タスポの裏にあるもの
<業務連絡>
金曜日の名古屋のセミナーのレポートをさっそく秋元さんがブログにアップしてくれました。
書籍に関してはこの本の著者の木田さんからこんなコメントをいただきました。また水瀬ケンイチさんからもこんな素敵なコメントをいただきました。皆様、ありがとうございます。ただ今アマゾン99位です。
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世の中の新しい規制や対策を見ていると建前上の目的の裏に、本当の狙いが隠されていることがあるのではないかと思ってしまうことがあります。
名古屋に行ったとき、金山の駅前でタスポというカードの勧誘が大々的に行われていました。たばこを自動販売機で買う時に必要になるカードだという説明で、申込をしている人がたくさん並んでいました。
未成年者の喫煙防止対策の一環として、2008年より「taspo(タスポ)」対応の「成人識別たばこ自動販売機」が導入されカードが無いと購入できなくなるということです。しかしこのようなカードで未成年の喫煙を防止することができるとは思えません。
カードを借りて未成年者が使っても機械は認識しませんから、未成年者にカードを自分のカードを渡す大人がいれば抑止力にはなりません。子供が明らかに大人からカードを借りて買っているのを見ても、注意できる人は限られた人だけでしょう。カードによる効果は限定的です。
しかも不思議なことにこのカードは顔写真を入れたICカードになっています。『氏名』・『会員番号』・『顔写真』は、利用者を明確化することで本人への帰属性を高め、譲渡・貸与を防ぎ成人識別の厳格性を高める役割を担っています、というのが目的だと説明されていますが、自動販売機でしか使わないのに写真の意味はあるのでしょうか。 本当に未成年者の喫煙をなくそうとするならもっと効率的な方法があるのではないかと思います。
この取り組みは、社団法人日本たばこ協会(TIOJ)、全国たばこ販売協同組合連合会(全協)、日本自動販売機工業会(JVMA)という3つの団体が行っています。どんな人たちがやっているどんな団体なのでしょうか。
私はタバコを吸いませんが、タスポに限らず喫煙者の日本における立場は年々厳しくなってきています。何だか導入意図のよくわからないカードに自分の写真まで撮影され、いつも持ち歩く。そこまでしてたばこを吸いたい人の気持ちが残念ながら私には理解できないのです。
カードの申し込みキャンペーンを見ていてそんなことを考えました。
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