3冊の本

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<業務連絡>
新版はお陰様で発売6日で増刷が決まりました。引き続き応援よろしくお願いいたします。
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東京から八戸までは片道3時間。電車の中でたっぷりとある時間を楽しみに、3冊の本を持って乗り込みました。

1冊目は最強の集中術。これは集中力を高めるにはどうしたら良いかを書いた実践書。

2冊目はグリーンスパンの正体。米国のFRB元議長でマエストロと崇拝されているグリーンスパンの金融政策はバブルを引き起こしたとする告発本。

そして3冊目は調べる技術・書く技術。現役のノンフィクションライターが書いた書くための方法論の書。

3冊を併読して読み終えることができました。それぞれのカテゴリーが違う本なのでバランス良く楽しむことができました。

「最強の集中術」は集中力を高めるための具体的な方法を解説した本です。オーバーヒートにもならず、やる気が無い状態にもならない最適ゾーンに自分の集中力を持っていくためにはどうしたらいいのか。

最強の集中術を入手する「8つの鍵」として
自分を知る
気分転換
先延ばし撃退
不安を打ち負かす
緊張をコントロール
やる気を奮い起こす
段取りを整える
生活習慣から意識する
をあげています。タイトルを見ると、当たり前のようなことばかり書いてありますが、その中から自分が気がつかなかった方法を見つけ出し実践するだけでも価値があると思いました。この本のキーワードは「フロー」です。

「グリーンスパンの正体」はストーリーを語るよりはまず読んでいただいた方が良いでしょう。この本とのコントラストから、物事を上から見るのと下から見るのでこれだけの違いがあるのか、と考えさせられました。自伝にはどうしても自分に甘くなるバイアスが存在するものですが、ここまで異なる見方になるとそれだけの問題ではありません。本書のキーワードは「グリーンスパン・プット」です。

「調べる技術・書く技術」は、ノンフィクションの取材手法について著者自身の今までのノウハウの蓄積をまとめたものです。マネー関係の取材を受けることが多い立場として読むと、取材する人の準備や細かな気配りによって出来上がったもののクオリティが変わる理由がよくわかりました。取材対象を調べ、取材対象に興味を持ち、他の人とは違った角度から何か価値を生み出さないとレポート自体に価値が生まれないということです。そして取材対象との細かいコミュニケーションの重要性についても同感できることの多い内容でした。

著者の使っている山根式ファイルや紹介されている「知のソフトウェア」(立花隆著、1984年に出た名著)など、情報整理術の書籍としても活用できる内容です。ちなみに、この本のキーワードは「チャップリンのステッキ」です。

長いはずだった6時間の車中は気がつけば終わっていました。

書籍に関してはこちらにまとめてあります。


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このページは、shinobyが2008年5月29日 06:21に書いたブログ記事です。

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