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資産デザイン研究所の設立からもうすぐ2年。目黒にオフィスを構えて、ずっと仕事をしてきましたが、オフィス移転することを検討しています。「検討」と書いたのは、移転にはメリット・デメリットの双方があり、冷静に比較すべきだと思っているからです。

本社移転のメリットの1つは、お客様や取引先の利便性向上です。現在のオフィスは住宅街にあって都心からのアクセスは必ずしも良くありません。東京の真ん中にオフィスを構えれば、より多くの人に来てもらえるメリットがあります。

また、本社移転によるイメージの向上もメリットです。初対面で名刺交換する時に、まず見るのは会社の所在地です。住所が千代田区、中央区、港区といったエリアにあるのと、郊外にあるのでは、その人の会社に対して持つイメージが大きく変わります。実態が伴わなければ最終的には意味がありませんが、会社の所在地というのは、会社のブランディングに大きく影響するのです。

一方でデメリットもあります。

本社が移転すれば、職住接近という現在の利点が無くなってしまいます。仕事とプライベートの境界があいまいになるデメリットはありますが、2つの距離が近いことは、移動のコストと時間を節約できるメリットがありました。それが、本社移転で無くなってしまいます。

また、当然ながら、都心の賃料は決して安くありません。会社の維持コストは確実に上がりますから、無駄なコストはかけない方が良いという意見もあります。

実は、会社案内を作成している最中なのですが(写真)、本社の場所が決まらないことには、最終原稿がまとまらず、印刷に出すこともできません。

都心に移転するとすれば、どこにするかが問題になりますが、アクセスの利便性や「Shinoby`s Bar」のことも考えれば、銀座というのが最有力です。

都心にオフィスを持つというのは、経営者の夢の1つであり、何だか心をくすぐられる面があるのは、否定しませんが、ここは感情的にならず、長期的な視点も踏まえて、決めようと思います。

やっぱり、オフィスって都心にあった方が良いのでしょうか?

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