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なぜ、クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部で仕事を始めるのか

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1999年から12年間お世話になったマネックスを離れ、8月22日からクレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部でチーフ投資ポートフォリオ・カウンセラーとして仕事をはじめました。プライベートバンクとは富裕層向けに特別な商品や運用方法のアドバイスをテーラーメイドで行うビジネスです。日本では通常金融資産10億円以上の個人を顧客としています。

マネックス・ユニバーシティという投資教育会社から、ナゼ?と思われる方も多いと思いますので、少し説明しておきたいと思います。

今回のチャレンジは、個人向け金融サービスのあり方について、数年前から考えていた自分自身の疑問がきっかけです。一言で言えば、リターンの最大化より、顧客満足度の最大化こそが顧客の求めるものではないだろうか、という思いが強くなったということです。

そんな顧客ニーズを満たすことができるかもしれない仕事をやってみたいと思いました。

この10年で日本の個人投資家の投資環境は、劇的に改善しました。ネット証券の登場によってプロダクト競争も進み、FXから海外ETFまで、プロの投資家と遜色ない環境が実現しています。しかし、そのような金融革命が起こっても、顧客満足度が向上したとはあまり思えません。

その理由は、資産運用とは極めてパーソナルで個別性の強いものだからだと考えました。単に高いリターンを実現するのが投資の目的ではありません。個別のニーズに合ったリスクとリターンのデザインを行い、安心できる高度な手法を提供し、納得感のある高いレベルのソリューションを提供して初めて高い満足度を提供できると考えます。

投資教育やネット証券のサービスに高い価値を感じる個人投資家も存在します。しかし、そのような自分で考えて情報収集をして合理的に行動できる人ばかりではありません。むしろ、多くの資産を抱え、どう管理したら良いか、相談出来る人が見つからずに頭を悩ませている人の方が世の中には多いのではないか?

そう考えていくと、これからの日本において資産運用の専門家としてアドバイスに対する価値を一番感じてもらえるのはプライベートバンクのお客様ではないかと思いました。

以上が今回新しいチャレンジを決意した理由です。

会社も仕事内容も変わりますが、今までと同様、雑誌の連載、取材、書籍、セミナー、講演などの活動も可能な限り続けるつもりです。

新しいビジネスへのチャレンジは、人生の大きなリスクです。しかし、リスクのないところにリターンもないのは投資と同じです。皆さまにはご心配をおかけしているにも関わらず返信もできない状態で申し訳ありませんが、引き続きこちらのブログで情報発信を続けていくつもりですので、これからも変わらぬお付き合いをお願いいたします。


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コメント(2)

おめでとうございます!すばらしいステップだと思います。いつか、内藤先生の顧客になれるように、がんばります(笑)。今後とも、ご指導のほど、よろしくお願いします!

これは意外でしたが、資産配分の重要性は金額の大小に関わらず必要ということですか・・
今後も参考にさせて頂きます^^

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