オランダの酒井穣さんと・・・
この本やこの本をお書きになったオランダ在住の酒井穣さんに初めてお会いしました。
書籍やブログを拝見していたので、自分の中でイメージが勝手に出来上がっていたのですが、その想像は良い意味で裏切られることになりました。
おとなしい、物静かな、エンジニアのようなタイプを予想していたのですが、お会いした酒井さんは、体格の良い、とってもおしゃべりな、エンジニアだけどエンジニアっぽく無い人でした(笑)。同じようなことを思う人は多いようで、文章と本人のギャップが面白かったです。
と言っても、文章から感じられる、熱いハートと自分の言葉で論理展開する酒井さんのキャラクターはお話していても同じです。講演を90分ほど、その後は近くのお店でお食事をご一緒させていただきました。
講演ではオランダをキーワードにお話されましたが印象に残ったことをメモしておきます。
■ オランダは国土の25%が水面下にありそこに人口の70%が住む。ネーデルランドとは低い土地という意味
■ オランダ人が好きなことわざ「世界は神が創ったが、オランダはオランダ人が作った」
■ イギリス、フランス、ドイツという強国に囲まれ、差別化によってスイートスポットを見つける国家戦略を考えるようになった
■ 堤防決壊が繰り返され、過去の実績にとらわれず、自分で考えて責任を取る考え方が生まれた
■ オランダではリスクがあるとそれを徹底的にコントロールしようとする。例えば麻薬、カジノ、売春。取り締まっているようで実質野放しの日本とは発想が逆。
■ オランダには運河が多く水死する人が多い。日本ならフェンスを作るだろうが、オランダでは服を着て泳ぐ練習をさせる
■ 日本人は8割で良いものをさらに完成度を高めるために必要のないエネルギーをかける。オーバースペックである
■ 酒井さんは差別化を考えてシリコンバレーではなくオランダの会社に転職することを選んだ。
それにしても講演会にいらした皆様、本当に真面目な方ばかり。質問は日本人論から企業経営戦略までビジネススクールのケーススタディのようなムードでした。人にはないもので差別化、という意識が徹底していて、単純だけど奥が深い、スマートなお話を聞かせていただきました。
お食事には干場社長や編集の原さんをはじめディスカバー21の皆様、先月は421冊の本を読破したという小飼弾さん、某ビジネス誌の副編集長さんや、NPO活動をされているこの方もいらっしゃったりして、閉店時間になっても帰りたくないくらい盛り上がりました。
酒井さんの頭の中には既に3冊目の「教科書」の構想があるようです。年末くらいには出版されるのでしょうか?そちらも楽しみです。
酒井さん、皆様、楽しい時間をありがとうございました!
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はじめまして
いつもShinobyさんのブログを見させていただき、グルメリストが増えています。
確認できず増えていくだけですが…
私も同じく酒井さんの講演を聞かせていただきましたので、失礼ながら足跡残させていただきます。
ご本人が仰るように著書のイメージとは違いますが、自分としては良い方向への違いでした。
いつかオランダに住みたいと思ってしまいました。
Shinobyコメントされているように私も、知的好奇心を満たせる楽しい時間を過ごすことができました。