自動車と新聞

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自動車会社の減産と派遣切りといわれる人員削減の動きが毎日ニュースで流れていますが、車が売れなくなったのは果たしてサブプライムローンのせいだけなのでしょうか。

最近20代〜30代の人たちの生活パターンを調べているのですが、どうやら若者にとって車と言うのは必需品では無くなってきているようです。

私の世代が大学生の頃は車が無いと何だか肩身が狭い思いをしたものです。サークルの合宿に行く時も、女性をデートに誘うときも車があることが何だか前提になっていたように思います。当時は外車に乗っている人など珍しかったので、VWやBMWの3シリーズに乗っていると身分の違う人のように眩しく見えたりしました。

また車が好きな、いわゆる自動車族のような人たちもいました。カーグラフィックのような車の雑誌を買ってスペックを調べたり、新車情報を集めたりする「車マニア」です。

今の若者世代にはそんな人たちが減っている、つまり車離れが進んでいるのです。

これは景気とは関係なく嗜好の変化です。またバブルのような時代になったとしても若者が車に乗ることは日本では考えにくいのではないでしょうか。

それと同じように新聞離れも深刻のようです。情報はネットで収集するという若者が増えているようで、新聞取っていないという人がザラにいます。

日経新聞社などは高齢者の退職と若者の新聞離れを見て、女性読者や家庭にいる人たちをターゲットにした紙面構成を模索していますが、傾向は大きく変わりません。

これも構造的な変化ではないでしょうか。

自動車は新興国の需要を取り込めればグローバルに成長できますが、新聞はグローバルに展開することは言葉の問題から無理です。縮小する市場の中で事業を継続できない新聞社が出てくるのは時間の問題と言えるでしょう(既に一部ではそのような動きが見えています)。

最近の若者は持ち家についても興味を失っているという話も聞きました。

自分の世代の常識を前提に物事を考えると思わぬ展開に戸惑うことになるのだと思いました。自分では当り前だと思っていることも確認することが大切なのです。


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コメント(1)

「愛知県の失業率ワースト1」のニュースに、
企業城下町の怖さを感じました。
自動車の需要がこんなにも落ち込むとは。。。

新聞社さんはじめメディアへの依存度が大きい私が働く気象業界。
次の次を見据えた情報提供をしなければ、
本当に自動車業界の轍を踏みかねませんね。。。

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このページは、shinobyが2008年12月27日 08:35に書いたブログ記事です。

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