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丸の内朝大学マネークラスのフィールドワークで気仙沼に来ています。昨晩は、ホテルでの夕食の後、近くにある屋台村に全員で繰り出して、ハイボールに気仙沼ホルモンを味わいました。細切りキャベツの上にピリ辛の歯ごたえのあるホルモンを乗せて、ウスターソースをかけて食べるのが気仙沼流だそうです。

参加している受講生は、年齢や仕事もバラバラの40名以上のメンバー。東京での朝の授業や、チームで一緒に行うグループワークで一緒にお金との付き合い方について学びながら、こうやって「大人の修学旅行」にやってくる。ホテルに戻ってからの3次会は、さらに盛り上がり、深夜まで宴は続いたようです。丸の内朝大学の講座がご縁で、新しい人間関係が生まれていくのは、講師としてもうれしいことです。

と言っても、フィールドワークは、飲んで騒いでいるだけではありません。初日にお邪魔した八木澤商店さんでは、河野会長から会社とは何か、仕事とは何か、そしてお金とは何かについて、深い学びを得ることができました。極限状況を味わった人にしかわからない、本当に大切なものを教えてもらった気がします。

今日はホテルを出て、男山酒蔵で蔵元さんのお話を伺い、斉吉商店で素晴らしいランチをごちそうになり、震災の後、初めて寄らせてもらった、南三陸さんさん商店街を再訪してから、東京に戻る予定です。

震災から3年半が経過して、津波で被害に遭ったエリアへの注目度は下がってきています。被災地を支援するという視点だけではなく、現地に行くことで学びや笑顔や、喜びが得られるから続けられるのです。楽しく、美味しく、人とつながり、そしてたくさんのことを学べる。自分自身も楽しみながら、受講生全員に来てよかったと思ってもらえれば幸せです。

丸の内朝大学マネークラス2014秋学期も、今回の夏学期同様、東京での朝の講義とグループワーク、そして講義終了後の東北へのフィールドワークという構成で、申込み受付中です。夏学期からの連続受講という人も何人かいるようなので、今回無かった新しい企画を考えて、さらにパワーアップさせていきます。

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