勉強成果=「地頭」X「戦略」X「時間」X「効率」
光文社ペーパーバックスBusinessは引き続き快走を続けています。3月に出たばかりの新刊のこの本は、「勉強」ができるようになるための具体的なノウハウが詰め込まれた実践書です。実力はあるのにテストで力を発揮できない、という人には一読の価値ある智恵が満載されています。
勉強ができるということと、実力がある、頭が良い、ということは必ずしも関係ありません。有名大学を出ている人が必ずしも優秀とは言えないことからもそれはわかります。「勉強ができる」とはテストという決められた時間に限られた問題を解くというゲームの中で、良い結果を出せる人にすぎないからです。
著者は勉強とは元々の頭の良さ、テストをどうやって攻略するかの戦略、勉強にかける時間、そしてその効率の掛算によって成果が決まるとしています。この中で著者独自のノウハウと思ったのが「戦略」と「効率」です。
テストというのは「戦略」の立て方で結果は大きく変わります。本質的な理解をしていなくてもテストで何が聞かれるかを知っていれば結果が出るからです。つまりテストで聞かれそうなことを集中して勉強しておくべきなのです。
141ページから書かれている目標の期限設定、目標の横への要素分解、縦への時間分解という考え方は、効率化のための最短距離を見つけ出す方法です。テストだけではなく仕事にも応用できるように思います。
また効率をコツと集中力だとしているのも納得できます。コツというのは一言で言えば問題を解いて学習することを中心にすること、です。テスト本番では問題を解くわけですから、基本を理解したら参考書を読む(=インプット)より問題を解く訓練をする(=アウトプット)方が効率的です。アウトプット志向にするということです。
また集中力を高めるには毎日を本番環境にしてみることです。当日に最高の結果を出すためには精神的な安定も重要だからです。
「勉強ができる」「テストで点が取れるようになる」ための本として、952円の元は充分に取れると思いました。
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16倍速勉強法 (Kobunsha Paperbacks Business 15)
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