ホーチミンからカンボジアのプノンペンに移動してきました。土曜日は終日プノンペンの不動産視察だったのですが、その間に日本では大変なことが起こっていました。

日経ビジネスオンラインで連載が始まった「内藤忍が仕掛ける隠れ家ワインバーの秘密」がアクセスランクの一位になっていたのです。

記事が掲載されると、資産デザイン研究所メールの登録者数が急増。一日で通常の50倍近くの登録がありました。これは日曜日以降も数日は続きそうです。

こうなってくると心配なのは、月曜日からのお店の運営です。一日店長などイベントのある日は50名以上のお客様が来る日もありますが、それ以外の週の前半は比較的落ち着いています。常連の方がゆっくり食事にいらしたり、遠くからわざわざメールマガジンを見て来てくださる方も多いのです。

記事を見て、たくさんの方に知ってもらい、来てもらうのは本当にありがたいのですが、来店者が増えることによって、今までのお店の良いところが変わってしまわないかと気になっています。

ワインだけではなく、お料理にも力を入れており、あまおうのカプレーゼ（上の写真）や、生ウニと新生姜のリゾット（下の写真）など、手間をかけて作るものも多いのです。今までと同じサービスやお料理が、引き続き提供できるようにスタッフに指示をしています。

「SHINOBY`S BAR 銀座」は誰でも入れるお店ですが、看板が無いことで知っている人しか入れないお店。だからこそお客様同士が安心してコミュニケーションできる空間にすることができていると思っています。お客様のクオリティが、お店のクオリティを作っているのです。

日経ビジネスオンラインの連載は、これから数か月続きます。そして秋には書籍化するという話も進んでいます。連載をベースに、大幅に内容を加筆して、新しいビジネス、新しいライフスタイルを提案する書籍にしたいと思っています。

今までいらしていただいたお客様も、今週新たにいらっしゃるお客様も、SHINOBY`S BAR 銀座をどうぞよろしくお願いいたします。

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