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ニューヨークに無事に到着しました。フライト時間13時間。やはり遠いです。 この街に来たのは10年ぶりに近いかもしれませんが、変わらないところと変わったところがあると感じました。

変わらないのは、街の匂いです。アメリカに行くとどの街でも独特の香りがします。何が原因なのかわかりませんが、洗剤というか、部屋の掃除用の洗浄剤のような香りです。マリオットのようなホテルのタオルに顔を当てた時に感じる香りと言えば良いでしょうか。

ニューヨークはそれに加えて、都会の飲食物の香りが混じっています。今回、フライトでJFK空港に到着し、機体から外に出た瞬間、いつもの香りがやってきました。 ボストンに2年ほど住んでいたことがありますが、その時の記憶が甦る何とも懐かしい気持ちになる瞬間でした。久しぶりだからでしょうか。

一方変わったなと思ったのは、治安の良さでした。 まだ到着したばかりで街は歩いていませんが、空港からマンハッタンまで乗ったタクシーは、固定料金になっていました。随分前に行った時は、怪しいメーターを使うタクシーがいて、法外な金額をぼったくられるということで、注意が必要だったのですが、今や金額固定ですから安心して乗ることができます。

マンハッタンまでは、58ドルでした。しかも、クレジットカードでの支払いも簡単にできます。 支払をしようとして驚いたのは、後部座席にタッチパネルがあって、それを使って精算ができるようになっているのです。まず現金払いかカード払いかを選択して、金額を確認するのですが、チップも自動で選択できるようになっています。

チップは選択制になっていて、料金の20％、25％、30％の3つしか選択肢がありませんでした。最低でも2割のチップが当たり前ということです。 以前に比べて車も綺麗ですし、快適にホテルまで行くことができたのは、やはりアメリカ全体の景気が上向いて、治安も良くなっていることが原因でしょうか。特に、ニューヨークは以前の市長の改革を進める政策のお蔭もあって治安が相当改善しているようです。東京よりも安全だという人もいました。

駅員さんやタクシーの運転手さんも、以前よりフレンドリーになったと思ったのは、気のせいでしょうか。