151008RealEstate

「60歳から毎月50万円手に入れる方法」を実現するには、どうしたら良いか?低金利が続く世界経済の現状では、不動産によるインカム投資がリスク・リターンから考えて最適な選択肢だと思います。その不動産投資ですが、国内と海外を分けて考えるべきです。

図はセミナーで使っている比較表ですが、投資という観点からは、国内不動産と海外不動産には、大きく3つの違いがあります。

1.利回り
単純な利回りを考えると、日本国内よりも新興国の方が高い利回りを期待できます。リスクの裏返しとも言えるのですが、2ケタを超えるインカム収入は国内で実現するのは普通の方法では不可能です。

2.レバレッジ
国内の不動産は借入によってレバレッジをかけることができます。2000万円のワンルームマンションでも自己資金70万円程度で30倍のレバレッジをかけることができます。一方の海外不動産は基本的には現金投資です。借入をしても金利が高く「イールドギャップの享受」ができにくいのです。

3.為替
海外不動産には為替リスクがあります。円高になれば為替差損が発生しますが、円安になれば為替差益を得ることができます。実際、この数年は海外不動産投資をした人の多くは円安によって大きな差益を得ています。私がカンボジアで購入した物件も、現地価格で3割程度上昇し、為替が2割程度円安になったので、合わせて60%近い値上りとなっています(売却していないので含み益ですが)。

保有資産がまだ小さい人にはハードルが高いですが、3千万円以上の資産を保有している人には、国内不動産だけではなく、海外不動産も組み合わせて投資をすることを選択肢の1つとしてアドバイスしています。これは私自身が実践している方法でもあります。

ただし、海外不動産に関しては国内での情報が圧倒的に不足しています。信頼できる相談相手を見つけ、情報収集をしてから、納得して投資することが大切です。

また、現地を視察して「何を買うか」「誰から買うか」「誰に管理してもらうか」を確認するのも極めて有益です。スタディツアーは今月はベトナム、来月はスリランカに行きますが、どちらもインカムを狙う投資対象として有望なエリアと考え、私自身も投資を検討しています。スリランカに関しては、浦田健さんが開発を手掛けるホテルプロジェクトが進んでおり、11月に3回目のセミナーも開催されます(こちらは明日金曜日配信の資産デザイン研究所メールで先行割引案内します)。

<スタディツアーのご案内>
ベトナムスタディツアー(平日お休みなし土日だけで行ける1泊4日ツアーです)
スリランカスタディツアー(平日の金曜日お休みだけで行ける1泊4日のツアーです)
※どちらも年内最後の現地視察となります。

もし、海外不動産投資で、安定的に10%のインカムリターンを実現できるとすれば、6000万円の投資で毎月50万円の家賃収入が得られます。3000万円としても毎月25万円になります。「60歳から毎月50万円手に入れる方法」は、決して夢物語ではありません。

ただし、全ての投資に共通することですが「リスクを取らない人には、リターンを語る資格はありません」。

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