孤独のグルメ おかわり
書店で偶然見つけたこの本を条件反射的に購入してしまいました。文庫版にはずいぶんはまりましたが、文庫版が気に入っている私のような人には収録されている作品が同じでも、サイズが大きくなったこの作品も買う価値があります。
巻末に収録されている鼎談を読んで、新装版の大きな絵を見て気が付きましたが、この漫画は実は絵がとても美しいのです。精密な描写は、ゴルゴ13のようなリアリティを生みだしています。そんなリアリティを日常生活の食事をテーマに作り出すのは困難な作業だと思うのですが、ストーリーと同じくらい絵が貢献しているのだと感じました。
作品は文庫版に収録されていた18作品にSPA!2008年1月15日号に掲載された特別編が追加されています。何度も読み返して暗記しているくらいの、同じストーリーなのですがきれいな印刷で読み返すとファンにはたまらない気分になれます。テレビで観ていたのを映画館で観るような驚きがあります。
これも巻末の鼎談で知ったのですが、Youtubeに関西の大学の映画研究会の撮影した実写版孤独のグルメがありました。制作者もかなりの孤独のグルメマニアのようです。川崎の焼き肉をテーマにした8話とジェットシュウマイの6話をアレンジした豚まんの話が撮影されているこれです。セリフが漫画とまったく同じだったりして、マニアックな楽しみはありますが、マンガのイメージを大切にしている方は見ない方が良いかもしれません。
いずれにしてもこの新装版。ご飯で言えばおかわりのようなものですが、こちらも美味しくいただくことができました。
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