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4月に発売になった、「究極の海外不動産投資」が、ロングセラーになりそうな気配です。発売後すぐに増刷になり、2か月経過してもアマゾンの不動産投資部門では2位になっています。さらに、今週発売の日経ビジネスの書評欄に取り上げられました(写真)。実用的な書籍という評価を頂いています。

書籍が出版後にどのような評価を受けるかは、書いている時には想像もできません。単に内容が良いというだけではなく、読者のニーズに合った、わかりやすい内容が求められるのです。それに加え、タイトルや装丁のような「見た目」も大きく影響します。

今回の書籍は、ニーズが高まってきたにも関わらず、真っ当な海外不動産投資の本が無かったという環境で出版されました。個別の国を取り上げるだけではなく、先進国から新興国まで主要な投資対象国を同じ目線で捉え、それぞれのメリットだけではなく、リスクについてもできるだけ正確に記述することを意識したのが、評価されたのだと思っています。

1人ですべての国について詳細な取材をすることは困難ですが、各国にいる不動産投資のエキスパートの皆さまのサポートによって、それぞれの国という「点」を「線」につなげていくことができました。このような多くの人が関わる書籍の場合、全体のトーンが統一されていない雑然とした書籍になりがちなのですが、今回は幻冬舎の編集チームがしっかりと全体的な統一感を意識してまとめていただけました。

プロジェクトに関わったメンバー全員の付加価値が書籍の価値を高める方向に働いたのです。

発売からわずか2か月ですが、海外不動産投資のマーケットは新しい変化が次々に起こっています。また、今後投資対象が広がってくる可能性も充分考えられます。今回の投資対象には欧州や南米、アフリカといったエリアは含まれていませんが、これらの地域にも大きな可能性があると思っています。

日本人の金融資産は90%以上が円という偏りがあります。円高を予想するのであれば、問題ありませんが、長期の円安を懸念するのであれば、資産の一部を外貨で保有するのは理にかなった行動です。

しかし、外貨資産を保有したほうが良いことがわかっても、何に投資したら良いかわからないという方がほとんどだと思います。そんな個人投資家の選択肢の1つとして海外不動産投資があります。海外不動産を活用して真剣に資産運用を考える人に「究極の海外不動産投資」はきっとお役に立てると思います。