2011年にわかったことは、「100%絶対」はこの世に存在しないこと
今年、日本で一番大きな出来事は3月11日の大震でした。その後の原発問題を含め、今も日本全体に大きなダメージを与え続けています。被災地で暮らしている人、風評被害で仕事に悪影響が出てしまった人、家族を亡くしてしまった人・・・本当に辛い現実と今も向き合っている人がたくさんいます。心からお見舞いを申し上げたいと思います。また、直接の被害には遭遇しなかった人にも、様々な想いがあったと思います。
一方、金融の世界の大きなニュースと言えば、欧州のソブリン危機が大きな問題になったことです。安全だと思われていた先進国の国債から資金が逃げ始めるというのは、今まで考えられなかった変化です。
2011年最後の日に1年を振り返ってみて思うことは
「100%絶対」はこの世に存在しない
ということです。絶対安全、100%保証、というような世界は幻想なのです。
別の言葉で言えば、人間の努力ではどうにもできない現実がある。自分の力ですべてをコントロールできるという過信を捨てなければいけないということだと思います。
昨日まで完璧だと思っていたことが、ある日突然崩れてしまう。どれだけ完璧なことをしていても、自分にはどうにもできないことがある。そんな現実を受け入れなければなりません。
だからと言って、完璧にしようとする努力に意味が無いということではありません。人間の力では100%にはできないとしても、そこに少しでも近づこうとする。そのために日々、自分の持っている力を全力で出せるような環境を作っていかなければならないのです。
世の中がままならないことには不条理を感じます。頑張れば何でもうまくいく、という楽観論は現実にはワークしないことがある。それを受け入れるのは辛いことです。しかし、それを乗り越えなければ次のステップに進むことはできないのも現実です。不幸を嘆き、誰かを恨むだけでは、そこで終わりです。
「100%絶対」が存在しないことをネガティブに捉えるのではなく、だからこそ全てのことに予断を持たず、日々を悔いなく生きるというように解釈できれば、明日につながっていく。そんな毎日を過ごせたらと考えています。
本年も1年間ブログにお付き合いいただきありがとうございました。良い年末をお過ごしください。
<おまけ>
すべてを観た訳ではありませんが、今年心に残ったCMは
この作品でした。
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