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丸の内朝大学マネーコミュニケーションクラスのフィールドワークで東北に来ています。いつものように、受講生と東北を学びながら、楽しんでいます。

初日は、仙台に集合してバスで女川へ。出来たばかりの(実はまだオープンしていない)水産業体験館「あがいんステーション」に行きました。震災から4年。街のシンポルとして完成したお洒落な建物です。6月に正式オープンということでしたが、無理をお願いしてオープン前に使わせていただきました。

素晴らしい晴天の中、早速海産物のBBQでランチ(写真)。東京とは鮮度が全く異なります。ホタテは身が盛り上がって、とってもやわらかい。醤油だけでシンプルに頂きます。穴子は、とれたてをその場でさばいて、焼いていきます。塩を振っただけで、表面の香ばしい香りと、ジューシーな身がたまりません。さらに、エビやイカも焼いてもらって、参加者全員大満足です。

その後、座学で東北の復興の現状を聞いたり、女川の先進的な街づくりの様子を教えて頂いたり、さらには女川の新しいビジネスとして注目されているスペインタイルの絵付体験したり・・・。そして、JR女川駅に出来た温泉でゆっくり。何とも密度の濃い一日でした。

さらに、ディナーは立食で女川の特選お寿司が食べきれないほど出されて、地元のクラフトビールやワインで受講生とスタッフは大騒ぎ。途中から、女川の町長の須田さんが乱入して、会場のテンションは更に上がりました。

それにしても、女川とは不思議な街です。街の外からやってきた人たちを柔軟に受け入れ、その知恵や行動力を巧みに取り入れて、新しい街を作っている。「巻き込む」のが上手な街だと思いました。

そして、他の東北の街にはあまり見られない「ラテンのノリ」があります。この日の会場にも、スケソウタランティーノさんというDJが入って、音楽を流してくれました(地元の日本人の方です)。町長が東京からの団体客のディナーの乱入して、一緒に盛り上がったり、とにかく皆さん楽しそうで、ノリが良いのです。

気が付かないうちに、街と人の魅力に吸い込まれ、ファンになってしまう不思議な街。次回は「壁ドンより女川ドン」の名コピーで一躍全国区になった海鮮丼「女川丼」にチャレンジしたいと思います。

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