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2008年3月12日
本領発揮
(レバレッジ)本田さん、(勉強法)勝間さんをはじめとして去年から今年にかけて、周りに書籍を出される方が増えています。いや、出すだけではなく10万部20万部は当たり前。世界が違います。
昔は知り合いが本を出版したと聞いただけで「スゴイ」と感動していたのですが、さすがに皆さん、ここまでブレイクしてしまうと知らない間に感覚が麻痺してきました。
それにしてもこれだけのヒット作を短期間に連続して生みだせる能力、あやかりたいものです。私自身、書くことはまったく苦にならないのですがそれでも、日中仕事をしながら、残りの時間で自分で原稿を書くとすると、さすがに年に4冊くらいが限界です。通勤電車の行き帰りで原稿書いてもなかなか進みません。
そんな呑気なことを言っているうちに、また知り合いの皆様が次々に新作を発表しアマゾンの上位を独占しています。
今回読ませていただいた泉正人さん、野尻哲史さん、そして橘玲さん、それぞれの方の得意分野の実力がいかんなく発揮された3冊はどれも一読の価値あり、です。
泉さんの本は社長業に忙しい泉さんが、いかに仕事を効率化するかについてのノウハウをまとめたものです。書籍に書いてある通り、泉さんはお会いするといつも余裕の雰囲気です。時々「本当に仕事してますか?」と突っ込みを入れてしまうくらいいつも楽しそうで、のんびりと仕事をしているのです。その一方で着々とビジネスを広げています。この本は当たり前のようなことがとてもシンプルに書いてありますが、実践している人の言葉には重みがあります。
野尻さんが翻訳された本は伝説のファンドマネージャーの投資手法をまとめた本です。アクティブ運用でファンドマネージャーがどのような相場の見方をしているのか、そして新しい投資アイディアはどうやって見つけるのか。付録のファンド運用実績を見ると、運用した「スペシャル・シチュエーション・ファンド」の凄さがわかります。
そして最後は橘さんの本です。今回の作品は「海外投資を楽しむ会」10周年記念作品ということで、過去の作品の集大成のような構成になっています。橘さんの一八番である、オフショアマーケット、レバレッジ取引、世界分散投資、パーマネントトラベラー、プライベートバンクといったテーマがコンパクトにまとめられています。もはや投資本というより、金融エンターテイメントと言える領域に入っています。
3冊とも共通するのは「強みに特化している」ということです。
泉さんは・・・ラクをして大量の仕事をこなすノウハウを
野尻さんは・・・アクティブ運用の付加価値の分析を
橘さんは・・・海外投資のマニアックな知識とストーリーテラー能力を
エリアは違いますが、どの分野でも何かを極めた人の言葉にはそれぞれに魅力があって、高い価値が生まれることを実感しました。
ちなみに読みやすさからすると泉さん>橘さん>野尻さん ですが、マニア度からするとその逆になります。
投稿者 shinoby : 2008年3月12日 05:59
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コメント
>さすがに年に4冊くらいが限界です。
気にすることないですよ。本を何冊書くかではなく何を書くかが重要でしょう。内容が伴わなければ何冊書いても仕方がない。世の中には読む価値のある本よりもそうでない本の方がはるかに多いですからね。
私の大学の時の恩師は、本は一生に一冊だけ内容のしっかりしたものを書けばいいと言っていました。結局、一冊も残さずにガンで逝ってしまいましたけど。
ソクラテスも著作を残しませんでしたが、彼が残した言葉は現代まで語り継がれています(まぁ弟子のプラトンが書いたからではありますが)。ビジネス本を連発する人たちは、古代ギリシャで言えばソフィストですね。
投稿者 カモ式 : 2008年3月12日 19:24
ディスカヴァーの干場です。shinobyさんは、忍さんだったのですね。失礼いたしました。そして、お世話になっております。2月27日の記事で、光文社さん、幻冬舎さんといっしょに、並べていただいていたとは! 光栄です。ほかにも、ベンチマークしておりますのは……いやいや、それは、来週に……ということで。ご期待を裏切らないよう努めます!
投稿者 干場弓子 : 2008年3月16日 01:46
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