上から目線

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<業務連絡>
東洋経済新報社のベスト投資信託ガイドの「投資力アップに役立つ本:投資力強化にはコレを読め!東西の名著が大集結」の10冊の本の中に拙書「資産設計塾」が選ばれました。
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資産運用に関する投資教育や投資啓蒙といった仕事をしていると、「教育」「啓蒙」といった言葉自体が「教えている」「わからない人を指導している」といった「上から目線」になっていないか心配になることがあります。「教育」できるほど立派なことをしている意識は無いのですが、知らず知らずのうちにそんな風に見えていないのか。気をつけるようにはしているつもりですが、自信はありません。

株式評論家や自己啓発本の著者の方の中には敢えて意識的に「上から目線」で情報発信をしている確信犯の方もいるようです。自分の主張や実績を上から目線で出すことによって、周囲を圧倒し、意見に賛同を得やすくしようという考えです。これは、「素人にはわからないかもしれないが」とか「だからあなたは私のようにいつまで経っても負け組から這い上がれない」などと上から目線で言われることが好きな人がマーケットに存在するからこのようなアプローチが成り立つのだと思います。

資産運用について言えば、残念ながら「専門家」の皆様の予想ははずれてばかりです。後講釈で相場解説ができる人はたくさんいるのですが。残念ながら「素人にはわからないこと」などあまりありません。そんなことを考えていると資産運用の世界で「上から目線」で語ることはおこがましい行為であることがわかります。

資産運用を学んでできるようになることは失敗しにくい方法を学ぶことだけだと思います。相場が下落するタイミングは予想できないとしても、下落したらどうするのか、どの程度まで下落する可能性があるのかを知っておくことは役に立ちます。地震予知は極めて難しいとしても、もし起こったらどうするかを考えることには意味があるのと同じです。

自分が思っていることが周囲にどう伝わるかは、自分の想像とは異なる方向になることも多いものです(特にメールやブログなどの文章では)。常に気をつけるようにしたいと思っています。


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コメント(1)

いつも楽しく読ませていただいてます。Moleskineも愛用するようになりました(笑)。

本日のコメント、仰る通りだと思います。金融市場という不確実性の世界に生きているわけですから、「無知の知」のような謙虚さが大切になるのでしょうね。

SHINOBYさんのコメントは、食べ物の話題にしても、今を楽しく生きる生活者の目線だと思います。これからも、生活者の目線で分かりにくい資産運用について教えていただければ幸いです。

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このページは、shinobyが2008年2月 5日 06:27に書いたブログ記事です。

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