の企画もいくつか並行して進んでいます。最新情報はこのブログでお知らせしていきますので、よろしくお付き合いください。

投稿者 shinoby : 06:11 | コメント (2) | トラックバック

2008年2月14日

会社でチョコレート

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昔、勤務していた銀行ではある年から2月14日に社内でチョコレートのやり取りをするのが、禁止された記憶があります。どこかの店舗の女性が社内便(社内を行き来する郵便)にチョコレートを入れて送ったところ、途中で溶けだして大変な騒ぎになったのが禁止のきっかけだとか。

最近の日本のデパートでの騒ぎを見ているとたしかに過剰な気もしますが、甘いものがあまり得意ではない私でも、甘さを抑えたビター系のチョコレートはお酒にも合うし、食べ始めると止まらなくなります。

そんな決まりがない、今の会社でもチョコレートをもらうことは無くなりました。いや、今年はチョコレートを家から持って行って社員に食べてもらおうと思っています。甘みを抑えた2種類の手作りチョコです。もちろん私には作る能力はありませんでしたが。

義理チョコが乱舞する光景は何だかバブルの頃を思い出すようで、勿体ないと思ってしまいますが、おいしいものを少しだけ味わうのは良いものです。イベントが盛りあがることで、日本には世界中から様々なチョコレートが入ってくるようになりました。今日一日くらいは、オフィスが甘い香りに包まれても許されるでしょう。

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2008年2月13日

1粒で3度味わえる「破壊的」名作

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本というのはタイトルと装丁、に内容がフィットしたとき、ピントがピタッと合って売れる作品になるように思います。

その意味ではこの作品は極めて異質だと思いました。大手「一流」出版社のダイヤモンド社からの出版ですが、装丁は過激な出版社のノリです。タイトルも含めて意図的に下品に仕上げているのであれば、同社が得意とするマーケティング手法と言えますが、果たしてそこまで計算の上のことでしょうか。

ネットでの高い評価は確認していたのですが、この装丁とタイトルに買うのをずっと躊躇していました。しかし、勇気を出して(!)書店で購入して読み始めると一気に引き込まれ、気がつけば本は折り目(面白いページにつけます)と赤線(価値ある言葉に引いていきます)でいっぱいになってしまいました。確かに名作です。

実はこの作品は不動産投資の本ではあるのですが、マーケティングの本でもあり、自己啓発の本でもあると思いました。

1章、2章は自己啓発
6章がマーケティング
それ以外が不動産投資

と考えると頭がすっきりします。つまり1冊の本に3つの内容が混在しているのです。

恐らく、筆者は脳をフル回転させながら、ハイテンションで作品を作っていったと勝手に想像していますが、とにかくわずか1500円の書籍にこれだけの知識と主張が盛り込まれた本は久しぶりです。著者の今までの経歴を読めば、理解できますが、特に1章2章はかなり過激です。

例えば
■ 労働集約、知識集約、資本集約 の3つのビジネスの方法がある
■ 上場企業のホワイトカラーサラリーマンなどは最もリスクから逃げ回っている部類の人間
■ 借金それ自体は、善でもなく悪でもなくニュートラルな存在
■ チャンスがなかったなんて言うなよ、度胸がなかったんだろ、お前
■ リスクを負わない人間にはリターンを得る資格はない
■ 自分が自分を信頼してあげないで、誰が自分を信頼してあげられるのでしょうか
■ セルフイメージはあなたの意識にブレーキをかける
■ 成功回避傾向のセルフイメージを持っている人は実力があるにもかかわらず物事にチャレンジしない
■ 「世の中金じゃない」と言う人たちは、儲けられないことを合理化するために、このように主張しているのです。

とわずか70ページの前半部だけでも切れ味鋭い言葉が、流れ出しています。

3章は区分所有の徹底批判(一休み)、そして4章、5章が不動産の話です。木造とRCの話など、この2章も切れ味鋭いです。6章がエリアマーケティングの話。六本木に住んでいるのにさいたま市の不動産を購入する理由も笑えます。7章からはまた不動産の話に戻ります。

このように内容がぎっしり詰まった「濃い」作品です。おそらく著者のキャラクターもかなり「濃い」のではないかとウェブの写真から勝手に想像しています。

投稿者 shinoby : 05:28 | コメント (0) | トラックバック

2008年2月12日

銀座、新宿、六本木、渋谷

3連休で東京の繁華街をはしごしました。雪が降ったりして車で出かけることが多かったのですが、インフラの差がこれからの街の魅力に欠かせないように思いました。

インフラというのは車で行く場合、駐車場の使い勝手ということになります。特に雨や雪になったり、寒い日や暑い日に車で出かけるとなると、重要なのは、駐車場が空いているか、駐車場にすぐに入れられるか、そして駐車場は使いやすいか、になると思います。

例えば、渋谷はどの駐車場もキャパシティがあまり大きくありません。東口に行けば少しは空いていますが、デパートのある西側では路上で待たされることが多いのが難点です。これは新宿や銀座も同じです。特にデパートの駐車場は休日はどこも込んでいます。

また駐車場の構造も大切です。古い駐車場は駐車スペースも狭く、入口の駐車券の取り口が右側しかなかったりするのです。また駐車スペースまでのスロープの幅が極端に狭く、自走式で5階6階と上がっていくのは神経を使います。

また駐車してからの目的地までの距離も重要です。古いビルになるとエレベータが1台しかなかったりして地上に出るだけで時間がかかってしまうからです。

そのような観点からするとこの週末に行ってみて使い勝手が一番良いと思ったのは、六本木ミッドタウンでした。外苑東通りの入り口を入ると広いスロープがあって、駐車場にスムースに入れます。降りるとすぐにエレベータがあってすんなりショッピングフロアに行くことができました。雪で外は大吹雪でしたが、濡れることもなく快適に買い物ができ便利です。

お店の好みはそれぞれにあるでしょうが、インフラという観点からすると、新しいビルは改善が重ねられ、アメニティは格段に向上しており、街としての競争力は高まっていると思います。

投稿者 shinoby : 06:11 | コメント (0) | トラックバック

2008年2月11日

不動産は集中投資?

現物不動産投資の本を何冊か読み始めました。割高といわれるようになった国内の不動産ですが、価格がピークアウトして、今後下落することになれば、数年後にバリュー投資のチャンスがあるのではないかと思ったのがそのきっかけです。

分散投資を実践している現状の私自身の金融資産は、為替保証金取引ではレバレッジがかかっていますが、それにしてもせいぜい3倍といったところで、全体としてのリスクは大きなものではありません。株式、債券、不動産(REIT)、コモディティ、などに書籍に書いているような長期分散投資を行い、普段は資産の状況は気にせず、3か月に1回モニタリングすることを続けています。

不動産関係者の書いた書籍を読んでいるうちに、このような分散投資より、集中投資の方がリスクが低いという考え方が不動産投資を実践している方々の間にはあるのではないかと思うようになりました。

私は実践していないので、ここから先はすべて書籍の受け売りと自分の勝手な想像ですが、不動産の現物投資でまず重要なことは物件の選択ではないかと思います。つまり、投資する不動産の立地条件を目利きする能力です。

学生が多い街ならコンビニが近くにあるワンルームが良いでしょうし、郊外であれば駐車場付きのファミリータイプが良いというように需要に合った物件を提供しないと賃料が取れません。また最終的に物件をどう処分するかの「出口戦略」がしっかりしていないと、賃料は入ったが、売却する時損をしてしまうことにもなりかねません。

そのような目利きは結局自分が投資しようとする地域を人より理解していなければなりません。全国の土地をくまなく熟知できるわけありませんから、結局は物件を自分が得意な地域で集中させた方が物件選択で失敗するリスクは下がるように思うのです。

また1戸に投資すると空室率は0%か100%ですが、10戸に投資すれば1つ空室になっても空室率10%で分散されることになります。つまり投資金額を大きくした方が物件の数を増やすことができ、リスク分散になると考えることもできるのです。そしてそのためには自己資金以外の融資でどこまでお金を引き出せるかというレバレッジが大切になってくるのです。

少ない自己資金で物件を自分の得意なエリアで見つけ出し、複数の物件に集中投資することでリスクを分散する。このように本を読む限り、実物不動産投資とは分散投資とは相容れないもののように思えてきます。本当にそうなのでしょうか?

何でもわからないときは、好きでやっている専門家の意見を直接聞くのが一番です。2つの投資手法の違いについて、自ら実践している現物不動産投資の専門家のこの方この方に聞いてみようと思います。

投稿者 shinoby : 11:14 | コメント (2) | トラックバック

2008年2月10日

南青山で一休み

080210purecafe.jpg

青山界隈にたまに出かけるのですが、何でも値段が高いのにはうんざりします。駐車場は30分400円、つまり1時間で800円が当たり前。ちょっと車を置いておくとすぐに2,3千円はかかってしまいます。食事をするお店も全体に割高です。カフェなどは雰囲気は良くても、狭い店内に詰め込まれて平気でコーヒー600円となってしまいます。スタバもありますが、割安に見えるせいか、店内はいつも混雑していてここもまた落ち着けません。

アヴェダという化粧品の会社を知ったのはつい最近ですが、そのショップの横に併設されているカフェがあります。南青山の狭い道を入ったところにあるのですが、このカフェは落ち着けます。

餃子事件を機に食に対する関心が高まると共にマクロビオティックスとかオーガニックが話題になっていますが、このピュアカフェは正確にはヴィーガンカフェというカテゴリーらしいです。ヴィーガンとはVeg(etari)an(ヴェジタリアン)を短縮して作られた言葉で、動物性の食物を一切取らない人のこと。蜂蜜や卵や牛乳といった動物性の素材が使われた製品も使用しない。ストイックな食生活です。

私はヴィーガンではありません(ブログ読めばわかりますね・・・)。その対極にいるような食生活をしているのですが、このお店は、ヴィーガンのストイックな雰囲気を感じることもなく、私のような雑食人間でも気持ちよく時間が過ごせるのが良いところです。

素材を厳選しているのと調理に手間がかかるせいか、価格は全体にやや高めです。しかし周囲の青山価格と比較すればこの満足感は割高に感じることはありません。

青山に出かけて一休みしたくなったら探して行ってみてください。

ピュア カフェ(PURE CAFE)
03-5466-2611
港区南青山5−5−21
アヴェダライフスタイルサロン&スパ 1F

投稿者 shinoby : 10:00 | コメント (1) | トラックバック

2008年2月 9日

代打「日本株は底打ちしたのか?」

木曜日にラジオ番組に急遽代打として行ってきました。いつもは月曜日だけなので今週は2回になりました。
こちらの番組です。過去の音声もポッドキャスティングで聴けますのでよろしければどうぞ。

ちなみに木曜日のパーソナリティはFPの深野康彦さんです。テーマは「日本株は底打ちしたのか?」でした。

詳しくは音声を聴いていただくのが一番ですが、こんな話をさせていただきました。

■ マーケットは欲望と恐怖のゲーム

■ 昨年末の新聞の識者の意見は当たっていない
専門家の意見は参考にしても鵜呑みにするな

■ 私が最も信頼する予想家は「過去データ」
ただし、深さは予想できてもタイミングは予想できない

■ 短期で見ると、先月の日経平均の高値と安値は
4日の15,156→22日の12,572 17%の下落
過去の月間最大下落20.2% 多くは15%程度まで
とすると、1月22日は月間で見れば下げの限界に近く、買ってよい水準だった

■ 長期では、過去の年間最大下落率41.5%から計算してみる
昨年の日経平均高値から41.5%下げた水準は日経平均で10,700円

■ ボラティリティが高いのは市場参加者が不安な証拠
当面不安定な動きが続く、今は欲望より恐怖を感じる人が多数派

■ 不安定な動きの中で、市場に歪みが出てバーゲンになる可能性がある

■ 下落相場の大底で買うことはできない

相場がいつ反転するのか、いつ落ち着くのかは予想できませんが、どの程度まで下がる可能性があるのか、は過去の変動から予想しておくことが重要です。それをベースに最悪の場合、どこまで自分の資産が減ってしまうか覚悟することができるからです。その覚悟ができない人は耐えられる水準までリスクを減らしておくべきだと思います。


投稿者 shinoby : 10:26 | コメント (2) | トラックバック

2008年2月 8日

バカで浮気で無責任?

Asahi.comで面白い記事と呆れた記事を見つけました。

1つはパチンコの景品を使った裁定取引の話、もう1つは経済産業省の事務次官の「デイトレーダーはバカで無責任」発言です。


まず、こちらの記事は、金価格の上昇でパチンコの景品カードを使った裁定取引がはじまっているというレポートです。東京都遊技業協同組合が使っている、金0・3グラム(千円)と1グラム(2500円)を埋め込んだ2種類のカードが、金価格の上昇でカードとして使うより、金として売却した方が価値がでる事態になっているのです。金価格は昨年9月に1グラム2645円、10月2832円、11月には最高で3070円。金価格が上昇すると、交換所に持ち込まず、カードを転売して利ざやを上げるケースが増えて、ついには交換所の前で客と「商談」する買い取り屋も現れたとのこと。

まさに市場の歪みを利用した、アービトラージ(裁定取引)です。現在は対策が取られているのでしょうか?

一方のこちらの記事は経済産業省の北畑隆生事務次官の講演会での発言。

記事によれば、

●デイトレーダーは経営にまったく関心がない。本当は競輪場か競馬場に行っていた人が、パソコンを使って証券市場に来た。最も堕落した株主の典型だ。バカで浮気で無責任というやつですから、会社の重要な議決権を与える必要はない

●米系投資ファンドのスティール・パートナーズは株主、経営者を脅すバカで強欲で浮気で無責任で脅す人というわけですから、七つの大罪のかなりの部分がある人たちがいる

だそうです。講演の一部だけを「公正な新聞社」の報道だけから判断するのは勇気が要りますが、「講演会で眠い目をした人に難しい話をしているのだから、少しはおもしろく言わないと聞いてくれない。」と言い訳しているのが事実だとしたら、困った人ですね。

ちなみにこの方は、かつて1980年代の円高時代に、老後を海外で暮らそうという「シルバー・コロンビア計画」を通産省で発表して有名になった方。日経新聞(1月8日)の朝刊のコラムでも紹介されていましたが、「退官後は天下りなんかせず、スペインに移住する」と公言しているそうです。

投稿者 shinoby : 09:42 | コメント (1) | トラックバック

チャイナフリー

<業務連絡>
昨日からグーグルのアドセンスを導入しました。検索窓も設置しましたのでご活用ください。サイト内検索もできるので便利です(例えば「グルメ」で検索してみてください→)。
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中国製の餃子の食中毒問題が連日ニュースで報道されています。被害に遭った方は本当にお気の毒ですし、一日も早い回復をお祈りしたいと思います。しかし、一方であれだけ毎日ニュースで「餃子、餃子」と連呼されると、不思議なもので段々餃子が食べたくなってくるのです。

実は私と同じような気分になった人は意外に多いようです。冷凍餃子が食べたいとはさすがに思いませんが、安全な餃子であれば食べたいと思っている人が、ニュースの影響で増えているのではないかと思うのは気のせいでしょうか。

一番安心な餃子と言えば、材料を吟味して自宅で作る手作り餃子でしょう。急に餃子が食べたい、と仕事をしている時に思っても、いきなり餃子を手作りすることはできません。せめてお店に自家製です、と張り紙がしてある中華料理店であれば、取りあえず信用はできます。会社の近くのそんなお店で昨日お昼に餃子を食べてしまいました。

お店で作っているという餃子と麺類のセットを注文し、久しぶりに食べた餃子。しかし、よく考えてみると、一緒に頼んだ麺類に入っている野菜や肉は果たしてどこから輸入されたものなのでしょうか?もしかしたらこれも中国産かもしれません。餃子の安全性だけに中途半端にこだわっている自分が何だかバカらしくなってきました。

別に「チャイナフリー」(中国製・中国産が入っていない)にこだわるわけではありませんが、結局外食をしているということは、今回の餃子の食中毒問題のようなリスクからは完全に逃れられません。冷凍餃子を食べないようにしても、それ以外にもリスクのある商品が無数に存在するからです。これは国産の食品でも同じです。

食生活の本当の安全を突き詰めると、自給自足経済になってしまうのでしょうが、そこまでは現実的には実現不可能です。しかし、口の中に入れるものの選択については、これまで以上にコストをかけてでも真剣に考える必要があるでしょう。例えば、低価格のファストフード店に入るのは勇気が必要です。

チャイナフリーとは直接関係ありませんが、時々、無性に吉●家の牛丼が食べたくなることがあります。食べても良いのでしょうか?


投稿者 shinoby : 06:22 | コメント (4) | トラックバック

2008年2月 7日

キャプチャ(CAPTCHA)

昔から、ウェブのコメント欄に不思議な図形が出てくることがたまにあって何なのだろうとずっと思っていました。視覚テストのような小さな図形に文字が書いてあり、そこに表示されている数字やアルファベットを入力させるアレです。実はこのブログも、コメントというボタンをクリックするとコメント入力の下にその不思議な画像が出るようになりました。例えばこんな感じです(一番下の方に変な画像と文字があります)。

この機能はCAPTCHA(キャプチャ)と呼ばれるものだということを知ったのは数か月前のことです。早速Wikiで調べてみると「Completely Automated Public Turing test to tell Computers and Humans Apart」(コンピュータと人間を区別する完全に自動化された公開チューリングテスト)の略語と書いてあります。

ブログにも書いたことがありますが、実は昨年からコメント欄に意味不明のスパムコメントが大量に入り込むようになりました。多い時は一日数百通くらい。英語やロシア語のような文字で様々なアドレスから同じ内容のコメントが入り、サーバーの引越しやコメント欄の許可制など、対策を講じてきたのですが、このキャプチャもスパムメール対策の1つです。

スパムコメントというのは、ほとんどが人間ではなく機械(ロボット)が自動的に送っています。そこでそのような機械が送るコメントをブロックするのが、名前の通りキャプチャの目的です。図形を目視して見えている字をタイプするというのは人間には出来てもロボットにはできない高度な技なのです。

まあキャプチャにも問題があることや、完全な方法ではないという指摘もあり、それも事実だとは思います。しかし、実装してからコメント欄に入ってくるスパムコメントは今までのところまったくなくなり、まずは導入の成果があったと思っています。これで間違えてせっかく頂いたコメントを削除してしまうようなことは、(今までも無かったと思いますが)これから防止でき、何よりスパムコメントの削除作業から開放されるのがとても助かります。

というわけで、コメントを投稿される方にはご負担かけますが、このような理由をご理解いただければ幸いです。

ちなみにキャプチャについては今回お世話になったこの方のブログにMT(ムーバブルタイプ、ブログを作るための代表的ソフト)上での作成についてマニアックなことが書いてあります。ご興味ある方はどうぞ。

投稿者 shinoby : 06:20 | コメント (0) | トラックバック

2008年2月 6日

現場力

<業務連絡>
この動画企画でもお世話になった、セゾン投信さんへの応援メッセージが掲載されました。
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オフィスがご近所の会計士の方(ブログは高度な内容をわかりやすく説明していて面白いです)とランチをする機会がありました。大手の監査法人に勤務をしながら、講演や原稿執筆などもされているということですが、会計士という職業柄、外部にお名前を出せないことが多いようです。そんな訳で運営されているブログにも社名は出てきませんし、本名も明かされていません。

勤務先の監査法人での仕事はM&A案件にかかわるデュー・デリジェンス(投資先の資産精査)を担当されているとのことです。最近は地方の案件が増えたようで、出張も多く、限られた時間で成果をきっちり出さなければならない肉体的にもハードな仕事です。しかも、この業務では会計士は依頼側に使われる立場です。企業価値の算定プロセスでは依頼者サイドとの激しい議論もあったりするようで、精神的にもタフでなければ務まりません。彼が敢えてそのような仕事に自ら足を踏み入れる理由は

「現場が見えなくなるのが怖いから」

でした。どのような業界にも技術進歩や法制度の変更、新しい商品やサービスの導入といった変化があります。会計士の世界も例外ではありません。常に現場にいて最新の情報に触れていること、その中で自分を磨き価値を維持・向上させていくことが、現場力になり知識や経験の陳腐化を防ぐのです。この理由には納得感がありました。

金融、資産運用の分野でも現場力の重要性は同じだと思います。ほんの数年前に無かった商品やサービスが次々に登場しています。このような情報に対する感性は商品・サービスを提供する金融機関側にいてはじめて本質を理解できる場合が多いと実感しています。

私の仕事のビジョンの1つに、個人投資家のために出来るだけ正確で迅速に公平な情報提供サービスをすること、というのがあります。それを実現するには、特定の金融機関に関係して業務をしていることは公平性の点からはプラスになりません。自分が所属する金融グループの商品・サービスにどうしても偏った知識・経験になってしまうからです。他社の商品に関しては比較することはあっても、すべての商品・サービスを網羅的に理解しているとは言えない部分も出てきます。

しかし、一方で完全に独立した組織として外部から第三者的に情報提供を行おうとしても限界があると実感することもあります。それは、僭越ながら金融の専門家と言われる方で、現場が見えていないな、と思うコメントを見かけたりするときです。本人の能力や努力の問題ではなく、現場に近いところにいないからだと思います。個人投資家と直接コンタクトする機会、商品開発実務担当者やお客様とのコミュニケーション、といった環境が無いと微妙なチューニングがずれてくる可能性があります。私自身、セミナーや勉強会で受講者の方から多くのことを教えていただきました。また商品開発に携わる中で磨かれる感性もあると思っています。そのようにして得られるものが「現場力」だと思っています。

現場力の話はここで終わりですが、
実は夕方、今度は別のお世話になった方とお会いしました。仕事を慌てて終わらせ、銀座4丁目のお寿司屋さんFに。築55年の日本で最も古いお寿司のお店の1つということでした。

ディナーが終わって駅からの帰り道、あることに気がつきました。

「そう言えば、今日はお昼もお寿司だった!」会計士の方とのランチも京橋のお寿司屋さんだったのです。

昼と同じものを食べていることを夕食の後まで思い出せない・・・。少し疲れているようです。

投稿者 shinoby : 08:08 | コメント (0) | トラックバック

2008年2月 5日

上から目線

<業務連絡>
東洋経済新報社のベスト投資信託ガイドの「投資力アップに役立つ本:投資力強化にはコレを読め!東西の名著が大集結」の10冊の本の中に拙書「資産設計塾」が選ばれました。
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資産運用に関する投資教育や投資啓蒙といった仕事をしていると、「教育」「啓蒙」といった言葉自体が「教えている」「わからない人を指導している」といった「上から目線」になっていないか心配になることがあります。「教育」できるほど立派なことをしている意識は無いのですが、知らず知らずのうちにそんな風に見えていないのか。気をつけるようにはしているつもりですが、自信はありません。

株式評論家や自己啓発本の著者の方の中には敢えて意識的に「上から目線」で情報発信をしている確信犯の方もいるようです。自分の主張や実績を上から目線で出すことによって、周囲を圧倒し、意見に賛同を得やすくしようという考えです。これは、「素人にはわからないかもしれないが」とか「だからあなたは私のようにいつまで経っても負け組から這い上がれない」などと上から目線で言われることが好きな人がマーケットに存在するからこのようなアプローチが成り立つのだと思います。

資産運用について言えば、残念ながら「専門家」の皆様の予想ははずれてばかりです。後講釈で相場解説ができる人はたくさんいるのですが。残念ながら「素人にはわからないこと」などあまりありません。そんなことを考えていると資産運用の世界で「上から目線」で語ることはおこがましい行為であることがわかります。

資産運用を学んでできるようになることは失敗しにくい方法を学ぶことだけだと思います。相場が下落するタイミングは予想できないとしても、下落したらどうするのか、どの程度まで下落する可能性があるのかを知っておくことは役に立ちます。地震予知は極めて難しいとしても、もし起こったらどうするかを考えることには意味があるのと同じです。

自分が思っていることが周囲にどう伝わるかは、自分の想像とは異なる方向になることも多いものです(特にメールやブログなどの文章では)。常に気をつけるようにしたいと思っています。

投稿者 shinoby : 06:27 | コメント (1) | トラックバック

2008年2月 4日

食のトレードオフ

冷凍食品の食中毒問題で食品の安全性に対する不安が広がっています。

原因の究明をするとともに、食品を製造・流通・販売した会社に責任が無いか調査すべきですが、このような食品問題が話題になるといつも思うのは、消費者の食品との安易な付き合い方にも問題があるのではないかということです。

食品の情報に関してメディア(報道、広告・宣伝)の情報を無批判に受け入れ、信じてしまっている現実です。

例えば、健康食品といわれるものですが、本当に健康に良いのか判断に苦しむものがあります。ゼリー状になっている栄養補給剤や健康機能食品と言われるものの裏側の表示を見ると、カタカナ表示の添加物が大量に入っていることがわかります。人体に対する悪影響が無いことは確認されているのでしょうが、このような健康食品で本当に健康になれるのでしょうか。

また脂肪がつきにくい油とか、脂っこい食事の後に飲むと良い中国茶とか、カテキンがたくさん入っている日本茶とか、良く考えると自然のものを人間が人為的に改良したものばかりです。そのような食品で生活習慣病になりにくくなるほど、人体というのは単純なものなのでしょうか。

確かに、食品の安全性は効用の評価は難しいものだと思います。自然界にも有害な物質や食べ物はたくさん存在しますし、体に有益な食品の中にも食べ過ぎると健康に良くないものがあったりします。健康に良いか悪いかは絶対的なものではなく相対的なものであるともいえるのです。

結論は無いのかもしれませんが、農薬や化学肥料を使わない自然に近い状態の食品をバランス良く食べることが食の安全に一番近いのではないかと個人的には思います。しかし、そのような食生活を行おうとすると、材料にもお金がかかりますし、調理するのも手間がかかり、忙しい現代人にはやりたくても限界があります。

食にかける時間とコストが健康とのトレードオフだとすれば、健康のために時間とコストをどこまでかけるのかを自分自身で判断しなければならないのだと思います。少なくともコンビニ弁当、ファストフード、冷凍食品を食べているだけでは食中毒にならないとしても健康にもなれないのではないでしょうか。

投稿者 shinoby : 08:12 | コメント (3) | トラックバック

2008年2月 3日

日帰りの名古屋

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名古屋証券取引所のウィンターセミナーで午前と午後の2回、「個人投資家の投資収益向上法」というテーマでお話させていただきました。

1月も厳しい相場が続きましたが、個人投資家は「専門家」の相場見通しに振り回されるのではなく、過去から学ぶべきであることを具体的な数字で説明しました。そして具体的な投資収益向上法として3つの方法を提案しました。これは私自身が実践している方法でもあります。

 メンタルコントロールできる取引方法を活用する
 市場平均を超える投資判断ができるようにする
 リスクを取りすぎず、長期で続けられる「仕組みを作る」

会場は2回とも200人近い方にお集りいただきましたが、早速出席された方からのメールもいただきましたが(Kさんありがとうございます)、言いたいことはしっかり伝えることができたようで良かったです。

午前と午後の間の時間が3時間あったので、名古屋証券取引所の藤岡さんに教えていただいた(手書きの地図までいただき感謝です)こちらのお店へ歩いて行ってみました。会社のグルメな同僚の方のご紹介ということでしたが、きしめん入りのビーフシチューという名古屋ならではのユニークなランチを楽しめました。

お店は和風のゆったりとした席配置。ジャズがかかっていて落ち着けます。出てきたビーフシチュー(1800円)はふたを開けてもらうとまだグツグツ煮立っています。熱々を小どんぶりに移してハフハフしながら食べていきます。行儀が悪いと知りつつ、一緒に注文したご飯をシチューの中に入れて混ぜて食べると見た目はともかく味は最高です。

中に入っていたきしめんも歯ごたえのあってシチューに違和感なく入っていました。トマトソースのフェトチーネを食べているような感覚です。結構ボリュームがあったのですが気がつけば完食。この、こってり感はやはり名古屋フードの伝統です。

寒い一日でしたが、体が温まり午後も元気に講演ができました。名古屋証券所の皆様、お世話になりました。そして、会場にご来場の皆様、ありがとうございました。

十の字
名古屋市東区泉1-11-35
052-962-7277
第3日曜日お休み

投稿者 shinoby : 11:07 | コメント (0) | トラックバック

2008年2月 2日

1月の新刊本

先月出たばかりの2冊の本を読ませていただきました。

単行本が文庫化されたこの本と、私のお気に入りの光文社ペーパーバックスのこちらの本です。


最近は環境評論家としても活躍中のこの方とはもう20年以上のお付き合いになりますが、日本力(日本刀とよく間違えられるらしい)は日本に対する悲観論を吹き飛ばす爽快感のある作品です。日本人の悲観主義についての指摘は昨年末からの国内の論調を見ているとまさにその通り、と言いたくなります。

この本から学べることはマーケットというものは相対的なものであること、そして極端な楽観主義や極端な悲観主義があるときは逆方向に振れる可能性があるチャンスだということです。中国、インドをはじめとするBRICs諸国への過剰な期待や極端な警戒に振り回されてはいけません。

本書で展開されているような日本についての楽観論は今は受け入れられないかもしれません。しかし経済の動きというのは循環的なものもあります。日本経済に対する悲観の極の先には新しい時代が来る可能性もあるのです。

一方の「成功本50冊・・・」は厳選した成功本について1冊4ページで解説するという企画です。「週末起業」「いつまでもデブと思うなよ」「日本のお金持ち研究」・・・・50冊の書籍の選択基準には正直疑問を感じるところもありますが、今まで読んだことのない本を知るのには役立ちました。早速取り上げられた本の中から1冊を書店でチェックしてしまいました。

本書は269ページからのパート3が役に立ちます。299ページまでの30ページを立ち読みして、価値があると思えば買えばよいでしょう(筆者はデザートを先に食べるな、と言っていますが)。

成功本を馬鹿にしている人が言うセリフ「成功本を読んでいるのになぜ貧乏なのか?」。著者にはこの疑問を著者自身の成功を通じて解決し、次作を出してほしいと思います。

投稿者 shinoby : 06:31 | コメント (1) | トラックバック

2008年2月 1日

寝坊

女性に比べると男性は朝の身支度に時間がかかりません。

髪の毛も普通は女性の方が長いですから乾かすにも時間がかかるでしょうし、お化粧は男性にはほとんど縁の無い作業です。また洋服も男性であれば、通勤ならシャツとネクタイが決まればスーツはそんなに選択に悩むようなものではないでしょう。

ちなみに私は、朝シャワーしても髪の毛はタオルで拭くだけでドライヤーを使いませんし、会社にもスーツを着ていくことは年に数回あるか無いか程度ですが、出かけるのに意外に時間がかかるのです。

最近平日は5時50分に目覚ましをかけて、起きるのがパターンになっています。そしてまず起きるとメールのチェックです。PCを開けてメールに一通り目を通すと、今度はこのブログを書き始めます。寝ている間にナゼか書くことが決まっているときもあれば、PCに向かって何も考えずに取りあえず書き始めてみることもあります。調子が悪くなければ何とか書けてしまうものです。

そしてその合間に腹筋と腕立て伏せ、です。腹筋はトレーナーの方に力が逃げない正しい方法を教えてもらい、その方法で、腕立て伏せはなるべくゆっくり筋肉を動かすようにしていますが、慌しいときはどうしてもスピーディになってしまいます。

ここまで終わるとシャワー。そして着替えて、朝食を食べて、出かけます。これだけのことをやると大体1時間以上かかってしまいます。それでも7時過ぎには家を出るようにしています。

いつもはこんなパターンだったのですが、今朝はふと目を覚ますと時計は7時10分。慌てて起きてシャワーだけして、家を飛び出しました。起きて→シャワーして→着替えて→出かける、これだけだと10分で出来ました。

ということで今日は始業時間前に会社からブログを書いています。腕立て伏せと腹筋は夜帰宅後に家でやることになりそうです。

投稿者 shinoby : 08:23 | コメント (0) | トラックバック