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仕事は一生懸命やれば、成果が出るというものではない。資産デザイン研究所で新しいチャレンジをはじめてから気が付いたことです。実は、仕事の成果は「どれだけ頑張るか」ではなく「何をするか」によってほとんど決まってしまう。毎日必死に頑張ってもうまくいかない人は、それを理解していないだけなのです。

「何をするか」を決める基準は、自分の得意分野かどうかです。競争しても一番になれないことは、ライバルに任せて、自分が誰にも負けないエリアに自分のリソースを集中させる。それによって、今までには考えられないような、大きなブレイクスルーを体験することができるようになります。

私の体験で、具体的に説明してみましょう。

2月28日第1回世界の不動産投資フェアというイベントを開催します。既に500名近い事前お申込みを頂きました。自分で仕事をするようになって、これだけたくさんの方に一同にお集まりいただく企画は、初めてです。

しかし、このイベントの準備で私がやっていることは、自分の得意分野である「全体をまとめる」という、全体のプロジェクトの中のほんの一部の仕事だけです。

今回のイベントは、日本を含む世界中の不動産投資について、無料でまとめて情報が得られる最高レベルのイベント。しかし、私自身は個別の国の具体的な不動産情報については、出展する各社にはまったく歯が立ちません。だから、自分で全ての国の情報を収集するのではなく、その国のことを一番良く知っている人に任せてしまい、自分は別の分野に力を集中することにしたのです。

逆に、出展する各社から見れば、世界の不動産という大きな枠の中で自分の専門エリアの情報価値が一段と高まります。私が、コーディネートという得意分野にフォーカスすることで、個別の企業がバラバラにビジネスを推進するよりも圧倒的に効率が上がるというメリットを提供できたのです。

もし、資産デザイン研究所が単独で、すべての国の不動産情報を集めてフェアを開催しようとしていたら、内容はとても陳腐なものになったでしょう。競争力の無い情報を集めても、そこには価値は生まれないからです。

パートナー企業に各エリアの情報提供は任せて、全体の価値を高める仕事に集中することで、今まで実現しえなかった「世界の不動産の水平比較」という新しい価値を生み出すことができそうです。

先進国のアメリカ(ハワイ、テキサス、ロスアンゼルス、ニューヨーク)、ドイツ、日本だけではなく、新興国のフィリピン、カンボジア、タイ(バンコク、シラチャ)、ラオス、マレーシアと世界を幅広くカバーして、それぞれの国の最新情報をまとめて提供するまったく新しい資産運用フェア。当日まで気を抜くことはできませんが、既に大きな手ごたえを感じています。

自分の持っているエネルギーを得意分野に一点集中すると、思わぬ結果が生まれる。相撲に向いている人がマラソンをやっても成功しないし、プロのサッカー選手だってスキーのジャンプは出来ません。自分の仕事の成果が思ったように出ないと思っている人は、努力が足りないのではなく、やっていることが間違っていないか、自問してみてください。

ニッチな分野でも構わないから、自分が一番になれて、人には無いスキルを持っている得意分野を探し、そこにエネルギーを集中させれば、結果は必ず変わります。

そして、自分が出来ないことは、周りの人に助けてもらえば良いのです。

参加企業が、それぞれの得意分野に特化して実現した、第一回世界の不動産投資フェア。事前登録をして、是非ご来場ください。

<事前登録はこちらから>
第1回世界の不動産投資フェア

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