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「10年たったら、今の自分がどんなに若いか分かるよ」

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<業務連絡>
1月23日発売の新刊の書影です。どうぞよろしくお願いいたします。
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週末の日経新聞に脚本家の鎌田敏夫さんが書いていたコラムが何だか印象に残りました。

タイトルに書いた「10年たったら・・・」というのは、鎌田さんが書いたドラマ「雨の降る駅」の中でのセリフなのですが、男性と駅で別れて待合室でぼんやりしている主人公(大原麗子さん)に、中年女性(島倉千代子さん)から話しかけられたものだと言います。

様々な思いが交錯する登場人物の複雑な気持ちを表現した深いセリフです。

考えてみると、人生の過去を振り返る人はいますが、将来から現在を振り返ることはありません。10年前、20年前は現実であり、写真を見たり、友達と話していれば簡単に思い出せますが、未来はまだ見えないものだからです。

未来から今の自分を見たらどう思うのでしょうか?随分年をとったな、と思っても、10年後の自分から見れば、脚本のセリフのように、きっとあの頃は若かったなと感じるはずです。

人は日々の生活で少しずつ年輪を重ねていく訳ですが、それが「老化」ではなく「円熟」と言えるようになりたい。そのために今から何をしておくべきなのかを良く考える必要があります。

10年経ったら「あの頃は若かった、でも今の方が充実していて幸せだ。」そんな風に思えるようになりたいものです。

若さというのは人間の魅力であり価値であるのは事実です。でも、それと同じくらい、いやそれを超えるくらいのものが時間を経ることで手に入るのであれば、それを目指して努力するのが人生だと思ったりします。それを見つけられる人が豊かな人生を送れる人。

日経の夕刊を読みながら、そんなことを考えました。


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