第2回 世界の資産運用フェアは週末無事に終了しました。事前のお申込みは約1200名。当日参加の方もたくさんいて、会場は常に来場者で溢れ、25社のブースには熱心な個人投資家の方が相談や物件情報の収集に集まっていました。

2日間でパネルディスカッションを10回行ったのですが、最後のトリはビジネスプロデューサーの金森重樹さんがゲストでした（写真）。この手の講演にはほとんど出ることが無いそうで、5年ぶりくらいのご出演ということでしたが、出演をお願いすると快諾頂けました。実は私は金森さんの書籍の熱狂的なファンで、著者買いする数少ない書き手の1人なのです。

金森さんのお金の哲学は「お金儲けのアイディアは自分の半径5メートル以内にある」です。例えば、金森さんは、行政書士として仕事をしていましたが、平均年収300万円という行政書士業界で、開業初月に月収100万円をたたき出し、開業3年で年収1億円を突破しました。それは、自分の仕事をただ淡々とこなすだけではなく、どうやったら目の前にある今の仕事にレバレッジをかけられるかをマーケティングの観点から考え抜いたからだと思います。

また不動産投資に関しては、「不動産投資の破壊的成功法」にたくさんのヒントが詰まっています。不動産投資をやろうという人には必読書と言えます。

金森さんは20代のフリーター時代に商品先物で知人に騙され1億円以上の借金を背負い、不動産の仕事をしながら完済したという経験を持っています。その話は、「お金の味」という本に詳細に書かれていますが、これもまた読んでおくべき1冊です。

行政書士から不動産投資、そしてホテル経営、太陽光発電まで幅広く事業を展開する金森さん。短いパネルディスカッションの時間だけでは、金森さんの膨大な知識と湧き出るようなアイディアのごく一部しか紹介できませんでしたが、もっと勉強してみたいという方は、金森さんの著作を読んでみてください。

次回、世界の資産運用フェアが開催されることがあれば、再度ゲストとしてお招きして、もっと詳しくお話を伺ってみたいと思います。

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