銀座一丁目のフレンチで驚いたこと
銀座で食事をしようとすると予算が気になります。特にワインを一緒に、と考えた場合、ある程度の値段を覚悟しないと出てきたワインリストを見て、がっかり、ということになりかねません。ボトルを1本、2人で開けて、料理も入れて1人1万円程度でとなると銀座ではかなり厳しい条件です。
銀座1丁目にたまたま見つけたこちらのお店はワインにこだわり、それに合った料理を出してくれるいぶし銀のようなお店でした。銀座と言っても昭和通りを少し入ったところ。目立たない看板があって、ひっそりと営業しているところは私好みです。ネットで見つけて偶然入ったのですが、少しオールドファッションな雰囲気で、特にカウンターはゆったり座れることができ、おススメです。
驚いたのはお店に入って少し経った頃でした。
店員の女性からいきなり声をかけられたのです。と言っても、ナンパされたのではありません(←当たり前!)。数年前にマネックスで一緒に仕事をしていたOさんが偶然働いていたのです。ソムリエの知り合いだったことがきっかけで手伝ってほしいと頼まれ週に3回来ているのだとか。元気にテキパキと働いている姿を見て、安心しました。
そんなサプライズのあった夜でしたが、ワイン、料理とも正統派で満足しました。料理は全体に素朴なものが多く、野菜と肉料理が得意なようでした。アミューズに出てきた自家製のハムも美味しかったですが、写真の野菜のエチュベは甘みのあるたくさんの野菜を味わうことができるさっぱりとした一品。田舎風パテやカスレもいただきましたが、全体に重めで、火がしっかり通った料理が多い印象を持ちました。料理もワインもお店の方に相談するのが良いでしょう。
店内は禁煙ですからとなりの席を気にすることなく楽しめます。この日は満席だったこともあり、注文してから料理が出てくるまでのんびりしていました。何というか銀座ではなくフランスの片田舎に来ているような時間の感覚です。せっかちな人には向いていないかもしれません。
銀座らしからぬ場所にある、銀座らしからぬ雰囲気と料理を、銀座らしからぬ価格で味わいたい方にはおススメします。
ヴァン・ド・レーブ
東京都中央区銀座1-20-1 オーキッド銀座ビル1F
03-3563-6040
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