不動産投資を考える

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24日に発表された公示地価は上昇率が昨年に比べ鈍化。都心郊外のマンションなどは年後半から値崩れするのではないかという先安感がマスコミの共通した報道内容になってきています。果たしてそうなるのでしょうか?

そんな不動産に対する個人投資家の投資方法としては、現実的にはREITを活用する方法(人にやってもらうアクティブ不動産運用)と実物不動産投資(高レバレッジの自分でやるアクティブ不動産運用)に限定されるのではないでしょうか。

ところで、日本の不動産市場についての分析、そしてREITの個別銘柄分析に関しての日本の第一人者と言えば

この方ではないかと思います。今回の公示地価についてもこんなコメントが紹介されています。

そして実物不動産投資を実践しているのが、JFAの束田さんです。実践しているノウハウを講師として個人投資家に公開しています。

そんなお二人にお話をたっぷり聞いた修了者特典動画2を来月公開します。動画を観るためには条件がありますが、マネックスメールにその概要を紹介していますのでよろしければこちらもご覧ください。束田さんが紹介している不動産投資に向いている人の条件がユニークでした。

・不動産が好きである
・几帳面である
・粘り強い性格である
・強い意志を持っている
・勉強好きである
・面倒くさがり屋さん
・早期リタイアメントしたい方
・マイホームをお持ちの方
・マイホームをまだ購入されていない方
・賃貸暮らしの経験がある方


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カモ式 :

>REITの個別銘柄分析に関しての日本の第一人者と言えばこの方
みずほの石沢氏ですか。確かに大手メディアにはよく出てきますが、REITアナリストと言えば山崎成人氏ではないかと。専門誌では山崎氏もよく登場します。個人投資家の視点に立ち、きっちりREIT批判もしてくれますのでなかなか参考になります。

REIT関係の情報サイトでは雪風ファンドのJ-REIT研究室も有用です。ページの下の方のコラムは秀逸(あんまり更新されませんが)。リンクされているREIT掲示板は、参加者増加でかつてよりは大きくレベルが低下してしまいましたが、たまに面白い投稿もあります。

さて、ここでカモ式のワンポイントチェック。価格下落で配当利回りが10%を超えるREITもでてきました。利回り10%に飛びつく人がいるカモしれません。でも10%にはそれなりの理由があります。飛びつく前にその高配当の源泉がどこから出てきているかチェックしてみましょう。

例えばこの銘柄
この銘柄は第3期決算で当期利益1,232百万円を計上していますが、なんとこのうちの4割弱の471百万円が物件売却益。もし売却益がなければ配当は8,300円程度、配当利回りは6%程度になったと思われます。

物件売却は翌期以降の減収要因になります。配当した売却益の分だけ時価ベースの総資産は減少するのでNAVも減少します。この銘柄の場合、翌期も売却で増配を見込んでおり、これじゃタコ配と言われてもしょうがないでしょう。こんなのは長続きするはずはありません。

もちろん売却で手にした資金で別のビルの購入に充てることができます。ただし減収を避けるためには、ボロビルや地方などのハイイールド物件に手を出さない限り、売却したビルの時価(≒売却代金)と同じボリュームの資金が必要です。

そうすると配当で流出した分資金が足りなくなるので、過去の減価償却による内部留保で間に合わせない限り、資金調達、つまり増資か借金が必要になります。増資で調達すれば希薄化で分配金が下がってしまうので借金で調達することが多いです。これで収入と分配金の両方を維持することが可能になりますが、これを繰り返せばどんどんレバレッジが高まっていくので、やはり長続きしません。結局「悪い」増資につながりやすくなります。負け組REITは増資すると投資口価格が大きく下落する傾向があります。

と、偉そうなこと書きましたがREITの設えは単純なので一般事業会社の株の分析より簡単。どの銘柄も不動産賃貸業しか営んでないし、銘柄比較も時系列比較もやり易い。そのうえ不動産賃貸業の売上は物件の入り繰りがさえなければ固定的で安定してます。また、投信なので一般事業会社より情報開示も充実。企業分析の入門としてREIT分析をやるのはいいカモしれません。

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このページは、shinobyが2008年3月26日 09:09に書いたブログ記事です。

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