150101Moleskin

毎年、元旦に作成している「今年やるべき100のリスト」。3月末になったので、四半期のレビューをしてみました。

ご存知ない人のために説明しておくと、「今年やるべき100のリスト」とは、年初に1年の間に達成したいことを書き出し、モレスキンの方眼ノート(写真)リストにして書いているものです。

100のリストと言っても、そんなに大げさなものではなく、例えば、

ブログを毎日更新する
毎朝トレーニングを欠かさない
お墓参りに2か月に1回行く

といった定期的に継続しようと思っていることと、

書籍を年間2冊出版する
大学時代の友人Kに会う
個人投資家が集まるスペースをオープンさせる

といった1年のうちに期限を決めてやるべきことに分かれ、手帳の最初の4ページに書いてあります。

年間で達成しようと思っている100のリストの中で、3月末までに達成することは、26個ありました。数えてみるとそのうち実現したものは10個。打率は3割8分でした。

この100のリストは、毎年年初に作成していますが、いつも達成できるのはナゼか3割前後。3割という数字は、少ないように見えるかもしれませんが、3割といえば野球の打者で言えばクリーンアップの打率です。今回も「26個のうち10しか達成できなかった」ではなく「10も達成できた」と思うべきです。

実現できたことを見てみると、いくつかはこのリストを作ったことによって、自分の心に変化が起こり、それが行動につながって実現したことになっています。リストを作っていなければ、実現できなかった可能性が高いということです。

人間の行動は小さなことでも、きっかけが必要です。友達に連絡する、家族と時間を取る、部屋を整理する・・・。いつでもやろうと思えばできることですが、だからこそ後回しにしてしまって、いつまで経っても実現することができないのです。

この100のリストには、そんな実現したいこともたくさん書いてあります。

夢は紙に書くと実現すると言うと、バカにする人がいます。しかし、この100のリストのように、紙に書くことには大きな意味があります。自分の意識に小さな変化を起こし、それを力にして未来を変えていくきっかけにできるからです。

6月末までにやるべきことは、全部で19個あります。義務感で嫌々やるのではなく、自分の人生が拓かれていくチャンスを取りにいくという前向きな姿勢で、100のリストの残り90のやるべきことにチャレンジしようと思います。

100のリストを作っている読者の皆さん、3か月でどのくらい実現できましたか?

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