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フィリピンのスタディ・ツアーが終わってから、ミンダナオ島のダバオ近くにあるリゾートに来ています。不動産投資をやっている日本人の方と男3人で、仕事半分ながらのんびりと過ごしています。

ダバオというと日本人には馴染みがあまりありません。日本人がフィリピンリゾートとして思い浮かべるのは、セブ島ですが、観光地化していて日本人と韓国人の観光客だらけです。しかも、価格は割高。手つかずの素朴なリゾートに行きたい人には、ダバオはおススメです。

料金も格安です。セブパシフィック航空というLCC(格安飛行機会社)で予約すれば、マニラとダバオの往復で1万円以下。現地のリゾートは1部屋2万円くらいです(朝食ブッフェ付)。

昼食と夕食は別料金ですが、夜のブッフェが1000ペソ(2500円)です。飲み物も日本に比べて半値以下です。

グループで行けば、全て込み込みで、1万円くらいでも宿泊できるのです。

これなら家族で出かけても、子どもと4人で1泊3~4万円で滞在可能。国内の観光地に行くより圧倒的に「価値>価格」ではないでしょうか。

日本からのアクセスも思ったより簡単です。マニラ経由で飛行機で行けば、乗り継ぎも入れてダバオまで7時間~8時間。空港に迎えに来てもらえて、港から船でコテージに連れて行ってもらえます。リゾートは外界と遮断されていて、ホテルの中でのんびりと過ごすことができます。

実は、日本では知られていないこのような素晴らしいリゾートが世界中にたくさん存在するのです。日本で紹介されている海外リゾートは、日本の旅行関係会社に手数料を抜かれていて割高になっているケースがあります。何より、日本人が集団で向かう場所ばかりですから、ハイシーズンは込んでいて、せっかくのバケーションを静かにのんびり過ごすことができないのです。

自分で、ちょっと予約の手間をかけるだけで、今まで味わったことの無い体験ができるのです。

今回は、宿泊客が全室の30%くらいしかおらず、ビーチもガラガラ。ホスピタリティの高い従業員がサービスしてくれて、全ての施設を贅沢に使うことができました。

午後になるとビーチにせり出したバーでビールを飲みながら夕日を眺めてボーっと時間を過ごせます。お客さんは、ほとんどいないので貸切状態です。ビールは1杯、200円から300円。フィリピンでは高価格ですが、日本人からすれば、コンビニでビール買うのと同じ価格です。

値段を気にしないで、楽しむことのできるフィリピンのリゾート。しかし、これも円安が進めば、安いと言っていられるのは今のうちだけになってしまうかもしれません。円安で日本人はどんどん貧乏になっていることは、海外に出て日本を眺めることでより一層実感することができます。

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